上條努の名言

上條努のプロフィール

上條努、かみじょう・つとむ。日本の経営者。サッポロホールディングス社長。宮城出身。慶應義塾大学法学部卒業後、サッポロビールに入社。サンフランシスコ支店長、本社経営企画部担当部長、サッポロビール飲料営業企画部担当部長、本社営業企画部長、取締役、常務執行役員マーケティング部長、常務執行役員経営戦略本部長、経営戦略部長、サッポロホールディングス常務取締役などを経てサッポロホールディングス社長兼グループCEOに就任。

上條努の名言 一覧

若い社員には、異質なものに対して臆病にならず、攻め続けてほしい。自分の気持ち次第で人生は楽しいものにできるのですから。


商品のマーケティングにとどまらず、事業や企業といういずれの観点からしても、長く大切にしてきた基本部分を違えてはいけない。


自分一人が大変なのではなく、みんなも同じように考えて苦しんでいる。お互いを認め合うことが大切だ。


お客様の課題を克服した時には、絶大な消費者の支持を頂ける。


我々はビールバカのメーカーとして商品とブランドを突き詰める。


基幹ブランドの強化が新しいファンを産む。


逃げない、向き合うということが私に課せられた任務。


自分の会社に自信を持って、自分の役割、やり甲斐を高めていくことが大切。


企業価値を上げ続けることが最大のポイント。


目の前の事業だけではなく、将来の事業に広がりをもたらす要素に誰かが目をつけておくべき。


おいしくなければ誰も振り向いてくれない。


経営戦略部長として試練に直面しました。米系投資ファンドが株式の2割弱を取得して買収提案してきたのです。結局、ファンドはリーマンショックを契機に撤退しました。彼らとは全く価値観が違い議論は平行線でしたが、異なる文化や考え方に触れることで、自分が鍛えられました。


なかなか人間って難しくて、自分で経験しないとわからないことも多いのです。本を読んで得た知識と、実際に自分で体験したことの差を感じるのも大切なのではないでしょうか。


読書は頭の中の選択肢を増やすためのひとつの方法なんです。考えるための糧はできるだけたくさん持っていた方がいいわけで、社内でも「ブックチャレンジ制度」という形で、社員への読書推奨システムを導入しています。自由参加で、各人がテーマと冊数を決め、達成したら図書券をプレゼントする制度です。


私が社長職に就く前は、「社長は一人しかいないんだから、周囲がいろいろな選択肢を提示してあげた方がいいんだろう」と思っていました。右と左という選択肢を周囲があえて示すことで、社長の頭の中も広がるんじゃないかと。


技術だけを取り出して経営していく形態はもう成り立たないと思うんです。技術の評価、あるいはその技術を運営する組織力、そういう様々な側面を結合していく力を企業として養っていかないと駄目です。


日本の企業もどんどん海外に出ていかなければならない時代が来ています。先人たちがどうやって未知の世界に飛び込んでいったかを知ることは大切だと思うんです。


『マゼラン最初の世界一周航海』は、ちょっと経路が変わっていて面白かった本です。1519年にマゼランはポルトガルから船に乗って世界一周の旅に出ます。その船路を同行者が記述した本がこれです。この本を読んで思ったのは、結局のところ、国や時代が変わっても人間の一番の感心ごとは同じなんだなということです。


就寝前の30分間、電車や飛行機などの移動時間を利用して、実用書から小説まで、とくにテーマは決めずに興味のある本から読んでいます。高校までは野球少年で、読書なんてほとんどしていませんでしたが、いまは年間に80~100冊ほど読んでいます。


売り上げが減ると飽きられたのではないかと感じてしまいます。そうなると商品を改良したくなる。しかし、改良して良い部分と悪い部分は絶対にあるのです。新しい顧客を探しにいくことは、既存顧客を失うことにもなりかねません。


これまで培ってきた企業ブランドに対する信頼が第1だし、それは絶対に裏切れない。そんな中で、新しい提案をいかに具現化していくかは、お客さま相手の商売をさせていただいている者にとって逃れられない普遍のテーマ。


機能系商品なので、マーケットは限定されるとは思っていましたが、発売してみて初めて、これほどプリン体を気にされている方がたくさんいらっしゃったことを認識できました。
【覚え書き|プリン体ゼロの「極ZERO」について】


入社10年目にサンフランシスコ支店長として赴任しました。英語には苦労しました。私の拙い英語を米国人の現地社員が、取引先に対して「通訳」してくれるといったレベルからスタートしました。それでも遠方の取引先とも、直接会うようにして、手探りで市場を開拓していきました。


経営戦略部長時代、投資家やファンド関係者と会うため、当時の村上隆男社長とドイツに行ったときの思い出もありますケルンの大聖堂の前にビアホールがあったのですが、神経をすり減らす仕事をしていた私たちとは対照的に、みんな本当に楽しそうにビールを飲んでいました。そこで「やっぱりビールは下を向いて飲むものじゃないな」と、村上と語り合いました。当時は国内市場でもシェアが落ちるなど、社員の気持ちがふさぎがちな状況でした。前向きになってもらいたい気持ちもあり、09年9月から、恵比寿ガーデンプレイスで「恵比寿麦酒祭り」を始めました。ケルンで見たように、お客様にビールを楽しんでいただき、社員はビールを提供しながら、自社製品に対する誇りを取り戻してもらう狙いです。


米国赴任当時、米国では総代理店の契約を結んでいる企業があり、同社が米国各地の問屋に商品を卸していました。これではメーカーとして主体的にブランドをコントロールできません。やはり当社が各問屋に直接商品を卸すのがあるべき姿であり、総代理店の契約はやめようと思いました。東京の本社は、歴史のある取引を変更することを懸念していましたが、同時期に米国駐在していた同年代の社員3人で協力しながら押し切りました。若い世代らしく、みんな「おかしいと思ったことは直すぞ」という信念を持っていました。こうした取り組みによって、私が支店長だった5年間で当社のビールの販売数量を全米で9割増やすことができました。思ったことをストレートにやって結果が出たことで、自信を持てるようになりました。思い切って仮説を立てて実行し、検証するという体験を、できるだけ若いうちにしてほしいと思います。


上條努の経歴・略歴

上條努、かみじょう・つとむ。日本の経営者。サッポロホールディングス社長。宮城出身。慶應義塾大学法学部卒業後、サッポロビールに入社。サンフランシスコ支店長、本社経営企画部担当部長、サッポロビール飲料営業企画部担当部長、本社営業企画部長、取締役、常務執行役員マーケティング部長、常務執行役員経営戦略本部長、経営戦略部長、サッポロホールディングス常務取締役などを経てサッポロホールディングス社長兼グループCEOに就任。

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