三遊亭歌る多の名言

三遊亭歌る多のプロフィール

三遊亭歌る多、さんゆうてい・かるた。女性落語家。東京都出身。國學院大学経済学部中退後、三代目三遊亭圓歌に弟子入り。女性初の真打ち昇進。落語協会理事を務めた。

三遊亭歌る多の名言 一覧

芸には人間性がそのまま出る。だから、落語の技術を覚えるより先に、人間としての修業は欠かせない。私は「目配り」「気配り」「先回り」の3つの「り」を大事にしています。

圓歌師匠から学んだことは、気を遣うということ。それも気を遣っていることが分かるのでは気を遣っていることにならないということ。

この業界でよく言われる言葉ですが「芸人に上手も下手もなかりけり。行く先々の水に合わねば」とあります。つまり相手が何をどれだけ求めているかを瞬時に察知できることのほうが、芸がうまくなることよりも大事なのです。

最初は師匠のお世話をするために、この世界に入ってきたわけではないと思うかもしれません。でも、そのお世話は自分自身の修行なんです。師匠に気配りできることが、やがて高座で話すようになったときに、お客様の求めるものを敏感に察知できることにつながります。

先日、お子さん連れの噺家との会食で、お子さんがタラコを食べたいというので、弟子に買い物を頼んだんです。ところが、買ってきたのはカチンコチンの冷凍タラコ。お子さんがすぐに食べるところまで気が回っていない。結局、お子さんは凍ったタラコで食事をするかわいそうはハメになりました。でも、私はその場でガガッとは怒りません。後日、私の自宅の食事会で、弟子に冷や飯と凍ったタラコを出しました。そこでやっと「すみませんでした」と反省です(笑)。

三遊亭歌る多の経歴・略歴

三遊亭歌る多、さんゆうてい・かるた。女性落語家。東京都出身。國學院大学経済学部中退後、三代目三遊亭圓歌に弟子入り。女性初の真打ち昇進。落語協会理事を務めた。

ページの先頭へ