三木雄信の名言

三木雄信のプロフィール

三木雄信、みき・たけのぶ。日本のコンサルタント。福岡県出身。「トライオン」社長。東京大学経済学部経営学科卒業後、三菱地所で「丸の内活性化プロジェクト」に携わる。その後ソフトバンクに移り、社長室長に就任。その後独立し、ジャパン・フラッグシップ・プロジェクトを設立。そのほか日本年金機構非常勤理事、東京大学大学院新領域創成科学研究科非常勤講師、東北学院大学経営研究所特別研究員、厚生労働省大臣政策室政策官なども務めた。

三木雄信の名言 一覧

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数値化すれば、優先順位が明確になる。会社のリソースが限られる中、「最大の成果を出すには、何にどれだけ投資するか」を決めるには、数字の裏づけが不可欠。

三木雄信の名言|数値化すれば、優先順位が明確になる


数字の前では誰もが平等。数字をもとに善し悪しを判断するため、言われた側は納得する。

三木雄信の名言|数字の前では誰もが平等


不安になるのは、何をすればいいのかわからないからなんです。今やれることを洗い出し、その作業を繰り返していけば、不安になる暇なんてなくなりますよ。

三木雄信の名言|不安への対処法


どんな難題でもゴールまでの数字を明確にして走り始めると、人はそこに向かう。

三木雄信の名言|どんな難題でもゴールまでの数字を明確にして走り始めると、人はそこに向かう


あなたの上司は、その上の上司から何を言われるかを常に気にしています。「二段上から目線」の書類作成が成功へと導きます。

三木雄信の名言|「二段上から目線」で仕事をする


数値を出さない限りは、上司は耳を貸さないでしょう。意思決定の論拠を持ち出しましょう。

三木雄信の名言|数値を出さない限りは、上司は耳を貸さない


自社や商品・サービスをアピールするなら、ナンバーワンを強調するのが手っ取り早い。単なる見栄やメンツの問題ではなく、ビジネスで相手にされるため、ナンバーワンを強調することは重要。

三木雄信の名言|アピールするなら、ナンバーワンを強調するのが手っ取り早い



1回言っただけで伝わると思ってはいけない。孫正義社長はプレゼンでも交渉の場でも、重要なことは何度でも繰り返していた。

三木雄信の名言|1回言っただけで伝わると思ってはいけない


少なくとも、上司に「資料を作れ」と言われたら、どのレベルを求めているのか最初に確認すべきです。加えて、作成の過程でも上司とこまめに方向性を擦り合わせれば、相手が期待したとおりの資料を作れます。

三木雄信の名言|「資料を作れ」と言われたら、どのレベルを求めているのか最初に確認すべき


「誰が・何を・いつまでにやるのか」が明記されていない資料は、会社にとって役に立ちません。資料とは、次のアクションを起こすためのもの。どんなに丁寧に作り込んでも、それを受けて組織や人がすぐに動き出せない資料は不完全ということです。

三木雄信の名言|どんなに丁寧に作り込んでも、それを受けて組織や人がすぐに動き出せない資料は不完全


人生には、いいときもあれば、悪いときもあります。このことを認識するだけでも、随分と気持ちが楽になるのではないでしょうか。

三木雄信の名言|逆境で気持ちを楽にするには


たとえ小さなことであっても、できることが増えれば、選択肢が広がり、やる気も高まります。そういった好循環を生み出すことが、モチベーションを維持するための秘訣です。

三木雄信の名言|モチベーションを維持するための秘訣


行動を起こせば、失敗のリスクも生まれます。失敗を恐れて行動しない人もいますが、行動することで「できること」を見つけ、それを積み重ねていくことでしか成功に近づくことはできないのです。

三木雄信の名言|行動することでしか成功に近づくことはできない


膨大な仕事の量や失敗できない仕事を前に不安な人もいるでしょう。でも、自分で「できる」「できない」ことははっきりしている。だから、今できることを突き詰め、行動するしかない。

三木雄信の名言|今できることを突き詰め、行動するしかない


相手のメリットを考える際のポイントは、「相手にとって欠けていて、困っているものは何か」を考えることです。それを補うものを提供できればwin-winの関係を構築できます。

三木雄信の名言|相手に与えるメリットで大切なこと



人は自分が関心のない話を聞かされたところで何の感動も生まれず、「この相手と一緒に何かをやろう」という気には到底ならないものです。

三木雄信の名言|人は関心がないことには感動しない


計画内容をメンバー全員とキッチリ共有しようと思うのなら、ポイントを7つくらいまでに抑え、A4二枚以上書いてはいけません。

三木雄信の名言|計画内容をメンバーと共有するための資料の条件


なぜ私がA4にこだわるのかというと、読む人が一目見ただけでそこに書いてあることを認識することができるからです。A3の資料をきちんと説明しようとしたら30分以上かかります。逆にA4一枚に情報がまとまっていると、10秒もあれば理解してもらえます。

三木雄信の名言|A4一枚に情報をまとめる理由


人間の脳が一度に把握できる数は「7」と言われています。机の上の硬貨が何枚か置いてあっても、その数を普通の人が一目で確認できるのは7枚程度までなのです。8ケタの電話番号を記憶しようとしてもなかなか覚えられず、何か語呂合わせを考えて記憶しようとするのも、こうした理由があるからなのでしょう。だから仕事の計画に10項目以上の細かな内容を詰め込んで、メンバーと共有しようと思っても、それはどだい無理な話なのです。

三木雄信の名言|人間の脳が一度に把握できる数は7


勉強で大切なことは、目的を明確にし、そこから逆算して、必要最低限のことを徹底してやることです。

三木雄信の名言|勉強で大切なこと


ビジネスにはスピードが求められます。資料も一目で内容を理解できることが非常に重要です。

三木雄信の名言|資料は一目で内容が理解できるようにする


日常の努力の積み重ねが、人生での大きな計画の達成につながっていると実感できれば、毎日の仕事もより充実してくるのではないでしょうか。

三木雄信の名言|日々の努力が大きな計画達成につながる


計画が予定通り進まないことも多いはずです。その場合には改めて計画を見直してもいいのです。ただし、見直しにあたっては、計画をできる限りブレイクダウン(細分化)し、目標達成に向けた具体的な方策を明確にすることが大切です。

三木雄信の名言|目標を細分化する


仕事で計画が大切であるように、人生においても、計画をきっちり定めておくことはとても大切です。

三木雄信の名言|人生にも計画を


些細なことでも、できることを実行することで、不安は確実に減っていきます。

三木雄信の名言|不安を減らすには


ビジネスパーソンの中には、仕事のストレスから不眠に悩む人も少なくありません。ところが、A4一枚に現状をまとめると、仕事の不安が解消され、ぐっすりと眠れるようになります。

三木雄信の名言|悩んだら紙に理由を書き出す


目標を紙に書くときのポイントは、目標が叶った場面を想像しながら書くということです。その方が、目標がより明確で具体的になり、漫然と「こうしたい」と思うよりもずっとやる気が湧いてきます。

三木雄信の名言|目標達成場面をイメージしながら目標を書く


英語教材は絞りました。あれもこれもとつまみ食いするのは、野球もゴルフも相撲もやるようなもので、結局どれも身につきません。それに、僕が英語を学ぶ目的はあくまでビジネスです。自社の説明や交渉に使うフレーズは限られているので、1冊を完璧に暗記する方が効率がいいのです。

三木雄信の名言|教材を目的に合わせて絞ることの大切さ


ビジネス英語では流暢に話す必要はなく、限られた表現を覚えればいいのです。

三木雄信の名言|ビジネス英語では流暢に話す必要はない


英語の勉強に何年もかかるようでは会社も待ってはくれないだろうと思って、1年で1000時間という期限を自分で設けました。1000時間というのは、英語の音と意味が脳の中に結びつくのにそれくらい時間が必要だ、とよく言われていたからです。

三木雄信の名言|勉強の達成期限を設けることの大切さ


議事録については、社内でフォーマット化しておくことを勧める。できればA4一枚を基本とし、記載は必要の最低限のポイントのみで、わかりやすく書き記す。そして、上司にもプリント配布かメール送信で報告し、チェックを受けよう。

三木雄信の名言|議事録を活用する仕組みをつくることが大切


会議に出席するメンバーは選抜する必要がある。絶対に招集しなければいけないのは、経営戦略を意思決定する権限を有している人物である。また、正否を判断するのに正確な情報を持っている人も必要不可欠だ。

三木雄信の名言|会議に呼ばなければいけない人


議事録には、必ず会議の目的である「ゴール」を示しておく。また、会議で得た「結論」とともに、「決定事項」を記す。その際のポイントは具体的な成果である「アウトプット」を書き込むことで、各人がすべきことがより明確になる。もちろん、誰がいつまでにやるのか、「担当」と「締切」の記入も忘れてはいけない。

三木雄信の名言|議事録に書くべきこと


どのような仕事でも目的が存在し、それに即したするべきことと、その期限を明確にすることが重要だ。

三木雄信の名言|仕事で重要な2つのこと


どんな言葉を使い、どういったビジュアルと組み合せていったら、お客さまのほうから「面白い。うちでもやってみたいので、詳しい話を聞かせてもらえないだろうか」といってきてもらえるか、それを考えながら提案シート作りを工夫することが重要なのだ。

三木雄信の名言|相手の反応を考えながら提案を練ることが大切


ソフトバンク時代に私は孫社長から「結論から話せ。結論から」と何度いわれたことか。提案を受けるお客さまも、その孫社長と同じような思いを抱いている。

三木雄信の名言|提案は結論から


企画書のタイトルはオリジナリティー溢れるプロジェクトの内容が、一目でわかるものにしよう。また、内容を箇条書きで書き出すことはいいが、多すぎてはいけない。一般的に人間が一度に把握処理できる数は「7プラスマイナス2まで」とのいわれる。しかし、私は5でも多いと思う。一目で見て理解してもらおうというのなら、せめて3つくらいにとどめておきたい。

三木雄信の名言|企画書は一目見て理解できるように


企画書の役割は経営トップなどの決定権者や関係部署の人たちに「面白そう」「詳しく聞いてみたい」という気持ちになってもらうことにある。だから、パッと見て、読み手の興味を引きつけなくてはいけない。

三木雄信の名言|企画書はパッと見て読み手の興味を引きつけなくてはいけない


提案シート作りで手抜きは決して許されない。緻密に計算されたシートは、多大なエネルギーを費やして作成されるものである。それこそ、プレゼンの本番スタート30秒前まで手直しが続くことだってあるのだ。そうすることで、お客さまの心にダイレクトに響く提案シートが出来上がる。

三木雄信の名言|提案はエネルギーを使って作成する


日本人の感覚では、同じことをあまりに何度も繰り返すのはスマートではないと思いがち。だが、決してそんなことはない。繰り返すことで「ここが大事なんだな。だから繰り返しているんだな」と聴衆に伝えられる。

三木雄信の名言|繰り返すことで「ここが大事なんだな。だから繰り返しているんだな」と聴衆に伝えられる


議事録は若手社員に任されることが多いのですが、本来は決定権のある人物がやるべき任務。なぜなら、議事録には決定事項を記さなければならないから。会議の中でも常に決定することを意識し、議論をそこへ落とし込まなければなりません。

三木雄信の名言|議事録は決定権のある人物がやるべき任務


議事録で最も重要なのは、タスクリストです。「タスク」「アウトプット」「納期」「責任者」を明示します。一つのタスクについて必ず一人の責任者を記しましょう。

三木雄信の名言|責任者を明確に


毎日3時間の学習は本当にきつい。挫折しそうになる。そこで仲間をつくることをおすすめしたい。私の場合、英会話スクールで週5の早朝クラスに入り、自分と同じぐらい切羽詰まった立場にいる6人の仲間たちとグループレッスンを受けた。毎朝のクラスというアウトプットの場があったからこそ、「明日までに必要な言い回しを使えるようになろう」とインプットの学習にも力が入った。モチベーションの高い仲間と切磋琢磨し合った効果は大きかった。一年後、誰一人脱落することなく英語を話せるようになっていた。

三木雄信の名言|勉強仲間をつくる効用


単語や言い回しが豊富で文法や発音が正確なのに越したことはない。しかし、それは一年後に最低限のビジネス英語が使えるようになってから余力で学べばいい。

三木雄信の名言|まずは最低限の英語を習得する


語学のテキストは自分の目的に合った薄めのものを厳選して選ぶのがポイントだ、分厚いテキストは要注意。なかにはページ数を埋めるためなのか、同じ意味の内容を複数の言い回しで紹介しているものもある。

三木雄信の名言|語学テキストを選ぶポイント


ビジネス英語を学ぶときは発音も捨てたほうがいい。成人してから外国語の発音を正確に覚えるのは極めて難しいからだ。少々発音が悪くても相手は文脈で聞き取ってくれる。発音を気にしているゆとりは私たちにはないと割り切ろう。

三木雄信の名言|発音を気にしているゆとりは私たちにはないと割り切る


英語学習で大事なのはインプットではなくアウトプット。「The Oxford 3000」の単語を並べ替えて、適切な状況とタイミングで話せるようになることだ。

三木雄信の名言|大事なのはインプットではなくアウトプット


英語学習というプロジェクトをマネジメントするのだと考えてほしい。ゴールセッティングができれば、品質・納期・コストも自ずと決まってくる。

三木雄信の名言|英語習得をプロジェクトだと考える


英語は手段であり目的ではない。「自分の担当製品を英語でプレゼンして質問にも応えられるようになる」といった明確な目標の設定が必要だ。一年後に海外で開かれる見本市などへの出席を決め、飛行機チケットを予約してしまおう。自分を追い込むことができる。

三木雄信の名言|語学学習は明確な目標の設定が必要


「毎日1時間しか割けないので3年間で習得する」というのもおすすめできない。そんな悠長な学習計画では途中でダレてしまうからだ。

三木雄信の名言|悠長な学習計画では途中でダレてしまう



ビジネス英語は働きながらでも1年間でマスターできる。語学センスなどはまったく要らない。必要なのは強烈で明確な目的意識だけ。

三木雄信の名言|語学に必要なのは強烈で明確な目的意識だけ


私は20代半ばでソフトバンクに転職をした。入社面接の際、孫正義社長から「三木君は英語はできるよね」と聞かれ、思わず「日常会話程度なら」と答えてしまった。初めて孫社長の海外出張に同行したときにボロが出た。行き先は、シリコンバレーのヤフー本社。創業者のジェリー・ヤンや初代CEOのティム・クーグルなど錚々たるメンバーとのミーティングだ。私は一言もしゃべることができないどころか、彼らの英語を聞き取ることさえできなかった。あまりに黙っているので、ティム・クーグルから「恐るべき男だな!」と声をかけられたのだけは覚えている。孫社長は呆れた表情で私を見ている。このままではクビになる。そう覚悟した私は「交渉で負けない英語力を一年間で身につける」という必達目標を自らに課した。

三木雄信の名言|失敗が学ぶきっかけになる


いま振り返ると、ソフトバンクでの仕事はプレッシャーよりも楽しさのほうが大きかったように思います。孫社長のもとで経験したような事業を、仮に自分で起業してやろうとすれば、失敗すれば破産するかもしれません。普通はそこまでのリスクは取れないでしょう。しかし、孫社長のもとで仕事をする限り、全責任を負うのは社長です。したがって、私は失敗を恐れず最大限の力を発揮することができました。オーナー社長のもとで自由にやらせてもらえる身軽さはありました。

三木雄信の名言|プレッシャーの中の楽しさ


他の人にはできない仕事に挑戦するには、まずは目標を小さくブレイクダウンし、ひとつひとつ成功を積み重ねていくことで、本当に自分がやりたいことに近づけていくという方法が有効です。

三木雄信の名言|本当に自分がやりたいことに近づくには


ソフトバンクも最初はヒト・モノ・カネのリソースが不足していたため、大きな事業を展開することができませんでした。低リスクの小さな事業からスタートし、その領域でトップシェアを得てから、それを武器により大きな事業へと発展させていったのです。

三木雄信の名言|低リスクの小さな事業から始める


先日、知り合いのベンチャー企業の若手社員から、「最近は会社がリスクを恐れて、新たな製品開発の案件がなかなか通らない。どうしたらいいでしょうか」と相談を受けました。私のアドバイスは、最初から製品開発を会社に認めさせるのではなく、できるだけコストやリスクを抑えた状態でプロトタイプを作り、一歩一歩やりたいことに近づいていく方法です。まずはリスクを最小限に抑えながら、少しずつ挑戦していくのが良いと思います。

三木雄信の名言|上がリスクの高い企画を受け入れてくれないときの対処法


私はどうしてもやる気が出ないとき、あえて人に会ったり、ミーティングを設定したりします。自分の頭だけで考えているだけでは、閉塞して行き詰まりがちですが、人と会話するだけで相手から元気をもらうことがあります。

三木雄信の名言|どうしてもやる気が出ないときは会話を


逆境に陥ったら、人生で最もつらかった時期を思い出してみてください。「あのときに比べれば、いまのほうがいくぶんマシだ」と相対的に考えることができればしめたもの。頭を冷静に、フラットに考えるには、「人生の波」を思い描いてみるのも効果的です。

三木雄信の名言|つらいときは過去の大変だったときと比較してみる


私の場合は、「孫正義氏ならどうするか」を考えます。ソフトバンク時代、孫社長とは24時間ほとんど一緒でしたから、「こういうとき孫社長ならこうするだろうな」と大体イメージできます。孫社長になったつもりで考えると、焦りや不安などの感情から解放されて、フラットな状態で考えることができるのです。閉塞した自分の頭では思いつかなかったようなアイデアを思いつくことがあります。プレッシャーを感じる逆境のときこそ、別の人の頭になってみるのがお勧めです。その相手は、身近な上司でも先輩でも構わないと思います。

三木雄信の名言|プレッシャーを感じる逆境のときこそ、別の人の頭になってみる


ある程度先のことであれば、人は冷静に客観的に考えることができます。たとえば英語での講演を頼まれたとき、まだ先のことと思えば、英語で講演すれば自分の仕事がグローバルに広がるかもしれないとか、新しい仕事や人脈につながるかもしれないとか、ポジティブに考えることもできるのです。直前なら「ちょっと無理かも」と躊躇する案件でも、手前の段階でなら大きな気持ちで受けることができます。プレッシャーに感じる仕事こそ、早めに意思決定するのが得策でしょう。早めに引き受けたうえで、当日までのあいだにできるかぎりの対策を講じ、不安要素をつぶしていくのです。

三木雄信の名言|プレッシャーに感じる仕事こそ、早めに意思決定を


プレッシャーに感じるのは、どうすればゴールにたどり着けるのか、道筋が見えないことが大きな理由です。問題をブレイクダウン(細分化)すれば、ひとつひとつの問題は大した問題ではなくなり、プレッシャーもそれほど感じないはずです。本番までにポジティブに考えられるようになり、モチベーションもグシと高まるでしょう。

三木雄信の名言|プレッシャーに押しつぶされそうなときの対処法


心理学的にも言われていることですが、人は大舞台に出るとき、直前になればなるほど、ネガティブに考える傾向があるようです。先のことだからと後回しにしていると、準備が疎かになり、結果、近づくにつれて「失敗したらどうしよう」とか「難しい質問を受けたらどうしよう」と悪いほうに考えて、怖くなってしまう。それで結局、心が萎縮してせっかくの機会を台無しにしてしまうことが多いのです。本番を想定してきっちり内容を決めて準備すれば、どんな状況にも対応できる自信がつきます。

三木雄信の名言|自信を付けるには、きっちり準備することが大切


仮に「プロ野球選手になりたい」という夢があったとします。実際にプロになれる人はほんの一握りですから、多くの人にとってはただの夢に終わるかもしれません。それでも具体的な行動を起こすことで、夢に近づくことはできます。プロ野球に関しての熱意と知識、アイデアがあれば、球団関係やプロ野球関連の事業会社に就職するなど、野球に関係のある仕事に就けるかもしれません。

三木雄信の名言|具体的な行動を起こすことで、夢に近づくことはできる


モチベーションのある人は、自分はどうしたいのか、何になりたいのか、といった長期的なゴールが明確です。ただ、それだけでは目標が大きすぎてプレッシャーばかり感じてしまい、実現しないまま終わってしまう恐れもあります。そこで、ゴールから逆算して、今年は何をするのか、来年は何をするのかを決め、日々の行動に結びつけることが大切なのです。

三木雄信の名言|ゴールから逆算して、日々やることを決めることが大切


誰がいつまでに何をどうするか。意外とそういった基本が書かれていない資料が少なくない。「検討する」で終わっている会議の議事録なども同じですが、次に何をするのか曖昧になっているものが多いのです。そういった資料にGOは出せませんよね。

三木雄信の名言|意外と基本が書かれていない資料が少なくない


ソフトバンク時代であっても、私は日曜日には休むよう心がけていました。週に一日くらいは、仕事のことを忘れて過ごすべきです。休みの日なのに、ぐじぐじと悩むのは、体にも良くないし、仕事にも良くありません。気が重い報告であっても、金曜の夜までに済まし、リフレッシュする週末を過ごしましょう。

三木雄信の名言|週に一日くらいは、仕事のことを忘れて過ごすべき


会社員は、3年もすれば部署異動があります。ソリの合わない上司がいても、すぐ転職ではなく、少し待ちましょう。人は変わりません。自分が無理しても、苦痛でうつ病などになるだけです。無理なものは無理なのです。

三木雄信の名言|ソリの合わない上司に当たったら


上司の発言で、一番カチンとくるのは、何だと思いますか? 私は、8~9割、ほぼできあがった仕事を覆されることだと思います。“鶴の一声”とも呼びますが、今まで費やした作業が無駄になる発言をされることです。鶴の一声は、プロジェクトメンバーにもダメージを与えます。今までの作業が無駄となり、また新たな作業が発生するからです。そうなるとメンバーの心は離れていきます。プロジェクトマネージャーは、鶴の一声を言わせたら負けです。

三木雄信の名言|プロジェクトマネージャーが最も気にすべきこと


プロジェクトマネジメントと言うと、いかにメンバーに働いてもらうかを考えがちです。でも、プロジェクトには、必ずオーナーがいます。予算をつけるなど権限を持っているのは、オーナーである上司です。そのオーナーをどうマネジメントするかにかかっています。上司とゴールを共有することに労力の半分以上を費やすべきです。

三木雄信の名言|プロジェクトマネジメントの労力の半分以上は上司とゴールを共有することに使うことが大切


私は、どんな仕事もプロジェクトであると思います。求められる納期・予算・品質を満たすこと。どんなルーティンな仕事でも、この三つは当てはまるでしょう。そのため、私はプロジェクトマネジメントの発想で、仕事に向き合っています。

三木雄信の名言|どんな仕事もプロジェクトである


上司とうまくいっていない人は、話が噛み合っていないのだと思います。上司が部下に期待していることと、部下が思っていることの間にズレがあるのです。話が噛み合っていないために、見当違いな発言に、カチンときてしまう。同じことを何回も言い聞かせなければならない。そんな相手と働くのは、骨が折れます。

三木雄信の名言|上司と部下が上手くいかないのは考え方にズレがあるから


ソフトバンクでは、ある事業の売り上げを「継続的な売り上げ」と「一時的な売り上げ」の2種類に分けて示していた。企業が安定的に成長するためには、前者が重要になる。

三木雄信の名言|「継続的な売り上げ」と「一時的な売り上げ」に分ける


資料作りでは、相手の興味を引くことが大切。最初に、「見たい」「聞きたい」と思わせることができなければ、その後、口でどんなにうまく説明しても納得してもらえない。

三木雄信の名言|資料作りでは、相手の興味を引くことが大切


いくら計画したところで実際にどんな事業が将来、成長するかは、やってみないとわからない。孫(正義)さんは可能性を感じたら、すぐさま投資。事業を走らせてから、結果を検証、伸びそうな事業に徐々に経営資源を集中させて急拡大させている。

三木雄信の名言|実際にどんな事業が将来、成長するかは、やってみないとわからない


「まずは計画をたてて、何を実行するか絞ろう……」なんて1つひとつ実行してから検証していたら、今のビジネス環境では遅すぎなんです。何よりも計画し続けているうちに「できない理由」ばかり見えて、結局挑戦できませんよ。

三木雄信の名言|「まずは計画を立ててから」では遅すぎる


数字という共通言語を使えば、「現場のデータを分析したら、こんな結論になりそうですが、この方向で進めていいですか?」と上司をコントロールして意思決定させることも可能です。皆さんも、上司に言われるまま資料を作るのではなく、現場の知恵や自分がやりたいことを経営に反映させるために、資料をうまく活用してください。

三木雄信の名言|数字という共通言語を使えば、上司をコントロールして意思決定させることも可能


何をやっていいのか全くわからない中で、まず、「やるべきこと」は何かを把握することに全力を注ぎました。ソフトバンクでは、事業立ち上げ時に専門家を呼び出して課題や問題点などを洗い出し、それを1個ずつ潰していきました。最初はもちろん不安ですが、やることが明確になれば、それに取り組むだけ。やるだけやって、ダメならしょうがないと(笑)。

三木雄信の名言|やることが明確になれば、それに取り組むだけ


テンパらないための3か条

  1. 10秒で決断する。決断の結果がどうであれ、アクションに移して流れを止めないことが重要。
  2. いまできることしかやらない。現在の状況が掴めていないことこそがテンパる理由。今できることを積み重ねていくことで、不安の全体像が浮かび上がり、冷静に対処することができる。
  3. 焦りそうになったらトイレへ。戻るまでの数分間だけでも、頭を切り換えるためにはとても重要。

三木雄信の名言|テンパらないための3か条


ソフトバンク入社2年目から社長室長として孫社長を間近に見てきたからわかりますが、「P(計画)→D(実行)→C(評価)→A(改善)」なんてのんびり仕事をしていたら、あの急成長はありえない。実のところ孫さんは、最初に「P」から始めません。「D」から始める。しかもいくつかのDを提示し「せーの!」で同時にスタートさせます。同時に実行すれば短時間で結果の良し悪しがわかり、見込みがある事業を早くみつけられるわけです。

三木雄信の名言|同時に実行すれば短時間で結果の良し悪しがわかり、見込みがある事業を早くみつけられる


孫(正義)社長はあるとき、「幹部は全員、回帰分析をマスターしろ!」と言い出しました。これは物事の因果関係を分析する手法で、「気温が1℃上がると、アイスクリームの販売個数がどれだけ伸びるか」といった原因と結果がわかります。つまり、回帰分析ができれば「売上げや利益を最大化するために、この戦略をとっていいのか、悪いのか」が判断できる。資料に「ナレッジ」以上の提案を入れるためにも、回帰分析は必須といえます。

三木雄信の名言|回帰分析は判断するときに必須


「データ」とは、それ自体は意味のない数字や記号のこと。「新宿店の月次の売上げ」といった生の数字を報告書に書いても、相手が管理職以上なら、「だから一体、何が言いたいんだ?」と突き返されるだけです。データを「インフォメーション」に加工するには、「その数字や情報がどんな意味を持つか?」を示さなくてはいけません。たとえば、「過去1年の新宿店の売上げ推移」をグラフ化した結果、「10月は他の月より売上げが50%増加した」とわかったとします。さらに、ここ数年も同じ傾向があったとしら、これを報告書に書けば、上司は来年の10月も売上げが増えると予測できるので、「この月は店舗スタッフを増員しよう」といった戦術を立てることができます。

三木雄信の名言|「その数字や情報がどんな意味を持つか?」を示す


三木雄信の経歴・略歴

三木雄信、みき・たけのぶ。日本のコンサルタント。福岡県出身。「トライオン」社長。東京大学経済学部経営学科卒業後、三菱地所で「丸の内活性化プロジェクト」に携わる。その後ソフトバンクに移り、社長室長に就任。その後独立し、ジャパン・フラッグシップ・プロジェクトを設立。そのほか日本年金機構非常勤理事、東京大学大学院新領域創成科学研究科非常勤講師、東北学院大学経営研究所特別研究員、厚生労働省大臣政策室政策官なども務めた。


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