ラリー・フィンクの名言

ラリー・フィンクのプロフィール

ラリー・D・フィンク。アメリカの経営者。世界最大の資産運用会社「ブラックロック」会長CEO(最高経営責任者)。カリフォルニア大学ロサンゼルス校でMBAを取得。ファーストボストン マネージングディレクターなどを経てブラックロックを共同創業。

ラリー・フィンクの名言 一覧

良い経営をしている企業は、社員が感情的なつながりを持っています。なので、私も今年の手紙の中で「取締役会は社員とのつながりを重視し、常に対話していかなくてはならない」と盛り込みました。


ビッグデータを使って様々な分析をして証拠が出ているんですが、社員がその仕事や会社を嫌っていると株価が低迷する、という結果も出ています。


短期的な収益も重要。ただ、短期的な収益だけで企業は存続し得ない。長期的な目的、言い換えれば使命がなくてはダメ。長期的な視野で社内、そしてお客様と向き合い、イノベーションに邁進することが長期的な収益につながる。


会社の目的、将来的に進む方向を常に示し、それが明確に伝われば魅力のある会社になり、より優秀な人材を集めることができます。社員との心理面、感情面でのつながりをいかに培っていくかというのが極めて重要になってくるということです。


トヨタ自動車などは長期的な目的を持ってR&D(研究開発)に投資し続け、あれだけの成果を上げているわけです。短期的な目的、収益だけにとらわれた企業の中には、経営がうまくいかず、すでに存在していない会社も多いですね。


全員が1つの目的を信じて一致団結することで、米国は世界でのリーダーシップを発揮できます。歴史を振り返っても、軍事力ではリーダーになれないことは明確です。インターネットの普及したこの時代、インスピレーションを持って国を統一していかない限り、米国は世界でリーダーシップを果たせないでしょう。


創業以来、ブラックロックは金融機関というよりもテクノロジーの会社ではないかというくらい、技術にはかなりの力を入れてきました。今では全社員の4分の1以上が、テクノロジーに関わる仕事をしています。


最も重要なのは、お客様の金融リテラシーを高めるサポートをするということです。このマイナス金利の状況下でも、皆さんが銀行口座に貯蓄をして投資をしないことが、GDP(国内総生産)の伸び悩む理由でもあるわけです。銀行に資金を寝かせておくよりも、退職に備えて投資をしていくことが求められます。その際、テクノロジーを駆使して個人投資家の金融に対するリテラシーを高めていくことが、非常に重要な役割だと思います。例えば、ブラックロックの開発したリスク管理システム「アラディン」による高度なリスク管理を個人レベルで行うことも可能です。我々の開発したテクノロジーを、金融機関に所属するファイナンシャルアドバイザーなどに使ってもらうことで、その顧客となっている個人投資家に高度なアドバイスができるようになります。これは単なる富裕層向けサービスではなく、退職に備えて必要な資金が計算できるシステムや、ロボアドバイザーなどもあります。


企業の活動について「駐車場に何台駐車している」「店に何人入った」というところまでデータで細かく把握できるようになりました。こうしたビッグデータなどを集め、企業や経済について分析するためにデータサイエンティストの採用を増やしています。データを生かしてより良い投資戦略につなげていきます。


世界最大の運用会社として様々な企業に投資する中で、良い会社、悪い会社を見てきました。その中でも「極めて良い会社」は他と何が違うかというと、社員が感情的に会社に帰属意識を持っているかどうかが重要なわけです。単に何かを売るのではなく、社会的な目的があるんだということを感じて、その上で会社のためにやっていこうという帰属意識があると、非常に良い業績を出し、株価を上げることが分かっています。


ラリー・フィンクの経歴・略歴

ラリー・D・フィンク。アメリカの経営者。世界最大の資産運用会社「ブラックロック」会長CEO(最高経営責任者)。カリフォルニア大学ロサンゼルス校でMBAを取得。ファーストボストン マネージングディレクターなどを経てブラックロックを共同創業。

ページの先頭へ