ピョートル・フェリクス・グジバチの名言

ピョートル・フェリクス・グジバチのプロフィール

ピョートル・フェリクス・グジバチ。ポーランド出身の経営者。「プロノイア・グループ」CEO(最高経営責任者)。ドイツ、オランダ、アメリカで暮らした後、来日。ベルリッツ、モルガン・スタンレー、グーグル日本法人などを経て独立。著書に『0秒リーダーシップ』。

ピョートル・フェリクス・グジバチの名言 一覧

情報を集めて、過去はこうだったけど、将来はこうなるかもしれない、という直感を働かせることが大事。


一瞬一瞬で建設的な結果を出そうとすることが、僕にとってのリーダーシップの根本。いくら大きなビジョンがあっても、一瞬一瞬で建設的な結果が出せない人は、残念ながら実現できない。


グーグルはいろいろな調査をしているのですが、働きやすい会社は、平均的な他社に比べて、だいたい売上が20%以上高くて、完全にデータとして結果が出ています。


グーグルは「誰でも気楽に質問できる」という文化を、社長自らがロールモデルになって体制として定着させている。


ガンジーの言葉に「あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい」という言葉がありますが、人を動かそうとする前に、まず自分がロールモデルにならないといけない。


働くということは単純に時間の問題ではありません。2人の社員がいて、一人は12時間働いて、もう一人は5時間しか働かない。それで同じ結果を出しているなら、それでよいと思うんです。


「ミラーニューロン」と呼ばれているのですが、哺乳類は基本的に相手の行動を見て、同じようなエネルギーを作る。いかに相手のエネルギーとダンスをするように動くかが大切。


自分のブランドを立ち上げるために、どこにいれば自分のエッジが一番際立つかを考えた。自分の価値や強みをきちんとわかった上で、自分に適切な場所を見つけるということを考えなければいけない。


綿密な段取りを組んで指示を出しても、作業をするのは人間。チームで段取りよく仕事を進めるためには、リーダーが部下からの信頼を得て、話しやすい人間関係を作ることが大切。


一個人として自社製品を使ってみて、非常に使いにくいということを実感したとしても、上層部にフィードバックを伝えられないというのが、残念ながら今の日本企業に多い。自分の意見を言えないというのは一つの弱点です。あと日本のビジネスパーソンに多いのが、問題点だけ文句を言って解決案は言わない。


僕はいま、かなり時間がないんですけど、面白そうなプロジェクトに誘われれば、余裕があれば加わるようにしています。自分の将来を作る、直感を磨く、学ぶ、人脈を作る、プラットフォームを作るなどいろんな目的がありますけど、マネタイズは3割くらいです。


基本的に人がどういう場所にいたいかというと、周りも自分も笑顔でいられるところですよね。心理的安全性をつくるには、人が笑い合える場を作ることが大切です。シリアスに考えすぎて、会社で冗談を言ったり悪戯なんてけしからん、と思っている人は、残念ながら成功しません。


厳しさはやはり必要。相手が本当にデタラメな行動をとっていたら、危ない目に合う前にフィードバックを伝えるべき。相手を潰すような「厳しさ」ではなくて、相手のことを思って助言する「厳しさ」が大事。要は「優しさ」があっての「厳しさ」なんです。


今何もしないでいることが一番のリスク。これをやっていかないと将来これだけ損をするとか、この問題を解決することで新しい価値が生まれるといったことを考えて、そこにエネルギーを注げる人たちはリーダーシップがとれるはず。


メンバーとしっかり向き合い、「この仕事で何を大切にしてきたの?」などと相手の価値観を知る質問を意識する。「あなたに関心がある」という姿勢を示せば、メンバーは「私を見てくれている」と感じ、リーダーを信じられるようになる。それだけで気が楽になり、意見しやすい空気が生まれます。


僕自身、これまでいろいろ新しいことに挑戦してきましたが、結果だけ見ると7割くらいのプロジェクトは、結局、お金にならなかったり、商品化できなかった。だけど、僕にとっての「成功」の定義は、次の選択肢が増えることなんです。たとえ無償でも、新しい人脈や新しいスキル、新しい可能性が生まれるなら、それはもう成功だと思っています。


グーグルの管理職には基本的に決められた就労時間がありません。あなたはプロフェッショナルだから、自分の時間は自分で管理してくださいということです。給料やボーナスは労働時間ではなくて、パフォーマンスと結果に基づいているので、極端な話、会社に来なくても結果さえ出していれば誰も文句は言わない。今日は誰にもジャマされずに集中したいから、一日中、家でパジャマのまま戦略を考えるということも、べつにおかしなことではないんですね。仕事とは、ここからここまでやると決めて結果を出すことです。とにかく残業を減らせばいいという最近の日系企業の考え方は間違っていると思います。


「優しさ」というのは、まず自分を見てくれているという心理的安全性が根本です。自分をちゃんと見てくれていない人に、叱られても冗談を言われても心は動かない。この「優しさ」というのは、英語でいうと「Nice(いい人)」ではなく「Kind(親切さ)」です。「相手は何を望んでいるんだろう?」「今はどんな気持ちだろう?」と自分の頭をまっさらにしてそのまま人を見ることが大事です。


その仕事をすることで、こうした社会貢献ができるといったことを伝えるといい。ビジョンを共有した上で、細かい部分は自分たちがやりやすい方法で実現させてください、と言われれば、みんな反発せずに働くと思います。まず根本に「心理的安全性」があって、自分らしく自由に働けること。さらに意義を感じられる仕事であればパフォーマンスは上がるはず。


部下が今抱えている問題や今後やろうとしていること、キャリアの夢でも何でもいいのですが、相手の価値観がわかるような質問をするといい。しかし、残念ながら多くの上司は、「今何がうまくいっていないのか?」「なぜうまくいかないのか?」といった現実的なファクトのみの質問をします。そうした論理的な質問も悪くないのかもしれませんが、うまくいかない背景には、モチベーションの低下や価値観の違い、プライベートな悩みがあったりします。たとえば上司が「こういうものを作ろう」と言ったとしても、それが朝までかかるような作業だった場合、上司と部下との関係があまりよくなかったり、自分の価値観や信念と異なるものだったら、徹夜なんてバカらしい、となってやる気も出ないですよね。


マネージャーの役割は「育成」だと僕は思っています。「コーチング」というと、みなさんは難しい講座を受けないといけないことのように思われるかもしれませんが、僕がお勧めしているのが、良い質問をすること。マネージャーが部下に質問をすることで、モチベーション、課題、アイデアを聞き出していくことが大切です。モルガン・スタンレーでもグーグルでも、毎週少なくとも30分から1時間をとって、1対1の面談をするんです。そうすることによって部下のために時間を作るということが習慣化されます。


今日オフィスに来たら社員のひとりが疲れた表情をしている。そういうとき、声をかけてはいけない雰囲気になりがちですが、僕はすぐに「元気がなさそうですね」と冗談っぽく声をかけるんです。そうすると、明るい表情に戻ったりする。要は「自分を見てくれている」ということが大事で、そこから少しずつ信頼関係ができてくる。


実はリーダーシップという言葉が、僕はあまり好きではありません。だけど、それ以上に適切な言葉がないので使っています。リーダーというと、みんなの前に立ってリードしていく存在というイメージが強いと思うのですが、名詞ではなく動詞で使ったほうがいいと思います。リーダーという立場で考えるのではなく、一瞬一瞬のその場でリーダーシップを取るか取らないかを自分で決めるという動詞で考えるんです。


ピョートル・フェリクス・グジバチの経歴・略歴

ピョートル・フェリクス・グジバチ。ポーランド出身の経営者。「プロノイア・グループ」CEO(最高経営責任者)。ドイツ、オランダ、アメリカで暮らした後、来日。ベルリッツ、モルガン・スタンレー、グーグル日本法人などを経て独立。著書に『0秒リーダーシップ』。

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