名言DB

9,553 人 / 112,978 名言

ドリアン助川の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

ドリアン助川のプロフィール

ドリアン助川、どりあん・すけがわ。日本の作家、詩人、ミュージシャン。東京都生まれ、兵庫県育ち。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業、日本菓子専門学校通信課程卒業。雑誌ライター、放送作家などを経て「叫ぶ詩人の会」を結成。

ドリアン助川の名言 一覧

決まりきった言葉、与えられた言葉だけで生きていると、世界がとても窮屈に見えてしまう。


言葉はギフトなんです。昔娯楽が少なかった頃は茶の間で家族が会話を楽しむのが娯楽でした。機知やユーモアあふれる言葉でお互いを楽しませた。相手に楽しみや喜びを贈るのが言葉なんですね。しかもダダで無尽蔵。言葉をそんな風に意識して使えたら豊かなことだと思いませんか?


目標を持つことは良いことだと言われますね。でも目標のためにどれだけの人間が傷つき、死んでいるか。目標が生き方を狭くすることもあるんです。そこで「たまには目標もいいね」という言葉を作ったのですが、この話を高校生の前で話すと、先生は渋い顔をしていますが、生徒の表情は明らかに変わる。


外に向かっては言葉は意外に力がない。でも自分の内面、精神の成熟に対しては言葉の役割や力ってとても大きいと思います。たとえば同じ雲でも宮沢賢治は実に細かく観察し、言葉で表現しています。その表現を知ると、漠然と見ていた雲がまったく違って見えてくる。日本人はもともとそういう繊細な感性と目を持っていたはず。


以前、沖釣りから戻る船から見た山々がとても美しかった。葉に光が当たって明るいところと暗いところのコントラスト、それを言い表す単語がないことに気がついた。それまで漠然と緑として認識していたものに区別がつく。見え方が変わり、世界が広がっていく感覚を覚えた。


「言葉の森」を広げることが、人生を豊かにする。たとえば「ムカつく」という言葉だって激しい怒りなのか、あるいは「忸怩(じくじ)たる気持ち」や「隔靴掻痒(かっかそうよう)」という表現に近いのか、いろいろあるはず。感情を豊かに表現できれば突然キレたりしなくなるはず。


前にラジオ番組をやっていたとき、リスナーの若い人たちと目的もなくただ歩く会をやったんです。迷いながらダラダラ歩くと、いろんな風景やら自然やら、普段は気が付かないものを発見できる。目標とか成功とか、そんな言葉に振り回されて、地球という星で生きているだけでもとても楽しくて素敵なことなんだということを忘れちゃうとしたら残念なことだと思います。


たくさんの人が、自分の言葉で自由に表現できるようになればもっと素敵な世の中になるんじゃないかなぁ。昔の日本人が和歌を詠み合ったように、僕らの先輩たちはとても豊かな世界を作り上げていたでしょう? いきなり和歌や俳句が難しければ言葉遊びでもいいと思う。たとえば「あの八百屋は黒いバナナを売っている」という語順を「あの黒いバナナは八百屋を売っている」と変えただけで、日常の感覚と概念が変わります。


昨年、僕の書いた『あん』という小説が映画化されました。ハンセン病を患っていた一人のお婆さんが、隔離された療養所で身につけた絶品のアンコの作り方を、主人公が営む町のどら焼き店を手伝いながら伝授する話です。僕自身かつての患者の人と会う機会がありました。正直言って手や顔に病気の跡が残っている人たちと向き合うのが怖かった。でも実際に会ってそういう人と握手をし話をすると、恐怖心が消え去って自然体で向き合えるようになった。僕の中にあった恐怖心やある種の差別的な意識が、体験すること、知ることによって氷解したんです。教養ってまさにこういうことではないか。そのとき、実感しましたね。自分の心と対話する中で様々な言葉が必要だったし、病やその患者の方々の歴史や苦労を知るためには膨大な言葉の蓄積が必要でした。


言葉は大切だし、力があるのは認めますが、あまり過大に評価するのも問題ですね。以前ニューヨークに住んでいたときに痛感したのが言葉の不自由さ。たとえば絵画や音楽なら、作品のメッセージはすぐ伝わります。料理とか美容師さんなどの仕事もすぐに理解してもらえる。でも言葉の表現は言語が違うと伝わりにくい。言葉はその点限界があるし不便なものでもあると。


ドリアン助川の経歴・略歴

ドリアン助川、どりあん・すけがわ。日本の作家、詩人、ミュージシャン。東京都生まれ、兵庫県育ち。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業、日本菓子専門学校通信課程卒業。雑誌ライター、放送作家などを経て「叫ぶ詩人の会」を結成。

他の記事も読んでみる

逢坂ユリ

とくに若いころは、自分と同年代の人が集まる勉強会は学びが少ない。価値ある話が聞けたのは、自分より二回り上の人が集まる勉強会でした。同じような世代、年収の会で真ん中にいるより、お茶くみでもいいから上の会に潜り込んだ方が、ずっと役に立ちます。


三好凛佳

着こなしと同じくらい大事なのが、服や靴の手入れをする習慣を持つことです。良いものを着ていてもどこか残念な印象を与える人は、手入れを怠っていることが多い。1日身につけたスーツや靴は、汗を吸い、ほこりや汚れがついています。外から帰ってきたらそれらを手入れし、休ませることが必要。服も靴もある程度良いものを買って、きちんと手入れをしながら大切に長く使うのが良い。


小林一雅(小林製薬)

一般的に、マーケティングは対顧客視点の活動を指すので、人事のような社内的な活動はマーケティングの対象ではありません。ただ、マーケティングを「市場創造のための活動全般」と定義づければ、社員は商品開発で重要な役割を果たしており、市場創造の連環のひとつと考えることができます。同様に、社員の士気向上や人材育成などもマーケティング的な発想で捉えています。


土井英司

人間は「成功が手に入らない」と思った瞬間、ファンタジーに逃げますが、日本全体がファンタジーに走っている時代かなという気がします。実を言うと、最近はビジネス書でさえファンタジー化の傾向があります。


鈴木みゆき(経営者)

失敗したらすぐに開き直って次に進む。PDCA(計画・実行・評価・改善)はスピードが肝心です。


奥島孝康

人生とは重いリュックを担いで山を登るようなものであるとすれば、なによりもその重き荷を担ぐ足腰を鍛えねばならない。


中村邦晴

事業が複雑化する中で、環境対応力のある人材、応用問題を自分で作って解決できるような人材が必要だ。そのためにはひとつの仕事をずっとやってはダメ。


笛吹雅子

様々な人に多くの意見を聞きますが、少しでも信頼できる人の意見を聞きたいので、誰がどの分野について詳しいか、どのような考えをお持ちか、日ごろから意識して頭の中にリストをつくっています。


堀江裕介

まだ誰もその価値に気付いていない分野にいち早く参入できれば、競争密度はさらに低くなります。その上で頑張ってオペレーションを回せば、自分にもジャイアントキリングが起こせるのではないかと思いました。


徳重徹

多くの場合、個人投資家は経営者でもある。ビジョンを語る一方で、リスクを把握していることも伝えないといけません。資料に盛り込まなくても、プレゼンでは競合の存在など障壁になり得る要素について必ず話します。


永野重雄

男一匹、相手を殴るような気迫がなければいい仕事はできない。


宮内義彦

知識社会では、たゆまぬ創造性を発揮しなければ企業は存続できないことでしょう。このため、コア社員(知の創造のできる中心的な社員)には長い期間、従来の日本型雇用のように定年まで働いてもらう必要があります。連綿とした知識創造のノウハウを暗黙知として組織内で継承して、そうした作業の継続を企業の社風にまで高めるような役割が求められます。