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ドリアン助川の名言

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ドリアン助川のプロフィール

ドリアン助川、どりあん・すけがわ。日本の作家、詩人、ミュージシャン。東京都生まれ、兵庫県育ち。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業、日本菓子専門学校通信課程卒業。雑誌ライター、放送作家などを経て「叫ぶ詩人の会」を結成。

ドリアン助川の名言 一覧

決まりきった言葉、与えられた言葉だけで生きていると、世界がとても窮屈に見えてしまう。


言葉はギフトなんです。昔娯楽が少なかった頃は茶の間で家族が会話を楽しむのが娯楽でした。機知やユーモアあふれる言葉でお互いを楽しませた。相手に楽しみや喜びを贈るのが言葉なんですね。しかもダダで無尽蔵。言葉をそんな風に意識して使えたら豊かなことだと思いませんか?


目標を持つことは良いことだと言われますね。でも目標のためにどれだけの人間が傷つき、死んでいるか。目標が生き方を狭くすることもあるんです。そこで「たまには目標もいいね」という言葉を作ったのですが、この話を高校生の前で話すと、先生は渋い顔をしていますが、生徒の表情は明らかに変わる。


外に向かっては言葉は意外に力がない。でも自分の内面、精神の成熟に対しては言葉の役割や力ってとても大きいと思います。たとえば同じ雲でも宮沢賢治は実に細かく観察し、言葉で表現しています。その表現を知ると、漠然と見ていた雲がまったく違って見えてくる。日本人はもともとそういう繊細な感性と目を持っていたはず。


以前、沖釣りから戻る船から見た山々がとても美しかった。葉に光が当たって明るいところと暗いところのコントラスト、それを言い表す単語がないことに気がついた。それまで漠然と緑として認識していたものに区別がつく。見え方が変わり、世界が広がっていく感覚を覚えた。


「言葉の森」を広げることが、人生を豊かにする。たとえば「ムカつく」という言葉だって激しい怒りなのか、あるいは「忸怩(じくじ)たる気持ち」や「隔靴掻痒(かっかそうよう)」という表現に近いのか、いろいろあるはず。感情を豊かに表現できれば突然キレたりしなくなるはず。


前にラジオ番組をやっていたとき、リスナーの若い人たちと目的もなくただ歩く会をやったんです。迷いながらダラダラ歩くと、いろんな風景やら自然やら、普段は気が付かないものを発見できる。目標とか成功とか、そんな言葉に振り回されて、地球という星で生きているだけでもとても楽しくて素敵なことなんだということを忘れちゃうとしたら残念なことだと思います。


たくさんの人が、自分の言葉で自由に表現できるようになればもっと素敵な世の中になるんじゃないかなぁ。昔の日本人が和歌を詠み合ったように、僕らの先輩たちはとても豊かな世界を作り上げていたでしょう? いきなり和歌や俳句が難しければ言葉遊びでもいいと思う。たとえば「あの八百屋は黒いバナナを売っている」という語順を「あの黒いバナナは八百屋を売っている」と変えただけで、日常の感覚と概念が変わります。


昨年、僕の書いた『あん』という小説が映画化されました。ハンセン病を患っていた一人のお婆さんが、隔離された療養所で身につけた絶品のアンコの作り方を、主人公が営む町のどら焼き店を手伝いながら伝授する話です。僕自身かつての患者の人と会う機会がありました。正直言って手や顔に病気の跡が残っている人たちと向き合うのが怖かった。でも実際に会ってそういう人と握手をし話をすると、恐怖心が消え去って自然体で向き合えるようになった。僕の中にあった恐怖心やある種の差別的な意識が、体験すること、知ることによって氷解したんです。教養ってまさにこういうことではないか。そのとき、実感しましたね。自分の心と対話する中で様々な言葉が必要だったし、病やその患者の方々の歴史や苦労を知るためには膨大な言葉の蓄積が必要でした。


言葉は大切だし、力があるのは認めますが、あまり過大に評価するのも問題ですね。以前ニューヨークに住んでいたときに痛感したのが言葉の不自由さ。たとえば絵画や音楽なら、作品のメッセージはすぐ伝わります。料理とか美容師さんなどの仕事もすぐに理解してもらえる。でも言葉の表現は言語が違うと伝わりにくい。言葉はその点限界があるし不便なものでもあると。


ドリアン助川の経歴・略歴

ドリアン助川、どりあん・すけがわ。日本の作家、詩人、ミュージシャン。東京都生まれ、兵庫県育ち。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業、日本菓子専門学校通信課程卒業。雑誌ライター、放送作家などを経て「叫ぶ詩人の会」を結成。

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