名言DB

9,510 人 / 112,245 名言

トム・ケリー(IDEO)の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

トム・ケリー(IDEO)のプロフィール

トム・ケリー。アメリカのデザイナー。デザイン・コンサルティング会社「IDEO」共同創業者。オハイオ州出身。兄デイビッド・ケリーとともにIDEOを設立。

トム・ケリー(IDEO)の名言 一覧

新しい発想を得るための方法は3つ。

  1. 必ず共感から始める。つまり、何事も否定から入らずにアイデアを拡大していく。
  2. もっと実験していく。失敗を機会と捉える。
  3. 社内に眠っているアイデアを活用する。

今後企業が成長するためには、どのようにして組織内のアイデアを吸い上げ、学びを実践していけるかにかかっている。


行動を変えるヒントは「問いかけ」にある。問いかけを変えていくことで、人の行動も変わっていく。


プロジェクトで成功できるかどうかは、どれだけの数の実験ができるかで決まる。


失敗をもともと実験の一過程として捉えれば、その失敗は自ずと新しいチャレンジに紐付いていく。科学的アプローチと同じで、「トライ・アンド・エラー」を繰り返していくことが大切。


若い社員でもすごく面白いことを考えている場合もある。でも、そのアイデアや意見はどこかで止まって、上層部の耳まで届かない。あるいは、そういう人材の存在、アイデアが眠っているということさえ知らないマネジメント層がたくさんいる。組織内でフラットに意見を言い合えないことの代償は大きい。


掃除機で有名なダイソンの創業者、ジェームズ・ダイソンが成功したのは、実験を恐れていなかったからです。彼は、最初の掃除機を出す前に、5127個の試作品をつくりました。つまり、5127回失敗しているわけです。ですからクライアントにも、「もっと実験をしてほしい」とお願いしています。


共感がなければ、「なぜこのプロジェクトを行うといいのか」というユーザーの本質的なニーズを見落としてしまう。さらに、共感という腹落ち感があれば、現場の社員と意思決定をするマネジメント層のズレも起こりにくくなる。


我々はプロジェクトを必ずリサーチからはじめます。私たちが行うのは、気づきを得るためのリサーチなので、いわゆるマスの平均値を取る「マーケティングリサーチ」とは方法が異なります。多様な属性のユーザーの行動や感情を、時間をかけて対話をしながら深く観察します。


何か新しいことをしようとすると、不確実性を突き詰めるために否定や批判から入ることが当たり前のような風潮が、日本にはあるように感じます。しかし、それではアイデアの芽は育っていかず、自由闊達な議論が起こりにくい。否定から入るのではなく、むしろ私たちは共感からはじめることを大前提に掲げています。


日本人は分析的思考や論理的思考に関しては、もうかなり高いレベルにまで達しています。でも、新しい発想を得るためには、これまでとは違う新しいアプローチが今後ますます求められていくでしょう。


日本企業の行く末を悲観することはありません。アップルの最初のマウスをデザインしたときのことです。当時、スティーブ・ジョブズは「そのマウスのデザインをくれないか」と言ってきました。一方で、松下電器産業(のちのパナソニック)の担当者は我々のコンサルティングに対して「デザイン部門の予算ではなく、人事部の予算から費用を出す」と言いました。つまり、アップルがモノに価値を見出したのに対し、松下電器産業はモノを生み出すためのアプローチや考え方そのものが自分たちの社員に必要だと言ったのです。この話からもわかるとおり、日本人は学ぶのが好きです。そして社員を育成するというマインドを強く持っています。


当社では失敗したら罰するのではなく、行動を起こしたこと自体を評価するようにしています。今日、どの業界でも進化し続けることが必要です。コストが安い、もしくは魅力的な製品をつくる企業は次々に出現してくるものです。そういった状況下で生き残るためには、失敗に対する意識を組織的に変え、チャレンジできる仕組みづくりをしていかなければなりません。


IDEOには「How might we ~(どうすれば我々はそれができるか)」という課題の発見方法があります。「How」の部分は「どうするか」と同時に、それが常に改善が可能なことを前提として、どう実現していくかを表しています。「might」に関しては「How」に対してひとつの確定的な答えがあるのではなく、無限の可能性があるということを示しています。最後の「we」の部分は、1人の話ではなくて、みんなで連携してプロジェクトを進めることを意識するということです。この言葉を実践していくことで、より自由な発想が生まれる文化をつくり出せる。いまでは多くのシリコンバレーの企業で使われています。


トム・ケリー(IDEO)の経歴・略歴

トム・ケリー。アメリカのデザイナー。デザイン・コンサルティング会社「IDEO」共同創業者。オハイオ州出身。兄デイビッド・ケリーとともにIDEOを設立。

他の記事も読んでみる

ピーター・ドラッカー

我々は、一つの重要な分野で強みを持つ人が、その強みをもとに仕事を行えるよう、組織を作ることを学ばなければならない。仕事振りの向上は、人間の能力の飛躍的な増大ではなく、仕事の方法の改善によって図られなければならない。知識についても同じことが言える。優れた知識を大量に持つ人を大量に手に入れようとしても、そのために必要な費用が期待できる成果に比べて高すぎる。


梅原勝彦

私はいま、72歳ですから、社会に出て60年になります。つまり、普通の人よりも社会に出てからの時間が長い。これは武器になりました。26歳で独立できたのもそのおかげです。だから亡くなった親父には、嫌味ではなく「お父さん、よくぞコケてくれました」と言いたい気持ちなんです。
【覚書き|父の会社が倒産し、小学校卒業とともに丁稚奉公に出た当時を振り返っての発言】


新井淳子

若い世代の人たちは自信がないだけ。ぜんぜんやる気がないように見える部下でも、いろいろ話を聞くと、成功体験がなく経験値も低いので不安なだけだということがわかってきます。


野口悠紀雄

読書をせよ、というと「本を読むには時間がかかる」という人もいますが、それは本の読み方が間違っているからです。ほとんどの本の場合、本当に重要なことが書かれているのは全体の5%程度です。ですからそこを探すつもりで読めば、内容を理解するのにそれほどの時間はかからないはずです。


佐藤綾子(心理学者)

何をやってもマイペースな自己満足型の人に注意するときは、本人のペースを認めたうえで、短くポイントだけ伝えましょう。自己満足しているだけに、あまり鋭く細かく修正点を指摘したりすると、急に反発しかねません。自分のやり方がよいと思っているので、あまり注意されると、陰で悪口を言ったりもします。


森辺一樹

アジアビジネスで成功を納める上で「人材」という経営資源は日本以上に重要となる。人材を如何に定着させ、その価値を最大化させるか。


永瀬昭幸

国内では教育産業の危機が叫ばれているが、振り返ると、この業界は技術革新の果実をまるで取り込めていなかった。携帯電話やパソコンなどデジタル業界の進化に比べると何も変わっていない。まるで明治時代のようだ。もっと、新しい技術を活用し、新しい教育のやり方を模索してもいいはずだ。AI(人工知能)などITを活用して教育でイノベーションを起こしていく必要があるだろう。


林田正光

CS(顧客満足度)向上の目的は、結局はリピーターをつくること。


トーマス・カーライル

大多数の人々は保守的であり、新しいものをなかなか信じようとしない。しかし、現実の多くの失敗には辛抱強い。


永守重信

死ぬ気でやれば、そこそこの人間でも相当の人材になれる。


岡野雅行(岡野工業)

ファッション雑誌を見るといろいろなアイデアが浮かぶな。そんなの、全然関係ないと思うだろうけど、実は製品開発のヒントがいろいろあるんだよ。そんなこと普通の技術者は考えもしないだろうけどね。そこからヒントを頂いて「ああ、これはこうつながるんだな」などと応用するんだよ。


本多静六

人間というものは、カネがなくても、カネができても、得てして偏狭になりやすいものだ。大いに心すべきである。