デニース・ラザフォードの名言
デニース・ラザフォードのプロフィール
デニース・ラザフォード。アメリカの経営者。「スリーエムジャパン」社長。ニューヨーク州出身。コロラド州立大学で博士号を取得。米スリーエムに入社。素材研究所上級研究者、テクニカルディレクター、ベルギー法人社長、ラテンアメリカ地域担当副社長、中国法人社長などを経て日本法人社長に就任。
デニース・ラザフォードの名言 一覧
お客様の声を聞きながら製品を作るのが働くことの喜び。
日本は課題先進国であり、お客が当社製品に求める品質の水準も高い。この国で学んだことを他市場に横展開していくことも、スリーエムジャパンの使命といえる。
日本の総人口は減りますが、アクティブな高齢者は増えていくでしょう。病院などの医療施設で使われる粘着テープや聴診器はもちろんのこと、大人用のおむつなど潜在的に市場の大きい在宅医療も、私たちの技術が生きる分野です。
女性活用のために在宅勤務制度の利用を推進していきます。もちろんこれが魔法のような解決策になるわけではなく、まず職場でこうした課題を語るオープンな場を作ります。
デニース・ラザフォードの経歴・略歴
デニース・ラザフォード。アメリカの経営者。「スリーエムジャパン」社長。ニューヨーク州出身。コロラド州立大学で博士号を取得。米スリーエムに入社。素材研究所上級研究者、テクニカルディレクター、ベルギー法人社長、ラテンアメリカ地域担当副社長、中国法人社長などを経て日本法人社長に就任。
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現在の社内の教育制度は非常にしっかりしています。新卒で採用して、3年間で一人前に育て上げることを目標にしています。
自分たちの計画通りに行かなければ、変えればいいだけの話です。
社員たちに「ちょっとだけ非常識になれ」と言いたい。常識とは、賞味期限切れの情報になりかねません。ここによりかかっていては、前進できません。
私自身、売上利益を莫大にしていくことよりも、世界をよくしていくための影響を与えることの方が、やっていて楽しいと最近気づきました。みんなが発想を変えてこれまでとは違うことをやってみれば、もっと楽しい世界になるはずだという思いがあります。
上司の指示に戦略的に従うとしても、自分の物差しだけはたえず磨き続けることが重要です。誰でも最初は自分らしく働く気持ちを持っています。しかし、上司の物差しに合わせて仕事をしていくうちに、多くの人が自分に羽があったことを忘れ、いつしかペンギンのようにヨチヨチ歩くだけになってしまいます。やるべき仕事を徹底的にこなしつつ、自分の物差しを持ち続ける。そのためにも、「この仕事は自分の人生にどのような意味を持つのか」と自分に問い続けることが大切です。
同じものは絶対つくりません。それは現場でその土地にあった最適の家をつくるということでもあります。これを24年間続けてきた。同じ間取り同じデザインの家をいくつもつくれば効率はいいかもしれない。それをやっていればもっと規模は拡大できたかもしれない。でも、面白くない仕事はしたくない。これが基本です。
切った(撤退した)部門の人員は今後伸びる部門に配置転換したのでリストラはしていません。ホテル部門や法人団体向けやクルーズ、インバウンドのセクションなど伸びる部門に戦力を集中します。
改革はまず旗を揚げることから。そして、到達地点を確認し、その先にまた旗を揚げる。この繰り返しです。振り返ってなどいられません。
ここ数年、おかげさまで国内におけるお客様の支持率が非常に上がっているんです。これは何か一つの商品があったとか、何か一つ大きなことをやったから出た結果ではなく、ひとつひとつの地道な成果が力になったからだと考えています。
日本の技術者は家に帰ってからも何か良い方法はないかと悩んでいるものです。いつもいかに良いものを早く組み立てるかを考えていて、製品に不具合があれば設計部門に必ずフィードバックする。これは他の技術が高い国々を例にとっても部門ごとの縦割りになっていることもあり、絶対に真似できません。