ジョセフ・ジューベルの名言
ジョセフ・ジューベルのプロフィール
ジョセフ・ジュベール。18世紀、フランスのモラリスト、エッセイスト。生前には一切出版活動を行わず、主な著書『パンセ』は死後に発表された(パンセとはフランス語で『考察』を意味し、パスカルだけでなく様々な作家が著書名として使用している)。同書は現在でも多くのファンを持ち読み継がれている
ジョセフ・ジューベルの名言 一覧
相談するときには過去を、享受するときには現在を、何かをするときにはそれが何であれ未来を思え。
すべての庭師は美しい場所に生きている。なぜなら、彼らは庭をそのような美しい場所にするために活動しているのだから。
若者に聞いてみなさい。彼らはすべてを知っていますよ。
教えることは、二度学ぶことである。
学ぶことをせず空想する者は、翼を持つ。しかし、足を持っていない。空想は魂の眠りである。
自分が行動するときは規則に従い、他人を評価するときは情状酌量しなさい。
妻の忍耐ほど、彼女の名誉となるものはない。
夫の忍耐ほど、妻の名誉になるものはない。
あなたが貧しいなら、徳によって名を上げると良い。
あなたが裕福であるなら、慈善によって名を上げると良い。
常に復讐は、小さな、弱々しい、憐れむべき、心の悦びでしかない。
世の中で成功を収めるには、人から愛される徳と、人を恐れさせる欠点が必要である。
欠点を見せない人間は、愚者か偽善者である。欠点の中には美点に結びついているもので、美点を告げ知らせるものであり、改めない方がよい欠点があるものである。
肉体は、我々の存在が野営している仮の小屋である。できればにこにこ笑いながら死ななければならない。
我々の信用は、我々の財産のひとつである。
目的は、必ずしも達成されるために立てられるものではない。標的の役目をするために立てられるものである。
若い人たちの情熱も、老人にとっては悪徳に見える。
才能ある者は、称賛の声のある方へと赴く。称賛の声は才能ある者を惑わす人魚である。
人の不幸の大半は、過去を顧みることで発生する。
快楽は、肉体のある一点の幸福にすぎない。真の幸福、唯一の幸福、完全な幸福は、魂全体の平穏な状態に存在する。
子供は叱られることよりも、手本を必要としている。
私は、知恵を貨幣のように鋳造したい。つまり、知恵を鋳造して、覚えやすく、伝えやすい箴言と格言とことわざとにしたい。
我々の改革者たちは、経験に向かって「お前は時代遅れだ」と言い、過去に向かっては「お前は未熟者だ」と言う。
自分の意見をひっこめない者は、真実を愛する以上に、わが身を愛する人間である。
ジョセフ・ジューベルの経歴・略歴
ジョセフ・ジュベール。18世紀、フランスのモラリスト、エッセイスト。生前には一切出版活動を行わず、主な著書『パンセ』は死後に発表された(パンセとはフランス語で『考察』を意味し、パスカルだけでなく様々な作家が著書名として使用している)。同書は現在でも多くのファンを持ち読み継がれている