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ジャック・アタリの名言

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ジャック・アタリのプロフィール

ジャック・アタリ。フランスの経済学者、作家、思想家。アルジェリア出身。パリ政治学院卒業。仏大統領特別補佐官、ヨーロッパ復興開発銀行総裁などを務めた。

ジャック・アタリの名言 一覧

私たちは、他者が幸せになることに自分の利益を見出すべきです。自分より他者を思いやる「利他主義」は日本人が持っている独特のイデオロギーです。私はこの点で、日本人が世界秩序においてリーダーシップをとることを期待しています。


私の目的は予言を的中させることではない。むしろ、リスクを無視せず、正面から向き合うことで、惨禍を回避したいのだ。


ある国が自分たちだけを守れればいいと保護主義を取ることは、世界レベルでの紛争を巻き起こす火種にしかならない。


他人の幸せが自分の幸せと関係があるということに気づき、合理的な利他主義を選択したとき、世界はよりよい方向へ進むことができる。


次の一手を打つには、今、世界で起こっていることを正確に把握し、長期的な目線で、どの方向に舵を切るべきかを見抜く必要がある。


自分の利益ではなく、自分の子どもの利益を考えるべきだ。そして自分が老いたとき、面倒を見てくれるのは自分の子どもだけではなく、ほかの人の子どもでもある。だからこそ、これからの世界に必要なのは、利他主義というイデオロギーだ。


日本の経営者たちは率先して外国に出て、より多くのことを学ぶべきだ。そうすれば、外国人と接することで失うものよりも、得るもののほうがはるかに多いと気づくことができるだろう。


私は、何か行動したときに何が起こるか、何もしなかったときに何が起こるか、を提示しているのです。


サッカーのいいところは、民主的でグローバルな話題になることですね。外国でタクシーに乗ったら、ドライバーがサッカーについて博識だったという経験がよくあります。どんな国のどんな社会階級の人とでも平等に話せるところが素晴らしい。


最後まで勝ち負けがわからないのは、サッカーも人生も同じ。


国際連盟と国際連合の失敗は、決断を下す手段も、その決断を遵守しない者に制裁を科す手段も、持っていなかったことです。そこで新たに、世界憲法の下に議会と統治機関と司法当局を備える「世界共同体」を構想すべきです。実際に設立するには1世紀以上かかると思いますが、法的な秩序を整えることは急務です。


アメリカの憲法は素晴らしいし、メディアも素晴らしいけれども、それだけでは足りません。興味深い実験がありますよ。19世紀のことですが、アメリカで解放された黒人の奴隷たちが、アフリカへ戻ってユートピア的な国をつくろうと立ち上がったんです。アメリカの憲法を持ち込んで国づくりをやろうとしたのですが、あっという間にすさまじい独裁になりました。憲法だけでは国を守れないんです。


人口学というのは必ずしも確実性のない学問なので、複雑な問題なんです。出生率を上げるための政策は、いろいろな要素を含んでいます。大切なのは、法律をつくるだけでは駄目だということです。私が聞いたところでは、日本でも男性の育児休暇が認められていて、給与が保証される法律がありながら、実際に利用する人はほとんどいないそうですね。それはドイツでも同じなのですが、社会や文化的習慣の改革が必要です。


「アメリカ・ファースト」という言葉には、二つの意味があります。一つは「アメリカが一番」。もう一つは「アメリカを優先する」。これは意味が違います。アメリカが本当に一番になりたければ、アメリカは自分を優先するべきではない。それが私の考えです。二つの意味は、逆説的なのです。今日、世界全体の風潮として「自国ファースト」があります。しかしそれは無意識のうちに、「自国アローン」を意味しているのです。多くの国がそのようになったら悲劇です。行きすぎたナショナリズムは、常に戦争につながるからです。


(自国ファーストが広がりだしたのは)ある種の個人主義が行きついた結果だと思います。それは、正確に理解されていない個人主義です。アダム・スミスが『国富論』の中で、「個人の自由な利益追求は、社会全体の利益となる」と論じたのが個人主義の大本です。しかしアダム・スミスは、その前にもう一冊、社会や他者との調和を説く本を書いています。その本(『道徳感情論』)の中で、彼が「客が幸せでなければ、自分も幸せにならない」と論じていることが忘れられています。たとえばパン屋さんの例を出して、「パン屋ファーストではなく、客ファーストでなければうまくいかない。客は、満足しなければ買いにこなくなるのだから、パン屋さんは潰れてしまう」と書いています。アメリカが自国の製品を買ってもらうためには、EU圏内の経済や政治か安定していなければいけないし、日本や中国の経済もうまくいっている必要があります。ですから、輸入製品に高い関税をかけて「自分たちが優先だ」と排除しようとするいまのやり方は、アメリカの利益にとってマイナスなのは明らかです。


確かに私は、たくさんの正しい予測をしてきたと思っています。地政学的に太平洋が重要になることもそうですし、技術的な進歩については1975年ぐらいに携帯電話の登場を予測しました。これまで身につけてきた予測の技術は、わりあい機能しているようです。その技術のベースにあるものは、第一に歴史から学ぶことです。これから先の50年は、私たちの後ろにある3000年の歴史に比べると、何でもない長さだからです。したがって長い目で歴史を見て、そこから将来に対するレッスンを引き出すことが大切です。加えて、自分が犯した間違いからも多くを学びました。


ジャック・アタリの経歴・略歴

ジャック・アタリ。フランスの経済学者、作家、思想家。アルジェリア出身。パリ政治学院卒業。仏大統領特別補佐官、ヨーロッパ復興開発銀行総裁などを務めた。

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