エバ・チェン(経営者)の名言

エバ・チェン(経営者)のプロフィール

エバ・チェン。台湾出身の経営者。「トレンドマイクロ」社長兼CEO(最高経営責任者)。テキサス大学でMBAを取得。トレンドマイクロを米国で共同創業。米国本社執行役員、CTO(最高技術責任者)などを経て社長兼CEOに就任。

エバ・チェン(経営者)の名言 一覧

安全に対する欲求も、人類の本能的なものです。だからこそセキュリティ企業は、安心したいという顧客の気持ちに寄り添うことが大事。


顧客の欲求を100%満足させることは不可能ですが、我々は終わりのない努力を続けていく。


すべての国が肥沃な市場。


当社には、絶対にやってはいけない禁止事項を意味する「10ノーノー」という規定があります。社員として、管理職としてやってはいけないことを、しっかりとルール化すべきだと思います。


かつて技術開発部門の責任者を務めていた時期、私は技術で何でも解決できると思い込んでいました。製品さえ作って提供すれば、顧客は喜ぶだろうと考えていたのです。ところがCEOに就任して10年がたち、それが間違いだったと思うようになりました。顧客が求めているのは製品ではない。安心してコンピューターを活用できる環境が欲しいのです。それを実現できる、信頼できるパートナーになる必要があります。


米カリフォルニア工科大学と共同で、スマートグリッド(次世代送電網)に関する研究を手掛けたことがあります。米国の電力会社に問い合わせたところ、彼らは胸を張ってこう言いました。「うちの電力系統は外部と遮断されているから、完全に安全だ」と。ところが実際には、38カ所で外部とつながっていたことが判明しました。社員が勝手にWi-Fiのアクセスポイントを設置し、通信していたのです。政府機関であれ企業であれ、まずはセキュリティー状況を診断し、現状を把握した方がよいでしょう。


サイバー攻撃は冗談ではなく、現実の脅威です。海外の事例は対岸の火事ではなく、日本にも大きく影響する話です。傍観したり、自社のセキュリティ対策を過信するのは禁物です。


セキュリティで重要になるのが、多層防御という考え方です。最も外側の防御層はユーザーです。危険なファイルをクリックしないよう、認識を高めないといけません。万が一、ユーザーがクリックしても、ネットワークの段階で網を張っておけば、ウイルスなど危険なものを除去できます。もしそこが突破されても、最終的にサーバーの防御ができていれば、被害を防ぐことが可能です。どこかの部署でセキュリティーの問題が生じても、全社に広がらないよう被害を隔離できるでしょう。


セキュリティに100%はあり得ません。いかにリスクを管理し、それを低減するかが大事になります。たとえ攻撃を受けたとしても、被害を最小限に食い止める方策を考えるべきでしょう。


私は企業をひとつの小さな「國」だと考えています。國という漢字は、3つの要素から成り立っています。外側の四角は領土を意味し、「戈」はそれを守るための武力を象徴しています。そして左下の「口」は国民のことです。国家の定義はつまり、武力で自国の国民と領土を守ること。かつては戦闘機などが重要でしたが、今はサイバー空間での防衛も考えないといけません。


米ディスカウントストア大手のターゲットで2013年、大規模な情報漏洩が起き、CEOが辞任に追い込まれました。株価は瞬時に暴落し、集団訴訟も起こされました。セキュリティー対策は、こうした事態を防ぐために必要な投資なのです。サイバー攻撃からどうやって企業を守るのか。経営者は戦略を真剣に考え直すべきです。


セキュリティをコストだと考えて削るのは間違いです。セキュリティー対策が失敗したときに、どれだけのコストを支払うことになるのか。CEOにはぜひ理解してもらいたい。


最近増えてきたのが、「CEOメール」という攻撃手法。CEOからの命令を装ったメールを財務や購買部門に送り、お金を支払わせるというものです。CEO名で「請求書通りに支払え」と書かれていたら、何も考えずに従う人も多いはず。特に東洋ではトップダウンの文化が根付いていますから。


エバ・チェン(経営者)の経歴・略歴

エバ・チェン。台湾出身の経営者。「トレンドマイクロ」社長兼CEO(最高経営責任者)。テキサス大学でMBAを取得。トレンドマイクロを米国で共同創業。米国本社執行役員、CTO(最高技術責任者)などを経て社長兼CEOに就任。

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