アレックス・ラミレスの名言

アレックス・ラミレスのプロフィール

アレックス・ラミレス(アレキサンダー・ラモン・ラミレス)。ベネズエラ出身のプロ野球選手。5歳のときに野球を開始。18歳でベネズエラ国際選手権に出場したとき、クリーブランド・インディアンズのスカウトの目に留まり契約。メジャーリーガーとしてクリーブランド・インディアンズ、ピッツバーグ・パイレーツなどでプレーしたのち、日本のプロ野球球団ヤクルト・スワローズに移籍し、同チームの優勝に貢献。その後、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで数多くの成績を残した。引退後、DeNA監督などを務めた。「ラミちゃん」の愛称で親しまれた。

アレックス・ラミレスの名言 一覧

仕事で挑戦は大事。だから、私は失敗した場合も「ナイストライ!」と声をかけます。とくに若い選手は挑戦意欲を称えることが、次につながる。


いくら準備をしても、すべてハッピーな結果ではない。打てない日もあると受け入れる。そうすれば不調でも元気を失わない。元気=ポジティブマインド。前を向いて、次の試合のための準備ができる。


私は現役時代から、ファンの方々の心はすごく大切にしてきたつもりです。ですから、どんなファンの方であろうとも、「いい心」でファンサービスをすることに努めてきました。


毎日が新しく学ぶ機会。


仕事で行き詰まっている人がいるなら視野を広げることを提案したい。私のポジションは野手です。でも、ピッチャーやキャッチャー、チーム全体を関心を持って見ています。その延長線上には監督の夢もある。仕事にムダはないのです。視野を広げて、自分の新しい可能性を広げていきましょう。


過去の成績ばかり気にするのはネガティブ。若い選手と高め合って、一緒に上を目指せる環境を喜びたい。また自分に何ができるのかを広くリサーチすれば、さらにハッピーになれる。


一流の選手はみんな強いメンタリティを持っています。メンタルが強いとは、成績が良いときも悪いときも、自分に自信を持ちポジティブな気持ちでいられることです。若い選手には、「いつも同じでいなさい」とよくアドバイスしています。


組織の文化を丸ごと受け入れて、その組織にフィットするように自分を変えることが重要です。どんな職業の人にも言えることではないかと思います。


気分転換法はあえて言えば音楽です。しかし常に一定レベルのポジティブな気持ちを保つことで、気分転換をしなくてもいいように心がけています。


プロ野球選手ならば、誰でもある程度の技術力やフィジカル(肉体)の能力は持っているものです。しかし、活躍できる選手と活躍できない選手がいます。その差を生むのは間違いなくメンタル面の強さです。ですから私はフィジカル面を向上させる努力は当然しますが、それ以上にメンタルを強く保つための努力を大切にしています。


私は普段の生活から日本に順応することも心がけました。まずは日本語を覚えました。最初は変な言葉ばかりでしたけど(笑)。また、いろんな日本食にも挑戦しました。いまでは箸も使えます。日本の新聞や雑誌を必死に読んだり、一人で電車を乗り継いで球場入りしたこともあります。でも、そうした甲斐あって、チームに溶け込むことができ、監督・コーチや他の選手とうまく意思疎通を図れるようになったんです。いい結果を残すためにチームとのコミュニケーションが不可欠なのは、ビジネスの場でも同じですよね。


「何でこんなことをやらなきゃいけないんだ」と思ったことはたくさんあります。たとえば、日本のような猛練習はアメリカではあり得ません。最初のキャンプのときは驚きました。初日から200球も投げこむピッチャーもいれば、練習後に居残りで1000球も打込む選手もいる。僕もイヤというほど走らされました。正直、「生きて帰れるんだろうか……」と思いました(笑)。でも、日本で生き残るためには、すべてを受け入れるしかない。何かあるたびにイライラしたり、混乱していたら試合に集中できなくなってしまうと思ったのです。


メジャーから来た選手はたいがい「自分はメジャーリーガー。自分のプレーを変える必要はない」と考えていて、来日後もそのプライドを捨てられない。それで、結果を出せずに帰国する選手は多いと思います。私も来日して最初の数か月間は、全然ダメでした。外角攻めを受け、得意なインコースにはボール球しか来ない。でも、それに対応せずに自分のスタイルを貫こうとしていたのです。そんなとき、当時のヤクルトの若松勉監督がアドバイスをくれたんです。「ラミちゃん、日本で成功したいと思ったら、強引にレフトに打つのではなく、センターやライト方向に打つことを心がけないとダメだよ」って。それを聞き入れて修正したら、打率が上がり、ホームランも打てるようになりました。


日本の選手を見ていて残念に思うのは、メンタルの準備を十分に行っていない選手が多いことです。私自身に関していえば、もし持ち時間が100としたら、70はメンタルの準備に使っています。


どんなに優れた能力を持っていても、メンタルが弱ければせっかくの力を発揮できません。たとえば、「打てそうにないな……」と委縮していたら、思い切りよくスイングできず、打てるものも打てなくなってしまいます。私は「恐れることはない。軽く打てる!」という気持ちでバッターボックスに入ります。そういう強い気持ちでいた方が、いい結果につながる確率は間違いなく高いのです。


座右の銘は日本語なら「頑張ります」です。前向きな気持ちになれる言葉なので。英語では「God Bless」「Tomorrow is another day」です。


私は強いメンタルを保つための準備を習慣化して、毎日必ずこなすようにしています。たとえば毎晩、2種類のDVDを観ます。ひとつは翌日対戦するチームとの試合を収録したDVDと、もうひとつはその日の自分のバッティングフォームを収録したDVDです。私がバッターのときにキャッチャーがどんな配球をしているか研究するのです。これは狙い球を絞るためでもあるのですが、メンタルを強くする意味合いが大きい。こうしておくと、「僕は相手のバッテリーよりも一歩先んじているぞ」と思えて、有利な気分で打席に立てるのです。ここで大事なのは気持ちをポジティブにすることです。ひととおりチェックしたあとに、ホームランを打ったときの映像を観ることもよくあります。


野球でナンバーワンになることができたということは、ビジネスでもナンバーワンになることができる可能性がある。


日本に来て13年。日本一を経験したし、首位打者・本塁打王などタイトルも多く獲得。そして、2千本安打も達成できた。ここまで結果を出し、長く続けられていられるのは「自分の置かれた環境」を知る努力を重ねてきたからだと思う。


試合前に対戦チームのDVDを見ます。その際、注目するのはキャッチャーの配球の傾向。さらに、次の試合で私に対して仕掛けてくる攻撃をイメージトレーニングする。起こりうる状況を事前に予測しておけば、実際の場面でも対処できるんです。その意味では、日本の若手選手はフィジカル中心の準備で、メンタルの準備が足りないかも。


試合では事前の準備でプレー内容に大きく差が出る。とりわけ、私が重視するのはメンタルの準備。仮に100の準備をする場合、70はメンタルで、残りの30がフィジカルの割合ですね。なぜなら、いいプレーをするためには、自信を持たなくてはなりません。そのために相手の研究が必要。万全の対策を立てて、打席に入るからこそ、自信を持ってバットを振れるのです。


日米の野球の違いは、文化の違いに関係があると思い、まずは普段から使う言葉から学ぶことを考えました。そこで、最初に覚えたのは、3つの言葉でした。「しょうがない」「ハイ、わかりました」「頑張ります」です。「しょうがない」や「ハイ、わかりました」は、組織の中では組織のルールに従う姿勢。「頑張ります」は「Do my best」の意思表示と理解しました。そうやって適応していく努力が、成功の要因のひとつだと思います。


そもそも日本に来た理由は家と車のローンの支払いのため(笑)。だから、1年で帰るつもりでした。ところが、甘い考えはキャンプ初日に吹っ飛んだ。練習内容がベリーハード。試合でもセオリーがアメリカとは違った。だからといって、こんなやり方はイヤだ、ダメだとは言ってられません。それが日本式なら、そのやり方で生き残らなければならない。日本の野球を知ろうと努力を始めました。


アレックス・ラミレスの経歴・略歴

アレックス・ラミレス(アレキサンダー・ラモン・ラミレス)。ベネズエラ出身のプロ野球選手。5歳のときに野球を開始。18歳でベネズエラ国際選手権に出場したとき、クリーブランド・インディアンズのスカウトの目に留まり契約。メジャーリーガーとしてクリーブランド・インディアンズ、ピッツバーグ・パイレーツなどでプレーしたのち、日本のプロ野球球団ヤクルト・スワローズに移籍し、同チームの優勝に貢献。その後、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで数多くの成績を残した。引退後、DeNA監督などを務めた。「ラミちゃん」の愛称で親しまれた。

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