なかにし礼の名言

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なかにし礼のプロフィール

なかにし礼、なかにし・れい。日本の小説家、作詞家。満州国出身。立教大学文学部仏文科卒業。コンサートや舞台の演出、歌、作曲、翻訳、小説・随筆の執筆、ラジオパーソナリティ、テレビコメンテーターなど幅広い分野で活躍。日本レコード大賞を3度受賞。『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。


なかにし礼の名言 一覧

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人生は選択の連続であり、私は常に自分を進化させる道を選びたいと考えて生きてきた。


何事も右か左かを選択するのは常に自分だ。


正直に言って、死ぬこと自体は今も怖くない。しかし、愚かな死に方はしたくない。


人は自ら進化するのを止めた瞬間、命そのものの意味を見失う。ただ、飯を食って、寝ているなら、これは意味がない。人はより良きものになろうとし続けてこそ、価値がある。


お前は何も考えていないじゃないかと自分に問うた。もっと生きるということを真剣に考えなければ、と。


人は同じところに留まったら最後、停滞と腐敗あるのみ。これはどんな職業の人でも同じ。組織の中で安定した地位を得ていたとしても、自らに刺激を与え、進化させることができるのは自分だけ。


自分の命の価値を考えてほしい。一見、幸せのように思える安定や常識とは別の方向にも道はあるのだと。



闘病中は古今東西の古典を読みあさった。自分の考え方は間違っていないか、本の中に答えを求めた。


常に「今、自分はどうすべきだろうか」と考えながら、前を向き、生き抜く。それがあなたのためになり、家族のためにもなる。何よりその緊張感は、毎日を輝きに満ちたものに変えてくれるはず。


銃弾は前から飛んでくるとは限らない。あるときは後ろから仲間に撃たれることもあるでしょう。上司を信頼しすぎても危ない。


僕は作詩をやろうと決めた時には訳詩から離れ、小説を書きたいと思った時には作詩をやめた。新しい世界に踏み出すために、きっぱりと過去の成功を手放した。


がん治療は様々あり、選択するのは、あくまでも患者自身の意志だ。


病院はどこでもいいのではなく、的確な治療をしてくれる医師と出会わなくてはいけない。


サラリーマンとして働く人は、組織の中で苦しんでいる場合も多いと思う。組織には組織の方法論があり、個人の意識と意志は挫かれやすいもの。それでも変化を怖がらず、意識、意志、持続、進化というサイクルを回し続けること。これができるかどうかで、人生は大きく違ったものになっていく。


もし、明日も同じ仕事をするだけだと気楽に構えることができていたら、自堕落な生活が侍っていたことでしょう。人は「もっと楽をしたい」と思うようになるものですからね。そうすると、通勤も仕事も人間関係も、何もかも疲れてたまらないものになっていきますよ。


がんを乗り越えた今は、これまで生きた73年が助走期間であったと感じています。ガンを克服するという体験をした者だから書けるものを送り出していくこと。そういう意識と意志を持ち、努力を持続させ、進化し続ける。それが僕のやるべきことだと思っています。


歌を作り、小説を書くことが人のためとも、世の中のためとも言いません。しかし、僕の価値観の中で、いいことだと言えるし、自分をより良きものにしてくれる。今もその可能性を感じ、信じているから、僕は一歩でも二歩でも努力し続けていく。


生きるためには一縷(いちる)の望みしかない。このワンチャンスで成果が決まるのだと考えられるようになった瞬間、組織の中にいてサラリーマンをやっていようと全然違った人になれるはず。見た目はさりげなくてかまいません。意識だけ変えて、やり抜けばいい。そうなると、これは疲れたなどとは言っていられなくなりますよ。


僕たちの日常というのは、ある意味、戦争状態に似ているんです。日常生活は戦争のない平和なものだと思っているなら、考えを改めたほうがいい。どんな人の人生にも、思いがけぬ荒波はやってきますから。ここは戦場であり、生き抜くのは大変なことだ、と。自分を変えるきっかけは「自分は戦場にいるんだ」という意識を持つことにあるかもしれませんね。弾が飛び交っている場に立っている。そういうイメージを持てば、苦労も苦労に思わないし、疲れたとも言っていられない。自然と発想も変わってくるはず。


いい作品を生むという行いは、1行1行を書きながら自分が進化している実感を得られるもの。そう思うと小説家って本当に楽しい仕事ですよ。何にもないところから1行書き出して、2行目、3行目。気がついたら500枚できあがっているわけです。作品を生み出すことが生きることの意味につながる、幸せな職業かもしれませんね。



世の中には、「昨日と今日を同じように生きていき、来年も再来年も平坦でいいんだよ。人間だもの」という価値観があります。ぎりぎりの選択などしなくてもいい。人間だもの、と。これは楽ですよね。しかし、あなたが自分自身の命を意味のあるものにしたいと望むなら、その価値観に身を委ねることを許してはいけません。なぜなら、人間は進化してこそ、人間だからです。


僕は53歳の時に重篤な心臓発作を起こして、「これが死か……」という状況を味わった。血圧がガクンと下がり、激しい頭痛はあるものの、そのまま無意識になってしまう。心臓発作は仕方のないものだし、苦しみの少ない死に方として、歓迎できるものです。あの時の経験は、死が身近なもので呆気なく来るものだと思い知らせてくれました。だからこそ、悔いない生活をしていこう、と。


なかにし礼の経歴・略歴

なかにし礼、なかにし・れい。日本の小説家、作詞家。満州国出身。立教大学文学部仏文科卒業。コンサートや舞台の演出、歌、作曲、翻訳、小説・随筆の執筆、ラジオパーソナリティ、テレビコメンテーターなど幅広い分野で活躍。日本レコード大賞を3度受賞。『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。

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