かわぐちかいじの名言

かわぐちかいじのプロフィール

かわぐちかいじ、かわぐち・かいじ。日本の漫画家。広島県尾道市出身。明治大学文学部日本文学科卒業。明治大学漫画研究会に入会し漫画を描きはじめる。大学在学中の21歳のとき雑誌『ヤングコミック』で漫画家デビュー。10年近く売れない状況を経験したのち、麻雀漫画で頭角を現し始める。その後、『モーニング』や『ビックコミック』などの漫画雑誌で数々のヒット作を生み出した。『アクター』『沈黙の艦隊』『ジパング』でそれぞれ講談社漫画賞、『太陽の黙示録』で小学館漫画賞・文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。

かわぐちかいじの名言 一覧

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こっちが楽しんで描いて、どこを楽しんでいるかを、読者は汲み取ってくれる。楽しんで描いていると、無駄ゴマがない。

かわぐちかいじの名言|楽しんで描いていると、無駄ゴマがない


いま描いているのを最高に面白い傑作にしたいなあと、思いながら描いているんです。

かわぐちかいじの名言|最高に面白い傑作にしたいなあと、思いながら描く


面白い仕事でよかったなという気がするね。すごく刺激的な場を与えてくれて。本当、よかったよね。
【覚え書き|漫画家の仕事について】

かわぐちかいじの名言|面白い仕事でよかった


自分の手が魔法の杖みたいになりますから、自分の世界をつくれるっていうんですかね、それはとんでもなく面白いこと。

かわぐちかいじの名言|自分の世界をつくれるっていうんですかね、それはとんでもなく面白いこと


楽しんでいるか、楽しんでないかが結構気になるんだよ。このコマを描いていて「楽しんで自分は描いているのかな」っていうのがすごく気になる。

かわぐちかいじの名言|楽しんで仕事をする


発見を一番楽しむっていうか、やっぱり一番興奮しますからね、わかったときが。わかると演出がもっと楽しくなるんですよ。

かわぐちかいじの名言|発見を楽しむ


編集者との打ち合わせについては、僕は、何人かで餅をついて美味しくしていくように、最後まで何回も相談を重ねて漫画を練り上げます。もちろん、編集者にあんまりいろいろ言われたくない側面もあります。不備を指摘されたものの次にいいアイデアが出るとは限らない側面もある。でも、やはり漫画は読者が面白がるべきものだから、読者が一番楽しめるものをとなると、作者一人の欲望は越えなければならない。

かわぐちかいじの名言|作者一人の欲望よりも、読者が一番楽しめるものを



作者は新人であってもキャリアを重ねていても、「いい意味では感情過多、悪い意味では独りよがり」で、自分の描いたものを冷静には見られないんです。「これはわかりにくいですね」と言ってもらって初めて思い込みから抜けられる。それほど当事者って見えないし、わからないんですよ。

かわぐちかいじの名言|人から意見を聞くことの大切さ


連載なんて持ったら「必ず」追い詰められるでしょう?そうなれば、絵を描くことが本当に好きでなければ、どこかで耐えられなくなる。このことは、実際に相当きつい作業を追い詰められてやるという経験からしかわからないけれども、漫画の仕事を続けていくならば絶対に通らなければならない分岐点なのでしょう。苦しくても逃げないで「まぁ、好きだから仕方がないだろう」と踏みとどまって漫画を描く。週刊連載をしていれば、一週間のうち2日や3日は「食事と睡眠時間以外は仕事だけ行う」という生活が永遠と続いていく。だから、よほど好きでもなければね。この仕事を続けるために必要な資質は、単純にいうなら「それだけ」でしょう。

かわぐちかいじの名言|よほど好きでなければ、この仕事は続けられない


絵を描くことが好きなのか、それとも絵を描いている自分が好きなのか。そういう試金石になるような分岐点があるのです。後者はなかなかハードルを越えていけないのだけれど、前者は何よりもまず我慢ができて仕事を投げないから、いつしかそういうハードルを越えていける。絵を描いている自分が好きというだけでは、追い詰められたら絵を描くことがどうしても苦しくなるんです。しかも、苦痛に満ちた局面は、この仕事をしていたらいくらでもやってくるもの。だから、絵を心底好きでなければ、やってられないなぁと思って続けていけなくなるのでしょう。

かわぐちかいじの名言|仕事における「好き」の重要性


連載漫画家に必要な資質は、おそらく「絵を描くのが好きである」ということでしょう。経験上、背景などを描いてくれるアシスタントのスタッフもそうなのですが、「何よりも絵を描くことが好きである」という人であるなら、次から次へと出てくる色々なハードルをクリアできるように感じています。

かわぐちかいじの名言|次から次へとハードルをクリアできる人の特徴


ずっと好きなものを描いてきたのでヒット作が出なかった時期も不遇だとは思っていませんでしたが、ひとつ大きかったのは双子の弟がいたことかな。金銭的・状況的に苦しいときでも漫画を描き続けていられたのは、「同じように漫画が好きだったのに、弟はひとりだけ漫画をやめてオヤジの跡を継いだ」ということに申し訳ないと思っていたからでしょう。仕事が軌道に乗らないうちは、弟に対して「負けた」ことになる。いつも、それは悔しいなぁ、負けたくないなぁと思って漫画を描いていました。

かわぐちかいじの名言|続ける理由を持つことの大切さ


いま、漫画を描くのをやめて、一本も描かないとなったとき、すごく不安だよね。何のために生きているのかわからなくなるから。どこかで次の作品に生かそうという意識がある。

かわぐちかいじの名言|漫画を描くのをやめたら、何のために生きているのかわからなくなる


漫画を描きたいという若い人には「絵を描くことが好きなのか、絵を描いている自分が好きなのか、どっちか見極めた方がいいよ」って言うんだ。自分を追い詰めて、一日中絵を描き続けられると思ったら、たぶんそれは絵を描くことが好きな人で、絵を描いている自分が好きな人は無理だと。やっぱり絵が好きでありたいよね。

かわぐちかいじの名言|やっぱり絵が好きでありたい


1ページ5コマとして、20ページ100コマ。それを2日ぐらいで描いちゃうんだけど、それが全部「お仕事」になってしまうと、すごくつらい仕事だよ。

かわぐちかいじの名言|全部「お仕事」になってしまうと、すごくつらい



キャラクターを突き詰めていくときに、考えるというよりも「声を聞いてあげる」という感じが一番近いかも。このキャラクターが何を一番言いたいのかなっていう。こっちができるだけ虚心坦懐になって聞いてあげる。

かわぐちかいじの名言|キャラクターの声を聞いてあげる


一番大事なのは「劇」なんですよ。どういうキャラクターが、どういう芝居をしていくかっていうことなんですよね。演出するのが楽しいんですよね、劇を。

かわぐちかいじの名言|一番大事なのは「劇」


かわぐちかいじの経歴・略歴

かわぐちかいじ、かわぐち・かいじ。日本の漫画家。広島県尾道市出身。明治大学文学部日本文学科卒業。明治大学漫画研究会に入会し漫画を描きはじめる。大学在学中の21歳のとき雑誌『ヤングコミック』で漫画家デビュー。10年近く売れない状況を経験したのち、麻雀漫画で頭角を現し始める。その後、『モーニング』や『ビックコミック』などの漫画雑誌で数々のヒット作を生み出した。『アクター』『沈黙の艦隊』『ジパング』でそれぞれ講談社漫画賞、『太陽の黙示録』で小学館漫画賞・文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。


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