金柿秀幸の名言

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金柿秀幸のプロフィール

金柿秀幸、かながき・ひでゆき。日本の経営者。「絵本ナビ」社長。慶應義塾大学経済学部卒業後、みずほ情報総研・システムエンジニアなどを経て絵本ナビを創業。そのほか、NPO法人ファザーリング・ジャパン初代理事を務めた。

大事なのは終わりの時間を決めることで、仕事のやり方の改善を促すこと。


「ウチの働き方はこうだ」と号令をかけるだけではダメ。社員の働き方は社長の行動に左右される。そこでまず、自分の働き方を変えました。


会社が長く続くためには、基になる考え方を社員が共有することが大事。そのために、社長の私が率先して動いているんです。顧客に「子供と過ごす幸せな時間」を提供したいなら、私が実践できていないと説得力がありません。


子供と過ごす時間のために早く帰るのは大歓迎。ただし、退社時刻までに仕事を終わらせることが必須です。私は早く帰りますから、遅くまで働いている姿は見ていません。ですから、その努力は評価されない。同じ成果なら、早く仕事を終わらせて帰る人が評価されるんです。事実、ウチには毎日17時に退社するママさんスタッフが何人もいます。彼女たちの働き方と実績を見ていると、若い男性社員も早く仕事を終わらせて、帰るようになる。


私は以前、大手企業でシステムエンジニアをしていました。職場では長時間労働が常態化していて「子供に『今度、いつ来るの?』って聞かれたよ」と笑いながら言う先輩もいた。仕事は好きだったので、それでいいと思っていたのですが、子供ができたと妻から聞いた瞬間に、未来の我が家の寒々しい光景が頭に浮かんだんです。いつも仕事で家を空け、家族に口をきいてもらえず「俺はおまえたちのために働いているんだぞ!」と怒鳴っている自分の姿です。そして、「このままでは、これが現実になってしまう」と危機感を感じ、自分にとって幸せとは何かと考えました。そこで仕事と家庭を両立させるために、自分で会社をつくろうと思ったんです。


絵本ナビを開設したきっかけ、自身が絵本探しで苦労したことです。書店には絵本がたくさん並んでいるけれど、何を選べばいいか分からなかった。そこで妻のママ友10人に「お子さんが喜んだ絵本を5作ずつ教えてください」とアンケートを取りました。すると、1つの有名な作品以外は全く重ならなかった。子供の性格はそれぞれ違うので、好みの本が違うのは当たり前ですよね。そこで、お母さんの読み聞かせ体験を基にした情報を発信すれば、役に立つんじゃないかと思いました。


いまは4万作品以上を販売していますが、もともと絵本ナビは絵本の情報を提供するメディアサイトとしてスタートしました。後にユーザーの利便性を考えて、絵本が買えるようにしました。


我が社のコンセプトは、「子供のためならいつでも休める会社」なんです。入学式や学芸会がある時は会社を休むことを奨励していますし、普段も早く帰って家族と過ごしなさいと言っています。


クチコミ情報を見たユーザーさんは、気になった本を買おうと思うはず。絵本の通販を始めれば、収益源になると考えました。しかし、当時の我が社には在庫を抱えるだけの体力がなかった。それで考えたのが、キャラクターグッズのネット通販でした。『はらぺこあおむし』という人気の絵本があるんです。主人公の「あおむし」のぬいぐるみや文具、DVD、食器といったグッズがかわいらしく、「これは売れる」と思いました。そしてこれらのグッズは書店で扱っていなかったんです。おかげで大ヒットしました。それを機に、様々な絵本の関連グッズが売れ始めました。


金柿秀幸の経歴・略歴

金柿秀幸、かながき・ひでゆき。日本の経営者。「絵本ナビ」社長。慶應義塾大学経済学部卒業後、みずほ情報総研・システムエンジニアなどを経て絵本ナビを創業。そのほか、NPO法人ファザーリング・ジャパン初代理事を務めた。

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