菅井敏之の名言

このエントリーをはてなブックマークに追加

菅井敏之のプロフィール

菅井敏之、すがい・としゆき。日本のコンサルタント、不動産投資家。山形県出身。学習院大学卒業後、三井銀行に入行。金沢八景支店長、中野支店長などを務めたのち48歳で独立。不動産投資家としても活躍。著書に『お金が貯まるのは、どっち!?』。

お金とは、困っている人の問題を解決して、その対価として受け取るもの。


私は常々、副業ならぬ「複業」を皆さんに勧めています。お金の不安から自由になるには、本業の収入とは別に「新たにお金を運んでくる仕組み」を持つしかない。


皆さん一人一人が家計を運営する経営者としての自覚を持ちましょう。投資成功のために圧倒的な知識を身に付けましょう。


投資で失敗した人の多くは勉強不足。目標とする投資家の本を読み、講演を聞いたほうがいい。受験勉強に比べれば楽なもの。


本業以外のところで資産形成を行うことが将来の安定につながる。これは、法人も個人も同じ。


自分の人生を安定経営していくためには、いつでもお金を借りられる状態にしておかなくてはいけない。


サラリーマンはたまたま取引先が「今勤めている会社」というだけの「自分株式会社の社長なんだ」という意識を持つべき。


いい会社に入ってたくさん稼いだって、支出が多ければ誰にでも破綻する可能性はある。


信用がないとお金も寄ってこないし、人も集まらない。


お金の使い方も生活習慣病のひとつ。


自分が何歳のとき、いくら必要になるのか。人生の見通し図を描くことが賢いお金との付き合い方の第一歩。


そもそもお金とは、誰かの問題を解決した対価として支払われるものです。たとえば医者は怪我や病気を治してお金をもらいます。売れずに困っている商品を営業して売るから、お金がもらえるのです。


今何が求められているのか、正しい情報を元に自分の価値を高められる人が「金持ちじいさん」になれる人。当然、情報弱者ではいけません。


健康な体も含めて幸せな老後です。せっかく貯めたお金を生活習慣病の治療で切り崩していくようでは本末転倒。


人口が減るからこそ生まれるチャンスがある。全国を「アリの目」で見れば、有望な地域は必ずある。場合によってはレッドオーシャンである都内よりも有望かもしれない。


人脈は無形資産。生かさない手はない。両親を大事にすれば、不動産の購入費用を援助してくれることもある。友人の伝手で地元の大工に安く工事を頼める可能性もある。


自己中心的な人は不動産投資に向かない。業者も横柄なオーナーには優良物件の紹介や空室対策でひと肌脱こうとは思わないはず。


アッパークラスという意識がある人は金融機関の「特別な話」という囁きに弱いが、特別な話などあるわけない。


成功する人は嘘をつかない。これも多くの資産家と交流してきて強く感じることです。虚勢を張り、調子のいいことばかりいっても内実が伴わない。これでは信用されません。


食費を含む細かい節約はストレスのほうが大きいので、家計を見直すなら住宅費、保険料、自動車費、教育費という四大固定費が先です。見栄だけで車を持っているならそれを手放し、かわりに昼はいい店で食事をして、夕方までもりもり働く。どちらが幸せかを考えて、無駄なストレスは極力カットしましょう。


毎月新しいお金が入ってくる仕組み=金の卵を産むニワトリの代表的なものは3種類。ひとつは、自分のスキルや人脈を生かしてビジネスをすること。2つ目は家賃収入つきの不動産物件を持っておくこと。3つ目は、投資信託や株など配当金のある金融資産を持つこと。


毎月新しい金の卵を産むニワトリを持っている人は、預金などで純資産を持っている人より幸せです。銀行員時代、お金があるのに旅行もせず、ボロボロの家に住み、質素な暮らしをするシニアの顧客を大勢見てきました。たとえ1億円預金があっても、それを切り崩しながら老後を乗り切らなくてはいけないと思うと、人は不安でお金を使うことができないのです。逆に、預金は1000万円程度しかなくても、毎月新しいお金が入ってくる仕組みがあると、安心して使うことができます。


定年後、退職金をすぐ運用するのはやめたほうがいい。「何かやらねば」と前のめりになっていると、金融機関のいいカモにされます。退職金は1年間手をつけず寝かせておいてください。1年置けば定年後の生活を経験して「どれだけお金がかかるか」「自分は何にお金をかけたいのか」といったことが見えてきます。冷静になった段階で改めてライフプランを立て、それにもとづいて資産運用の方法を模索していくことが大切です。


本業に力を入れ、仕事でも家庭でも求められていることを完璧にこなしていく。そうやって結果を出す中で築いた能力、人脈、自信は、将来豊かに暮らすうえで必ず基盤になるはずである。


平均寿命が伸びた今、多くの人が80歳まで生きなければならなくなった。その長い道のりにおいて、50歳までは資産形成期と考えた方がいい。それも無形資産、自分の引き出しをつくる大事な時期だ。


子供の入学金や車検といったルーティンではない支出も、ある程度は予測可能であって、すべてが突発的に起きるわけではない。一年単位で臨時出費を予算化し、あらかじめ用意しておけば慌てることもなくなるはずだ。


家計の支出の多くを占める住宅費、保険料、自動車費、教育費。この4大固定費は減らせないと思い込んでいる人が多い。しかし、見直すと大きく改善できるのは、ここ。この合計を手取り収入の50%以内に収めることができれば資産は確実に増える。


人生には「資産形成期」と「資産運用期」があって、30代、40代は「資産形成期」にあたります。この時期は、銀行からお金を貸してもらったり、取引先に信用されたりしなきゃいけない。そんなときに、ヒゲを生やしてヨレヨレの格好をして、「私は真面目です。信用してください」って言ったって、それは無理な話です。


本物のお金持ちは、「信用」を一番大事にしています。財布、時計、背広、メガネ、カバン……。「自分に似合うか」「おしゃれに見えるか」ではなく、「信用されるか」という視点で選んでいます。


健康とお金ってよく似ていて、たとえばダイエットするときは、「先週より1キロ減った」「先月より2キロ減った」と記録を見直すことでモチベーションを上げますよね。お金も一緒で、家計簿をつけることで「今月の収支は3000円プラス。来月はタクシー代を半分にしてみよう」とか考えられるんです。


「繰り上げ返済をして借金もないけど預金もないAさん」と「借金が1000万円あるけど、預金も1000万円あるBさん」を比べた場合、人生を経営するうえで安全なのは明らかにBさんです。差し引きしたらどちらもゼロで、一見変わりないように見えると思います。でも、現金を持っていれば何かトラブルがあったときに銀行がお金を貸してくれるんです。


たとえ借金だとしても、絶対に手元に現金があったほうがいいんですよ。結局、倒産する会社はお金を借りすぎているわけじゃなく、手元に現金がなさすぎて倒産している。これは家計にも言えること。


家計も会社経営と同じ。収支を上手く管理すれば黒字決算となります。社長の目線で家計を見るには、まずライフプラン表を作成すること。ライフプラン表とは、いわば家庭の事業計画書。


お金に困らない家庭といつもカツカツの家庭。明暗を分けるのは、「家計を経営的視点で見ているか」「三つの資産(金融資産、不動産、無形資産)を高める努力をしているか」です。


「無形資産」は、仕事のスキル・人脈といった稼ぐ力を指します。今後はおそらく、定年後も働くことが当たり前の時代がやってきます。知識やスキル、稼ぐ力で自分自身の無形資産価値を高めておくことが重要。むしろ、無形資産を築けていないことはリスクと言っても過言ではありません。


家計運営も、プランニング・リサーチ・見積もりと、仕事でやっていることと同じ。しかし、家のこととなると、男性は奥さんに丸投げしがち。面倒くさがらずに、自ら家計のプランニングをしてみてもいいでしょう。


お金持ちは何より信用を大事にします。どうしたら信用してもらえるか、そこがすべての行動基準となっているといってもいいほど。信用を培えばお金は後からついてくる。これは私の経験からつかんだ真理です。


賃貸住宅経営についていえば、コンサルティング能力を持つ事業者をパートナーに選ぶこと。この分野は、多くの部分をアウトソーシングできる仕組みが整備されています。優れたパートナーを見つけられれば、成功の確率はグッと上がるでしょう。


不動産への投資で重要なのは、個別個別で物件を精査していくこと。同じエリアにある物件でも、その特性によって価値は大きく異なりますから、平均値で考えても意味がありません。そこが不動産投資の難しいところであり、奥深いところでもあります。


賃貸住宅経営の一番大きな利点は「銀行からお金を借りて始められる」ことです。一流と呼ばれる企業に勤めている人であれば、銀行はそこに信用力を見いだして融資をしてくれる。これも重要な資産ですから、上手に活用していくべきです。


お金の管理は、基本的なことですが、家計簿を付けるのが一番です。ただし、毎日となると大変。月一回、シンプルな形の家計簿を付けていけばいいでしょう。これによって、一カ月の収支がプラスかマイナスかが分かります。また、項目ごとの支出を把握することで対策も立てやすくなる。体重管理と同じで、状況が可視化されるとモチベーションも上がります。


「人的資産」も見逃せません。人的資産とは働くスキルや人脈など自分の稼ぐ力のこと。ビジネスパーソンであれば、人的資産を蓄積していくことにも、ぜひ力を注いでほしいと思います。いわば「自分株式会社」の社長として、いま勤める会社で問題解決能力を磨く。その中で信用を積み重ねながら、複業的人生への道を開いていくわけです。


銀行に勤めていた頃、多くの資産家の方と接する機会がありましたが、たとえ何千万円もの預貯金を持っていても、それだけではなかなか幸せや安心を得られない。どうしても、預貯金が目減りしていくことに目が向いてしまうのです。一方で、毎月数十万円が入ってくる仕組みを持っている人は、明るい顔で楽しい毎日を送っていらっしゃいました。


将来の不安を解消するには、自著のタイトル『金の卵を産むニワトリを持ちなさい』が一つの答えです。例えば毎月一定の収入をもたらす賃貸住宅を所有する――。やはり定期的に入ってくるお金が安心感をもたらし、人生を豊かにします。


私は、人生を「雲梯」にたとえてお話しすることがあります。小学校や公園にあるあの雲梯で前に進もうと思えば、片手でぶらさがっているだけではダメ。片手をしっかりと保持しつつ、もう一方の手で次のバーをつかまなければなりません。つまり会社員として給与を得て、もう一つ別の収入源を確保する。いわば「複業的人生」を皆さんにお勧めしています。


もし50歳から始めて、20年のローンを組むと、完済するのは70歳。お金を貸す金融機関から見れば、年齢はマイナス要素と見なされるでしょう。だったら、その弱みを打ち消すだけの強みをアピールすればいいのです。たとえば、子供がいることは大きな強みになる。もしローン返済中に何かあっても、不動産の経営は後継者が引き継ぐとわかれば、金融機関も融資しやすくなります。すでに社会に出て働いている子供がいれば、親と子の収入を連結することで、融資を受けやすくする方法もあります。あるいは親が田舎に土地を持っている、家族に不動産経営の経験者がいるといったことも強みになります。こうした点をアピールできれば、50代や60代でも不動産経営を始めることは十分に可能です。


不動産投資で成功するには、マクロの視点とミクロの視点の両方を持つべきです。マクロの視点で見ると人口が減っている地域でも、「新しいショッピングセンターができた駅の北側は住民が増えている」「小学校の周辺では、ファミリータイプの物件が不足している」といった個別性が必ず発見できます。そのニーズに合った物件を探せば、必ず入居者はいます。


不動産投資において、「時間」は貴重な資産です。市況だけを見て、「今は不動産価格が高いから、もう少し待とう」と判断して、5年が経ったとします。この間、当然ながら自分の手元に副収入は1円も入ってこない。これは大きな機会損失です。また、仮に35歳で始めれば、20年のローンを組んでも、55歳には完済します。しかしスタートを5年遅らせれば、ローンの完済は60歳。会社の定年が65歳でも、もっと早い段階で役職定年や早期退職を迫られる可能性もあります。本業の収入が不安定になる中でローンを払い続けることになっても、本当に大丈夫でしょうか。このように、自分の年齢や収入を考え、「これからどんな人生を送りたいのか」というライフプランと照らし合わせて考えれば、市況に関係なく「今始めるべきだ」という結論になる可能性は大いにあるはずです。


現場力とは、消費者と直につながり、そのニーズを理解していること。社内政治にばかり意識が向かう人は現場を忘れているから、会社の看板を失った途端、相手にされなくなる。しかし消費者と関係を築いておけば、独立して業種や扱う商品が変わっても、お客さんはついてきてくれます。


年金と退職金で悠々自適だと思っている人はしくじる。豊かな老後を手にできるのは、定年後、毎月10万円、15万円など、収入を得る方法を具体的にイメージし、準備できる人。そのためにはすでに独立している同期や同級生といった人脈を現役時代に築いておく。勤務先の看板を外したときに稼げるのが豊かな人で、社内政治にうつつを抜かしている人は貧しい老後になる。


菅井敏之の経歴・略歴

菅井敏之、すがい・としゆき。日本のコンサルタント、不動産投資家。山形県出身。学習院大学卒業後、三井銀行に入行。金沢八景支店長、中野支店長などを務めたのち48歳で独立。不動産投資家としても活躍。著書に『お金が貯まるのは、どっち!?』。

ページの先頭へ