牛島信の名言 一覧

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牛島信のプロフィール

牛島信、うしじま・しん。日本の弁護士、小説家。東京大学法学部卒業後、東京地方検察庁検事を経て弁護士登録。アンダーソン・毛利・ラビノウィッツ法律事務所を経て、牛島総合法律事務所を開業。敵対的買収に対する企業の防衛側の弁護士として活躍している。小説家、作家でもあり『株主総会』『株主代表訴訟』『買収者』『取締役会決議』『常識崩壊』などの著書がある。

日ごろから株主との信頼関係を築いておくことは、いわば買収防衛策の王道です。


人が働くことで、自分なりに世の中へ尽くし、見返りとしていくらかのお金をもらう。そういう社会と対等の関係を保つことが人の生きている誇りとなり、生きがいにもつながります。


あまりに報酬が高いと、そこに私心が生まれやすくなる。


大人になってからは、圧倒的に仕事をしている時間、会社で過ごす時間が長い。だから、自由時間のために嫌々仕事をするのは、不合理です。仕事に楽しさを求めるべきだと思っています。


上場しているから狙われる。上場しているからお金のロジックの嵐の中に巻き込まれてしまう。上場するメリットとは何なのか。むしろサッポロHDにとってはMBOを実施して上場を廃止するチャンスが巡ってきたのではないかとも私は思います。


株式会社という存在がなぜ世の中に許されているのかといえば、大きな資本と大きな組織を糾合すれば、社会により良い商品、より良いサービスを提供し、たくさんの職場をつくりだすことができるからです。特に人間が生きるため、食べていくための職を提供するというのが、株式会社という企業体の重要な存在理由だと私は考えます。


「買われたくなければ上場しなければいい」と言ったのは村上ファンドの村上世彰氏ですが、上場しているということは誰でもその株が買えるということです。蛇の目ミシン株主代表訴訟の最高裁判決では「証券取引所に上場され、自由に取引されている株式について」は「会社にとって好ましくないと判断される者がこれを取得して株主になることを阻止することはできない」と言い切りました。好ましくなくても株は買えるし、過半数の株を押さえれば経営権が取れる。それが上場していることの意味です。


私は日本の会社は簡単に買収されないようになるべきだと思うんです。普通株を上場すると、過半数を集められたら経営者は追い出されてしまいます。そこで、議決権を持たない種類株だけを上場し、経営権を守るようにすることも考えられるのではないでしょうか。最近ではグーグルがいい例ですね。


M&Aの目的は、究極的には金儲けです。金儲けのためにモノを作って売る人もいれば、会社を買い取って解体して売る人もいる。目的は同じです。ルールが許す範囲であれば、それは構わないと思います。ただ、そういうことが許される前提条件は何かというと、雇用の維持だと思うのです。雇用を大事にしたM&Aこそが「よいM&A」だと私は思います。


私はコーポレートガバナンスの中核にあるのは経営者の首の挿げ替えだと思います。それを中からやるか、外からやるかの違い、これに尽きる。


経営者というリーダーがいて、それに続くフォロワーがいる。フォロワーは「この人についていけば、自分の人生に価値があると実感できる」と思うリーダーについていく。織田信長を例に出すと、彼は好きなことをやったのでしょうが、そこに多くのフォロワーを生み、フォロワーが次の世代のリーダーに育っていった。こういうリーダーがいると世の中は上手く回る。


リーダーが頑張ると仕事が生み出されて、多くの迷える小羊が充実した人生を送ることができるようになる。リーダーになれる人はほんの一握りですが、多くの人にやりがいと人生の価値を提供する。


企業を動かすリーダーがいて、彼らが雇用を生み出す。そのリーダーについていけば、生き甲斐がある良い人生を送ることができそうだと感じられる。リーダーに自由に活動できる環境を作ることで雇用が生まれ、フォロワーたちで幸せな人生を送れる人が増える。これが資本主義の良いところであると思っています。


株式会社という制度の最も素晴らしいところは、「人々がより幸せになれる仕組みだから」ということだと考えています。優れたリーダーがいて、会社を経営し、そこに雇用が生まれる。会社が成長すると雇用が増える。そのために会社はあるし、成長しなければなりません。世の中の多くの人には、リーダーの資質はありませんが、優れたリーダーのもとで働くことで、やりがいを感じて仕事ができ、報酬を得て、自分の人生に意味を感じることができる。これこそが、株式会社制度の根幹ではないかと。


なぜ働くかと言うと幸せ、満足を得るためだと思うんです。何に幸せを感じるかは人それぞれですが、個人的にはお金のためだけに働く人は少数派だと思います。


ほとんどの人は、働くことで自分の価値を見いだします。職を得て、給料をもらい、自分が社会の役に立っていると自覚することが誇りにつながる。だからこそ、企業は重要であり、きちんと運営されなければならない。大きな会社、上場企業の社長になる人は、「多くの人が誇りを持って働ける環境を作る」役割がある。


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牛島信の経歴・略歴

牛島信、うしじま・しん。日本の弁護士、小説家。東京大学法学部卒業後、東京地方検察庁検事を経て弁護士登録。アンダーソン・毛利・ラビノウィッツ法律事務所を経て、牛島総合法律事務所を開業。敵対的買収に対する企業の防衛側の弁護士として活躍している。小説家、作家でもあり『株主総会』『株主代表訴訟』『買収者』『取締役会決議』『常識崩壊』などの著書がある。

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