永田豊志の名言 一覧

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永田豊志のプロフィール

永田豊志、ながた・とよし。日本のコンサルタント、知的生産研究家。九州大学卒業後、リクルートで新規事業立ち上げを担当。グループ会社メディアファクトリーで漫画・アニメ関連のコンテンツビジネスを立ち上げる。コンピュータ系雑誌編集長、CGキャラクター版権管理ビジネス会社社長などを経て、ウェブマーケティング会社ショーケース・ティービーを共同設立。そのほか、知的生産向上の研究を行い、ビジネス書を執筆している。著書に『トップ1%の人だけが実践している思考の法則』『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』『プレゼンがうまい人の図解思考の技術』『頭がよくなる「図解思考」の技術』ほか。

何事も楽しくなければ続きませんし、習慣化しません。


図解思考のポイントは、シンプルな図にすること。図解というと作品のような美しい図を描こうとする人がいますが、基本的には、四角い囲みと矢印だけで十分です。日常のちょっとした情報を整理するために、つねに図を使うには、シンプルでなければなりません。


イノベーションはトライ・アンド・エラーの繰り返し、すなわち、失敗を通してしか生まれません。ならば小さな失敗が数多く起きることを前提にした組織になるしかない。


イノベーションを起こすのは、新規事業担当者や経営層といった人たちだと思われがちです。私は全社員がイノベーションを起こすべきだと思います。営業でも事務でもイノベーションを起こすための種はたくさんあります。


経営者は業績が悪くなると新規事業をやれと言いますよね。しかし、失敗を奨励しないと新しい発想なんて思いつきません。新規事業に関わる失敗は、人事考課に影響しない、とか、挑戦した件数を評価するようにすれば、思いもよらない新しいビジネスが出てくるでしょう。


社員が失敗しても損をしない企業風土や評価制度が必要です。米グーグルや米スリーエムが実践しているような、勤務時間のうち一定時間、自由に使える環境を提供するのも一案です。


イノベーションはルールと市場を自分で作らなければなりません。他業界で起こっていることを自社に当てはめると何ができるのか。常に考えていないとなかなか自分の問題点には気づけないでしょう。


改善にはPDCA(計画・実行・確認・行動)が有効なのですが、残念ながらイノベーションを生むためには無力です。改善は解決すべきテーマが決まっていますが、イノベーションは取り組むべき問題を探すことから始めるからです。問題に気づく能力が必要となります。


私自身も、図解思考といった知的生産性を高めるためのノウハウ本を書いてきました。でも、必ずしも生産性が高まっていないことに気づいたのです。改善は時間や労力を減らしても同じ成果を出そうという取り組みです。成果自体を大きくしようというスタンスが欠けていました。そこで必要なのがイノベーションなのです。


全社の営業マンが1年目と10年目で同じ仕事のやり方をしていたとします。成績に差があるとすれば、それは経験と担当企業の規模でしかありません。ベテランの営業担当者は「あえて顧客先を訪問しない」といった、手法のイノベーションを試すべきなのです。


いまやある日突然、主力事業で無料サービスを提供するライバル企業が出ることもあり得ます。そうなったとしても企業がイノベーション能力を持つ社員の集合体になれば、生き残れると思います。


図解は、膨大な文字情報からキーワードだけを抜き出し、関係性を組み立て、ストーリー化する作業。脳が理解しやすいシンプルな形に情報が加工・整理される。


アウトプットする前提で読書をすることで、本の内容が頭に入りやすくなり、長く記憶に残る。


図解は記憶力を高め、アイデアを豊かにするだけでなく、世界共通で使えるというのも魅力の一つ。以前、台湾に行った際のこと。通訳を介してコミュニケーションを取っていたのですがラチが明かないので、図を描いて説明したところ、言葉が通じないのにすぐに伝わりました。


たとえば「A案か、B案か」という話になった際、横軸に製品名を、縦軸にメリット・デメリットを配し、意見をそれぞれのマスにメモしていく。こうした会議では声の大きな人の意見が通りがちですが、こうした図解をホワイトボードなどで共有すれば全体像がつかめるので、より冷静に比較できるというわけです。


仕事でのノートやメモは、一字一句記録する「議事録」ではないと意識変換をすべきです。一字一句記録したいなら、レコーダーを使えばいいだけの話。書き留めるのはあくまで「エッセンス」のみ。私は一時間程度の商談ならば、メモを取るのは2つか3つくらいです。


学生時代は確かに、先生が言ったことをひたすら書き留め、それを暗記すれば、テストで「正解」が得られました。ただ、ビジネスには正解などありません。


フレームワークは様々あるが、本質的な利用目的は変わらない。自社の商品・サービスの「伸ばすべき強み」と、「補強すべき弱点」を知るためのものだ。分析したい切り口によって、どんどん使えばいい。


1つの問題の分析に、1つのフレームワークを使うだけでは不十分。フレームワークは、特定の切り口で問題を分析する道具。だから、1つの事象を複数のフレームワークで多面的に検討する。そうやって、重要な問題を見落とさないようにする。


大事なのは、とにかく自分の手を動かすこと。他人が書いた図解を模写しても、頭には残らない。不格好でもいいので自分なりの図にしてみることが、長く記憶に残すポイント。書いた図解は保存して、時々見返すといい。


図解で記憶すると、情報をまとまったストーリーとして理解・記憶できるので、いざ思い出そうとする時に、キーワードの1語をきっかけにして全体の情報を引き出しやすくなる。


映像を認識する右脳の記憶容量は、文字情報を扱う左脳と比べて格段に多いと言われている。図解で情報をビジュアル化することによって、左脳と右脳を両方働かせられる。


他人から受け取ったままの情報では、本質を理解するのに不十分。分かりやすく図解化するために頭をひねって工夫する作業そのものが、脳を働かせて記憶につながる。


「ロジカルに考えろ」とはよく言われることですが、いくら「頭をロジカルにしよう」と念じても、ロジカルにはなりません。図解思考をすれば、継続していくだけで、勝手に頭がロジカルになっていくのです。


箇条書きしたメモの中に、矛盾や情報の漏れ、ダブリなどの論理的な欠陥を見つけるのは簡単ではなく、しばしば見落としてしまいます。ところが図にすると、情報が抜けている部分は空白になり、ダブっているところは線や囲みが混線したり、同じ囲みがいくつもあったりと一目瞭然。矛盾があれば、そもそも一枚の図にまとめられません。そのため、図をたくさん描いていると、思考が自然とロジカルになっていくのです。


図を使って情報を整理する図解思考が、なぜ思考力を高めてくれるのか。理由は3つあります。第一の理由は、理解しなくては図が描けないからです。第二の理由は、図は嘘をつかないということ。第三の理由は、図解思考では脳のさまざまな部位を使うことです。


図解思考では、単に聞いたことを箇条書きする場合と比べて、使う脳の部位が圧倒的に多いのです。脳全体を使って覚えた情報は非常に深く刷り込まれて、いつでも必要に応じて取り出せる強い記憶になります。図解思考が、ビジネスでのメモにかぎらず、資格試験などの勉強にも威力を発揮するのは、こうした理由があるからです。


図解に慣れることは、俯瞰的な把握力の強化につながります。図解は、あらゆる場面で素早く全体を理解し、考えをまとめるために最適なツールなのです。


文は主述さえ整っていれば、矛盾があっても見落とされやすいのが難点。情報の洩れが見逃されることも多々あります。その点、全体の構造を一枚で明確に視覚化できる図解ならば、「この要素がないのはおかしい」とすぐ気づくことができる。


考えがまとまらないときや情報が整理できないとき、「図解」してみるとひと目でわかります。箇条書きや文章でも整理はできるかもしれませんが、パッと見てわかる図に比べると理解に時間がかかります。


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永田豊志の経歴・略歴

永田豊志、ながた・とよし。日本のコンサルタント、知的生産研究家。九州大学卒業後、リクルートで新規事業立ち上げを担当。グループ会社メディアファクトリーで漫画・アニメ関連のコンテンツビジネスを立ち上げる。コンピュータ系雑誌編集長、CGキャラクター版権管理ビジネス会社社長などを経て、ウェブマーケティング会社ショーケース・ティービーを共同設立。そのほか、知的生産向上の研究を行い、ビジネス書を執筆している。著書に『トップ1%の人だけが実践している思考の法則』『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』『プレゼンがうまい人の図解思考の技術』『頭がよくなる「図解思考」の技術』ほか。

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