樋口知之の名言

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樋口知之のプロフィール

樋口知之、ひぐち・ともゆき。日本の理学博士、統計学者。東京大学理学部地球物理学科卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。統計数理研究所予測制御研究系予測理論研究部門助手、教授、統計数理研究所予測制御研究系システム解析研究部門教授、予測発見戦略研究センター副所長、所長などを務めた。

20世紀まではモノを均質に大量に生産することが富を生んだが、21世紀は「個人化された情報サービス」を提供するシステムが富を生む。


ビジネスにつなげて付加価値を生んでこそのデータだと忘れてはいけない。


ビッグデータは、データを機械に投入しコロコロと回せば答えが出るというものではない。営業や製造部門などデータを活用するビジネス現場の社員と、情報分析専門の社員が協働し、計画、実践、フィードバックを循環させないとうまくいかない。


ビッグデータには落とし穴がある。データが増えると正確な予測がかえって難しくなる、というジレンマが生まれる。


eコマース企業などはビッグデータの活用に本腰を入れている。ライバル企業がどのようにデータを生かしているか、いかに他社よりデータを活用できるか。この探り合いが企業の勝敗を左右する時代になった。今後はデータを活用しない企業は生き残れない。


データリテラシーを高めるには、まず自分の仕事に関連したデータを見る。単に数字を追うのではなく、グラフを好きになる。数字は情報が少ないが、グラフは情報が多い。要するに、変化を見ることが大切で、それが予測する力のベースになる。


データサイエンティストには、主にデータ解析法、データ可視化、データ工学の技術が必要だ。このうち、データ可視化とデータ工学は、専門的技術者によって担われる部分が大きい。一般のビジネスパーソンがデータサイエンティストに近づくとしたら、まずデータ解析法を習得しよう。


これまでの企業は勘と経験に基づき、定性的に経営判断をしてきたが、これからの時代はいかに定量的にデータを分析し、より精度の高い予測モデルを作れるかが企業の命運を分ける。


これからの時代はどんなビジネスパーソンも、データリテラシーは身につけた方がいい。特に経営トップや現場のリーダーは、自分がデータを分析できなくても、データを読んで将来を予測し、意思決定していかなけばならない。データが読めなければ競合に負けてしまう。


樋口知之の経歴・略歴

樋口知之、ひぐち・ともゆき。日本の理学博士、統計学者。東京大学理学部地球物理学科卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。統計数理研究所予測制御研究系予測理論研究部門助手、教授、統計数理研究所予測制御研究系システム解析研究部門教授、予測発見戦略研究センター副所長、所長などを務めた。

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