柳井正の名言

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柳井正のプロフィール

柳井正、やない・ただし。日本の経営者。カジュアル衣料のユニクロを展開する「ファーストリテイリング」社長・会長。早稲田大学政経学部経済学科卒業後、父が経営する小郡商事(のちのファーストリテイリング)に入社。父から経営を引き継ぎ、同社を大きく成長させた。

社員は上の人たちのことをよく見ていますよ。経営者自身が、自分では誰よりも仕事をしているつもりでも、社員から見たら全然やっていないように見えるもので、ごまかしはききません。


経営者は自分が仕事をするのは当然として、社員に仕事をしてもらわないといけない。社風とか、価値観とかを組織に根づかせるのも、経営者の仕事です。


服は着る人の組み合わせによって、その人の生き方や個性を表現するもの。魅力的で新しい商品を提案していけば、どんなに不景気の時代だって買ってくれる商品はある。


管理職の皆さんに言いたいのは、ひとつの分野のことだけではなく「全部」知ることです。たとえば生産の仕事をしている人も、経理の仕事を知る。経理の仕事をしていたら情報システムの仕事も知ろうとする。あるいは誰がどこでどんな仕事をしているのか、世界中の会社全体の動きを知る。そのためにはインターネットを使い、あるいは現地に飛んで一緒に仕事をすることも大事です。互いに仕事をより深く知ることによって信頼感と連帯感が生まれてくると思います。


勉強したいと思う源泉は、新しいもの、珍しいもの、自分とは違うものに対する好奇心です。


強みを活かしていくためには、自分の弱みを自覚し、どのようにして強みを伝えていけばよいのかを考えて口に出して表現し、実行することが最も大事だと思います。


社会のニーズがあるからこそ会社も成長できる。社会からあなたの会社は必要ですよと言われない限りは成長どころか存在すらできません。ですからその国に進出しようと思ったら、その国の社会の一員として社会貢献活動も同時にやる必要があると思っています。


僕が一番大事にしているのは「真・善・美」です。商売の利害といったものよりも人間の良識を大事にしたい。今あなたがやっていることは社会のお役に立っていますかと考えることが大事です。


いつも言っているのは、僕のようにしないことだ、ということ。僕のようにしたら絶対に失敗するし、カリスマは必要ない。


会社組織の中ではほとんどの人がリーダーであると同時にフォロワーです。優れたフォロワーシップのある人でないと人はついていかない。


組織はリーダーばかりでは成立しません。僕はリーダーシップとフォロワーシップの2つを持たないと真のリーダ-シップは発揮できないんじゃないかと思います。


入社した人は全員が現場に入り、そこで働く人、我々の製品を使う人がどういう意味を感じて使っているのか、市場がどういうふうになっているかを肌で感じることが大事です。


僕が重視しているのは、社員に世界の現実を知ってもらうことです。日々の業務において、目の前のことしか見えていない人が多いように思います。見えない世界に対する好奇心を持つこと、社会性や感情的なものをもっと大事にしないといけない。


日本人のダメなところは前もって準備しようとするところですね。はじめは失敗するかもしれないけれども、試行錯誤してこそ現場感覚や異文化を身につけられるのです。


経営や商売というのは、自分のなけなしの金で場末に店を出して、一生懸命考えることから始まる。誰も来ないとする。どうして誰も来ないんだろうと考える。店が暗いのか、他の店よりも価格が高いのか。試行錯誤して、お客さまに来てもらえるようになったとしても、何も買わずに出ていく人もいる。そのうち自分の手元のキャッシュが減っていき、胃が痛くなる。そういう経験をし続けない限り、MBAを取ろうが、コンサルティングをやろうが、商売人、経営者にはなれない。


柳井正の経歴・略歴

柳井正、やない・ただし。日本の経営者。カジュアル衣料のユニクロを展開する「ファーストリテイリング」社長・会長。早稲田大学政経学部経済学科卒業後、父が経営する小郡商事(のちのファーストリテイリング)に入社。父から経営を引き継ぎ、同社を大きく成長させた。

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