柳井正の名言 一覧

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柳井正のプロフィール

柳井正、やない・ただし。日本の経営者。カジュアル衣料のユニクロを展開する「ファーストリテイリング」社長・会長。早稲田大学政経学部経済学科卒業後、父が経営する小郡商事(のちのファーストリテイリング)に入社。父から経営を引き継ぎ、同社を大きく成長させた。

社内にいる2人の息子は結構優秀なんですよ。でも、息子が経営したら社員が夢をなくします。サラリーマンは最後は経営者をやりたいと思うし、そのために会社に入ったんですから。僕は株主として優れた経営者を次も、その次も任命しなくちゃならない。そっちの方がよっぽど難しいですよ。


創業者は絶対に引退できないんですね。引退できないけど、迷惑をかけないことだけは気を付けないといけない。だから創業者は自分を引き継いでくれるチームと、そのリーダーを任命しないといけない。


継者候補には「自分のようにやると失敗する」と言っています。僕は創業者でCEO(最高経営責任者)だから人々が言うことを聞くんですよ。同じことを後継者が言ったら誰も聞かないですよね。歴史を全部知っている僕より強いことをやろうと思ったら、チームを作るしかないでしょう。


僕もも創業当時、お金がなかった時が一番厳しかった。45歳ぐらいまで貯金が1000万円しかなくて、借金が50億円。寝ている時以外はずっと考えるか仕事している。それくらい熱中しないと成功しないし、楽しかった。


成功したと思うこと、それがすなわちマンネリと保守化、形式化、慢心を生む源だ。


成功するためには計画を立てたら前準備をしっかりとやることです。わが社ではこれを前始末と呼んでいます。計画を立て、前準備やリスク管理、つまり前始末をしっかりやってはじめて成功できるのです。


事業とは地道なものだと思うし、地道なことをやっていくことが大切です。しかし地道だけでは駄目で、革新と挑戦もしなければいけません。常に挑戦する心がないと、地道だけでは絶対成功しない。


社会起業家でなければ大成功できないと思います。世の中のニーズに応え、喜んでいただきお金が儲かる。これほどおもしろいことはないと思います。資本主義イコール悪、大企業イコール悪、小さいことがいいというような風潮がありますが、小さかったら社会は変えられない。


今、社会貢献しようという人はNPOにいっていますが、そういう人ほどぜひ事業をやっていただきたい。NPOは民間非営利団体なので大きいことはなかなかできません。事業をやって成功する方が社会を変えられる。今は本当の意味で社会に貢献した人が賞賛される世の中になっていると思うし、そういう社会になるべきだと思います。


異業種の人のほうが、この業界の常識にとらわれずに、「なぜだろう」「どうしてだろう」と原理原則から取り組むことができる。同業種だと、「こうなっているのが当たり前」と見なして、無理・無駄の存在する現状を肯定しながら進もうとする。改革には現状否定が欠かせない。


情報を商品化するという、新しい業態に生まれ変わらなきゃいけない。インターネットを見たら世界中の情報が入ってきて、しかもそれは人工知能で全部分析できるという時代なので。


よく頭のいい人は分析ばかりしていますが、なぜ駄目かなど分析ばかりしていても何も変わらない。それより飛び込んだほうがいい。飛び込みもせずに語るだけの人は評論家です。経営は実行あるのみだと思います。


日本にいると日本が中心みたいに思うがそれは違う。グローバル化を考えたら、今やっていることが果たしてニューヨークや上海で通用するかということを考えないといけません。日本で一番といっても何の保障もない。世界中のあらゆる企業と競争して勝てなければ生き残れないのです。


経営はチームです。会社全体でやることです。一人では100メートル9秒台で走ることは難しい。しかしチームなら、それぞれ得意な分野を発揮すれば100メートル9秒台で走ることはそう難しくない。ゴルフのほうがよほど難しいです。


事業部や会社という小さい「公」と、全社という大きい「公」があるときは、大きい公である全社を優先してもらわないといけない。


世の中は凡人ばかりで、秀才や天才はほとんどいません。私は、「ピープルビジネス」と呼んでいますが、いかに一般の人たち、つまり、凡人がやっても成功するような仕事の仕方にしていくか。それが重要なのではないでしょうか。


一つひとつは小さなことだけれども、コツコツコツコツ改善していく。単純にオペレーションを回すだけではマンネリになりますが、改善して、いい方向に変えていく。日本人は、これが得意ですから、改善がイノベーションを生むと思っています。


お世辞なんか、部下は見抜いていますから、そんな「褒め」はムダです。本当にすごいなと思ったときに、「おまえ、これすごいな」と言ってあげる。本心から褒める。そうすると、言われた人も素直に喜び、その得意なことに磨きがかかります。


経営者は自分が仕事をするだけではなく、社員に仕事をしてもらわないといけない。そのためには、経営者は社員の何倍も質の高い仕事をする必要があります。


人は一緒に仕事をするまでは分からないものです。その人の基本的な考え方が私たちの会社に合うかどうか。その人がどのくらい本気で「やりたい」と思っているのか。


やはり「褒める」と「叱る」の両方ともやって、その人にいいダイレクション(指導)を与えて、自分で考えるようにもっていかないと、人は育成できない。


臨機応変に、どんなことが起きても、状況がよく分からない状態でも、そのときの最適解を自分で考えて指示できる人でなければ経営者にはなれません。


採用面接でも、みんな口では「これをやりたい」と言うのですが、本気でコミットしているかどうかは、一緒に働いてみるまで分からないというのが正直なところ。ただ、それでも自分のやりたいことを熱く語れる人、熱意のある人を採用します。


社員は上の人たちのことをよく見ていますよ。経営者自身が、自分では誰よりも仕事をしているつもりでも、社員から見たら全然やっていないように見えるもので、ごまかしはききません。


経営者は自分が仕事をするのは当然として、社員に仕事をしてもらわないといけない。社風とか、価値観とかを組織に根づかせるのも、経営者の仕事です。


服は着る人の組み合わせによって、その人の生き方や個性を表現するもの。魅力的で新しい商品を提案していけば、どんなに不景気の時代だって買ってくれる商品はある。


管理職の皆さんに言いたいのは、ひとつの分野のことだけではなく「全部」知ることです。たとえば生産の仕事をしている人も、経理の仕事を知る。経理の仕事をしていたら情報システムの仕事も知ろうとする。あるいは誰がどこでどんな仕事をしているのか、世界中の会社全体の動きを知る。そのためにはインターネットを使い、あるいは現地に飛んで一緒に仕事をすることも大事です。互いに仕事をより深く知ることによって信頼感と連帯感が生まれてくると思います。


勉強したいと思う源泉は、新しいもの、珍しいもの、自分とは違うものに対する好奇心です。


強みを活かしていくためには、自分の弱みを自覚し、どのようにして強みを伝えていけばよいのかを考えて口に出して表現し、実行することが最も大事だと思います。


社会のニーズがあるからこそ会社も成長できる。社会からあなたの会社は必要ですよと言われない限りは成長どころか存在すらできません。ですからその国に進出しようと思ったら、その国の社会の一員として社会貢献活動も同時にやる必要があると思っています。


僕が一番大事にしているのは「真・善・美」です。商売の利害といったものよりも人間の良識を大事にしたい。今あなたがやっていることは社会のお役に立っていますかと考えることが大事です。


いつも言っているのは、僕のようにしないことだ、ということ。僕のようにしたら絶対に失敗するし、カリスマは必要ない。


会社組織の中ではほとんどの人がリーダーであると同時にフォロワーです。優れたフォロワーシップのある人でないと人はついていかない。


組織はリーダーばかりでは成立しません。僕はリーダーシップとフォロワーシップの2つを持たないと真のリーダ-シップは発揮できないんじゃないかと思います。


入社した人は全員が現場に入り、そこで働く人、我々の製品を使う人がどういう意味を感じて使っているのか、市場がどういうふうになっているかを肌で感じることが大事です。


僕が重視しているのは、社員に世界の現実を知ってもらうことです。日々の業務において、目の前のことしか見えていない人が多いように思います。見えない世界に対する好奇心を持つこと、社会性や感情的なものをもっと大事にしないといけない。


日本人のダメなところは前もって準備しようとするところですね。はじめは失敗するかもしれないけれども、試行錯誤してこそ現場感覚や異文化を身につけられるのです。


経営や商売というのは、自分のなけなしの金で場末に店を出して、一生懸命考えることから始まる。誰も来ないとする。どうして誰も来ないんだろうと考える。店が暗いのか、他の店よりも価格が高いのか。試行錯誤して、お客さまに来てもらえるようになったとしても、何も買わずに出ていく人もいる。そのうち自分の手元のキャッシュが減っていき、胃が痛くなる。そういう経験をし続けない限り、MBAを取ろうが、コンサルティングをやろうが、商売人、経営者にはなれない。


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柳井正の経歴・略歴

柳井正、やない・ただし。日本の経営者。カジュアル衣料のユニクロを展開する「ファーストリテイリング」社長・会長。早稲田大学政経学部経済学科卒業後、父が経営する小郡商事(のちのファーストリテイリング)に入社。父から経営を引き継ぎ、同社を大きく成長させた。

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