板尾創路の名言

板尾創路のプロフィール

板尾創路、いたお・いつじ。日本のお笑いタレント、俳優。大阪府出身。吉本総合芸能学院(NSC)大阪校卒業。蔵野孝洋(ほんこん)とお笑いコンビ130Rを結成。バラエティ番組、テレビドラマ、映画、舞台などで活躍。


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板尾創路の名言 一覧

客観性を持って自分を見ることができるかどうかが、その先を左右するんやないでしょうか。


30代の10年は、何か核を決めていくべき時期だと思うんですよ。人は年を取っていくし、この先、自分がどう生きていくか。男はとくに迫られるところやと思います。


仕事をしてきて、ひとつ確実に言えることは、絶対に周りの人は見てくれているということ。口に出しては言わないかもしれないけど、日々、試されている。


一人ひとりに必ず何か適しているものや場所があると思う。どんな人でも意味なく生きている人間なんていない。その何かを伸ばしていくためには、人から見てもらえるところへ行かなきゃダメ。


周りの人の反応は大事。音楽にしろ、本にしろ、映画にしろ、僕ひとりでできるわけではないですし。


日記はぜひ書いてみてほしい。後で読めば、歳を重ねて変化していく自分というものが客観的にわかりますからね。


日記に書いたことは、ほぼ忘れてます。後で読み返すと、こんなん考えてたんやなと驚くことも。自分の好みを発見できるのも面白い。


流れに身を任せて進みながらも、30代に入ったくらいから「自分がやらんでもええやろ」ということは自然に捨ててきた気がします。僕の個性は、余分なものを省いてできているんですね。


役者の仕事は、お笑いの仕事があるから声がかかる。そこはわかっているつもりです。テクニックのある役者さん、ストイックな俳優さんに勝てない部分はいくらでもありますから。いまも役者の仕事は、ふだん着ない服を着て、ふだん行かない街に行くみたいな、そんな感覚でやっています。


自分がやりたいことだけ、好きなことだけに固執していく考え方ではつらい。30くらいになったんなら、そのへんを考えてみてもいい。自分では気に入る服でなくても、人から着せてもらって「これはあなたに似合っていますよ」と言われて、初めて「ああ、そうなんや」と気づくことも多いですから。


ずっと夢を追いかけていたけど、たまたま違う仕事をさせられて、けっこう成功した、という例も多いですよね。自分の力が生かせる場所が他にもあることに気づく瞬間は、ほとんど周りから与えられるもの。世の中、そういうもんちゃうかなと思うんですよ。


基本的にものすごいめんどくさがり。ただ、何かをやりだして、ちょっと予想外というか、いいもんができる手応えがあるとおもしろくなってくる。その繰り返しが続いている感じです。


20代の頃は、40代の半ばで映画に出たり、日記を出版したりしているなんて全く想像してませんでした。正直、先のことはいまでもわからないですし。目標があったわけでもないし、予想と違うなという残念さを感じてもないし、好きなことをやっていたら、自然とこうなってましたね。


大阪から東京に来たのは30歳になってから。仕事を選べる立場じゃないから、身体を張るキツい仕事も進んで引き受けた。そのうち板尾にはこんなことやらせたら面白いと、周りのスタッフが気づいてきてくれたんですね。それがいまの役者の仕事につながっていて。お笑い界での成功像を明確に持たずに、何でもやって来たのが、逆に良かったんやと思います。


ひとつ気をつけているのは、そもそもがお笑いをやりたくてこの世界に入ってきたわけですから。ここで僕が、役者や映画監督になりきるのは違う。もし、本当に役者や監督をやりたかったとしたら、最初からそっちに行っていると思うんですよ。お笑いで成功した結果、映画や舞台にも出ているわけで、「オレも立派な役者や」「オレは監督や」とは言いにくい。心のどっかで「そうやないやろ」とツッコむ自分がいます。別にええかっこしているわけじゃないですけど、そこはきちんと線を引いておきたい。


映画を撮ったきっかけは「1本、映画をやりませんか?」と言われたこと。しかも、「好きに作っていい」と。僕は別に映画監督になりたかったわけでもないし、作ったこともない。だから、いわゆる監督業はできません。何も学んでないですから。でも、お笑いの中で作ってきた自分のやり方で、オリジナルの脚本でいいと言われるんやったら、それはええか、と。お金は出してくれる、配給もしてくれるんですから、むしろ断る理由がありませんよね。これはラッキーはラッキーですが、降って湧いたような話でもないと思っています。僕が映画に関わり、見てもらえる場に出たことで、お金を出す人に「こいつやったら、撮れるんやないか」「儲かるんやないか」と思わせた、ということです。


自分のやりたいことだけ選ぶのは、逆に道を狭めるのかな。みんな、若いころは好きなこと、憧れていることを仕事にして、生計を立てたい、成功したいと思いますよね。でも、その好きや憧れが、自分に向いているかと言ったら、たぶん、ほとんどの場合は向いていないという現実がある。洋服と一緒で、人が着ているのを見て「似合っているな」「かっこええ服やな」「着てみたいな」と思っても、自分が着て似合うかどうかはまた別じゃないですか。それは他の人が見て決めること。


40代になってから、昔、先輩や親、上の人に言われたことに納得できることが多くなりました。それこそ、若いころは「なにいってんの、このおっさん」「絶対、そんなことないわ」と思っていましたけど。だいたいの場合、大人の言うことは当たっていますね。とくに経験したことについての言葉は、嘘ではない。そういうのはね、すごく思うようになりました。


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板尾創路の経歴・略歴

板尾創路、いたお・いつじ。日本のお笑いタレント、俳優。大阪府出身。吉本総合芸能学院(NSC)大阪校卒業。蔵野孝洋(ほんこん)とお笑いコンビ130Rを結成。バラエティ番組、テレビドラマ、映画、舞台などで活躍。

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