川村隆の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

川村隆のプロフィール

川村隆、かわむら・たかし。日本の経営者。「日立製作所」社長・会長、「東京電力ホールディングス」会長。北海道出身。東京大学工学部電気工学科卒業後、日立製作所に入社。電力事業部火力技術本部長、日立工場長、取締役、常務、副社長、子会社の日立ソフトウェアエンジニアリング会長、同子会社日立マクセル会長などを歴任したのち、日立本社の会長兼社長に就任。世界金融危機によって7873億円という巨額な赤字を計上した同社を2年でV字回復させた。そのほか経団連副会長、東京電力ホールディングス会長を務めた。

これまでの痛みを伴う改革は、リーマンショックで巨額の最終赤字に転落した非常事態に、全社員で危機感を共有できたからだと考えています。問題はこれからです。今後は、危機でなくても日常的に変革し続けられるような企業体質にしていかないと、グローバルでは弱小のままになる。


変化は、ある日突然起こるのではなく、ゆっくりゆっくり時間をかけて進むものだ。その影響もじわじわ現れてくるので、重大な変化が起こっていると気づきにくい。


村落共同体から脱するには、職場の上長に外国人が来るのが一番いい。例えば米スリーエムは興味深い。米国籍企業なのに執行役以上にはスウェーデン人や韓国人なんかがいて、米国人は少数派でしかない。非常に良い形態だと思う。日立も本社は日本に残すだろうが、会社に多様な人材が入ってくるようにすべきだ。


会社は機能体でなければならない。機能体のトップは老化した事業を見極めて迅速に畳み、そこで人材と金を作って成長分野に振り向けるのが役目。平均値を追い求めているようではできない。


結局、日本企業の多くは村落共同体なんだよ。村落共同体は村長がみんなの意見を聞いて、真ん中を落としどころにする。先人が築いた事業だから様子を見ようとか、畳むにしても一部にとどめようとかする。


経営再建にあたり、中西(宏明)君と「日立のコアコンピタンスは何か」なんて話を何度もしたよ。うちの筋肉や骨は社会インフラ事業である。でも筋肉や骨だけじゃだめで、脳神経系が必要。つまり情報通信システムは不可欠。一方、テレビなどのデジタル機器は、うちが本当に得意とする領域ではないと結論付けた。


既存の事業にいつも目をこらして、赤字のゾンビ事業になりそうならすぐ撤退して、伸びる事業に軸足を移すということを日々やっていかなければいけない。


「何も変えずに今まで通りに仕事をやっていれば、うまくいく」という考えでビジネスをしていたのが昔の日立。最高益で安心していたら、すぐ昔に戻ってしまうかもしれない。


海外の経営者は「東洋思想の神髄は?」「禅とはどういう考え方だ?」などと聞いてくる。海外の経営者は本当に教養が豊かです。海外の連中と丁々発止やるために、日本人ももっと教養を身につけるべきだと思います。


読書し、それをベースに自分で考えないと仕事に幅が出ません。我々は専門分野という縦穴を掘り下げているわけですが、それに横棒を足してT字になるようにする必要があると思います。


OJTでカバーできる範囲は限定的です。視野が狭い。だからやばり最後は本を読まないとだめなんですよ。読書で知識を得て、それをベースに自分で考える。


新着Tweet


おすすめ名言


川村隆の経歴・略歴

川村隆、かわむら・たかし。日本の経営者。「日立製作所」社長・会長、「東京電力ホールディングス」会長。北海道出身。東京大学工学部電気工学科卒業後、日立製作所に入社。電力事業部火力技術本部長、日立工場長、取締役、常務、副社長、子会社の日立ソフトウェアエンジニアリング会長、同子会社日立マクセル会長などを歴任したのち、日立本社の会長兼社長に就任。世界金融危機によって7873億円という巨額な赤字を計上した同社を2年でV字回復させた。そのほか経団連副会長、東京電力ホールディングス会長を務めた。

ページの先頭へ