山村輝治の名言

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山村輝治のプロフィール

山村輝治、やまむら・てるじ。日本の経営者。「ダスキン」社長。大阪出身。大阪体育大学卒業後、ダスキンに入社。取締役などを経て社長に就任。

経営では、お客様のお困り事を解決するだけでは足りず、お客様のその先を想像することが重要。


還暦を迎えて、これまで学んだことや経験したことを一度オールクリアにして、白紙の状態でいろんなものを吸収する年にしたい。


当社のすべての事業を支えているのは「喜びのタネをまこう」という創業者の思いです。


お客様との接点をこれからも強化していきます。世の中でIT化やロボット化が進めば進むほど、人と人との関わりを多く提供できる企業体になり続けたい。


一番のライバルは、自社で培ったノウハウであり、それをいったん崩すこと。したがって、他社がどうとかではなく、ミスタードーナツそのもののブランドをミスタードーナツ自らがいったんゼロにして、今の市場に合わせた形で出せるかがカギ。


とかくフランチャイズというと、「同じパッケージで同じ建物で同じ商品で」ということがありますが、そこを少し離れて、そこに住んでいる方や行動される方に合わせた店のあり方、商品のあり方に変えていきます。地域独自性を追求することで、当社の優位性を明確にできると考えます。


検査キットを使って飲食店などの細菌の状況や量を調べ、それで当社の商品を置いて、細菌が減ったかどうかまで見える化する。そうしていかないと、お客様は納得されません。今後は衛生管理のアドバイザーとして進めています。


創業者に「仕事で利益は求めるな」と言われました。はじめの頃は正直よく分からなかった。営業で断られると自分が傷つけられたような気分になりますよね。つらくて教師に戻ろうと何度も思いました。しかしあるお店で「そんなに言うなら使ってみよう」と当社のマットを採用してくれました。そのとき、「商品がいいだけじゃなくて、あなたが一生懸命だから、あなたを信頼したのです」と言ってくださった。商売はモノを売ることではないのだと、創業者の言葉を思い起こしました。


ダスキンの場合は商品を届ける際に交換する作業が入り、対話が生じます。そのときに何か会話をしたり、様子をうかがったりすることで、「遠くの親戚よりも近い関係」になっていく。また、当社がフランチャイズ展開しているメリットは、その地域で生まれ育った人が活動していることです。地域の会社が地域のお客様に地域に根ざしたより良いサービスを提供する。そして最終的にお客様からすると、「何か困ったら、とにかくダスキンに言えば何とかしてくれる」という関係をつくっていきたい。


加盟契約時に「お金儲けだけが目的であれば、加盟しないでください」とお話しています。過去からずっと事業説明会をやってきていて、恐らく何万人という人が説明会を間いたと思いますが、それでも「やってみようかな」と思った方々が今の加盟店オーナーなので、そういう意味では、同じ共通認識があると思います。


当社の場合、加盟店会があり、その加盟店会と本部が頻繁に議論しています。またミスタードーナツに限れば、毎月1回各都道府県単位で、お客様約60人と私が直接対話する「ミスドファンミーティング」を開催しています。お客様の声を直接私が聞き、それを事業に反映しています。社長が最終ユーザーから直接お声をうかがう機会はなかなかありませんので、このファンミーティングは非常に意義があると思います。


フードビジネスは、いったんは減収となるかもしれませんが、中長期的には必ずプラスになっていくプランで進めています。向こう10年ぐらいの計があるイメージを持っています。これまで続いたミスタードーナツの落ち込みをいったんリセットして、そしてさらに飛躍していくように持っていきます。


山村輝治の経歴・略歴

山村輝治、やまむら・てるじ。日本の経営者。「ダスキン」社長。大阪出身。大阪体育大学卒業後、ダスキンに入社。取締役などを経て社長に就任。

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