小林喜光の名言

小林喜光のプロフィール

小林喜光、こばやし・よしみつ。日本の経営者。三菱ケミカルホールディングス社長。山梨県出身。東京大学大学院相関理化学修士課程修了後、イスラエルのヘブライ大学物理化学科、イタリアのピサ大学化学科にそれぞれ国費留学。その後、三菱化成工業(のちの三菱化学)に入社。同社中央研究所研究開発室研究員、同社情報電子カンパニー記憶材料事業部グループマネジャー、情報電子カンパニー記憶材料事業部事業部長、三菱化学メディア社長、三菱化学執行役員、常務、三菱化学科学技術研究センター社長、三菱ケミカルホールディングス取締役などを経て、三菱ケミカルホールディングスおよび三菱化学社長に就任。


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小林喜光の名言 一覧

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社会人としての長い競争を勝ち抜くためには、自己研鑽を続けなければならない。小手先でごまかしてきた秀才は、絶対にリーダーになれない。


自ら情報を取りに行き、常に自分の頭で考えることが欠かせない。世間のムードに流されず、主体性を持つ「地頭」がいい異能の者がリーダーになる時代が来ます。


今は社長自身が自分の言葉で語ることが求められています。社の内外を問わず、隠されたり、守られたりすることはなく、常に評価されます。


我々経済人も、単に儲ければいいという時代は終わった。社会にどう貢献するか、新しいイノベーションを社会にどう提供できるかが原点。そのことが企業の品格にもつながる。


過去の延長線上に未来はない。今は過去に前例のない大革命の時代。常に前を向いて、全身全霊で新しい産業革命を牽引していくとき。


賛否も含めて様々な人たちと意見交換をし、より良い社会の実現に汗を流していきたい。


いまがよければ、自分さえよければではダメ。とにかく長期的視点がないと。


不確実性の時代は、むしろ自分の頭で考える好機。経済人こそ10年先、30年先を見据えていくべき。経営トップはもっと働くときが来た。最低10年先を見て手を打たないと、やっていけない。


私は昔から「5分前行動」を徹底しています。相手と「約束した」時間を守るということは、信頼関係を築くための第一歩。


何でも定量的に把握し、決めていくことが必要。


企業文化を根本から変えるのに10年はかかる。


経営者の大量生産時代は終わった。今は多様性の時代で、とんがった人をいかに作るかが重要になる。


昔も今も経営者の能力はそれほど変わりません。けれど、地獄を見たかどうかで変わるんですよ、経営者の強さは。


企業は何でも政治に頼ってはダメ。役所の反発から緩和が難しい「岩盤規制」ではなく、経営者は「心の岩盤」を崩そう。


我々は勝たなければいけない。勝つためには利益をあげなければならない。これは当然の基本。


新規事業というものをやめてしまえば、企業も成長は終わり。


景気が「気」であるように、事業というのも「気」。


私は常に、原理原則で考えていきたい。


最後は、いかに付加価値を上げるかということに行き着く。そのためにも、コトづくり、ストーリーづくりが大切。


パラメーターや数値をすべて真実として見る、ということに疑問を持たなければいけない。


世界一の技術、世界一のシェア、世界一のチャネルを持っているものは別として、二番手、三番手の事業からは撤退すべき。


中庸バランスであると思うんですよね。ひとつの指標だけをよくしようというような考え方では、程度が低いのではないかと思います。


一番重要なのは、時代の風を感じ、捨てるものは捨て、果敢に新しいものに乗り換えていく。そういうサーフィンのセンスだと思います。


組織というのはポジティブな結果(黒字)を出さない限り、組織である必然性がない、存在意義がない。


目立ち過ぎる事業はなるべく避ける。新規参入が相次ぎ、価格競争が激しくなりますから。


散文的な表現や冗長な文章は、わかりにくいし人に訴えかける力も弱い。


業態も超えて、製造業とIT、サービス企業などが一緒に取り組まないとビジネスにならない。


西欧のイチ・ゼロの文化では限界がきて、日本的なオプティマイゼーション、最適化、落としどころを見つけることが世界で求められている。


平日のスキマ時間や休日に、じっくり考えることが多いです。盆栽と、飼っているメダカの世話をしながら、ゆったりとした気持ちで、長い目で物事を考えます。


データに基づいて考えればスピーディに判断できますし、従業員の納得感も高めやすい。


三菱化学メディア社長時代に行ったの改革については後に、同業他社から「誰でもできる」と言われました。確かにその通りですよ。ただ、「早くできるか」は別です。


化学産業は事業の定義はありません。何を手がけてもいい分、「何を捨て、何を選ぶ」のかが経営の最重要テーマになります。


まずは自分にプレッシャーをかけ逃げられないようにして、社員にもプレッシャーをかける。そんな順序で考えています。


私は社長就任以降、経営課題の定量化に注力してきました。経営状況の把握などに定性的な曖昧さが多いと、何も決められないからです。


イノベーションに偶然はありません。セレンディピティー(偶然の発見)という議論が通用するのは超基礎的な研究組織くらいでしょう。天才がいれば話は別ですが、当社にはいても秀才程度しかいません。その秀才にセレンディピティーを認めて自由に研究させると、永遠に成果が出ない可能性がある。


開発競争はマラソンではありません。全速力で走り続けないとあっという間に追いつかれます。開発に20年以上かかるとしても、100m走の繰り返しなのです。


私は時間にはうるさくて、家の中には時計が27個あります。集合場所には時間の10分前には到着していないと気が済まないたちです。


時間内に一定の成果を上げようとすると、自分たちだけでは達成できない場合があることに気がつきます。おのずと自前主義では難しいということを理解できるようになるんです。時間軸や市場のニーズを考えれば、「自前主義」を貫くことは通用しません。


これからの経営は社会性を考えた存在価値が必要で、企業経営も心技体の3要素が求められる。


自分たちで稼いでいく、という意識をもっと強く持て。
【覚書き|社員に語った言葉】


なにがあってもやるんだ。やらなきゃ潰れるんだよ。
【覚書き|経営再建策について社員から無理だという声があがったときに言った言葉。この後同社はV字回復し倒産の危機を脱した】


会長にも相談していません。「やめておけ」と言われるのはわかっていましたから。
【覚書き|三菱化学の過去の中核部門を含めた抜本的リストラを開始した当時を振り返っての発言。約2500億円規模の事業から撤退を行った】


社長業の7割は、人事じゃないのかな。少なくとも私は、いつも人事のことが頭から離れない。


蛇を投げ込めばいい。一瞬にして目覚め、逃げますよ。
【覚書き|「企業がゆでガエルにならないためにはどうしたらいいか」という質問に対しての発言】


私は偶然に自分が生まれたということが悔しくて仕方がない人間です。望んで生まれてきたのではないということは、神か、自然の法則かはわかりませんが、何者かによって自分の人生がコントロールされていることを意味します。にもかかわらず、人間には生きる目的すらわからない。これが悔しいのです。この悔しさゆえに、私はこの世で徹底的に自分の思負うことを試してやろう、徹底的に自己を打ち出して死ぬまで暴れてやろうと思うのです。


私がこの時代に求める社員像とは、目の前の存在に対する情緒的な優しさを持った「羊のような人間」ではなく、怒りの感情と同時に、論理的思考に根ざしたグローバルな愛、ジェネラルな愛にあふれあ「あぶないやつ」なのです。


私はこれまでの会社生活の中で、やりたくないことにはNOを言い続け、やりたいことには手を挙げ続けてきました。なぜそれができたかと言えば、捨てることができるからです。そして、捨てられない男はダメな男だと私は思っています。


日本人は「優しい」という言葉が大好きです。この大競争の時代に、この言葉ほど始末の悪い言葉はありません。手近なもの、目の前のものに対する優しさほど危険なものはありません。グローバルな世界には、危険な狼がうようよしています。その中に優しい子羊を放してみても餌食になるだけです。


人は、いくつになっても「怒れる人間」でないとダメだと思います。怒り、悔しさがあるから変えよう、変わろうとするのです。


進化論ではありませんが、強いものが生き残るのではなく、状況に合わせて変化できたものだけが生き残るのです。会社が自分の変化を許容しないのならば、会社を捨てればいいだけのことです。


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小林喜光の経歴・略歴

小林喜光、こばやし・よしみつ。日本の経営者。三菱ケミカルホールディングス社長。山梨県出身。東京大学大学院相関理化学修士課程修了後、イスラエルのヘブライ大学物理化学科、イタリアのピサ大学化学科にそれぞれ国費留学。その後、三菱化成工業(のちの三菱化学)に入社。同社中央研究所研究開発室研究員、同社情報電子カンパニー記憶材料事業部グループマネジャー、情報電子カンパニー記憶材料事業部事業部長、三菱化学メディア社長、三菱化学執行役員、常務、三菱化学科学技術研究センター社長、三菱ケミカルホールディングス取締役などを経て、三菱ケミカルホールディングスおよび三菱化学社長に就任。

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