安田弘の名言

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安田弘のプロフィール

安田弘、やすだ・ひろし。日本の経営者。「ジャーディン・マセソン・ジャパン」社長、「安田学園教育会」理事長。東京出身。学習院大学卒業後、沖電気を経てジャーディン・マセソン・ジャパンに入社。同社社長・会長を務めた。その後、安田学園教育会理事長、安田不動産顧問、JPモルガン・フレミング・アセット・マネジメント・ジャパン会長などを務めた。安田財閥創始者初代・安田善次郎の曾孫。

もっと腰を落ち着けて教育すべきではないでしょうか。世の中は待ってくれますから大丈夫。腰を落ち着けて、焦らず、騒がず、ゆっくり進むことが大事。


私が大事だと思っている能力に「社交力」があります。人と人との付き合いの始まりは社交です。これをどう身に付けていくかが大事ではないかと。


お母さんに勝る教育者はいない。保育士の方々がどんなに子供達を可愛がってもお母さんにはかないません。


今、教育に足りないのは「厳しさ」。厳しさが足りなければ本人が不幸になる。


今も昔も、日本でも、英国でも、米国でも、必ずしもお金持ちという意味ではなく「いい家庭」では、必ず家庭で教育をしている。


子供は、大人が自分のことを思って言ってくれているか、憎らしいからか、全く違うものとしてわかる。


英国のことわざに「Throw him into the deeper end of the pool」というものがあります。プールに飛び込む時には深い方に、そうすると自分で這い上がってくる。「難題を与えよ」ということ。


日本人のみならず、外国人に親しい友達ができるということは、それだけ視野も広がるだろうし、いろいろな知識も入ってくる。


私は外国人に親しい人が多いものですから、外国人から見て日本人の良いところ、悪いところを時々聞いています。国際的人材を育成するにあたって大事な視点です。


人間には生まれた時から能力の差がありますから、それぞれの行いや能力を認め合うことが必要。


みんなが自由だからといって何でもやっていいということになると世の中はめちゃくちゃになる。


「Not Invented Here syndrome(NIH症候群)」という言葉があります。どういう意味かというと、自分が発案したことは一生懸命やるけれども、人から言われたことはやらないということ。


安田学園でも学校説明会を開催していますが、親御さん達がどこを見るかというと先生の立ち居振る舞いや言葉です。これを一番見ています。いくらパンフレットを見ても、それはわかりませんよね。


安田学園では他の学校でもやっているように、外国人の教師による英語教育や、3か月~6か月間、海外の提携校で勉強するといった取り組みをしているだけでなく、先進国におけるマナー、エチケットの教育を行っています。欧米人と日本人には習慣に大きな違いがあるからです。


私は入学式の時に必ず「家庭と学校が反目し合うのではなく、一緒になってあなた方の大切なお子さんを育てていこうじゃありませんか」という言葉を結びにしています。それが一番子供のためになると思うからです。


今のように「何でもあり」という世の中は不幸だと私は思います。本来は「自由」と「規律」の両方があるはずなのに、自由ばかりになっているから、このような世の中になっている。自由と規律を同時に持ち、相手のためを思って行うのが教育です。私はそういう教育を実現したい。


経済や法律といった細かいことではなく、財閥の当主は広くあまねく人間力、道徳をきちんとわきまえなければならないというのが2代目(安田)善次郎の考えだったんです。当時の人は、大きい組織を統べる人には、人間力、道徳観、倫理観が大事だという考え方が非常に強くあったようですね。


母は嘘が大嫌いな人で、とにかく嘘はだめだと言っていました。なぜなら、嘘は必ずバレる。その結果、人に迷惑をかけることになるからです。


私自身もなるべく現場を見るように、あるいは私自身を見てもらうようにしています。説明会などで話をするのは校長の役目ですからやりませんが、中学、高校で説明会が行われている最中に部屋を回っているんです。来ている人には誰だかわからないでしょうが、部屋を回っている人がいるなというのだけはわかります。もう一つは「理事長が相当力を入れている」と先生方が緊張します。この効果を狙っています。


私はいつもバランスシート(貸借対照表)は不完全だと言っています。第一に過去のことだけで、これからのことを表していません。会社で一番大切な資産は何かと言えば大体の人達は「勤めている社員の能力です」と言うと思うんです。それが人を大切にする経営だと。ところがバランスシートのどこに載っているんでしょうか。会計士が会社を診断するといいますが、「人」の要素を考えれば実際は不完全なのではないかと。


子供の時には怖い大人、おっかない人がいなければ駄目なんです。今の子供がかわいそうだなと思うのは、おっかない人が周りにいないことです。私の子供の時はどうだったかというと、祖父や父がいつも怖い顔で後ろにいたんです。ですから「こんなことをやったら大変だ」という気持ちは、しょっちゅう頭にありました。


安田弘の経歴・略歴

安田弘、やすだ・ひろし。日本の経営者。「ジャーディン・マセソン・ジャパン」社長、「安田学園教育会」理事長。東京出身。学習院大学卒業後、沖電気を経てジャーディン・マセソン・ジャパンに入社。同社社長・会長を務めた。その後、安田学園教育会理事長、安田不動産顧問、JPモルガン・フレミング・アセット・マネジメント・ジャパン会長などを務めた。安田財閥創始者初代・安田善次郎の曾孫。

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