大江英樹の名言

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大江英樹のプロフィール

大江英樹、おおえ・ひでき。日本のファイナンシャルプランナー。大阪出身。野村證券で個人資産運用、企業年金制度のコンサルティング業務に携わる。同社定年退職後にオフィス・リベルタスを設立。資産運用やシニアのセカンドライフプランニングなどのコンサルティングを行った。著書に『その損の9割は避けられる』『老後貧乏は避けられる』。

事実を自分のいいように解釈する心理。これは投資のときにも働き、失敗を招く。


損をしたくないという気持ちが、結果的に大きな損に繋がる。損をしたくないから、余計な手を打ったり、現実をごまかそうとする。その気持ちを捨てないと勝てない。


自分の心理に従っていたら投資は絶対に勝てない。賢者は心理を封印して勝つ。


株価が下がった理由が大切。その銘柄が業績不振なら売るべき、外部要因なら焦って売る必要はない。そうでないと合理的に判断できず、買値を基準とした不合理な判断をしてしまう。


買った値段を基準にすると売買の判断を間違えがちになる。いまの株価と、いまの企業の状態を踏まえつつ、あくまで割高か割安かで判断しましょう。


上昇相場に乗り遅れたら買わなければいいだけ。休むも相場。「○○ショック」と呼ばれる下げ局面は1年に1~2回は来る。そのときだけ買えばいい。


銀行や証券会社の窓口担当者や営業マンは「投資のプロ」ではなく「販売のプロ」。判断が難しいからといって、人に委ねたら失敗する。


「マスコミはこう言っているけど本当かな?」と疑うことができる人が投資にも勝つ。


投資で買うべき株とは、要するに「儲ける仕組みを持っている企業の株」です。そこに注目して情報を集めるのは好奇心がなければできない。


誰にでもあてはまる正解がない中では、何より経験を重ねて自分なりの方法を見つけていくことが重要になる。


いつも損をしている人には、ある特徴があります。それは物事を「勘定」ではなく、「感情」で判断しているということです。


何かを購入する際はそれが本当に必要か、よく考えることが大切。


目先の損得を気にする人ほど、損をしやすい。


感情の赴くまますぐに行動するのではなく、冷静に計算する余裕を持ちましょう。


投資と水泳は似ている。本を読んで知識を付けても、それだけでは泳げるようになりません。体験することが大事で、それも早ければ早いほどいい。投資も似ています。


起業は目的と自分ができることを明確にして臨まなければ、まず失敗する。


感情に振り回されない仕組みが必要。投資でいえばルールを決めて、そのルールに沿って売買すること。たとえば「PER何倍以下で買うなど、基準に従って機械的に売買する」、「毎月一定額を積み立て投資する」などです。


上昇相場でいえば、本当はそろそろ反落してもおかしくないのに、「まだ行ける」「未曾有の大相場が来る」と解釈してしまう。これは「現状維持バイアス」が働くためです。現状を変えたくない心理から、今がずっと続くかのような錯覚を覚え、判断を誤る。悪い情報から目を逸らそうとする悪癖を認識すべき。


本来、株が上がることを期待して買ったのに、それが下がっている状態は気分が悪いもの。ただ、自分の間違いは認めたくない。そこで「ここで買って平均コストを下げればいい」とナンピン買いしてしまう。しかし、確固たる理由なきナンピンは損失が膨らむだけ。


投資で負ける人の多くが、「投資」と「投機」を間違えているんです。投資と投機の違いは何でしょう。投機というのは簡単にいえばバクチ。カンが強い人が勝つ。投資はリサーチに長けた人が勝つ。


投資は「企業の価値」を見る。その企業が成長すれば配当金をもらえるし、長い目で見れば株価も上がっていく。投資で勝つために必要なのは、一にも二にも、価値ある企業を探すためのリサーチ。


投機は「価格の変化」を利用して利益を挙げるもの。価格というのは往々にして実体ではなく「影」であり、企業の価値とは関係なく上下します。投機はそういった価格の動きを「先読み」をして売買する。だからバクチなんです。


面倒くさいことはやらない、自分と違う意見は聞きたくない、感情に流されやすい、人を信じやすい、ステレオタイプな発想をする。こんな人は基本的に投資をしてはいけません。それでも利益を得たいと思うなら、自分でやらないで人に任せること。投資信託をお勧めします。


株価が上がると嬉しくなって買いに走る、値下がりしたら株価を見るのも嫌になる人は儲かりません。逆に、企業の価値は変わらないのに株が値下がりしたら「バーゲンセールだ」と喜びいさんで買いに行く人が勝つ。


お金の管理や運用においては、「リスク許容度」が人によって異なることを認識しておかなければなりません。リスク許容度を決める主な要素は、「保有している資産の額」と「リスク耐性」です。これから資産運用を始めようという人は、まず、自分のリスク許容度を客観的に見つめ直してみる必要があるでしょう。


誰にでも共通する将来の不安に「お金」と「健康」があります。考えてみると、この2つには多くの共通点があることに気づきます。例えば、どちらも手に入れるには努力が必要で、それぞれ専門家がさまざまな情報を発信している。私が最大の共通点だと思うのは「いずれも、絶対的な不安解消策はない」ということ。


漠然とした不安と焦りが最大の敵だ。遅くとも会社の中で自分の行く末が想定できる52歳前後から「サラリーマン終活」を始め、不安を取り除く必要がある。


定年間際になって地域のコミュニティーに溶け込もうとするのもやめた方がいい。慌てて準備をしてもうまくいくほど甘くなく、現役時代から5~10年は時間をかけて取り組むべきだ。


働けるのであればリタイアせずに働いた方がいい。再就職はハローワークなどに頼っても望むような仕事はほとんどない。50代のうちから定年を見据えて社外で信頼できる人脈を作る努力をした上で、自分の人間性や能力を見極め、活用してくれる企業を探す必要がある。


幸せなセカンドライフを送るために考えなければならないポイントは3つ。「リタイアしないのであれば、どんな仕事をするか」、「どのような生活を送るか」、「お金をどう工面するか」。


私の場合、タスクの締め切りは3日ほど前倒しにして書き込んでいます。余裕を持ったスケジュールで取り組むことも、時間に振り回されないコツです。


就寝前には、10分程度の些末なことを含め、翌日のTODOをいちいち手帳に書き出していきます。やり終えたタスクに線を引いて消せば、着実に仕事が進んでいるという達成感を得られます。取り組むタスクを整理し、業務の流れをイメージすれば翌朝からスタートダッシュもできる。


二次会を断って嫌な顔をされるのであれば、「子どもが熱を出した」「仕事が残っている」などと多少嘘をついても構いません。それを繰り返すうちに、次第に周りからは「二次会には行かない人」と認識されます。


なかには郊外に住むことでオンとオフが切り替わり、休日に思い切りリフレッシュできるという人もいます。いずれにしても通勤ラッシュに巻き込まれてしまうと体力を消耗するので、電車内が混雑していない早い時間に出社するなど、自分なりのルールで時間管理することが大切です。


私自身、サラリーマン時代は部下からの相談や上司からの指示、会議などで日中は忙殺されていました。しかし、2時間早く起きて出社することで、資料収集やレポート作成といった自分の仕事を集中して進めることができた。ここである程度の仕事をこなすことで、定時に入ってからの業務にも集中して取り組めますし、急な予定が入っても余裕を持って対応することができます。


投資にマイルールを設ける。投資を始める際に「この価格になったら売る」「値動きのあるものに投資をするのは、全財産の3割までにとどめる」などルールを設定しておくのは、損を膨らませないためにとても有効。


経済学では「人は自分の利益を最大化するよう、合理的に行動する」という前提で物事を考えます。しかし実際は、合理的に動いている人ばかりではありません。知らず知らずのうちに不合理な選択をし、気付かないうちに損をしているケースが山ほどあります。


投資に向いている人の特徴。

  1. 頭が柔軟。表面的な情報に惑わされない。
  2. 疑り深い。人の言っていることを鵜呑みにせず、自分でデータにあたる。
  3. マメ。企業に関わる数字を定期的にチェックする。
  4. 好奇心が旺盛。
  5. 得意淡然、失意泰然。調子が良くても淡々と、上手くいかないときも悠然と構える。

投機に向いている人の特徴。

  1. 人の心理を読むのが得意。人の動きを読んだ上で、その逆をしないとバクチは儲かりません。
  2. 決断が早い。売り時、買い時を逃がさない。
  3. 諦めも早い。駄目だと思ったらすぐに撤退、損切りをする。
  4. 勘が鋭い。なんとなく嫌だと感じられる人がバクチに強い。

お金を貯める習慣をつける3つの方法。

  1. 仕組み化する。ビジネスパーソンであれば、給与天引きなども含めて自動的に資産形成へお金を回してしまうのが有効。
  2. 無駄な出費をしないこと。
  3. 収入よりも収支を重視すること。単純にいえば、収入より支出が少なければお金は貯まっていく。

行動を起こすにあたって、専門家などのアドバイスを聞くのもいいでしょう。ただし、自分の判断を最優先することを決して忘れてはいけません。私も、資産運用関迎のセミナーで講師を務めることがありますが、最後に「結局、何を買えば儲かるの」という主旨の質問をされる方がいます。これでは思考停止しているのと同じ。仮に何らかのアドバイスを得て、成功しても次につながりません。ぜひ、自ら考え、判断し、自分に合った資産形成の方法を見つけてほしいと思います。


行動経済学の観点からいうと、人間には「双曲割引」と呼ばれる傾向があります。これは、遠い将来と今を考えた場合、遠い将来の価値を低く見積もりがちであるというある種非合理な行動様式。例えば、30歳の人が30年後のことを考えて、今年のハワイ旅行を我慢することはなかなかできません。初めから資産形成は、(給料天引きなどで)仕組み化してしまうことが大事。


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大江英樹の経歴・略歴

大江英樹、おおえ・ひでき。日本のファイナンシャルプランナー。大阪出身。野村證券で個人資産運用、企業年金制度のコンサルティング業務に携わる。同社定年退職後にオフィス・リベルタスを設立。資産運用やシニアのセカンドライフプランニングなどのコンサルティングを行った。著書に『その損の9割は避けられる』『老後貧乏は避けられる』。

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