土井香苗の名言

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土井香苗のプロフィール

土井香苗、どい・かなえ。日本の弁護士。神奈川県出身。東京大学法学部在学中に司法試験に合格し、ピースボート・ボランティアスタッフ、アフリカ・エリトリア法律改正委員会調査員などを務める。卒業後、弁護士として活動する傍ら、難民や児童保護施設での人権保護活動などを行った。国際人権擁護NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」東京ディレクターを務めた。

上司や年配の人と話す場で、空気を読みすぎないこと。芯を曲げず、言うべきことは主張しましょう。


日本に閉じこもることの問題は、世界の潮流が分からなくなることもありますが、深刻なのは日本人の良さ、日本という国の良さが見えなくなることです。


人それぞれに、別々の「心動くポイント」があります。それを見極めることが、最短でメッセージを伝える鍵。


相手のプライドに働きかけ、「あなたはこういうことができる」と訴えるのも、人を動かすうえで役立つ話し方です。


「正しいことをやる」だけではなく、「正しくやる」ことも重要。結果が出るやり方は何なのかをプロフェッショナルに考えていかないといけない。


若手ビジネスパーソンの方に言いたいのは、今の不況で就職や仕事が大変なのは察しますが、内向きになることなく、海外に目を向け、先陣を切って出ていってほしい。


私たちに党派性はありません。誰であろうと平和的な手段で自分たちの意見を言っている限りは、それを弾圧してはダメ、という立場です。エジプトの大統領派であるモルシ派でも反大統領派でも、人権侵害があれば調査したうえで止めるよう圧力をかけています。


反体制の運動が起きるのは、そのときの政権が人権侵害を行っていたからだという場合が多いですよね。だからまずはその人権侵害を止める必要があるし、平和的なデモで立ち上がった人たちは守らなくてはいけません。


日本の人権外交を変える活動をしています。日本は潜在的な外交力を持っているのに、とくに人権はほとんど何も主張していません。そこを変えてほしいと政府に働きかけています。日本はさまざまな国に経済支援をしているので、たとえば、「自国民を殺すような政府にはODAは出せない」と言えばいいんです。これは非常に大きな圧力になる。でも、最大4万人の市民が殺されたというスリランカの虐殺において、国際調査さえ求めないなど、いまはそこまでいっていません。


何より重要なのは、社会を良くしたいという熱意と、真摯な態度で仕事に臨む姿勢を感じ取ってもらうこと。協力するか否か、その最後の決め手になるのは、語り手自身への信頼感。


日本は格差や不公平はあるとはいえ、人権は尊重されている恵まれた国です。ずっと中にいると、それが当たり前すぎて、客観視できなくなる。日本の良さに気づかないまま発信や行動をしたら、日本の存在感はますます低下するでしょう。


土井香苗の経歴・略歴

土井香苗、どい・かなえ。日本の弁護士。神奈川県出身。東京大学法学部在学中に司法試験に合格し、ピースボート・ボランティアスタッフ、アフリカ・エリトリア法律改正委員会調査員などを務める。卒業後、弁護士として活動する傍ら、難民や児童保護施設での人権保護活動などを行った。国際人権擁護NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」東京ディレクターを務めた。

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