吉野佳秀の名言

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吉野佳秀のプロフィール

吉野佳秀、よしの・よしひで。日本の経営者。大規模プラント解体会社「ベステラ」社長。愛知県出身。高校卒業後、家業の「吉野商店」を継承。その後法人化し「ベステラ」を設立。新しい大型プラント解体工法を複数発明し、様々な大規模プラントを解体した。

努力や工夫のないところに成功はない。


どんな隙間であろうと、何であろうと、見つけたらそれをとことんやり抜く強い意志が必要。


秘訣があるとしたら「根性」ですかね(笑)。私は途中で投げ出すのが嫌いです。自分で決めたことは必ず成し遂げます。


部下が精一杯仕事を出来るようにすることが社長の仕事。


経営者の言葉が社員にちゃんと伝わっているか、実感されているかどうか、経営者が伝える努力をしているかどうかが大切。


やるべきことをやらなければ、絶対に結果は得られない。


プロセスも楽しみのひとつ。


人知れぬ所で努力し続けてこそ、最後に神様が背中を押してくれ、初めて成功できる。


実際の工事を通して検証を繰り返し、新たな技術を確立できるのが他社にない強み。


解体するときは造ったときの逆をやればいいという思い込みに、私たちは「ノー!」と言うところからスタートした。


造った人には壊すことは難しい。


思い込みをなくし、世の中の仕組みを見直してみよう。


仕事をつくるというのはお客様に喜んでもらい、社会貢献すること。


ビジネスの世界では生き残るのではなく、勝ち残らなければならない。そのためにはただ努力するだけでは足りず、勝つための「武器」を持たなければならない。


大きな目標を実現させていくことは非常に楽しく、苦しい時代を考えると「道楽」であるとさえ感じます。


協力会社と我々は同じ船に乗っている。助け合わないと目標にたどり着かない。


58歳のとき、やり残したことが無いか考えたら、株式会社を作って上場したいとの思いに駆られた。


運で勝てたとしても、運で得たものはまた失う。運、不運はあざなえる縄のごとく、順に出てくるものだから。したがって、たとえコインの裏が出ても勝ち抜いていけるだけのものを自分で作らなければならない。


他社にない差別化できる独自の技術なり、サービスを持たなければ勝ち残れない。新しい成長路線を自分で発見し、ビジネスモデルをどう作るかです。


今回の上場で社員、特に古株は金持ちになりました。若い人が大金をつかむと仕事なんてする気が無くなり、辞める者がいるかもしれないと思っていましたが、1人もいませんでした。それが本当に嬉しい。どんな会社でも必ず上場した時に役員が抜けますが、専務は銀行に借金をして税金を払っている。トップがそうしているから、社員たちも生活を変えません。心から良い社員だと思っています。


「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うことなかれ」。これは言志四録の私が好きな句ですが、「自分が決めた道なのだから、周りが暗闇であろうと文句を言うものではない」という意味です。自分が決めた目標に向かって突き進み、誰にも負けない努力をしなければ勝てません。


一番の基本は不正のない会社です。企業統治をきちんとやり、税金もきちんと払い、約束事をきちんと守る。誰が見ても、どこから見ても自分たちが誇りを持てるような会社を作っていくことです。


外注にはメリットとデメリットがありますが、何と言っても、工事の安全が最重要です。工事の安全を確保するために、現場の教育も必要です。同様に協力会社の社長の方々にも、同じように安全意識を持っていただかなければならないと、年に1・2回、協力会社の経営者を集めて安全大会を開いています。


リーマンショックで赤字に陥ったとき、会社のためには良かったと思いました。少し上手く行き過ぎていて、社員たちも調子づいていました。このまま行ってしまったら、会社が危ないと思っていた矢先のことでしたから。


まもなく還暦を迎えるということで、やり残したことを思い返してみたのです。還暦を迎えるのに、それは一回人間をやめるということですから、それまでに人生で遣り残したことはないだろうかと考えました。後になって、あれだけはやっておけばよかったと後悔したくないと思いました。
【覚え書き|58歳で上場を志し、74歳で上場を果たしたことについて】


私たちの最終目標は、いい社員を育て上げ、社会の役に立つことです。私たちみたいなエンジニアリングを基本精神にする会社は、人材なくして成り立ちません。


ただ単に解体するのではなく、解体の仕組みを作るのが我々の仕事。作った人には、このように壊せません。「より早くより安くより安全に」を合言葉にしています。


ある時、豊洲の大きな火力発電所のボイラーなどを解体していたのですが、隣にガス会社があったのです。周辺の再開発でガスタンクが不要になるとわかっていたので、なんとかこの大きな仕事を取りたいと毎日上からガスタンクを眺めていました。すると、ふとアイデアが湧いてきた。神様が私の背中をそっと押してくれたと思っています。
【覚え書き|りんご皮むき工法を思いついたきっかけについて】


当社の「りんご皮むき工法」はクレーンも足場も不要なので安く早く出来ます。思いついた当時、かかる時間やお金は従来の方法の3分の1でした。丸みを帯びた鉄板を溶接して作られているタンクなので、従来は解体する際もそれらを一枚一枚外してクレーンで降ろしていました。ただ、この方法ではクレーンで重い鉄板を吊るため、風の影響を受けやすい。高い足場も必要となるため、作業をする人に危険が伴います。しかし、我々の工法では、重力を巧みに利用することで、切除した鉄が自動的に続けてタンクの中へ降りてくる。風に煽られることもなく安全です。地球と仲良くさせていただくことで、お金のかからない仲間が増えたと考えています。


私の趣味のゴルフに例えると、グリーンから見てどれくらい飛ばせばいいか逆算して考えるのです。仕事もゴルフも結果が大事ですから、ゴールから見て何をしなければいけないか考えることです。


我々ベステラは考える会社であり続けなければいけない。国を見ても、資源を持つ国と持たない国があります。しかし、先進国には持たざる国が多い。これは資源より知能があった方が優位に立てることを意味しています。


社内勉強会のテーマは手を挙げた者に任せますので、戦国時代の武将から重力波まで多岐にわたります。面白かった議題としては、「本社の前のつけ麺屋を買収するとすればいくら出すか」というもの。繁盛店でしたが、350万円から1億円まで様々な意見がありました。しかし、重要なのはなぜその数字を選んだのかという理由。350万円だと言った社員は、経理部なので客の出入りを計って利益が出る値段にした。一方で、1億円と言った者はノウハウを得てフランチャイズで全国展開、何百億円の事業に育てると豪語しました。私は1億円の考え方の方が好きですね。


吉野佳秀の経歴・略歴

吉野佳秀、よしの・よしひで。日本の経営者。大規模プラント解体会社「ベステラ」社長。愛知県出身。高校卒業後、家業の「吉野商店」を継承。その後法人化し「ベステラ」を設立。新しい大型プラント解体工法を複数発明し、様々な大規模プラントを解体した。

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