佐々木大輔(経営者)の名言

このエントリーをはてなブックマークに追加

佐々木大輔(経営者)のプロフィール

佐々木大輔、ささき・だいすけ。日本の経営者。会計アプリなどを展開する「freee」創業者。東京出身。一橋大学商学部在学中からインターネットリサーチ会社でシステム開発に携わる。卒業後、博報堂、Googleなどを経てfreeeを創業。

顧客が求めるのは、本質的な価値の向上。このお客さんはなぜ、こんな注文をするんだろう。彼にとってのマジカチ(本質的な価値)を考えてみよう。


不満を直接解決する機能を開発するのではなく、要望の裏側にある「真の課題」を解決することに挑戦し続けているからこそ、多くのお客さんにfreeeを使ってもらえるようになりました。


社長でも、気軽に声をかけられて、話しかけられる存在でいたい。


中小企業こそ、テクノロジーの導入でイノベーションを起こせる。


投資していただいている以上、株式上場は視野に入れています。ただ、しっかりと事業を作り上げてからでなければ、上場する意味は無い。


高い期待を持ってもらう努力がインターネット上の(クチコミの)拡散に繋がる。


自らプログラミングできるといったスキルは大事です。しかし、もっと重要なのは「運用イメージ」を考えられるかどうか。


人生の大半を費やす「働く」ということを考えると、働かされるより、やって楽しいと思える方がいい。


会社経営にとって大事なのは経理の業務ではなく、どんなビジネスであり、どことどんな取引をしたか。


AIはどんどん進化していくので、自動化できることは自動化すべき。


働かされるより、やって楽しいと思える方がいい。だから、オンオフのない環境の方がいい。


シェアトップのサービスなので、導入先からの要望の声も多く届き、さらなるサービスの改善も進んでいます。


難しい言葉で経営理念を唱えても、「存在は知っていても誰も理解していない」ということになりかねない。普段の会話の中で自然に出てくるような、キャッチーな言葉にしなければ、カルチャーとして浸透させるのは困難。


従来の申告ソフトに対する不満を抽出するだけでなく、会計業務全般の課題をくみ取れたからこそ、新しい変化を生み出せた。目の前にある要望に応えるだけでは、決して実現できなかったはず。


世の中には、経理にまつわる入力業務を面倒くさく感じている人がたくさんいます。不満が存在するのは明らかで、解消できれば膨大なチャンスが生まれます。ところが多くの人は、そこに思いが至りませんでした。どこかで「面倒くさいのが当たり前、仕方がない」と諦めていたのでしょう。


小さいビジネスこそ格好いい。freeeの使命は、こうした意識変革の先駆けとなること。「うちは中小企業だから」と様々なことを諦めるのは大きな間違い。小さいからこそ効率的で、楽しく仕事ができるんだという前例を示し続けることが私の役割。


テクノロジーで中小企業をカッコいい企業にしたいんです。当社のミッションは中小企業のテクノロジー化です。そうすることで中小企業がどんどんイノベーションを起こして、大企業にプレッシャーをかけていくようになると面白いですね。中小企業ほど面白い仕事をしていて、カッコいいという世の中になればいい。そのためのテクノロジー化なのです。


創業頃も、ネットで会計サービスをする会社はありましたが、なぜか「ネットが苦手でも大丈夫」と訴えているんです。これは違うと思い、当社はITやネットに抵抗がない層をターゲットにしました。リリースしてみるとツイッターやフェイスブックで「こういうのが欲しかった」と非常に好評なんです。ネットを使いこなしている層にはすぐに受け入れられました。


マーケティングの分野は最新テクノロジーを取り入れて進化していますが、なぜか会計は昔ながらのスタイルのままです。会計にテクノロジーがなければ中小企業は何も変わらない、逆に会計が変われば企業経営も変わると思った。


力を入れているのが、会計事務所との連携です。顧問先の企業が手書きではなく、freeeを使って経理業務を進めるようになれば、会計事務所は記帳代行などの煩雑な作業から解放される。その時間を使い、経営コンサルティングなど付加価値の高いサービスを提供できます。こうした考えに賛同してくれた会計事務所が今では3700を超え、freeeを推奨してくれています。


ウェブサイトのどこにボタンを置けばクリックされる率が高まるのか、新サービスが使われない理由は何なのか。多くのユーザーが使えば使うほど問題点が浮かび上がり、改善につながっていきます。データを基に不要な機能を削除できれば、利便性が高まるだけでなく、保守コストの削減にもつながります。これから、指数関数的なペースで製品の改善が進むと考えています。その基となるのが十分なサンプル数。ユーザー数を増やし、データ量で競合相手の先を走り続けることが、今後の成長には不可欠です。


全ての業務がクラウドで完結すると考えている人と、結局、紙はなくならないと思っている人とでは、視点が全く異なります。何を当然だと考えるかによって、思いつくサービスの質や新規性も変わる。極端なことを言うと、「世界のどちら側」に立っているのかというレベルで差が出ると思います。


freeeが成長し続けている理由は3つ。

  1. 最新テクノロジーを貪欲に使い、運用イメージを常に考える。
  2. 顧客の要望をダイレクトに受け止めず、真の課題の解決に取り組む。
  3. 利用データをもとに問題点を把握し、改善スピードを高める。

私はグーグルに転じて中小企業向けの広告ビジネスを手掛けるようになりました。その過程で直面したのが、日本の中小企業の生産性の低さ中でもバックオフィスの領域で、最新技術の活用が非常に遅れていました。その原因を突き詰めると、中小企業にとって使いやすいツール、特に会計ソフトがほとんどなかったことに気付かされました。インターネットがこれだけ普及していたのに、進化が止まっていたのです。ならば自分で会計ソフトを作ってみて、世の中に受け入れられるか試してみよう。そう考えて起業を決断しました。


あるベンチャー企業でCFO(最高財務責任者)を務めていた時、チームの経理担当者が1日中、入力作業に忙殺されていた。せっかくの時間がもったいないと思い、仕事内容を細かく分析してみると、当時使っていた会計ソフトがボトルネックになっていることに気付きました。請求書を管理するシステムと経営分析の仕組み、決算のために会計帳簿を作るソフトが別々に動いていたため、何度も繰り返し、同じ情報を入力しなければならなかったからです。


本当はもっとシンプルに、効率よく仕事ができるのに、盲目的に同じやり方を続けている人はいませんか。あなたの会社は、無駄な作業に時間とコストを費やしていませんか。何も変わらないと決めつけて、楽しく仕事をすることを諦めていませんか。こうした現状を変革するには、どんな人でも理解できるような、簡単で便利な道具を作る必要がある。これが、私がfreeeを創業したきっかけでした。


当社のサービスは「税理士殺し」と言われたこともありますが、実際は違います。税理士事務所も当社のサービスを使うと、入力、帳簿作成の手間から解放されるので税理士本来の経理のコンサルティングといった付加価値の高いサービスに専念できます。税理士さんは競合ではなく、今は当社の「認定アドバイザー」という制度の下で協力関係にあり、3千以上の税理士事務所と友好関係にあります。


当社のようなベンチャー企業が、早々に銀行と提携できたのは、ユーザーの支持があったからです。当社は入力自動化で銀行のデータを活用していたので、銀行の方も「なんとか手を組めないか」と考えていたようです。銀行では年商数十億円以上とか、一定の規模でないと担当者はつかないので、それ以下の多くの会社には正直なところ、手が回らない状況です。当社のユーザーは個人事業主や中小企業が多いので、提携しやすかったと思います。


佐々木大輔(経営者)の経歴・略歴

佐々木大輔、ささき・だいすけ。日本の経営者。会計アプリなどを展開する「freee」創業者。東京出身。一橋大学商学部在学中からインターネットリサーチ会社でシステム開発に携わる。卒業後、博報堂、Googleなどを経てfreeeを創業。

ページの先頭へ