パク・ジョアン・スックチャの名言

このエントリーをはてなブックマークに追加

パク・ジョアン・スックチャのプロフィール

パク・ジョアン・スックチャ。日本出身の韓国人コンサルタント。東京の聖心インターナショナルスクール卒業後、米国ペンシルバニア大学経済学部で学士、シカゴ大学でMBAを取得。日米の米国系コンサルティング会社勤務後、韓国延世大学へ語学留学を挟み、日本の米国系運輸会社に入社。同社で日本・香港・シンガポール・中国などの太平洋地区人事、管理職研修の企画と実施を担当。その後独立し、コンサルティング会社アパショナータを設立。主な著書に『アジアで稼ぐアジア人材になれ』『会社人間が会社をつぶす ワーク・ライフ・バランスの提案』など。

職場仲間の多様な働き方を受け入れ、配慮することがダイバーシティ力を鍛える第一歩。


オフィスに不在の自分をフォローしてくれた同僚には感謝の言葉は惜しまない方がいい。私はクライアント企業の研修をする際、「ありがとうはタダよ」と指導しています。


いいことずくめのように見える在宅勤務ですが、すべての人に適した働き方ではありません。誰も見ていない場所で自分を律しながら、会社にいるときと同じかそれ以上のパフォーマンスを出していかねばならないからです。自律的に働けない人や周囲の目があった方が緊張感を持って働けるという人には在宅勤務は向いていません。


実際に導入している企業の在宅勤務の頻度は、一人当たり週に1、2回。残りの日は通常のオフィスとなります。この程度であれば、週に1、2回の地方出張と変わらず、職場にも過度の負担はかかりません。


企業の競争が激化する昨今、ここの社員の能力を最大限に引き出すことが企業の重要な課題です。そこで、社員が最も効率的・創造的に働ける環境を整備する必要が出てきます。「会社でしか仕事ができない」という限られた選択肢では不十分です。


在宅勤務は福利厚生ではありません。企業の発展・維持に様々なメリットをもたらす戦略的な人事制度です。在宅勤務はリスク・マネジメントの視点からも企業に利益をもたらします。世界的に持優れたブロードバンド環境を持つ日本で活用しない手はないでしょう。


アメリカでは企業のテレワーク導入率は42%に達します。利用者の6割が男性であり、しかも裁量権のきく立場にあるマネジメント・プロフェッショナル職の社員が多い。ハードワーカーである彼らは時短勤務を嫌がり、あくまでフルタイム勤務を希望します。一方で、より成果をあげるために柔軟な働き方を求めます。そのひとつが在宅勤務なのです。


「自分がしてほしいことを人にもしてあげよう」と考える人が多いと思いますが、ダイバーシティにおいては、一歩進んで「相手がしてほしいことをしてあげる」のがプラチナルール。それには相手とよく会話し、理解なければ始まりません。


同じワーキングマザーだからといって、全員が仕事量をセーブしたいとか、早く帰りたいと考えているわけじゃない。もしあなたが上司なら、相手を先入観でひとくくりにしたりせず、どんな環境を整えたり、どんな葉をかけてあげたら相手やりがいを感じるかを模索しながら、個別に対応する必要があります。


人種も育った環境も考え方も宗教も異なる世界の人々を相手に意思疎通を行う際、英語力以上に重要なのが、ダイバーシティ(多様性)対応力。「相手は自分とは違う」ことを受け入れず、自分の常識をそのまま押しつけようとしたら、どれほど言葉が流暢でもコミュニケーションは成立しません。英語を学ぶなら、「ダイバーシティ力」もセットで学ぶ必要がある。


パク・ジョアン・スックチャの経歴・略歴

パク・ジョアン・スックチャ。日本出身の韓国人コンサルタント。東京の聖心インターナショナルスクール卒業後、米国ペンシルバニア大学経済学部で学士、シカゴ大学でMBAを取得。日米の米国系コンサルティング会社勤務後、韓国延世大学へ語学留学を挟み、日本の米国系運輸会社に入社。同社で日本・香港・シンガポール・中国などの太平洋地区人事、管理職研修の企画と実施を担当。その後独立し、コンサルティング会社アパショナータを設立。主な著書に『アジアで稼ぐアジア人材になれ』『会社人間が会社をつぶす ワーク・ライフ・バランスの提案』など。

ページの先頭へ