オグ・マンディーノの名言 一覧

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オグ・マンディーノのプロフィール

オグ・マンディーノ。米国の小説家、講演家。保険のセールスマンを経て、米国ビジネス雑誌サクセス・アンリミテッド・マガジンの編集長を務める。在職中に書いた小説『地上最強の商人』がベストセラーとなる。自己啓発小説の草分けとして数多くの国で翻訳出版され、世界的ベストセラー作家となった。主な著書に『この世で一番の奇跡』『この世で一番の贈り物』『十二番目の天使』など。

あなたには成功しなければならないという義務はない。ただ、自分自身に対して誠実でなければならないという義務があるだけだ。あなたが最善を尽くしたいと思うことに、全力投入しなさい。そうすれば魂の奥深くで自分が世界一の成功者であることを知るだろう。


成功を焦ってはならない。野の百合でさえ自分の季節が巡り来る前に咲くことはないのだ。ひとつの石で瞬時に建てられたピラミッドなどあるだろうか?哀れむべきは忍耐力を持たない人々である。どんな傷も段階を経て少しずつ癒えてゆくではないか。


あなたの人生のゆく先を決定するのは、あなたがどんな仕事をするかではなく、「どのように仕事をするか」なのだ。金鎚の一振りに細心の注意を払わない者は、決して宮殿を建てることはできないだろう。


心は特殊な領域である。地獄から天国を創り出すことも、天国から地獄を創り出すこともできる。


ゆりかごから墓場まで、あなたの一生涯の間に横たわるすべてのものには常に不確かさがつきまとう。ゆえにあなたの疑いや不安を笑い飛ばして前進しなさい。


常に最善を尽くしなさい。今あなたが植えるものをやがて収穫することになるのだから。


忍耐は苦いが、忍耐が結ぶ実は甘い。忍耐によって、いかなる逆境の中にあっても耐え抜くことができるし、いかなる敗北も乗り越えることができる。忍耐によって自分の運命を支配し、望みのものを手に入れることが可能となる。


現在のことをしっかり考えなさい。災害について思い悩む人は、実際にそれが起これば二度も苦しむことになる。過去となったことを忘れ、未来については神に委ねなさい。神はあなたより遥かにずっと有能なのだから。


人生は競争ではない。急がずに注意深く前進すれば、いかなる道もあなたにとって長すぎることはない。


微笑みをもって逆境に立ち向かい、屈服させなさい。逆境という状態が、永遠に続くことはあり得ないということを悟れば、あなたは世の多くの人よりも賢くなる。


一生懸命、忍耐強く働き、目標をしっかり持っている人すべてが成功を勝ち取るとは限らない。しかし、少なくともこの3つの要素のうちどれかが欠けても成功を手にすることは不可能となる。


逆境はあなたにとっての最も偉大な教師でもある。勝利から学べるものは少ないが、追い詰められ、苦しめられ、打ち負かされている時、あなたは大いなる知恵を得る。なぜなら、その時あなたにへつらう者は去り、それによってついに真の自分自身を知るからである。


人類の歴史が始まって以来、この惑星の上を歩いたことのある700億人の人間の中に、あなたとまったく同一の人物は誰もいないのです。この世の終わりまで、あなたのような人物は出てこないでしょう。あなたは自分のかけがえなさを知りもしなければ評価もしてきませんでした。しかし、あなたはこの世で最も稀な存在なのです。


選択する力を賢く使いなさい。憎むより、愛することを選びなさい。泣くより、笑うことを選びなさい。破壊するより、創造することを選びなさい。諦めるより、忍耐することを選びなさい。人の噂話をするより、褒めることを選びなさい。傷つけることより、癒すことを選びなさい。盗むより、与えることを選びなさい。ぐずぐずするより、行動することを選びなさい。堕落するより、成長することを選びなさい。呪うより、祈ることを選びなさい。死ぬより、生きることを選びなさい。


世界は常に、あなたが示す行動によってあなたの価値を決定するのだ。思考や感情を内面に秘めたまま表現しなければ、誰があなたの才能を測ることができようか。


世の中には、試合に参加する少数の選手と、それを見守る多数の観客がいる。ここでいう観客とは、夢も目標も次の日の計画さえ持たずに日々をさまよう人々の群れだ。彼らを哀れむ必要はない。彼らは選択しないという選択をしたのだ。観客席から試合を観戦するのは安全である。どうあっても参加しない人は、つまずくことも、倒れることも、あざけられることもないのだから。あなたは選手なのだろうか?選手であるならばあなたに負けはない。勝てば勝利の果実を得るし、今日敗れたとしても、そこから貴重な教訓を学び、明日の流れを変えることができるのだから。


常に求められる以上のことを成し遂げなさい。報いは必ず返ってくる。成功を勝ち取る唯一確実な方法があることを知りなさい。それは、「ひたすら努力する」ということである。もし成功のためこの代償を支払いたくないというのなら、満たされない不本意な人生を送る覚悟をしなさい。


挑戦し続けなさい。止めてはならない。状況は変わるものだということを常に信じていなさい。心は重く、体は傷つき、財布は空で、慰めてくれる人もいない。それでも耐えなさい。太陽が必ず昇るように、あなたの不運の時にも必ず終わりがくることを信じなさい。常にそうであったし、これからも常にそうなのだ。


心にかかることを、今、行いなさい。それができるうちに。この忠告を肝に銘じておきなさい。悲しむためではなく、今日という日があなたの持つすべてであることを忘れないために。


野の植物や動物がどんなふうに生きているのか考えてみなさい。綿の木は、決してたった一個でさえリンゴを実らすことはできない。ザクロの木がオレンジを実らすことがあるだろうか?ライオンが空を飛んでみようとするだろうか?すべての生き物の中で人間だけが愚かにも本来のあり方以外のあり方で生きようとムキになる。そしてそのうちそのあり方が、自分に調和しないものであることを自分の人生そのものから宣告されるのだ。この不調和こそ人生における失敗を決定づけるものであり、もっと実りある職業はないかと、それを果てしなく追いかける人々の行き着くところなのだ。


新しい人生に入っていくのを恐れてはなりません。崇高なことを成し遂げようとすると必ずリスクがともないます。リスクを負うのを恐れる者は、崇高なことを成し遂げようと期待してはなりません。


苦労に苦労を重ねて獲得したものこそ、最も長持ちするのです。自分で財産を築いた者の方が、相続した者より自分の財産を大切にするのと同じです。


たったひとつの確かな成功の手段は、どんな仕事をしていようと、自分に期待されている以上の奉仕をすることなのです。それは歴史が始まって以来、成功した人たちすべてが従ってきた習慣です。したがって、自分自身を凡庸にさせておくための最も確実な方法は、支払いを受けている分だけの仕事をすることだといえます。


これからの人生、二度と私を困らせない日が二日ある。一日は、失敗と涙に彩られたたくさんの愚行や敗北を引き連れた昨日。昨日は私の手の届かないところに永遠に過ぎ去ってしまったのです。もう一日は、落とし穴や脅威や危険が待ち構えている未知の明日。明日は私と一切関係がありません。なぜならまだ生まれていないのですから。


二輪戦車の優秀な御者はその技能によって黄金と名声を得ることができる。だが、その人にイチジク狩りをさせれば餓死することになるかもしれない。誰もあなたに取って代わることはできない。このことを悟りあなた自身でありなさい。


あなた自身でありなさい。たとえ全世界を欺くことができたとしても、本当のあなた以外の何者かになろうとすることは、何者にもならないより何千倍も悪い。他人を喜ばせるために、自分とは別物の何かに自分自身を引き上げようと、無駄な努力をするのはやめなさい。自分の虚栄心を満たすために偽りの仮面をつけてはならない。自分が達成したことを評価してもらおうと、躍起になってはならない。そうすればするほど、あなたそのものに対する評価が消えてゆく。


他の何者かではなく、自分自身であるために努力しなさい。あなた自身であること、あなたがなれるものになること、それが幸福な人生の秘訣である。すべての魂は、異なった才能、異なった望み、異なった能力を持っている。


今夜あなたが永遠に召されると想像してみなさい。今、涙を流しなさい。流せるうちに。あなたが先週、そして先々週、家族に一緒に過ごそうと約束して果たせなかった団欒の日のために。あなたがいつも黄金を探すのに忙しすぎて楽しむことのなかった愛と笑い声に満ちたその一日のために。今、あなたの家族はあなたがもたらした黄金に恵まれている。それは事実だ。だがその黄金のすべてをもってしても、彼らはあなたの束の間の微笑みすら買うことはできないのだ。今、涙を流しなさい。あなたの心臓がまだ動いているうちに。再びその香りをかぐことのない花々のために。再び行うことのない善行のために。再び訪ねることのない母親のために。再び聞くことのない音楽のために。再び癒すことのできない痛みのために。完成させることのできない仕事のために。そして、実現できない夢のために。


我々は皆、生まれた瞬間から刻一刻と死に近づいている。このことを悟り、すべてのものごとを正しく把握すれば、あなたの目は開かれ、あなたを脅かす巨大な山もアリ塚にすぎず、あなたを貪り食おうとする獣もブヨにすぎないことを見通せるようになる。死をあなたの友として生き、決してそれを恐れてはならない。多くの人々は死を恐れるあまり、本当の意味で生きていない。


心にかかることを、今、行いなさい。それができるうちに。死という現実が常に近くにあることを心に留めておきなさい。自分は永遠に生きるものではないという考えを常に保っていなさい。このことを認識しているだけで、夜の暗さを悲しみ嘆く代わりに、新たに訪れる一日一日の素晴らしさを味わうことができるというのはなんという人生の皮肉であろうか。


いかなる人をもその莫大な資産ゆえに羨んではならない。彼の荷物は彼にとってそうであるように、あなたにも重すぎるだろう。あなたはそうした富を得るために、彼のように健康や心の平和、誇り、愛、静けさ、そして時には良心までも犠牲にすることはできないだろう。払われた対価があまりにも大きいと、結局は大きな損失を出すことになる。あなたの生活を簡素にしなさい。最小の物で満足する者が最も豊かなのだ。


この世で最大の誤りは、金と財宝があなたの人生を喜びで満たすことができるという考えである。もし富が、あなたの荷物の一部になったらあなたは貧しくなる。なぜなら、その時あなたは、黄金を背負い、その重さに耐えきれなくなっているロバと変わらなくなるからだ。その荷は、死ぬまで降ろされることはない。あなたが大事にしている不要なものも、あなたが楽しむすべての楽しみも、この世から運び出せるものではない。それはあなたが夢から何も運び出せないのと同じである。富があなたの家の中に入ってくるのを認めてもいいが、あなたの心の中にまで入り込むのを決して許してはならない。


愛と心の平和と幸福こそが真の宝物であり、これらは財宝や土地の広さや金貨の量によって、その価値が上がったり下がったりするものではない。もし黄金や絹や宮殿を所有することによって、あなたにとって当たり前になっている今の幸福が破壊されたとしたら、それらに何の意味があるだろうか。


人間の真の価値は、人が追い求め、獲得しようとする物質的なものからどれだけ解放されているかによって測られる、ということを理解しなさい。人生の偉大な恵みはすでにあなた自身の中にあるか、あるいはあなたのすぐ手の届くところにある。あなたが探している宝物に気づかずにつまずいて通り過ぎる前に、真実に対して目を開きなさい。


幼かったころのあなたと今のあなたはなんと違っていることだろう。あなたは何も持たずにこの世に生まれてきた。だが、年を重ねるにつれ、安全のためと言いながらあまりにも重い手荷物でがんじがらめになっている。そのため、あなたの人生の旅は楽しみというよりも罰のようなものとなった。荷を軽くしなさい。今日この日からすぐ。


あなたが望むとおりに創り出せるものとして手元にあるのは、「今」というこの時間だけなのだ。明日への心配が今日という日に影を落とすのを許してはならない。起こりもしないうちから、悪しきことを予期することほど馬鹿げたことはない。決して起こらないかもしれないことを思い煩って瞬時を無駄にしてはならない。


行動しなさい。行動なくして変革はない。


もしあなたの求めているものが、仕事ではなく、豊かに時を過ごすための余暇であるなら、勇気を奮い起こして行動しなさい。行動すればするほどもっと行動できるようになり、忙しくなればなるほどますます多くの余暇を楽しめるようになる。


誰もあなたの代わりに行動してくれる人はいない。あなたが立てる計画も、あなたが立ちあがって、自分を今のままの状態にとどめておこうとする力との闘いを開始するまでは、怠け者が見る夢にすぎない。行動を起こすことは常に危険を伴うものだが、座したまま人生の幸運が膝の上に転がり込んでくるのをじっと待つことは、失敗のありかを自ら大声で知らせているようなものである。


勇気を奮い起こしなさい。行動と悲しみは永遠に相容れないものであることを知りなさい。筋肉が緊張し、指が掴み、足が動き、頭が目前のやるべきことで占められている時は、自分を哀れんだり、後悔の念に苛まれたりしている暇はない。行動はいかなる傷をも癒す香油のようなものである。


行動なき計画は消え去る夢にすぎないことを悟りなさい。心に抱く大望を天高く描くことをせず、何事も確信せず、失敗を恐れて行動に移すことがなければ、その望みが叶うことはない。潮が自分に向かって満ちてきているのを見ていながら、海に飲み込まれるまで眠りこける人を、浅はかでないと言えるだろうか。運命をより良い方向へと変えるチャンスが自分のところに来ているというのに、そのチャンスが隣の人に行ってしまうまで考え込む人を、愚かでないと言えるだろうか。行動のみが人生に力と喜びと目的をもたらす。


かつてなかったほどの暗闇に閉ざされている時こそ、思い出しなさい。あらゆる失敗は成功への第一歩であり、偽りを発見することが真実への道を進むことであり、ひとつひとつの試練が過ちにつながる誘惑の芽を摘んでいくことを。そして、すべての逆境は、あなたが辿る平和と達成への筋道をほんの一瞬見えなくするものにすぎないことを。


あなたの友とは誰か。逆境があなたを飲み込んでいる時こそ、真の友を数える最良の時である。


あなたが格闘している相手は常にあなたの勇気を奮い立たせ、あなたの技量に磨きをかけることを知りなさい。あなたに敵対する者は結果的にはあなたの最良の助け手となるのだ。逆境はあなたの人生における雨のようなものである。冷たく、侘しく、薄情だ。だが、その雨の季節から、ユリやバラやナツメヤシやザクロが生まれる。灼熱の苦難に渇き、苦難の雨に浸された後、あなたがどんな偉大なものを生み出すか、それは誰にも予測できない。砂漠でさえ、嵐の後には花を咲かせるのだ。


もしあなたの働きと、あなたの忍耐と、あなたの計画が、あなたに幸運を運んで来たら、引き潮に飲み込まれている人を探しだし、引き上げてあげなさい。あなたが他の人にしてあげたことが、やがてあなたに返ってくるのだ。あなたが受け取る愛を何より大切にしなさい。あなたが持っている黄金や健康が消えてしまってもなお久しく残るものは愛である。


備えができていないと、命の周期、すなわち浜辺に寄せては返す大海の波のようなアップダウンの神秘的リズムが、あなたにとっての敵となり得る。満潮と干潮、日の出と日の入り、富と貧困、歓喜と絶望、これらすべての力はそれぞれの時を得て優位に成り立つものなのだ。偉大な業績が果てしなく続くかに思われる満潮時、その満ち潮に乗っている裕福な人を哀れみなさい。備えがなければ、災難に不意を突かれて破滅の叫びをあげることになる。常に最悪の事態に備えておきなさい。


一年を超える長期の計画を立てるときは気をつけなさい。人生においては、戦争においてもそうであるように、長期にわたる計画が意味をなさなくなることがある。予測不可能な敵の動きにどう出くわすか、そして、それらの事態にどのように対処するかによって状況は違ってくるからである。


陽光の中を旅する間に暗闇に備えなさい。いかなる状態も永遠に続くものではない。自然に四季があるように、あなたの人生にも四季がある。良かれ悪しかれ、あなたを取り巻く状況は永遠に続くものではない。


成功のためのあらゆるチャンスを捕えなさい。そして失敗したら、また挑戦しなさい。今日あなたの計画表を作成しなさい。そしてあなたの今のやり方をそのまま変えずに続けていたら、一年後、あなたがどんな状態にあるか自分自身に尋ねてみなさい。次に、富であれ地位であれ何であれ、一年後にその目標のどこまで達成していたいのか、それを決めなさい。さらに、そこに到達するために、これから先の十二か月間にあなたがなすべきことの計画を立てるのです。そして、その通りに実行しなさい。


あなたは人生から何を得たいのだろう?答えを出す前に、時間をかけてじっくり考えなさい。あなたが得るものは、あなたが探し求めるものだから。それは富なのか、権力なのか、愛に満ちた家族なのか。それとも心の平安か、土地か、尊敬か、地位か?あなたの目標が何であれ、それをしっかり心に留め、決して手放さないようにしなさい。


勤勉に働き、かのヨブよりも忍耐強いとしても、計画を立て目標を設定しない限り人並み以上に抜きんでることはできない。向かうべき目的地を持たずに錨を上げて出港した船は未だかつてなく、勝利のための戦略を持たずに出陣した軍隊も未だかつてない。やがて実を結ぶという確信なしに花を咲かせたオリーブの木もない。人生において目標を持たずに正しく前進することは不可能である。


忍耐強く待つということなしに持ちこたえたり、ひとつのことをやり通せる人はいない。忍耐力は力である。あなたの精神を強固にするために忍耐しなさい。あなたの気質を和らげ、あなたの怒りを鎮め、あなたの嫉妬心を葬り去り、あなたの誇りを抑制し、あなたの舌を抑え、あなたの手を慎み深くし、やがて来たるべき時にあなたに値する人生に対してあなたの全身全霊を傾けるために、忍耐を心がけなさい。


「成功するためには優れた特質を備えていなければならない」と賢者は説くが、その特質も忍耐をともなわなければ役に立たない。忍耐なく勇敢であることは、あなたを死に至らしめるかもしれない。忍耐なく大望を抱くことは、あなたに約束された成功の可能性を破壊してしまうかもしれない。忍耐なく富を求めて格闘することは、あなたをその薄い財布からさらに遠ざけるだけである。忍耐なくひとつのことをやり抜くことは常に不可能である。


忍耐はあなたにとって、そしてあなたとともに生きてゆかなければならない者たちにとって、満ち足りた心の安らぎをもたらす鍵である。


あなたはそばに来て停まり、富と名誉と権力へのたやすく迅速な旅を提供しようと申し出る馬車は、すべて疫病のように避けなさい。人生はその最盛期においてすら、さまざまな厳しい条件にさらされる。誘惑によって、あなたは破滅するかもしれないのだ。歩きなさい。あなたは歩けるのだから。


忍耐によって運命を支配できることを学びなさい。忍耐をすればするほど、あなたに返ってくる報いが確かなものとなることを知りなさい。いかなる偉大な業績も、忍耐強く努力し、待ち続けた結果としてもたらされるのである。


あなたを罵り、わずかな報酬のためにどうしてそんなに熱心に働くのかと尋ねる人々を哀れに思いなさい。少なく与える者は、少なく受け取るのである。他人の事業のために働かなければならないとしても、あなたの努力を減らそうという誘惑にのってはならない。


嫌々ながら働くこともできるし、感謝しながら働くこともできる。人間らしく働くこともできるし、動物のように働くこともできる。しかし、賛美することができないほど卑しい仕事はなく、魂を吹き込むことができないほど品位を下げる仕事もなく、活気を呼び起こすことができないほど退屈な仕事も存在しない。


日々の仕事に熱心に取り組みなさい。その働き方があなたの未来を決定する。あなたは怠惰な人生を送るために創られたのではない。日の出から日没まで一日中食べ続けたり、飲み続けたり、遊び続けたり、愛し続けたりすることはできない。仕事はあなたの敵ではなく友なのだ。もし労働と名のつくあらゆるものに携わることを禁じられたら、あなたはひざまずいて一日も早い死の訪れを乞い願うだろう。


達成計画や期限なしの目標を設定することは、目標自体を設定しないにも等しい。


私たちはみんな最終的に、心が注意を向けているものになる。なんであれ、同じことを頻繁に繰り返していると、そのうちにそれを信じるようになるのだ。


テレビの奴隷になっては絶対にいけません。カウチポテト族と呼ばれる人たちは、現代人に特有のもっとも狡猾な悲しい方法で、知らず知らずのうちに自殺を図っているのです。【覚書き|カウチポテト族とはカウチ(ソファー)でジャガイモのようにゴロゴロし、テレビを延々と見ることを趣味とする人々のこと】


わしらが不幸なのは、自分を敬う気持ちを失ってしまったからです。自分を敬う気持ちを失ってしまったからです。わしらはもはや、自分がかけがえのない奇跡であること、神の特別の創造物であることを信じていないのである。


絶望は恐怖の子供です。わしらが過酷な人生の問題に対処できるという自信を失うと、それは誰にでも訪れます。


最も困難な仕事は、一回きりの爆発的なエネルギーの発散や努力ではなく、最善を尽くして日々努力し続けることによって達成されることを覚えておいてください。


成功のカギは、潜在意識という私たちの神秘的なもう一つの心に、繰り返し適切な肯定的暗示を与えることである。


『敗北』それがなんだと言うのでしょう。少しばかり勉強させてもらっただけであり、よりよいものへの第一歩に過ぎないのです。失敗しないのは、頭から何もしない人だけです。人は間違いや失敗を通して最高の教訓を得るのです。


サミュエル・スマイルズは19世紀末に『自助論』というタイトルで最初の成功本を書きました。その中で「人は常に成功より失敗から多くを学ぶ」と述べています。人間はどうすればうまくいかなくなるかを知ることによって、うまくいく方法に気づくものです。そしてまったく失敗しない者は、一見損失に見える事態を利益に転じるときの心の高ぶりを永久に知ることがないのです。ゲームにしろ人生にしろ、チャンピオンの座を勝ち取るのは、逆境を乗り越える術を学んだ者なのです。


敵に怒りの炎を燃やすのは、ネズミを一匹退治するために家を焼くようなものです。誰もあなたが幸福になったり、全力を尽くしたりするのを邪魔することはできません。あなたが邪魔していいと許可を与えない限り。


目覚めたときに自分がみじめに感じられる朝は、日の光を入れて音楽のボリュームを上げたら、あとはただ朝刊を取り上げるだけでいいのです。朝早くは一面は見ないこと。さもないと枕の下に潜り込んで隠れたくなります。かわりに訃報が載ったページを開くのです。たとえあなたがいらだちや不信感や不安など、いろいろな問題を抱えていようとも、できるものなら喜んであなたと居場所を取り換えるに違いない人々の名がずらりと並んでいます。朝気分がはずまないときは、試してみてください。きっと私に感謝したくなります。


あなたは神の特別な創造物なのです。行いであれ、ものであれ、努力であれ、親切であれ、あなたが源となっている事柄には、何ごとも全力投球してください。お茶を濁すようなことがないよう。小さなことをおざなりにするのは、大成しない人や可もなく不可もない並みの人間だけです。


この人生という難しいゲームには、戦果が上がるようにプレーするためのルールがあります。しかし、それはあくまでゲームです。あまりまじめくさってやるものではないゲームであることを忘れないでください。


あなたの笑い声が聞かれない日くらいわびしいものはありません。朗らかな笑いはどこの家でも明るい日差しのようなものだから。例え多忙を極めていても、幸せな面を表にあらわさずに一日を送ることのないようこころがけたいものです。ほほ笑むたびに、そして笑うとなおさら人生に貴重なひとときが加わります。


誰であれ人に会ったら「夜中12時にはこの世を去る」そんなつもりになって、いままでとは違った態度で接する。それは極めて簡単である上に、それと引き換えに人生が永久に変わるのです。ぜひ試してください。


今日から出会う人は皆、友達も敵も、愛する人も見ず知らずの人も、夜中の12時までに死んでしまうものとして接しよう。どれほどわずかな接触しかなくても、一人一人に精いっぱい理解と愛情を示し、見返りは期待しない。相手はあなたの優しさにどう反応するでしょうか。あなたがこれまで他人から受けたことがないほど思いやりやいたわり、協力的な態度や愛情を示すはずです。あなたの人生はこれでもういままでと同じではなくなります。


おいそれとはいかないかもしれませんが、今日のノルマをこなし、ひとつづつ仕事を片付けていけば、ゴールに到達できるのです。あなたには今日という日しかないのに、その貴重な日が手をすりぬけるのは、過去の失敗を思い出したり、明日起きるかもしれない恐ろしい出来事を思い煩ったりしてくよくよしながら時間を浪費するときです。今日はあなたの日、あなたの手持ちの唯一の日。


時間を無尽蔵にあるように取り扱ってはいけません。あなたは人生と契約を結んでいるわけではないのです。あなたが現金で持っているのは今日だけです。それを上手に使わないとすれば責められるべきはあなたです。時は私たちのために引き返してはくれないのです。


大成しない人はえてして、この先何千年も生きていられるかのようにふるまうものです。なぜでしょうか?それはひとえに、今日挑戦すべきことを成し遂げる自信がないからです。また、大成しない人は、どのようにして自分の可能性を試すことを回避するのでしょうか?やり方はいくらでもあります。大酒を食らう人、パーティーに憂き身をやつす人、必要な睡眠時間より余分に寝る人、テレビの前にどっかり座りこむ人。


明日という日があるのは愚か者の暦だけ。昨日の敗北は忘れ、明日の問題は無視します。今日こそ、最後の審判の日。あなたの持っているすべて。それを一年で最高の日にするのです。もう一度人生をやり直せたらという言葉ほどわびしいものはありません。今日はあなたの日です。


どうでもいい些細な仕事に明け暮れて、本当に挑戦すべき事柄に出会ったときそれに受けて立つ暇がない。そんなタイプの人をあなたはご存知かもしれません。あなた自身がそうかもしれません。彼らは見つけ出せる限りのありとあらゆるどうでもいい雑用や仕事に精力を使い果たすのです。この種の人が自分では気づくことなく行っているのは成功を避ける努力なのです。


一日一日が神からの特別な贈り物です。人生は常に公平というわけにはいかないかもしれません。しかし、醜い自己憐憫のマントをまとっていては絶対に勝てないし、泣きごとの不快な響きは成功のチャンスを必ず追い払います。そんなことはもうやめましょう。もっと良い生き方があるのです。


ひとたび何かしらの勝利をおさめると、自惚れという罠にはまりやすく、自分は並みの人間と違うんだと思いあがるようになります。そしてそうした思いが人と接するときに態度に出るようになると、前進が大きく阻まれる恐れがあります。高慢と思い上がりほど自分に害を及ぼすものはないのです。


前進を妨げる奢りや自惚れという恐ろしい罠に陥らないように注意する必要があります。今度自慢したくなったら、居丈高に振りかざした握りこぶしをふちまで水を張ったバケツに突っ込むこと。バケツから手を出した時に残った水の量を見れば自分が何ほどのものか思い知らされます。


古代ローマの賢者マルクス・アウレリウスは「ものの考え方がその人の人生を作る」と記しています。良い人生、悪い人生、みじめな人生、喜びに満ちた人生、輝かしい人生、絶望的な人生。それはあらゆる人生について言えることです。さらに仏陀は「現在の自分は自らの考えによってもたらされたものだ。心がすべてである。人間は自分が考えているようになる」と言っています。


欠点が邪魔をして前進できないのではないかと取り越し苦労をするのはやめること。人間は神の創造物であり、志を高く持てばどんな夢でもかなうのだと折にふれて思い出すようにしよう。自分は飛べると思ったら本当に飛べるのです。失敗するのではないかなどと2度と考えないこと。心に思い描いていることを人生の青写真にするのです。さぁ、笑いましょう!


1974年、ハンク・アーロンがベーブ・ルースのホームラン記録に近づいたある朝、私はアトランタブレーブスの広報課に電話しました。「ハンクのホームランが710本で、あと5本でベーブルースの記録を破ることは知っています。ところで、ハンクの三振はいままで何回ですか?」電話に出た青年は言った「1262回です」不世出のホームラン王でさえホームランを一本飛ばすために、倍近く三振を出さねばならないのです。


ともすれば経験の価値を過大に評価しがちです。そして一度傷つくと、その経験が邪魔をして2度と挑戦しなくなるとすれば、経験は有害でさえあります。北欧には北風がバイキングを作ったという感嘆すべき格言がありますが、北風はあなたにもまた驚嘆すべき魔法をかけることができるのです。大成功を収めた人生でさえ、失敗の章が含まれていることを覚えておいてください。


失敗は人生が人に教訓を与える手立てなのです。ときどきへまをやらかす能力は、目標に到達する能力と切っても切り離せない関係になります。連勝連敗の勇士などどこにもいないのです。失敗してもそれは成長の一部でしかありません。たとえばへまといっさい縁を切ったとします。ときたま失敗することなしにどうして自分の限界がわかるでしょう。失敗しても投げ出さないこと。そうすればいまにあなたの番がきます。


ひとたび明日から給料以上の働きをすると心に決めたら、人生に奇跡が起こり始めます。現在何で生計を立てているか、仕事のいかんにかかわらず、毎日給料以上の働きをすれば、生活はすぐさま向上しはじめます。費用は全くかからないのに効果は抜群で、このルールに従えば人生は永久に変わります。


私はカード売り場に陳列されたユーモラスなカードを見て回ることが何よりも楽しみです。前々から気に入っているのは、株券のように縁取りがある大型のカードで、枠の中に「金儲けの秘訣」という文句が浮き彫り風に印刷されています。カードを開くと中に鮮やかな蛍光色のオレンジ色で一言書かれています。いわく「働きにいけ!」


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オグ・マンディーノの経歴・略歴

オグ・マンディーノ。米国の小説家、講演家。保険のセールスマンを経て、米国ビジネス雑誌サクセス・アンリミテッド・マガジンの編集長を務める。在職中に書いた小説『地上最強の商人』がベストセラーとなる。自己啓発小説の草分けとして数多くの国で翻訳出版され、世界的ベストセラー作家となった。主な著書に『この世で一番の奇跡』『この世で一番の贈り物』『十二番目の天使』など。

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