武士・武将・軍人・司令官の名言

このページは「武士・武将・軍人・司令官」に関する名言を集めたページです。仕事の能率、人生の質、資産状況を変えるアイデアのヒントが詰まっています。気に入った名言は、SNSにスクラップしたり、手帳などに書き写してみてはいかがでしょうか。

武士・武将・軍人・司令官の名言 一覧

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人は誰でも負い目を持っている。それを克服しようとして進歩するものなのだ。

山本五十六の名言・格言|人は負い目を持っているからこそ進歩する


やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ。信頼せねば人は実らず。

山本五十六の名言・格言|部下に物事を教えるには


どんなことでも部下の失敗の責任は長官にある。下手なところがあったらもう一度使う。そうすれば必ず立派にし遂げるだろう。

山本五十六の名言・格言|部下の失敗は上司の責任。失敗した部下にもう一度チャンスを与えろ


天下に先んじて憂い、天下に遅れて楽しむ。
【覚書き|破綻寸前の財政難の中、17歳で藩主になり、苦労に苦労を重ねて肥前佐賀藩を躍進させた自らの人生について語った言葉。】

鍋島直正の名言|先に苦労し、あとで楽しむことの大切さ


電光朝露、石火のごとくなる夢の世に、なんと人生を送ろうとも、名誉より大切なものはない。人は一代、名は末代と心得るべし。

大久保彦左衛門の名言|人は一代、名は末代


すべてを得んとする者は、すべてを失う者である。

山名宗全の名言|すべてを得ようとしてはいけない


たびたび生死の境を切り抜けてきたベテランの隊長は、平素の訓練では若いパイロットの操縦技術には及ばないが、ピンチに際して、その何倍かの腕前を発揮する。それは慌てないからである。

源田実の名言|新人パイロットにないベテランパイロットの武器



上下万民すべての人々に対して、言半句たりとも嘘を言うようなことがあってはならない。いかなる場合でも、ありのままに申しのべることが大切である。嘘を言っていると、それが習慣となって、ついには信用をも失ってしまい、物笑いの種となるのである。己れが言った言葉について信が置けず、他人から聞きただされるようになっては、一生の恥と考えて、かりそめにも嘘は言わぬように心掛けなくてはならぬ。

北条早雲の名言・格言|誰に対しても、一言も嘘をついてはいけない


真の戦いはこれからである。奇襲の一戦に心驕るようでは真の強兵ではない。諸士は凱旋したのではない。次の作戦に備えるために、一時内地に帰投したのである。一層の警戒と奮励努力とを強く望む。
【覚書き|真珠湾攻撃成功から帰った直後の空母赤城での発言】

山本五十六の名言・格言|奇襲に成功してからといって驕らない


戦争において必要な知識は極めて簡略であるが、この知識を実行に移すことは本当に容易ではない。

クラウゼヴィッツの名言・格言|必要な知識は簡単だが、実行に移すのは難しい


いま私の部下が失礼をしたが、この者は戦場では何人分もの働きをする。とくに槍の扱いなどは当家一であろう。
【覚書き|部下が酒の席で失敗したとき、客に謝りながら語った言葉。部下思いの道雪の人となりを現すエピソード】

戸次鑑連(立花道雪)の名言・格言|部下が失敗したら長所を褒めろ


気ながく心穏やかにして、よろずに倹約を用い金を備うべし。倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり。この世に客に来たと思えば何の苦もなし。朝夕の食事は、うまからずとも褒めて食うべし。元来、客の身なれば好き嫌いは申されまい。

伊達政宗の名言_格言|お金の節約方法


勇将は根のようなものであり、そこから枝となって勇敢な兵卒が生まれる。

フィリップ・シドニーの名言・格言|勇敢な上司から勇敢な部下が生まれる


高貴な考えとともにある者は、決して孤独ではない。

フィリップ・シドニーの名言・格言|孤高な人は孤独ではない


機先を制するというが、機先に遅れる後の先というものがある。相撲取りを見てもただちにわかる。

勝海舟の名言・格言|競争相手に先手を打たれても悲観しない



足ることを知って、及ばぬことを思うな。

楠正成の名言・格言|足りない部分より足りている部分に目を向けろ


戦争は味方が苦しい時は敵も苦しい。もはや退却という時に、突然敵が撤退するのは、戦場では珍しくない事例である。なによりも、戦意を失わぬことが肝要である。

阿南惟幾の名言・格言|味方が苦しいときは敵も苦しい。最後まで戦意を失うな。


将たるものは、怯弱の時あるべし。ただに勇をたのむべからず。
【覚書き|義理の弟である夏侯淵に向かっての発言。夏候は勇猛果敢で魏の大きな力になったが、勇気に過ぎるため曹操は不安に思っていた。そこで、上記の発言、良い武将は時に怯えて慎重に動くことも重要だと知っているものだと諭す。結局、夏候は劉備の陽動作戦にひっかかり命を落とした】

曹操の名言・格言|リーダーは気弱になる時期も必要


武士道というのは、身を殺して仁をなすものである。社会主義は平等を愛するというが、武士道は自分を犠牲にして人を助けるものであるから、社会主義より上である。

乃木希典の名言・格言|武士道とは自分を殺して仁を成すもの


これ賢、これ徳、よく人を服す。
【覚書き|息子の劉禅に対する遺書の一節。賢とは聡明さ、徳は人徳を表す。部下や国民を感服させ上手く用いるには、武力や権威ではなく聡明さや思いやりの方が重要だという言葉。関羽、張飛、諸葛亮などの有能な人物から信頼を受け国をつくり上げた劉備の人となりをよくあらわした発言】

劉備玄徳の名言・格言|聡明さと人徳が部下をまとめる秘訣


要害がいかように堅固であっても、人の心が一つでなければものの用をなさない。
【覚書き|要害=堅固な城塞。】

竹中半兵衛の名言・格言|立派な城があっても、人の心が一つにならなければ無意味


わが軍の右翼は押されている。中央は崩れかけている。撤退は不可能だ。状況は最高、これより反撃する。
【覚書き|第一次世界大戦でフランス第9軍の指揮を執っていた時の発言。戦況がドイツ軍に押されていた際に】

フェルディナン・フォッシュの名言・格言|逆境は反撃のチャンス


我々はパリを前にしても、パリの真っただ中でも、パリを後ろにして戦うだろう。
【覚書き|どんなことがあってもパリを守り抜く決意を表現した言葉】

フェルディナン・フォッシュの名言・格言|パリを守り抜く


指揮官は心を自由にしておかなければならない。偏見、先入観、固定観念を排除することである。

フェルディナン・フォッシュの名言・格言|指揮官は偏見、先入観、固定観念を捨てよ


中国地方の全部とは愚かなことだ。天下を全部持つようにと祈ればよいものを。天下を取ろうとすれば、だんだん中国地方は取れる。中国地方だけを取ろうと思えば、どうして取れるだろうか。
【覚書き:厳島神社詣に行った時、中国地方が主のものになりますようにと家臣が祈った。上記はそれを聞いた元就の返答】

毛利元就の名言・格言|目標を大きくすれば、達成できなくても大きな成果が得られる


悪人を追いかけて掟を増やしたり、牢獄を増築するだけでは悪人は絶えない。悪事が増えるのは自分たちのやっている政治に問題があり、民衆が不満を持って政治を心掛けることである。そうすれば悪事はおのずと減る。

北条氏康の名言・格言|悪人が出るのは法律に問題があるのではなく、政治が悪いため


一番首は自分一人が手柄を立てようという行為だ。だが一番乗りは自分の属する軍全体に勝ちをもたらそうとする行為だ。だから身構えが違う。一番首は敵一人の戦い方に目を向けるが、一番乗りはどこから城壁に取りついて攻めれば味方を引き入れることができるかと全体を見わたす。つまり、一番首は自分のことしか考えない。そこへいくと、一番乗りは組織全体のことを考えている。

真田信幸の名言・格言|組織全体を奮い立たせるために考えて動け


弓を見てみよ。敵があるときはこのうえなく重宝なものだが、国が治まっているときは袋に入れて土蔵に入れておく。わしはつまり弓である。
【覚書き:平和な江戸時代になり、さらに領地を安芸・備後から津軽に飛ばされたときの言葉。猛将も平和な時代には用済みだということを皮肉っている】

福島正則の名言・格言|猛将も平和になったら用済み


上一人の気持ちは、下万人に通ずる。
【覚書き:朝鮮出兵の帰路での発言、占領した地域にもう敵はいないのに清正が装備を整えていたのを見た人が、なぜ装備を外し身軽にならないのか問いかけたことに対する答え。自分が旅装を解いて身軽になって進んだ方が楽だが、油断をしてはいつ何が起こるかわからない。上の者が油断していれば、部下も全員油断する。だから自分は旅装を解かないのだという趣旨の発言】

加藤清正の名言・格言|上司の言動は、部下に感染する


合戦も度重なって慣れてくると、つい前のことを思い出す。前に勝っていればあの時と同じやり方をすれば今日も勝てるだろうと思う。ところが、合戦は敵の状況が勝敗を決する。前とまったく同じということはあり得ない。そういう時に心構えとして何が必要かといえば、今日初めて合戦に出たのだ、今日の敵とは初めて槍を交える。油断するとやられると思え。

山県昌景の名言・格言|前と同じ戦法を使うな


私の戦略は、一をもって十に対抗することである。私の戦術は、一の敵に対して十をもって撃破することである。

毛沢東の名言・格言|十倍の戦力で相手に当たれるよう戦略を立てる


小さな敵には恐る恐る対する。大敵の場合は恐れず、十死一生の戦いをやるぞという気概を君主から示す。

吉川元春の名言・格言|格下の敵には慎重に、強い相手には死力を尽くす


死して不朽の見込みあらばいつでも死すべし、生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。
【意訳:死んでも後世に残るだろうと考えるなら死んでもいい。生き延びて大きな仕事ができそうだと思うならどんな状況でも生き続けろ。】

吉田松陰の名言・格言|大きな仕事ができそうなら生き延びろ


真の勇士とは責任感が強く律儀な人間である。

加藤嘉明の名言・格言|責任感が強く律儀な人間こそ真の勇士


武士は常に、自分をいたらぬ者と思うことが肝心だ。

加藤嘉明の名言・格言|自分は至らぬ者だと常に思え


敵がほとんど予期しないことは、どんなものでも成功する。

フリードリヒ大王二世の名言・格言|敵が予測できない作戦は成功する


私は兵士のために大きな苦労を忍んできた。お前たちの誰が私のためにそれほど苦しんだというのか。傷跡のある者は見せてみよ。その者は私の傷跡を見よ。お前たちの栄光と富のため、私は傷を受けたのだ。そしていま、私はもう戦いにかなわぬ者たちを、故国の人々がうらやむほどの身分にして帰郷させようとしているのだ。それなのにお前たちは皆を背き去ろうとしている。行くなら行ってしまえ。
【覚書き|長期遠征に耐えきれなくなって不平を漏らした兵士たちへの言葉】

アレクサンダー大王の名言・格言|リーダーは部下と一緒に苦しむ


私が命令を出すだけで、すべてを勝ち得たとでも言うのか?

アレクサンダー大王の名言・格言|リーダーが命令を出すだけで勝てるわけではない


義に背けば勝っても勝ちではなく、義を貫けば負けても負けではない。

井伊直孝の名言・格言|義に背いたら勝っても負けたことと同じ


戦争はこちらが風邪をひいている時にもはじまる。これしきの寒さでくたばるような当主なら、もっと頑丈な者に当主をかわってもらったほうが徳川のためだ。
【覚書き:井伊直孝は平和な時代になっても有事への備えのため武具や馬などに金を使い、生活は質素にしていた。屋敷内は隙間風が入り、着物や寝具は粗末だった。医者が寒さ対策をしたほうがいいのではとアドバイスしたときの返答】

井伊直孝の名言・格言|これくらいで風邪をひいていては話にならない


先駆けの心がけとは、槍なくば刀、刀なくば無刀無具足でも、とにかく誰よりも早く取りつこうとすることだ。

井伊直孝の名言・格言|誰よりも先に戦場に馳せ参じよ


晴信の弓矢は欲のためではなく、民百姓を安楽にするためだと民に知らせれば、わしが軍を進めるのを待ち望むようになる。
【覚書き|武田晴信は信玄の諱。弓矢は戦や武力・武術のこと】

武田信玄の名言・格言|欲のためではなく民百姓のために戦をする


成せば成る、成さねば成らぬ、成る業を、成りぬと捨つる、人のはかなき

武田信玄の名言・格言|できると思えばできることを、できないと諦めるな


負けることのない戦いに負け、滅ぶことのない家が滅ぶのを、人はみな、天命と言っている。自分は天命とは思わず、みなそのやり方が悪いためであると思う。常々やり方をよくしておれば、負けることはあるまい。

武田信玄の名言・格言|負けるのはやり方が悪いから


何ごとにつけても、つねに堪忍の二字を忘れてはならぬ。昔の物語にも「韓信という人は、初め家が貧しく、少年のころに他人から股の下をくぐらせられりなどして辱めを受けたが、よく堪忍してついには漢の大将軍となって成功した」ということが伝えられている。また「一時の怒りのために身を滅ぼす」というような例もあるのだ。

武田信繁の名言・格言|堪忍の二字を忘れるな


信玄の兵法に、のちの勝ちを大切にするのは、国を多くとりたいという気持ちからである。自分は国を取る考えはなく、のちの勝ちも考えない。さしあたっての一戦に勝つことを心掛けている。

上杉謙信の名言・格言|目の前の戦いにすべてをかける


人の上に立つ対象となるべき人間の一言は、深き思慮をもってなすべきだ。軽率なことは言ってはならぬ。

上杉謙信の名言・格言|上に立つ者は軽率なことを言ってはいけない


手にする道具は得意とする業物でよい。飛び道具を使っても、相手が死ねば死だ。鉄砲で撃っても、小太刀で斬っても、敵を討ったことには変わりはない。
【覚書き:変心した城主と家来を誅殺したとき、謙信の部下が鉄砲と小太刀を使った。謙信の養子上杉景虎が「鉄砲は飛び道具で卑怯だ。小太刀を使った者の方が良い働きをした」と言ったのを聞いての一言。戦場では敵を倒すことが重要であり、使う武器の種類は重要ではないという趣旨の発言】

上杉謙信の名言・格言|目的を達成するためには手法は問わない


いったん約束を結んだことの責任は重いと存じます。日本国中の半分を賜るとしても、気持ちを変えることはできません。
【覚書き:徳川家康にスカウトされ、信濃一国を与えるので部下になれと言われた時の言葉。】

真田信繁(真田幸村)の名言・格言|日本の半分をもらっても寝返るつもりはない


戦場の働きは武士として当然のことだ。戦場の働きばかりで知行(報酬)を多く与え、人の長(おさ)としてはならない。

上杉謙信の名言・格言|実務能力があるからといってそれだけで上役にしてはいけない



君に合戦計画を与えるつもりはない。達成してもらいたいことを計画しただけであり、それをどのように達成するかは君の自由だ。
【覚書き:シャーマン将軍に与えた言葉。南北戦争で南軍を攻めるうえで明確な目標を与えたが、どう達成するかは自分で考えよと裁量権を与えた】

グラント将軍の名言・格言|部下には目標を与え、達成する方法は考えさせろ


第一、家中には情を深くし、知行(給料・報酬)を授けるように。知行ばかりで情がなければ、万全とは言えない。情ばかりで知行がなくてもこれまた虚しいことだ。知行と情とは車の両輪、鳥の両翼のようなものだ。

蒲生氏郷の名言・格言|部下には報酬と情を両方与えろ


何のなにがしの家風は和を主とし、恩を貴ぶ。そのため士の多くは柔弱である。儀礼を知る者は多いが勇猛の士は少ない。また何のなにがしの家風は凛々と締まっていて、武道の心がけが良く、強い士が多いが、儀礼を知る者は少ない。この両家にはそれぞれ欠点がある。

蒲生氏郷の名言・格言|組織は和やかでも、凛と締まっていてもいけない


春夏秋冬どれか一つにかたよらず、家風を正すことが主将の器と言うべきであろう。
【覚書き|優しさだけでなく、厳しさだけでなく均整のとれた家風をつくり上げることができるかどうかがリーダーの器という趣旨の発言】

蒲生氏郷の名言・格言|リーダーは偏ってはいけない


生死を度外視する決心が固まれば、目前の勢いをとらえることができる。難局に必要なことはこの決心だけだ。

勝海舟の名言・格言|死ぬ覚悟ができれば道が開ける


数年、昼夜奉公しても気のつかない主人であれば、代々仕えた君主であっても暇を取るべし。うつらうつらと暮らすのは意味がない。

藤堂高虎の名言・格言|何年たっても認めてくれない上司のもとからさっさと去れ


寝屋を出るより、その日を死番と心得るべし。かように覚悟をきわまるゆえに、ものに動ずることなし。

藤堂高虎の名言・格言|常に死ぬ覚悟で生活する


武士たる者、七度主君を変えねば武士とは言えぬ。

藤堂高虎の名言・格言|七度主君を変えてこそ武士


諸人の頭(かしら)などをするいまどきの者で、軍略を立てて床几(しょうぎ:折り畳み式簡易腰かけ)に腰をかけ、采配を持つ手さえ汚さずに、口先だけで戦に勝てるものと心得ているのは、とんだ考え違いだ。

徳川家康の名言・格言|上司が現場に出ないで勝つことはできない


戦わずして勝ちを得るのは、良将の成すところである。

豊臣秀吉の名言・格言|戦わずして勝つことが最良


信長公は勇将であるが良将ではない。剛を持って柔に勝つことを知ってはおられたが、柔が剛を制することをご存じなかった。ひとたび敵対した者に対しては、怒りがいつまでも解けず、ことごとく根を断ち葉を枯らそうとされた。だから降伏する者をも誅殺した。これは人物器量が狭いためである。人には敬遠され、衆から愛されることはない。

豊臣秀吉の名言・格言|秀吉の信長に対する評価


軍備に制限は加えられても、訓練に制限はないのでしょ?
【覚書き|ワシントン軍縮会議で日本の主力艦保有量を米英の6割にする条約を締結したことを聞いた時の発言。ハードで劣る状況を戦闘技術や兵の連携で克服しようとした。海軍の猛訓練体質は太平洋戦争終了まで続く】

東郷平八郎の名言・格言|規制されたら別の方法を探す


自分はただローマに対して戦っているのである。ローマとの同盟を強制されたイタリア人と戦っているのではない。
【覚書き:トラシメヌス湖畔の戦いでローマ軍に大勝し、1万人以上の捕虜を捕えた。そのうち、ローマと同盟関係にあったイタリア諸都市の捕虜を解放するようハンニバルが命令を出す。なぜいままで戦っていた者を解放するのかと部下がハンニバルに聞いた時の返答が上記。この捕虜開放でイタリア諸都市から信頼を得、カンナエの戦いでの大勝利への素地となった】

ハンニバルの名言・格言|戦った相手がすべて敵というわけではない


兵士は死んでも祖国のためにならない。敵を殺すことが祖国のためになる。

ジョージ・パットンの名言・格言|目標を達成する活動を明確にする


計算されたリスクを取れ。それは軽率な猪突猛進とはまったく違うのだ。

ジョージ・パットンの名言・格言|計算されたリスクをとれ


最初に軽い者を遣わして埒があかないからといって、また重い者を遣わせば、初めに行った者は面目を失い、討ち死にをするほかはない。
【覚書き:家康が奥州九戸一揆を井伊直政に鎮圧させようとした。家康の側近で直政の主である本多正信が「はじめにもっと格下の人物を遣わし、もし駄目なら直政を遣わせばどうでしょうか」と進言した。家康は上記発言をし、下の者が失敗して恥をかかないよう初めから上役を送るのだと諭した】

徳川家康の名言・格言|上司は部下の体面についても考えておくべき


金銀をたくさん積んでおくのは、良い侍を牢に押し込めて置くのと同じことだ。
【覚書き:秀吉が金銀を気前よく部下や民衆に与えるのはなぜかと家臣が聞いた時の言葉。秀吉は気前が良い武将であると同時に、敵だった武将を打ち負かした後、牢に押し込めておかずに自分の部下に登用するほどの器量を持っていた。】

豊臣秀吉の名言・格言|金を溜め込んで使わないのは、良い侍を牢屋に入れておくことと同じ


いまは必勝の信念の方に進みますが、他面の時機も常ににらんでいくつもりです。
【覚書き:昭和20年に高松宮へ発した言葉。他面の次期とは戦争を終わらせることを意味している。海軍大臣時の発言。】

米内正光の名言・格言|撤退タイミングを常に考えておく


小事が大事に至らないためには、小事も大事だと思って、大事の時と同じような議論と慎重な決断を下すべきだ。そうすれば決して後悔することはなかろう。

藤堂高虎の名言・格言|ささいな問題も、大きな問題と同じように処理しろ


俗語を使いまして恐れ入りますが、ジリ貧を避けんとしてドカ貧にならないようご注意を願いたいと思います。
【覚書き:太平洋戦争開戦直前に昭和天皇に献じた進言。当時日本はアメリカの経済封鎖で経済的にジリジリと窮地に陥っていっていた。】

米内光正の名言・格言|ジリ貧を避けようとしてドカ貧に陥る


大事の時は、皆が大変だと言い、一門や部下が大勢集まって議論する。だから、大事はさらなる大事に至らず、きちんと解決できる。ところが小事となると、皆が大したことではないと軽視し、タカをくくってしまう。知恵を出し合わないために、小事が思わぬ大事を引き起こす。油断の成せる業だ。

藤堂高虎の名言・格言|小事をおろそかにせずきっちりと処理せよ


戦死を好むのは匹夫である。将たる者は、命の危険を逃れて、何度も戦いを重ねることこそ本意とするものだ。
【覚書き|関ヶ原の戦いで負け、捕虜となったとき、なぜ自害せずに捕まったのかと罵られた事に対する返答】

石田三成の名言・格言|上に立つ者は何が何でも生き抜いて何度も挑戦すべき


上下の間に生ずる疑心暗鬼が平和な時代の何よりの敵と存じます。疑いの念が次第に大きくなると、家全体が乱れます。天下泰平の時の一番の大敵は、まず上が下を疑うことかと存じます。
【覚書き:徳川家康に「天下泰平の時代の政治で一番気にしなければならないことは何か」と問われた時の返答。】

藤堂高虎の名言・格言|上役が部下を疑うことが最大の敵


私はドイツの問題について語ることなく、この場を去ることはできません。あなたは自分を信用せよと言っておられるが、あなた自身が我々を信頼していないのではないでしょうか。【覚書き:ノルマンディ上陸作戦後にヒトラーに面会した時の発言】

ロンメルの名言・格言|ヒトラーにも言いたいことを言う


部下にどうやるかを教えるな。何をするかを教えろ。そうすれば思いがけない工夫をしてくれるものだ。

ジョージ・パットンの名言・格言|部下にはやり方ではなく、達成すべき目標を教えろ


功名は武士の本意とはいっても、そのあり方によるものだ。いまその方の功名は軽率な動きである。大将となろうとする者は、そのような功名を願ってはならぬ。身の危ういのをかえりみないのは、それほど手柄と言うことはできない。今後はこの心を忘れるな。

織田信長の名言・格言|リーダーは功を焦って軽率なことをしてはいけない


大将たる者は、威(威厳)というものがなければ万人を押さえつけることはできない。こしらえごとでいかにも威を身につけたように振舞ってみても、それはかえって大きな害になる。そのわけはひたすら諸人から恐れられるようにするのが威だと心得て、威丈高になる必要もないのに目をいからせ、言葉を荒々しくして、人の諌めも聞かず、非があってもごまかすから、家老もだんだん諫言を言わなくなり、身を引くようになってしまう。このように高慢で、人をないがしろにするから、万民は疎み、家を失い滅んでしまうから、よく心得るべきである。

黒田如水の名言・格言|上司の威厳とは、部下を押さえつけることではない


まず自分の行状を正しくし、理非賞罰をはっきりさせていれば、叱ったり脅したりしなくても、自然に威は備わるものだ。
【覚書き|自分の行いを正しくし、公平に部下に接すれば、叱ったり脅したりしなくても上司としての威厳が生まれるという発言】

黒田如水の名言・格言|上司の威厳をつける方法


もうそろそろ戦争をやめる時である。何をぐずぐずしているのか!
【覚書き|日露戦争の奉天会戦勝利直後、参謀本部次長の長岡外史に面会しての発言。局地戦で勝ったが日本の国力はまだ弱く、このまま続けたら必ず負けるという見通しがあった。さっさと日露戦争を終結させ有利な状況で終わらせろという趣旨の発言】

児玉源太郎の名言・格言|引き際を常に考える


作戦計画を立てることは誰にでもできる。しかし、戦争をすることのできる者は少ない。なぜなら、できごとと状況とに応じて行動するのは、軍事的天才でなければできないことだからである。最上の戦術家が将軍として、ともすれば凡庸であったりするのはそのためである。

ナポレオンの名言・格言|作戦計画は誰にでも立てられるが、実行できる人は少数。


自然の怯えを抑えつけて、悠々と仕事をさせてゆくものは義務感だけであり、この義務感こそ人間が動物とは異なる高貴な点だ。

秋山好古の名言・格言|義務感だけが怯えを抑え、仕事を後押しする


平素極めて知恵に富み、しかも豪勇であると言われている人でも、いざ戦陣に臨み、重責の職に就いたため、責任の重さから心がくらみ、気が惑い、せっかくのその資質を発揮できぬという実例が多い。

秋山真之の名言・格言|責任の重さに惑わされると本番で力が出せない


我々の軍人のほとんどはナポレオンではなく、平凡人に過ぎない。平凡人であるがために責任の重さに打ちひしがれるという大弱点を持つ。

秋山真之の名言・格言|凡人の弱点


指揮官たる一人の愚将は、二人の良将に匹敵する。
【覚書き:命令が錯綜するので、指揮官やリーダーは一人だけに絞れという趣旨の発言】

ナポレオンの名言・格言|決定権を持つのは一人だけにしろ


経験は必要だが、経験によって増える知恵と同じ分量の牡蠣殻が頭に付く。知恵だけ採って、牡蠣殻を捨てるということは人間にとって大切なことだが、老人になればなるほどこれができぬ。
【覚書き:牡蠣殻とは動きを鈍くする先入観を意味している。】

秋山真之の名言・格言|経験は牡蠣の貝殻のように人の動きを鈍らせる


戦闘の翌日に備えて新鮮な部隊を残しておく将軍は、常に敗れる。必要とあれば、最後の一兵まで投入させなければならない。なぜなら、完全な成功の翌日は、もはや我々の前に障害はないからだ。

ナポレオンの名言・格言|余力を残すな


若いころには何をしようかであり、老いては何をしたかである。

秋山好古の名言・格言|若いころは未来への展望、老いてはそれまでに何をしたかが重要


科学や哲学はヨーロッパの中世の僧院の中から起こった。僧侶たちは独身であるため、自分の課題に対し、わき目もふらずに精進することができた。そのように、凡庸な者でも、一心不乱である限り多少の物事をなし遂げるものである。

秋山好古の名言・格言|凡人でも一つのことに没頭すれば事を成し遂げられる


男は生涯において、一事を成せばいい。

秋山好古の名言・格言|たった一つだけ何かを成し遂げればいい


その職にふさわしくない者はすぐに処分したりするが、よく考えてみると、その役を十分に務めてくれるだろうと見たのはその主だ。目利き違いなのだから、主の罪は臣下よりもなお重い。

黒田如水の名言・格言|仕事のできない部下より、その人を任命した上司に責任がある。


悪い連隊はない。悪い大佐がいるだけだ。ただちに大佐のクビを切れ。

ナポレオンの名言・格言|悪い組織はない。悪いリーダーがいるだけ。


良いことの五つは真似しやすく、悪いことの一つはなかなかやめられない。

島津義久の名言・格言|良い習慣を身に着けるより、悪習をやめるほうが5倍難しい


生まれながらに才能のある者は、それを頼んで鍛錬を怠る、自惚れる。しかし、生まれつきの才能がない者は、何とか技術を身につけようと日々努力する。心構えがまるで違う。これが大事だ。

織田信長の名言・格言|才能を持って生まれた者は油断する


明晰な目的樹立、狂いのない実施方法、そこまでは頭脳が考える。しかし、それを水火の中で実施するのは頭脳ではない。性格である。平素、そういう性格をつくらねばならない。

秋山真之の名言・格言|目的を成し遂げる性格を日ごろから作れ


一手の大将たる者が、味方の諸人の「ぼんのくぼ(首の後ろのくぼみ)」を見て、敵などに勝てるものではない。
【覚書き:大将は味方の後ろに隠れず前に出て戦えという意味】

徳川家康の名言・格言|大将は味方の後ろに隠れるな


苦しみに耐えることは、死ぬよりも勇気がいる。

ナポレオンの名言・格言|死ぬよりも勇気がいること


勝つということは味方に勝つことである。味方に勝つというのは我に勝つことだ。我に勝つというのは気をもって体に勝つことである。

源義経の名言・格言|勝つということは気をもって体に勝つこと


天下になくてはならぬ人となるか、あってはならぬ人となれ。沈香も焚け、屁もこけ。牛羊となって人の血や肉に化してしまうか豺狼(ヤマイヌとオオカミ)となって人類の血や肉を吸い尽くすかどちらかになれ。

河井継之助の名言・格言|必要とされる人か、邪魔者になれ


人間というものは、棺桶の中に入れられて上から蓋をされ、くぎを打たれ、土の中へ埋められて、それからの心でなければ何の役にも立たぬ。

河井継之助の名言・格言|死ぬ気で行かないと人間は役に立たない


人の器により、それぞれ使うは君の職(仕事)なり。ゆえに見損ずるときは、君の過(過失)なり。

細川勝元の名言・格言|採用した人が期待はずれだった場合の責任は採用者にある


剣の道は深い、精神を統一せぬ限り勝負は負ける。中段に構えたら、じっと相手の身体全体を見つめて、間合いを測る。心を集中させていくと相手の心の中が読める。跳びこむときは、自分が切られることを恐れてはいけない。たとえ皮を切らせても、相手の肉を切ればこちらが勝ちだ。その一瞬の皮膜のあいだに勝負を賭けよ。

高野佐三郎の名言・格言|精神統一しない限りは勝負は負ける


確実な成功にはなんらの栄誉もありえないが、確実な敗北からは多くの力がほじくりだされるはずだ。

ロレンスの名言・格言|確実な成功に意味はない


若い者はまだ修業中の身だ。修業中の者は、自分にとって嫌なこと、理解するのが難しいことに積極的に取り組むべきだ。人生は長いのだから、そういう山川を越えていくことによって自分を鍛えろ。自分の好みに合ったことだけを取り入れるな。むしろ自分が苦手なことにこそ立ち向かえ。

小早川隆景の名言・格言|若者は嫌なこと、難しいことに積極的に取り組め


人の意見を聞いて、すぐにごもっともです、その通りですという人間が本当にわかったためしがない。本当に人の意見を聞く者は、自分で納得いかないことは何でも駄目押しする。なぜそうなるのですか、あるいはそういうことをするとこういう結果が出るのではありませんかなどとぐいぐい押しまくる。

小早川隆景の名言・格言|すぐに「その通りです」という人間は、本当に理解していない


わからないところがあっても「こんなことを聞いては相手が気を悪くするのではないか」などと考えるのは、本気でその意見を聞いていない証拠だ。俺の言ったことをすぐわかりましたなどと請け合う部下は信用しない。

小早川隆景の名言・格言|わからないことがあったら遠慮なくどんどん聞け


武士の心がけとしては、その場に臨んで始めるようでは駄目だ。

山県昌景の名言・格言|いつでも行動できるよう常に準備を整えろ


舞踏などの世間的な戯れにふけっていないで、錆びつかないように馬、剣術、弓、鉄砲を中心に毎日鍛え、その余暇に読み書きを習うことだ。これに尽きる。剣術を馬鹿にする武士が多いが、自分が主人から命じられて人を狙うとか、逆に人に狙われてみれば、誰だって剣術を習いだすものだ。

山県昌景の名言・格言|遊んでないで仕事のために鍛錬せよ


槍の穂先が上がっている敵は弱く、下がっている敵は強い。敵の槍の長さが揃って見えるのは足軽舞台で、そこに向かうのは利がない。槍の長さが不ぞろいなのは、身分のある敵であるから、そちらに向かえ。敵の気力はある時間で衰える。そこで一拍子に突きかかることだ。

馬場信房の名言・格言|敵をよく観察して情報をつかめ


武士は豪勇だけではいけない。臆病で味付けする必要がある。

馬場信房の名言・格言|武士は臆病であることも必要


常在戦場
【覚書き|馬場信房の座右の銘。上記言葉を大書して壁にかけた。】

馬場信房の名言・格言|常に戦場にいるように考え行動しろ


諸君が実行不可能としてあげた諸点をひっくり返せば、それだけ奇襲の効果が上がるということだ。【覚書き|朝鮮戦争仁川(インチョン)上陸作戦の戦略会議での発言。仁川上陸が成功すれば北朝鮮の補給線を潰すことができ、戦況が一気に有利になることがわかっていたが、地形上とても難しかった。将校たちができない理由をいくつも挙げたので、上記の発言が発せられた。このあと仁川作戦は成功する】

ダグラス・マッカーサーの名言・格言|できない理由は、できる理由の裏返し


老兵は死なず、ただ消え去るのみ。
【覚書き|軍引退のセレモニーでの発言。兵士の間で流行っていた風刺歌の一節。ワシントンでの引退パレードには50万人の市民が集まった】

ダグラス・マッカーサーの名言・格言|老兵は死なず、ただ消え去るのみ


甲乙選び難い時は、より危険性があっても積極策をとるべきだ。

山口多門の名言・格言|決断に迷ったら、より積極的でリスクのある道を選べ


一度、銅づくりにしておけば、のちのちのためにはなる。だが、いっぺんに多額の出費をすることはいかがなものか。何ごとも時代につれて古いことを改めるというのはよくない。【覚書き:居間の水筒が壊れやすかったので、今流行っている銅の水筒にすれば壊れず経済的だと進言した家来に対する言葉。池田輝政は52万石の大名になっても1・2万石大名相当の暮らしをしていた倹約家の武将として有名】

池田輝政の名言・格言|一度に大きな出費をしないようにしろ


部下の行為の行為について喜んで責任を分かつ。戦場で死んだ幾千の日本軍将兵の仲間入りをしたい。
【覚書き:戦後のGHQの裁判法廷での発言。】

本間雅晴の名言・格言|責任者は逃げ隠れせずに責任を取れ


私は決して指揮権の共有を受け入れない。たとえ神との共有でも断る。

アルブレヒト・フォン・ヴァレンシュタインの名言・格言|指揮権を2人以上に持たせるな


城下の繁栄に驕って下々の憂苦を思わず、武具のみに力を入れて城郭を構築しようとしても、徳と礼儀がなければ、はなはだ危うい。

島左近の名言・格言|良い城を作っても、国民の苦しみを無視するのであれば危険


順境の中では軍人としての資質で評判を維持する人にも、ひとたび苦境と疫病神の高笑いに取り囲まれると急速に弱くなる。部隊は急速に悲観論に感染し、優れた指揮官によって管理されない限り戦闘効率が低下する。

ジョージ・C・マーシャルの名言・格言|上司の悲観論は部下に感染する


厳しい戦況において、真の指揮官は前方を見据えて傲然と仁王立ちし、並の指揮官に比べて著しい対照を示す。

ジョージ・C・マーシャルの名言・格言|良い指揮官と並の指揮官は何が違うのか


戦争で最も計算できないものは戦意である。

ベイジル・ヘンリー・リデル=ハートの名言・格言|戦意は計算できない


新しいアイデアを軍隊に注入するとき、もっとも難しいのは在来の考え方を追い出すことである。

ベイジル・ヘンリー・リデル=ハートの名言・格言|新しいアイデアを採り入れるより、いままでの常識を捨てる方が難しい


発令した作戦の結果を予測して、さらにその先のことまで計画をつくろうとするのはナンセンスである。かくあるべきと思い込んで、先の先まで詳細に計画するのは素人だけである。

ヘルムート・カール・ベルンハルト・フォン・モルトケの名言・格言|先の先まで詳細に計画するのは素人だ


作戦が50回阻止されたら、51回目で目標をなし遂げる。

トーマス・エドワード・ロレンスの名言・格言|50回失敗したら、51回目で成功させろ


浮浪者が熱い風呂に我慢できないように、平凡な将軍は変化に我慢できない。なぜなら、毛布にこびりついたタールのように、先輩から学んだ戦闘ドクトリン(軍隊の基本的な運用思想や主義)が先入観として頭の中を完全に支配しているからである。

ジョン・フレデリック・チャールズ・フラーの名言・格言|平凡なリーダーは変化に我慢できない


予期しないことと、予期したくないことが起こると、予期するようにせよ。
【覚書き|部下に今後予期すべきことはあるでしょうかと問われた時の返答。起こりうるケース、そして最悪のケースもすべて想定せよという言葉】

マウリキウスの名言・格言|予期しないことが起こることを前提としろ


将軍は決して「まさか」と言ってはならない。
【覚書き|上に立つ者はすべてのことを想定し、最悪のケースすらも事前に対処法を検討しておけという意味の発言。また、まさかのケースが発生しても、部下の士気を下げないために悪態をつかず、冷静に対処せよという発言】

マウリキウスの名言・格言|上司は「まさか」と言うな


用兵の道は、城を攻めるのは下手な策、心を攻めるのが上手い策。
【覚書き|武力制圧するよりも、敵が精神的に忠義を尽くしてくるような状況を作ることが、戦後に反乱などが起こらず優れた策だという意味の発言。また、心理的に相手を揺さぶり内部分裂させることができればより有利に戦いを進めることができるという意味合いも含んでいる】

馬謖の名言・格言|城を攻めるより、相手の心を攻めろ


戦は兵数の多少によるものではない。一和にまとまった兵でなくては、どれほど大人数でも勝利は得られないものだ。

立花宗茂の名言・格言|人数が多くても、まとまっていなければ勝つことはできない


世間並みの一万の兵と、宗茂配下の三千、五千の兵と何の差もありません。軍の備え方がよいというだけでなく、常に兵士に対してえこひいきせず、ひどい働きをさせず、慈悲を与え、少々の過失は見逃し、国法に外れた者は、その法によって対処するのみです。

立花宗茂の名言・格言|上司によって部下の力が何倍にもなる


家臣の俸禄も拙者の高(石高、収入)に応じて少しずつ与えたのですが、常に慈悲を第一にして愛情を与えますので、戦に挑むとみな一命を投げ打って力戦してくれ、それがみな拙者の功になります。そのほかに別に良い方法とてありません。

立花宗茂の名言・格言|物的報酬だけでなく愛情の報酬を部下に与える



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