発明・発明家・技術者の名言

このページは「発明・発明家・技術者」に関する名言を集めたページです。仕事の能率、人生の質、資産状況を変えるアイデアのヒントが詰まっています。気に入った名言は、SNSにスクラップしたり、手帳などに書き写してみてはいかがでしょうか。

発明・発明家・技術者の名言 一覧

土光敏夫

考えるより当たれ。体当たりによって生きたアイデアが生まれる。


晝馬輝夫

日本の企業には暗黙知(言語化できない身体を基盤とする知識)が詰まっている。その宝の山を利用することが大切です。


晝馬輝夫

我々は「ああでもない」「こうでもない」と、日々試行錯誤を繰り返しているんです。私は50年この会社にいて、いまだに「チクショウ、チクショウ」と思っている。まだまだわからないことが多いんです。


本田宗一郎

発明は恋愛と同じです。苦しいと思えば苦しい。楽しいと思えばこれほど楽しいことはありません。


本田宗一郎

飾りによってデザインの効果を現そうとする考え方は邪道だということだ。実用品自体が飾りでありデザインであるということでなくてはならない。


町田勝彦

オンリーワンの商品を開発するために大切なのは、二つの考え方である。ひとつは、他社にないオンリーワンのキーデバイス(テレビにとっての液晶パネルなどのような製品の中核となる部品)を開発し、それを自社の商品に組み込むことで、他社にないオンリーワン商品をつくるやり方。もう一つはカメラ付き携帯電話のような通信、映像、液晶、情報、半導体など、それぞれ異分野で開発された技術を一つに融合させ、新たな付加価値を創出するやり方だ。


岡野雅行(岡野工業)

技術は盗むもんだと思ってる。給料払ってるのはこっちなんだ。なんで、給料払う方が懇切丁寧に教えて差し上げなきゃならない?そんな間尺に合わないことはないじゃねえか。腕のいい職人の技術を盗んで一丁前になるには、なんていったってやる気だね。いまは俺が修業した時代とは違うし、褒めてやる気を出してくれるんなら、いくらだって俺は褒めるね。気前にゃ自信があるし、大盤振る舞いは得意なんだ。


岡野雅行(岡野工業)

技術力だけじゃ駄目なんだ。情報収集力がないと、仕事の選び方も間違えちまうし、細かい話、値段の付け方だって失敗しちゃう。それじゃ仕事がうまく回るはずがない。適正な値段をつけて、きっちり稼ぎ、利益を的確に先行投資していく。ホントに大事なのはそこだ。


岡野雅行(岡野工業)

職人の世界は特にやる気が重要だね。うちは仕事を教えるなんてことはしないんだ。俺が親父の下についた時も、親父が直接、技術を教えてくれるなんてことは、これっぱっかりもなかった。何やってんだコノヤロウ!ってゲンコツで殴られ、ダメ出しされながら、見よう見まねで覚え、自分で工夫しながら、技術を磨いてきたんだよ。


岡野雅行(岡野工業)

特許なんて個人で取ったって何の意味もないんだよ。大企業にしてやられるのがオチだね。特許を取った技術は、大企業にとっても垂涎もんだ。欲しければ、しかるべき手続きをして買い取ればいいわけだけど、大企業ってのはプライドだけは超一流だ。ちゃっかり特許技術を真似て商品を作っちまうんだ。特許を持ってる方は当然訴える。裁判にはなるよ。だけど決着するまでには何年もかかるし、終わるころには技術は古びちまってもはや用済みになってる。勝ったってわずかばかりの賠償金で終わりってことになる。


カルロス・ゴーン

エンジニアの技術や能力といったものは、「業界で何が求められているのか?」「だから何をしていくのか?」という、そういったヴィジョンに基づいて活かされなければならないのです。


稲葉清衛門

技術には歴史がある。しかし、技術者には過去はない。ただ創造あるのみ。
【覚書き:ファナックの研究開発の基本理念を語った言葉】


豊田章一郎

設備が同じでも、もっと効率的に作れないのか。それと、腕を磨くことには無限の可能性がある。
【覚書き:太平洋戦争終結10年後にドイツのフォルクスワーゲン社の工場を訪問した時、最新の設備に驚かされ、生産技術向上に力を入れることを決意したときの言葉】


石橋正二郎

普通の足袋にゴムを縫い付けた地下足袋はあった。しかし、地べたにはくのですぐに糸が擦り切れ、終始修繕しなくてはならない。自動車のタイヤは二枚の布を貼り合わせ、その上にゴムを張っている。そのゴムのりで張り付けるのが一番いいだろうと思った。
【覚書き:ゴム底地下足袋の開発時の発言】


新関八洲太郎

ひたいを集めて相談したのがウィスキーの製造だった。つまり松花江工業の計画でジェット燃料をつくるのに蒸溜の工程があったが、それから思いついたのが白酒を蒸留して、96から97度くらいの純粋アルコールにし、これをウィスキーに化けさせようとの算段である。


藤山愛一郎

事業を伸ばすには消費者の趣向や流行に合わせた製品を安価な価格で出さなければならないと考えた。しかし、発明家は「俺の発明は」「俺の発明は」で押し通してくる。これだけの発明品が売れないのは、あなたのやり方が悪いといった調子だ。万一、発明家と一緒に事業をしなければならないような場合は、事業経営の面に一切口出させてはならないと悟った。


トマス・エジソン

私は売れないものは発明したくない。需要は実用性を立証するものであり、実用性こそ成功である。


チャールズ・ケタリング

ライト兄弟は、不可能という名の煙幕をとびぬけたんだ。


チャールズ・ケタリング

999回失敗しても、1回うまくいけばいい。それが発明家だ。失敗は、うまくいくための練習だと考えている。


チャールズ・ケタリング

発明家は、学校で教わったことなど、あまり重視しない。


チャールズ・ケタリング

心を開いていれば、そこは常にフロンティアだ。


レオナルド・ダ・ヴィンチ

人間の巧妙さが、自然が創造するものよりも美しくシンプルな、あるいは正確な発明をすることは決してできない。なぜなら自然の女神の創造物には何一つ欠けるところがなく、何一つ過分なものがないからである。


ケネス・クラーク

レオナルドは物がどう動くかを記録するだけでは満足しなかった。なぜ動くのかということも発見したかったのだ。技術者を科学者に変えるのは、こういう好奇心だ。


山下勇

アメリカあたりでは大学教授が企業に入っていくのは自由だが、日本では科学者が象牙の塔に籠っているから、相当立派な業績を上げても評価は学会の中だけで、社会一般に認知されることが少ない。


竹鶴政孝

ウィスキーでもそうだが、良い酒をつくるためには、規模や設備では解決できないものがある。熟成をじっくり辛抱して待つ精神や気質がないと、決してよいものはできないというのが私の信念のひとつである。


武内勇

いままではメッキを厚みとか析出する粒子単位でコントロールする技術がないし、またその発想すらなかった。言ってみれば、いわゆるメッキ屋さんはメッキ技術を使っているのではなくて、メッキ作業をしているだけなんです。メッキ液も、薬品メーカーさんが開発したものを買ってきて、機械も機械屋さんから買ってきて使っているだけ。どういうメカニズムで機械が成り立ち、どういうことが可能なのかほとんど理解されていない。熟練キャリアがあると言っても、ただ作業に熟練しているだけで、メッキの持つ技術的なポテンシャルを何も理解していない。


武内勇

メッキというのは非常に面白いんです。みなさん、メッキと言うと、ローテクの代表みたいに思われて、単なる表面の修飾技術だと思っていますけど、そうではありません。メッキはボトムアップ型のナノテクノロジーそのものなんです。金属原子を一つ一つ積み上げていくということで、まさにオングストローム(1オングストローム=0.1ナノメートル)単位の作業ですから、ナノテクを超えたスーパーナノテクなんです。


西口泰夫

技術を高めるということは、技術の本質を理解することなんです。とりわけ、不良品を減らそうと思ったら技術の本質を突き詰めなければいけない。良品率を高めるためには、プレスの条件を変えるのではなく、プレスとは何ぞやを追求することなんです。商品によっては歩留り100%を何か月も継続しているものがあります。そうした商品は、各プロセスの技術的な内容を物理現象にまでさかのぼってみているんです。


山之内秀一郎

極論を言うと、私は技術の伝承は不可能なのではないかと思っています。技術とは自分で苦労して考えたり、困難を克服することで身につくものです。技術は自分で作るしかない。また、技術は刻々と変化します。技術は伝承するものではなく、変わっていくものなんです。


村田泰隆

会社の社是に「独自の製品を供給して文化の発展に貢献」とあります。独自の製品を提供しようというのは、創業者以来の会社の理念であって、なぜ創業者がそれを言い出したかというと、祖父の時代には、村田製陶というのが陶器屋さんの下請けをやっていて、こういう蓋を作っていたわけですね。それで、家人の手伝いをしていた私の父は、もっと販路を広げたいと考えました。それを祖父に進言したところ、販路を広げるということは、自分の同業であるお客さんのところへ商品を持ち込んで価格競争をすることである。そうしたら相手に迷惑がかかるし、自分のところも安く売らねばならない。そんな人に迷惑がかかるようなことはしてはいけないと言われたというんです。それで困って思いついたのが違うものだったら競争にはならないのではないかということなんです。


桑野幸徳

私は熊本大学理学部卒業で、三洋電気入社後は一貫して技術畑を歩んできました。これからのビジネスにおいて、技術は重要なコアになることは間違いありません。しかし、私はもう技術は忘れたと言っています。ですから、私の名刺にはドクターの称号を入れてありません。必要ないと考えています。私がしゃしゃり出たら、開発している人が委縮してしまうじゃないですか。社長は技術を見守るだけの度量が必要ではないでしょうか。


福井威夫

ホンダ技術研究所には「研究所は技術を開発する場所ではなく、人の思想の集まる場所である」というフィロソフィー(哲学)があります。まず「こうありたい」という人の思想があって、その次に来るのが技術。つまり技術はあくまでも手段なのです。技術が先行した、思想のない技術は危険です。ですから、志というものをすごく大切にしています。


晝馬輝夫

一流大学を卒業した新入社員に、光電管に使うガラス管を洗う仕事をさせたことがあります。毎日ごしごしと洗う単純な仕事をさせて、一か月くらいたったころ会社の門の前で、この社員が私を待っていました。彼は「いったいいつまでガラス管を洗えばいいんでしょうか?」と不満をぶつけてきた。私は「それなら聞くが、いったい何のためにガラス管を洗っているかわかるか?」と言うと、「きれいにするためです」という答えが返ってきました。「ガラス管がすり減るまで洗うなよ。きれいになるということはどういうことかよく考えろよ」と言いました。それで気が付いたようで、彼はガラス管の表面はどうなっているのかについて強い関心を持ち、きれいになるとはどういうことかを研究するようになったのです。


晝馬輝夫

浜松ホトニクスは創業以来、光と物質の相互作用に関する研究を続けています。未知未踏は大学院を出て高等教育を受けたらわかると思ったら大間違いです。たとえば、光がどうして電子をはじき出すのか。それは光が当たり、電子が飛び出るからだ。では、光のどの部分が電子のどの部分にあたるのか?突き詰めていくと、いくら学校で勉強したからと言っても我々は「光とはなんであるのか」「電子とはなんであるのか」ということがわかっていない。


北嶋一甫

「匠」という言葉が使われますが、私たちは自分たちを「企み屋」と呼んでいるんです。図面と向き合い、どうやって作ろうかと企むことから仕事が始まるからです。


岡野雅行(岡野工業)

狩猟民族はみんなと違うことをしないと獲物はとれない。みんなが獲物をとったところに後からノコノコ出て行っても、もう獲物はいないんだから。俺は人と違うことをする。だいいち人と同じことをしたってつまらない。浮いた存在になるくらいじゃないと何もできないよ。みんなと同じことを言っていてもダメだ。浮いているからこそ何でもできるんだ。浮いているというのはある種の感性を持っているということだからね。


吉野浩行

作りたい車を作るというとプロダクトアウトの発想、作り手の理論の押し付けになる危険性があります。俺たちはすごい車を作ったぞで終わってしまうかもしれない。デベロッパー(開発者)側の発想も必要ですが、自分が作りたいというよりも、むしろ自分が持ちたいとか、買いたいといったお客さんと同じ視点に立つことが大切だと思います。そのバランスが問題なんです。


林原健

ペンシルロケットを開発した糸川英夫先生に「創造性を高める方法は、関心のある分野の知識や経験をできるだけ持つことだ」と教えられたことがあります。異分野の組み合わせから新しい発想が生まれるという考え方です。違った分野の組み合わせがA・Bの二種類だけではいけない。A・B・Cと三つ持っていれば、もっとたくさんの組み合わせができるわけです。五つ持てばほとんど無限大になります。【覚書き:ペンシルロケットとは東京大学生産技術研究所が開発した小型ロケット。大型ロケットが作れないなら小型ロケットで基礎実験をすればいいと逆転の発想で糸川博士が発案。様々な実験が行われ、収集されたデータは以後の日本宇宙技術に活用された】


山之内秀一郎

科学技術において、失敗は必ずあるもの。それを乗り越えてこそ、本当の技術だというのが私の技術者としての持論です。飛行機にしても、鉄道にしても、失敗の経験を生かし、技術を高めてきたからこそ今日の発展があります。


山下勇

技術と言うものはまことに人間くさいもので、技術者に孤立は許されない。人とのつながり、あるいは人の集団、技術者の集団をうまく形成していくことが、技術者の要件なのである。


高柳健次郎

私のような若造が研究してもうまくいくだろうかと思ったが、これこそ自分の長い間探し求めていたテーマであると確信を持ち、テレビジョンの研究を決意した。
【覚書き|20代中盤にテレビの開発に本気で取り組む決意をした時を振り返っての発言。その後、世界初のテレビ受像実験に成功。ブラウン管に「イ」の字を写しだす。イはいろはのい】


能村龍太郎

発明家の多くが貧乏なのは、世の中のニーズというものを考えてないからです。どんなに画期的な良いものでも、人が求めていないものは商品としての価値がないのです。会社の経営も発明も、その点では全く同じで、ニーズに敏感でないとやってはいけない。


ゴードン・ムーア

われわれはホフ氏の発明を画期的な内容だと評価していたが、電卓専門の半導体だと考えていた。パソコンなど思いもよらなかった。(覚書き|ホフ氏=マーシャン・テッド・ホフ、インテルの技術者。インテルにマイクロプロセッサの着想をもたらした人物)


ゴードン・ムーア

部品あたりのコストが最小になるような複雑さは、毎年およそ2倍の割合で増大してきた。短期的には、この増加率が上昇しないまでも、現状を維持することは確実である。より長期的には、増加率はやや不確実であるとはいえ、少なくとも今後10年間ほぼ一定の率を保てないと信ずべき理由は無い。すなわち、1975年までには、最小コストで得られる集積回路の部品数は65,000に達するであろう。私は、それほどにも大規模な回路が1個のウェハー上に構築できるようになると信じている。


ゴードン・ムーア

我々は、絶えず線幅を細くし、プロセスを複雑化し、ウェハの集積度を高めている。つまり、1つのチップに詰め込む機能を増やし続けている。


トマス・エジソン

チャンスがドアをノックしてもほとんどの人が気づかないのは、チャンスがたいてい作業服を着ていて、骨の折れる仕事のように見えるからだ。落ち着きのなさや欲求不満は、進歩にとって最初の必要不可欠なものである。


トマス・エジソン

「時計を見るな」これが私の、若い人々におくりたい、ただ一つの言葉である。時計は必需品ではあるが、仕事をしている最中、研究をしている最中に時計を見るようでは、良い仕事は出来ない。


安藤百福

発明や発見には立派な設備や資金はいらない。新しいものを創造する力がなければ企業は存続できません。自分の周囲にいつも好奇の目を向けろ。消費者のニーズや時代を読むヒントは日常生活のいたるところに転がっている。明日になれば今日の非常識は常識になっている。子供のようにいつも「なぜ?」と疑問を発しなさい。


安藤百福

発明はひらめきから。ひらめきは執念から。執念なきものに発明はない。ひとつこころみては捨てていく。考えて、考えて、考え抜け。私が考え抜いた時には血尿が出る。私は眠るときもメモと鉛筆を枕元に用意する。あなたも四六時中考える習慣をつけなさい。


安藤百福

知的財産で事業を固めていても、新しい市場には必ず新規参入者が出てくる。異議申し立ての多いほど、その特許には実力がある。異議を退けて成立した特許はもっと強力である。発明したと思っていても世界では同じことを考えている人が3人いる。


シーモア・ロジャー・クレイ

私が他のエンジニアと違うところは、失敗を実験過程の一部として受け入れる心構えだ。他のエンジニアたちが3度で断念する試行を、私は上手くいくまで100回でも繰り返す。


安藤百福

即席めん開発に成功したとき、私は48歳になっていた。遅い出発ともいわれるが、人生に遅すぎるということはない。50歳でも、60歳でも新しい出発はある。


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