投資家・金融・銀行家の名言

このページは「投資家・金融・銀行家」に関する名言を集めたページです。仕事の能率、人生の質、資産状況を変えるアイデアのヒントが詰まっています。気に入った名言は、SNSにスクラップしたり、手帳などに書き写してみてはいかがでしょうか。

投資家・金融・銀行家の名言 一覧

金持ちになるためには2つのルールを守りなさい。
【ルール1】絶対にお金を損しないこと。
【ルール2】絶対にルール1を忘れないこと。

とにかく金というものは雪だるまのようなもので、はじめはほんの小さな玉でも、その中心になる玉ができるとあとは面白いように大きくなってくる。少なくとも四分の一天引き貯金ではじめた私の場合はそうであった。だから私は確信を持って人にも勧めてきた。どんなにつらい思いをしても、まずは千円をお貯めなさい。【覚書き|当時の千円=現在の100万円前後】

我々が歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ。

トラブルから抜け出すよりも、トラブルを避ける方が簡単。私は高さ2メートルのバーを越えようとは思わない。周りを見渡して、またぎ越せる30センチのバーを探す。

地下鉄で通勤している連中の助言を、ロールスロイスでやってきた人々がありがたく拝聴する場所はウォール街以外にない。

会社がつぶれるときは、馬鹿が仲良くしているか、利口が喧嘩をしているときだ。

株式投資は世の中を応援する手段。蓄財より花咲爺に。なんのために儲けるか。ほんとのポイントはそこ。

男がいったんとりかわした約束は例え口約束でも反故に出来ん。約束は守って当然や。わしは二枚舌を使った経験など一度もない。

株式投資カメ三則

  1. 銘柄は水面下にある優良なものを選んでじっと待つ。
  2. 経済、相場の動きからは常に目を離さず自分で勉強する。
  3. 過大な思惑はせず、手持ちの資金で行動する。

投資五箇条

  1. 銘柄は人が奨めるものではなく、自分で勉強して選ぶ。
  2. 二年後の経済の変化を自分で予測し大局観を持つ。
  3. 株価には妥当な水準がある。値上がり株の深追いは禁物。
  4. 株価は最終的に業績で決まる。腕力相場は敬遠する。
  5. 不測の事態などリスクはつきものと心得る。

私は事業家であるゆえに、より良い投資を行うことができる。そして、私は投資家であるゆえに、より良い事業を行うことができる。

愚か者でも経営できるビジネスに投資しなさい。なぜなら、どのビジネスにもいつか必ず愚かな経営者が現れるからだ。

いったん交わした契約は反故にできないのだから、サインをする前に考慮すべきことは全て考慮しておきなさい

物事はすべて確率論として見るべきで、絶対に正しいということはあり得ない。

経験と実績がない場合、エネルギーと情熱を売り込むべき。

「あぁ、休みをとりたいなぁ」と思ったらその仕事はあなたに合っていない。理想的な仕事とは、仕事と休みの区別がつかないようなものである。睡眠時間が短ければライバルに勝つチャンスも増える。私のやり方は非常に単純でストレートだ。求めるものを手に入れるためには押し、押し、押しの一手だ。

ウォール街や証券会社のセールスマンに今の推奨銘柄は何でしょうか?と聞くことは、床屋に行って今日は散髪したほうがいいかなと聞くようなものだ。

働き一両、考え五両、見切り千両、無欲万両。

選択肢があることは、それだけで好ましい。

意思決定においては、小手先の細工を用いてはならない。真剣な分析と配慮にまさるものはない。

実現不可能なことを保証するような言い回しは、してはならない。

効果的な政策は金で買えるものではないが、資金を渋るよりは余るほど投入するほうがよいときがある。

アメリカ合衆国は、何を支持しているかばかりでなく、何に反対しているかによって評価されることを進んで受け入れなければならない。

ドルは非常に重要な通貨であるため、貿易政策の手段として用いるべきではない。

市場主義経済は歓迎されるが、それですべての問題を解決できるわけではない。

一国の繁栄のためには、アメリカ合衆国、G7国際金融機関の援助よりも、その国の政策の信用と質のほうが大切である。

債務者は負債を負うとどうなるか、債権者は融資をするとどうなるかを心しておく必要がある。

私の生きてきた人生で世界経済は最もリスクの高い時代になった。

今のアメリカは、中国やインドのように教育水準が高く、労働コストが低い国との激しい競争にさらされている。

世間において常識とみなされていることに対して、疑問を呈する勇気を忘れてはならない。健全な猜疑心こそ、ものごとの裏に潜む本質を見極める近道である。

一方で国益を主張しながら、他方では破局を回避するための方策を必死で模索する。おそらくこれが通貨マフィアといわれる人間たちの存在理由であり、見識なのであろう。
【覚書き:1968年のG10に財務官として出席し、マルクやフランの切り下げについての熱い議論を目の当たりにしての発言】

相場というものがわかりだしたのはこの頃だ。休みなしに強行軍すると、兵隊はバタバタ倒れる。休みも挟まねばならぬ。「休むも相場」というが、まったくそのとおりである。
【覚書き:1920年の株式市場の大暴落で大損害を受けた時を振り返っての発言】

店を閉めようとしたら50万円の借金が見つかった。結局私一人が借金を背負った形となって、このあと悪戦苦闘をする。そして立て直しに成功する。いい取引先を見つけたことと思惑をやらなかったせいである。
【覚書き:藍澤証券の前身である港屋商店を経営再建したきっかけについての言葉。思惑とは思惑売買のことで、自分の思惑でもって金融商品の売買をする投機的投資のこと】

天体の動きなら計算できるが、群集の狂気は計算できない。
【覚書き|上記は造幣局長時代に南海会社株の先行きについて尋ねられた時の発言。当時、南海バブルの真っ最中で、ニュートンも南海会社株を7000ポンド保有していた。常識をはるかに超えた株価をおかしいと思い、保有していた株を早期に売り始めた。】

資産の額はその人の年齢と収入に大きく影響される。収入が多ければ資産も多いはずだし、働いた年月が長ければそれだけ蓄財もできているはずだ。どの程度の資産があれば金持ちと言えるだろうか。私たちは長年、高所得の資産家を調査した結果、いくつかの多変数方程式を開発している。だが、自分が金持ちかどうかを計るには、次のような大雑把なルールさえわかっていれば十分だろう。

(年齢)×(税引き前年間家計所得)÷10=(期待資産額)

蓄財劣等生のライフスタイルは、蓄財優等生グループよりも金がかかる。蓄財劣等生は一般に消費性向が高く、収入以上の暮らしをする。そして、資産を築くのに不可欠な重要なことをきちんとしないから金が貯まらないのだ。

1ドルお金を使うということは、税務署に貢ぐ分、余計に稼がなければいけないということを忘れてはならない。たとえば、6万8000ドルのボートを買うには、10万ドル稼がなくてはならない。億万長者はこういう計算の仕方をする。だからあまりボートを持っている人がいないのだ。

億万長者は現金収入ではなく、純資産額でものごとを考える。資産形成には所得はたいして意味を持たない。10万ドルから20万ドルの収入があれば、それ以上いくら稼ごうがあまり関係ない。それよりも、持っている資産をどう運用するかのほうがずっと重要だ。

アメリカ財務省の租税調査室長補佐C・ユージン・ストイオリ氏は優れた研究者でもある。彼は「現金所得と資産の関係」という論文の中で、私たちと同様の調査を行っている。調査の結果、多額の資産を築く人は現金・課税対象所得を最小限に抑え、課税対象とならない含み益や非課税所得を最大限にするよう努力していることが明らかにされている。

蓄財優等生は「現金収入を生み出さないが、将来資産価値の上がる可能性のあるもの」に投資する傾向がある。彼らが投資するのは、非上場会社の株、不動産、上場株、あるいは年金など税金の支払いが繰り延べできる性格のものである。このような投資をするには、じっくり考える時間が必要だ。そして、このような投資こそが資産の基礎となる。それにひきかえ、蓄財劣等生は自動車など時間が経つにつれ価値の下がるものにばかり金を投じるのである。

他の業界に比べ、個人経営の証券ブローカーの収入はずっと高いし、投資に必要な各種の調査データも簡単に入手できる立場にある。自分のコミッション分だけ安く売買できる。これだけの条件がそろっているのに、この高所得の投資専門家たちが資産家であることはすごく稀だ。私たちは何人もの証券ブローカーに理由を聞いてみた。「株をずっと持ち続ければ金持ちになれることはわかっているんだが……だけどついつい動かしてしまうんですよ。株価の上がり下がりをモニターでずっと見ていますから」

出費に見合う金を稼ぎ出そうと懸命で、投資に回すお金の余裕がないというのでは行き詰まりだ。将来値上がりの期待ができる投資物件や証券を買わないで、経済的に自立して老後を心配しないですむようになるのは無理と思った方がいい。将来、資産家になりたいと思うなら、住宅ローンは年間の現金所得の二倍以内に抑えること。それ以上の高い家は絶対に買っては駄目。

蓄財優等生は蓄財劣等生の二倍の時間を資金運用のためにかけている。資金運用計画と蓄財の間には強い相関関係がある。蓄財劣等生の場合、資金運用の専門家に相談する時間、信頼できる会計士や弁護士、投資顧問を探す時間、資金運用のセミナーに出席する時間などが優等生に比べはるかに少ない。

物をたくさん持っていても、金持ち、富豪、資産家とは言わない。気前よくお金を使う人々は、往々にしてたいした投資をしていない。含み益を生むもの、家賃収入など不労所得を生む不動産、株や債券も所有していない。自分の会社も、石油・ガス採掘権、山林なども持っていない。こういう人たちを、私たちは金持ちとは呼ばない。

勤倹貯蓄をする者に悪いことはできません。難しいことを言わなくても、修身の教科書はなくても、これを徹底すれば道徳もおこるはずです。世の中もどんなに明るくなるかもしれません。

究極の成長株を見つける15の質問

  1. 少なくとも数年間にわたって、会社の売上を大きく伸ばす製品や、サービスがあるか
  2. そうした成長の牽引役となる製品やサービスを、次々と生み出そうとしているか
  3. 研究開発費が有効に活用され、成果を上げているか
  4. 強い営業体制はあるか
  5. 営業利益率が高いか
  6. 営業利益率をさらに高める努力をしているか
  7. コスト分析や、財務分析がきっちりできるか
  8. 労使関係が良好か
  9. 幹部社員のやる気を引き出す、社風や体制があるか
  10. 幹部社員に優秀な人材が多いか
  11. その業界で勝ち抜くための独特のノウハウを十分に持っているか
  12. 長期的な視野に立って、企業運営されているか
  13. むやみに新株を発行していないか
  14. 自社にとって、不利益な材料を正直に説明しているか
  15. 株主に対して誠実であるか

貸したお金がお客様のところへ行って役に立ち、働いてくれるように、と言って送り出す。お客様のためになるお金は貸すが、いくらいい担保があるからと言っても、ためにならないお金は貸してはならない。【覚書き:上記は銀行家としての理念を語った言葉。銀行の使命は企業を育てることという持論を氏は持っていた。また、行き過ぎた担保至上主義を批判した言葉】

銀行員は単なる金貸しではない。銀行員は人を見て金を貸すのであって、信用できる人なのか信用できない人なのかを見極めることが最も重要である。【覚書き:バブル経済崩壊後の1992年に不良債権処理にあたっていた氏の経営哲学を語った言葉。バブル中、ほとんどの銀行が土地および株式等の運用資金の融資審査を極端に甘くしていた】

「卵は一つのカゴに盛るな」と愚かな者は言う。これでは「金を分散し、注意を分散させよ」というに等しい。賢者は言う。「卵は一つのカゴに盛り、そのカゴをよくよく見守れ」と。賢者は投機を戒める。「人生には投機に手を出すべきではない時期は二つある。投機に回せる金がないときと、投機に回せる金があるときだ」と。そして、投資家としての失敗を嘆く。「投資機会を見つけ出せるのはたいてい、機会がなくなってからだ」と。 【覚書き|1894年に出版した「ノータリン・ウィルソンの悲劇」より】

私は清算取引と名のつくもので勝負をやらないものはない。しかし、いまもって競馬、競輪は一度もやったことがない。兜町の先輩の中に、金山や銅山などを手掛けた人も多いが、私はまったくやったことがない。これは自分の方向を律していく一つの主義である。【覚書き:清算取引とは売買対象になったものの現物を受け渡ししないで行う取引のこと。先物取引やオプション取引などで使われる】

取引先が企業戦争に敗残した姿には心痛み、銀行として取るべき態度に迷うこともあった。しかし、経営者がしっかりしていれば、たとえ一時的に苦境に陥ることがあっても、たいていの場合立ち直れる。【覚書き|上記発言は拓殖銀行会長時に銀行経営について語った言葉】

私は住友銀行の専務から副頭取の時代に国際部門を担当していたのですが、この損切、つまり捨てることの大事さというのはそのときに覚えたんです。住友の国際部門の業績が都銀の中でもダントツになったことがあるんですが、それは住友が事業部制になっていて、ディーリングで思い切った損切ができたからなんです。損を切ってしまうと、深手を負わなくてすみ、相場を冷静な目で見ることができるようになる。

市場では人と違う好みを貫けば、損をすることになります。市場で勝つということ、あるいは、儲けるということは、多くの人の好みに乗る、あるいはそれを作り出すということなのです。つまり、(ケインズの言う投資の)美人投票の結果を読んで、自分も勝ち馬に投票するということなのです。そして、本当に儲けるためには、安いときに買って、高いときに売らなくてはなりませんから、みんなが美人だと思っていなかった人を早いうちからつかまえて、みんなを説得して美人投票に勝たせ、はやいうちに次の美人をつかまえるのがいちばんいいのです。

市場では他の市場参加者の好みを理解して、大きな流れ、トレンドに外れないようにしなければならないのです。しかし、好みは主観的でしかも流行があります。トレンドをいつもうまく当てるのは、決してそんなに簡単なことではありません。

なぜジョージ・ソロスは、金融市場の怪物にのし上がったのか。私の見るところ、ソロスは他のトレーダーにはない独特の市場観を持っています。それが成功を呼び寄せた最大の要因ではないでしょうか。誤謬性、相互作用性の概念、この二つは為替市場を読む上でとても重要なことです。出たとこ勝負、第六感で市場に挑むものが多い中でソロスは本質的な一つの哲学を持って市場に対峙していたのです。

伝説の投機家ソロスでも、相場の世界では百戦百勝というわけにはいきません。98年のロシアで起きたロシア・ルーブル危機では、大変な損失を被っています。ソロスは自分の身をもって誤謬性と相互作用性の両方を体験したということでしょう。

為替取引は一種の情報ゲームです。情報をどれだけ持っているか、あるいは自分の持っている情報を新しい事態の出現によってどれだけ修正していくか、そしてそれを今度はどう発信していくか。現代のような高度情報社会では、為替市場に限らず政治や行政も含めて社会のあらゆる活動が情報ゲーム的な側面を持つ。その意味では、戦争もまた勝つか負けるか、命をかけた究極の情報ゲームといえます。

為替市場もまた経済戦争の一種ですから、情報収集には人一倍の努力が必要です。市場では質量共に他人より多くの情報を持つものが勝つという鉄則があります。はっきりしているのは、情報のない者が負けることです。

GDP成長率、インフレ率と金利、経常収支、財政収支という四つの経済指標は最低限チェックしておく必要があります。これらの指標に大きな変化があれば、やがて為替相場に反映されます。ただ、反映されるとしても、その時期や現れ方は単純ではありません。

企業決算が仮に悪くて損失を出した場合でも、その損失が市場予測よりも小幅であれば、株価が上がることもあります。為替市場もこれと同じで、予測との対比で新しい情報かどうかによって円高になったり円安に触れたりします。近年は政府の経済対策についても同じことが起きていて、せっかく新しい経済政策を打ち出しても、株価が上がるどころか、逆に下がってしまうという自体を繰り返してきました。

情報の相互依存性は、為替市場においても大切な考え方です。相互依存性は一回きりではなく、何度も繰り返されることが特徴です。こちらで発信した情報によって相手の行動パターンが変わる。それがフィードバックされてこちらに返ってくる。こちらもまた判断を改める。このような複雑な相互依存性の中で新しい情報を発信するときは、よほど相手の反応を見極めておかないと、効果が半減してしまうわけです。

為替市場は情報の相互依存性が最も発揮される場です。最もグローバルでオープンな市場なのです。誰かがある情報に注目すれば、その行動が変わり、それがまた新しい情報を担ってフィードバックされていく。それを繰り返していくうちに一つの均衡が生まれる。そうするとまた新しい情報が入って近郊が崩れふたたび相互作用を繰り返していく。その無限の連鎖運動が為替市場の本質といえるのです。

ヘッジファンドの真骨頂は、さまざまな政策の動きを他人より一歩先に読み取り、他のいろいろな情報と組み合わせて独自の分析を行い、他人より一歩早く市場でポジションを作って、リスクをとって、他人がやってきたときにうまく売りぬくという素早い決断と行動にあります。

為替市場についてまず知っておいていただきたいのは、為替相場がここの市場参加者のきわめて主観的な判断の集合によって決まっていくということです。ただ、主観的とは、主体的という意味でもないし、恣意的という意味でもありません。

一夜で大成功を成した相場師たちは何年か後には転変の波に流されていきました。それはなぜかというと「奢り」です。相場という一種の「虚」の世界で積み上げた富を、虚のままで浪費してしまったためです。株で一発当てたという人は、悲しいかなその金の活かし方を知りません。お大尽のごとくふるまって使い果たすか、その後の勝負で敗退するかのいずれかです。

相場の社会に「一夜成金の一夜乞食」という格言があります。たしかにかつての株の世界には一攫千金のチャンスがごろごろ転がっており、こうしたことから、いろいろな伝説を作り上げた英雄豪傑も何人かいました。しかし、これらの人たちが20年、30年の長きにわたって名を成し続けた例はありません。

株の社会は以前、「勘」と「度胸」の世界だといわれていました。明治11年に株式取引所が開設されて以来、相場師のイメージは、丁半博打的なものです。

私には13人の兄弟がおり、両親が汗水流して懸命に働いても、生活は貧乏の極みにありました。学業成績は常にトップにありながら、師範学校への進学も断念したのも貧しさゆえです。しかし、その貧しさが私の野心、野望を培いました。たとえ学校は出なくとも、独学で己の才を磨き、いつの日か世に出てやると誓ったのです。

いま日米経済摩擦の中で、日本の許認可行政が非関税障壁としてやり玉にあげられているのも、明治以来、日本企業が受けている多くの規制上のゆがみが指摘されているのだと思えます。21世紀に向けて、日本が国際社会の仲間入りを本当に果たしたいと願うならば、こうした「はじめに許認可ありき」といった規制体質を打破していかなくてはならないだろう。

「天は自らを助くるものを助く」他人に頼らず、独立独行で奮闘努力する者を、天は助けて幸運をもたらすという意味ですが、若い時から私はこの言葉が好きで、座右の銘としてきました。大学卒業以来、金融畑一筋に歩み続けて40有余年を経ましたが、私がビジネスマンとして常に守ってきたことは、人間の生き方も経済の原則も「自己責任」が重要だという点です。

経済大国となった現在の日本で、日本的な特殊事情を強調することはとうてい許されないことであり、日本の国益にも反することになりかねない。ある程度の力を備えた日本の金融界はいまこそ国内の旧態依然たる金融風土を改革し、自己責任の原則、自由企業の原則を確立しなくてはならない。日本経済の中核的分野である金融界は率先垂範しなくてはいけないだろう。

アメリカと日本では独占禁止法に対する経済界の考え方がまるっきり反対になっている。アメリカでは自由企業の原則を守るために、独禁法は存在するものであり、これが経済界の自由かつダイナミックな活動を保証していると理解されている。一方日本では自由企業の活動を拘束するものとして、独禁法を目の上のたんこぶ視している節がある。

いまマイホーム主義という言葉が流行して、誰にも干渉されずに小さく小さく生きるという風潮が世の中に広まっていますが、こういう時代の中でこそ、若い人は火中の栗を拾うぐらいの気概が欲しいところです。蛮勇を振えとはいいませんが、せめて小さな勇気を出してほしいと切に若い人には希望しています。

証券取引所では、大物相場師だって先のことは見当がつかない。並外れた成功を収めた者も、たいていは小口のトレーダーとして出発した。彼らが闇ブローカーから主に学んだことは、損切りができなければ市場から消えるしかないということだった。ティッカーテープは、株式市場で行われている戦闘を見るための望遠鏡である。それは10回のうち7回は当てにできる。

60年以上もこうした仕事をしていると、話をしただけで、この人は立派だとか、まじめだとかわかる。中小企業の社長さんでも、豪華な車を乗り回し、派手な服装をしている人が多いが、こういう人のいる企業は概して将来が暗いね。

知的財産権を伴う製品を作るのでなければ、やがては企業の利益がゼロになります。インターネットはビジネスにおける参入障壁を低めました。知的財産を除けば競争に際限がありません。いまや誰でも最低限のコストでウェブサイトを立ち上げ、充実したインフラを有する老舗企業と同じ製品を売ることが出来ます。宅配業者を使えば、マーケット部門も流通センターも必要ありません。

意思の弱き人は、その行為常に不文律にして、精神快活ならず、したがって自己の情欲を制して、勤倹貯蓄を成すの勇なし。

易きを好み、難きを避けるは人の常である。勤倹は美徳であるが、その実行はすこぶる至難の業である。意志の強さ、すなわち克己心の養成を最も肝要とする。

意思の弱き人は、何事にも気の移りやすく、衣服調度のごとき、時々の流行を追い、外見を飾るをもって能事とす。しかる虚栄の奴隷となる人は、予算外の出費もかさみ、ついには先祖伝来の家産をも減ずるに至る。いわんや貯蓄をや。

私たちは自分の過去の判断を正当化するために、あらゆる手段を尽くす。その誤りが証明されてからも、なおそれに固執する。

「それきり型収入」は一度働いて一度収入を得るという意味。「一生型収入」は一度働いて、何千回も収入を得ることだ。眠っている間にお金を稼げなければ、決して金持ちにはなれない。

自分が現場から離れていても得られる収入の流れを目指すべきです。家族経営の零細ビジネスや街角の食品雑貨店をやろうというのではありません。手にしたいのは朝起きようが起きまいが、仕事しようがしまいが、確実に入ってくる収入の流れなのです。

お金の木(Money Tree)になるビジネスの特徴

M【Multiple Streams of Income】
複数の収入源を確保することの障害にならないか?複数の収入の流れを組み込めるか?
O【Outstanding】
同業者より突出した取り扱い商品・サービスを提供できるか。簡単に真似されない質や特徴・優位性を持つものか?強いライバルが簡単に現れないか?
N【Nothing Down】
頭金・初期投資をゼロまたは少額ではじめられるか?
E【Employee Resistant】
従業員不要、もしくは自分と外注だけで行えるか?
Y【Yield】
収益性・利益率は高いか?
T【Trend and Timing】
市場の流れに沿っているか?世間の流れに逆らっていないか?参入するタイミングは適切か?
R【Residual】
労働で生みだした価値が残り続けるか?一回の労働が何度も報酬を生み続けるか?
E【Essential to Everybody Every Day】
みんなに毎日必要とされている商品・サービスか?売り切りではなく定期的に購入・使用される定期購入型の商品サービスか?
E【Enthusiasm】
情熱を持って取り組めるものか?

医者やトップセールスマン、弁護士など、彼らのほとんどは一回の労働に対し一回の報酬しか得られません。彼らはお金持ちに見えるかもしれませんが、多くの人と同じように回転ドラムのなかをひたすら走っているにすぎないのです。

お金はたとえいくらあったとしても、多すぎると言うことはありません。もちろん、お金で幸せが買えないことは、誰もが知っています。でも、それを自分自身で確かめたいと言うのが正直なところです。

なぜ金融本がセックスの本より5倍売れているのか、一日に三回以上の取引をする人ならみんな知っているはずだ。
【覚書き|英語の取引を表すtradeには売春という意味も含まれている。また上記発言は相場の中毒性を皮肉っている】

成功している人たちは、常に複数の収入源を持つ必要性を知っていました。一つの収入源が枯れても、他のたくさんの収入の流れで補うことができます。一方、普通の人たちはとても危険な立場にあります。一つの収入源を失うと、破滅してしまうということになりかねません。そして再起するのに何年もかかることになります。

これからは「収入源のポートフォリオ」を持つことが必要になるでしょう。一つや二つの収入源ではありません。まったく異なるところからの独立した「複数の収入の流れ(Multiple Streams of Income)」を持つことです。たとえ一つの収入源を失っても、ほとんど痛手を受けないようになるのです。足元がしっかりしているから、変化に対処する時間を持つことができるようになります。

外からとやかく言うべきことではないだろうが、エコノミストとして見る限り、移民を増やそうとしていないことは日本経済を将来難しい状況に追い込むと思う。生産性上昇や労働人口に限りがあれば成長は鈍くなってしまう(日本経済の先行きへのコメント)

中国・上海の株式市場は、バブルの特徴を備えている。バブルの定義を知りたいなら、これがそうだ。

私の発言がマーケットに影響を与えてきた事は承知している。ただ、私の真意が伝わったことは1度も無い。

過去50年以上にわたる経験と市場観察によれば、「テクニカル・アプローチ」によって、長期にわたり利益を上げた者などひとりもいない。

もしもあなたが慎重な投資家あるいは思慮深い実業家ならば、自分の出資分1000ドルに関する価値評価を、ミスターマーケットの言葉によって決めるだろうか?(覚書き|ミスターマーケット=投資の専門家、証券会社の人、株投資本の著者、コメンテーターなどなどを皮肉った言葉)

投資で成功するカギは自分自身に内在する。

銘柄選択に関してわれわれが強調してきたアドバイスは「除外すること」だ。つまり、そうとわかるほど質の劣った銘柄を「除外」し、また優良銘柄であっても株価が高く投機色が強いものは「除外」せよということである。

安全域は常に支払う価格によって決まる。

過去57年間を振り返れば、世界を揺るがすような時代の浮き沈みや悲惨な出来事にもかかわらず、堅実な投資原則に従えば概して手堅い結果を得られるという事実は、常に変わることがなかった。

大半の投資家は個別銘柄など選ぶ必要などないということを繰り返し申し上げておいたほうがいいだろう。銘柄選びをしてみようという人のほとんど が、思っていたほどうまくできないことを悟らされる。運のいい人は早くからそのことに気づいているが、運の悪い人は気づくまでに何年もかかる。自分でうまく銘柄選びができるのは、ほんの数パーセントの投資家にすぎない。もしかしたら、みんながインデックスファンドの力を借りるのが理想なのかもしれない。

個人投資家にできないことは「プロのゲームでプロに勝つこと」、自分のゲームで自分にコントロールできることで勝てば良いのだ。

証券会社のアナリストは株式市場の動向を調べ、水晶球を見つめ、細かな数字の計算をしたり、スポンサー付きの旅に出る以前に、基本的な責務を果たすべきである。

株式の割合は最低で25%最高で75%の範囲内に、債券の割合は75%から25%の間とすべきである。

現在の状況において危険性は感じられない。投資家が市場に興味を持ち、熱心であり続ければ、市場は上がり続ける。

ディーラーに求められる資質は果敢かつ慎重である事。慎重さは経験で学べるが、果敢さの基である『強気』は、元来弱気な人が取得するのは大変難しい。リスクをとれる強気な人材は数十人に1人ぐらい。その強気な人材を発掘することが私の部長としての仕事だ。

日本円は捨てられる。デフレの時代であれば、キャッシュは持っているだけでドンドン価値を生んできた。でもそれは日本政府の保証があるという「おカネ」。ヘタをすると、こんなにリスクのあるものはない。日本政府の信用をバックにしたものからはなるべく逃避した方がいい。日本円じゃないものに資産を 逃避させるという考え方がものすごく大事。日本国がベースになっているものは、とりあえずはずせ、ということ。国債なんて論外。日本円の紙幣を持つのもな るべく必要最小限にした方がよい。日本という国は信用しない方がいい…

個人向け国債?そんなハイリスクな商品、うちでは取り扱いません!
【覚書き|松井証券は第二次世界大戦まで多くの国債を購入していたが、敗戦でそれらが一気に紙くずになったことを経験している。その件について先代から当時の状況を克明に説明されたのかもしれない。また、一見リスクのないものこそリスクが隠れているという意味もあるのではないでしょうか】

空売り規制?馬鹿言うな。このオタンコナス!(覚書き|空売りを過度に規制しようとする投資について理解が薄い政府に対する批判)

極的な資産運用とは「今後、強くなる国は、どこか」を見極められるかどうかの勝負なのである。日本だけで運用を考えている人は、後塵を拝することになる。

国際分散投資は2つの観点から重要である。ひとつは、自分の人生をヘッジする点。そして第2は、自分の財産を積極的に運用する点である。

リスクシナリオにとらわれた日本人だけ、世界の資産価格高騰相場に乗り遅れたのだ。リスクシナリオとは起こる確率が低いからリスクシナリオという。資産運用に関しては、そのリスクシナリオに捉われすぎず、メインシナリオに基づいた意思決定を行うことが重要だ。

キャリートレードなど存在しない。したがってキャリートレードの解消などありえない。

モルガン銀行勤務時代は、私の発言でいつもマーケットが動き『私の発言力ってすごいんだな』と思っていた。しかし、モルガン辞めて7年目にしてやっとわかった。マーケットが聞いていたのは私の発言ではなく、モルガンの金のささやきだった。モルガンで大きな金を動かしていたからこそ私の相場観を聞いてくれたのだ。動かす金を持っていない今は、誰も聞いてくれない。世の中、口じゃ動かない。世の中、金で動くのだ。

押し目で買うのは好きじゃないね。マーケットが上向きで買いに出るべきと思ったら、押し目を待たずに買いに出る。直前に見た価格より安く感じるから、押し目は心理的に魅力がある訳だけれど、このアプローチは思った以上に危険なんだ。もし押し目で、価格が買値として魅力的なレベルに達しているとしたら、そのトレードには、以前ほどの価値が無くなっている、ということなんだ。うまくいくかもしれないけど、マーケットのトレンドが変わってしまっている可能性が十分あるしね。それにもっと重大なことは、押し目買いは取引機会自体を逃してしまったり、結局、高値で買わなければならなくなることにもなるんだ。押し目で買うのは、実際に利益を増やすというよりも、心理的満足を得るための気晴らしに過ぎないものなんだ。一般原則として、快適さを与えてくれるトレードは避けるべきなんだ。それは偽りの快適であることが多いからね。

取引上の大罪の二つは『損失に幅を与え過ぎること』それから『早々に利益を確定してしまうこと』だ。しかし、いずれも現在のポジションを成功させようとして犯してしまう罪なんだ。

普通の知性があれば、だれでもトレーディングを学ぶことができる。トレーディングはロケット科学ではないからね。

トレード額の二%以上をリスクにさらしてはいけないと思うんだ。もちろん、最初に想定していた損切り値を超えてマーケットが窓を開けて始まれば、二%なんて言っていられないけどね

(どうしたら株式投資・トレードで勝てるようになるかとの問いに対し)まぜ負けているか分からないトレーダーは、何が間違っているか分からない限り救いようがない。何が間違っているか分かっているのであれば、僕からのアドバイスはすごく単純で、その間違っていることを止めるべきだ、ということだね。

(生き残る株式投資家・トレーダーの特長は何かと聞かれた時の言葉)生き残れる投資家は「一度のトレードの失敗が精神を不安定にしてしまい失敗を重ねてしまう」というような雪だるま現象を避ける。また、負けることの痛みを理解している。もし負けの痛みが分からなければ神経麻痺になった人と同じなんだ。

本当に重要なのはトレードのテクニック、システム、そして一連の行動による結果を長期分配することなんだ。しかし、心理的に最も重要なのは、現在のポジションが有効かどうかなんだ。現在のポジションは、どんな統計的正当性も超えて、非常に重要なんだ。長期統計値が味方し、将来の利益率をカバーしてくれると想定して、現時点のトレードがうまくいくように自分のルールを曲げたくなる。取引上の大罪の2つは、損失に幅を与えすぎること、それから早々に利益を確定してしまうことなんだけど、いずれも現在のポジションを成功させようとして犯してしまう罪なんだ。長期的にみると多大な損害だね

カウンタートレードの誘惑と僕が呼んでいるものがある。刷りこまれた認識と情緒の要素が、人を自動的に潜在的な新しい市場トレンドを認識させないようにしてしまうんだ。安く買って高く売りたい、そのこと自体が市場の流れに逆らう行動だからね。人は、正常価格と思われているレベルから価格が動いたら、異常だとみなす傾向がある。この見方が人に、新しいトレンドとは逆の行動を起こさせ、つま価格はそのつい正常にもどるという想定の元に取引をさせてしまう。そしれそれは大損への道につながっているのさ。

システムに持たせる自由度は三か四程度。チャートパターンを使ったシステムは98%ぐらいは使いものにならない。似たような問題に何度も出くわしたら、そのシステムは変えるべき。押し目買いはしない。RSI(相対力指数)やストキャスティクスなどの逆張り指標はほとんど意味がない。

トレードをするに当たっては、予想をして当てることも大事ですが、それよりも重要なことは、予想が外れたときや、突発的なことが起きたときの危機管理だと思います。結局、投資(或るはトレード)も長丁場です。また、よく動くからといって儲けやすいかというとそうでもありません。もちろんそういう相場が得意な人も中にはいると思いますが、普通の人は上げ下げに振り回されてそんを積み上げてしまうのが関の山です。時には無理をしないというのも長く投資を続ける秘訣だと思います。

儲けたときも損をしたときもすべては自分の責任下で行うべきものです。いろいろな人の意見を聞いたり読んだりするのも大事だと思いますが、最後は自分自身で決めて売り買いをするわけですので、どういう結果であれ、それは自分の責任です。

過信・慢心による過剰リスクは崩壊を招く。

私は銀行時代のべ百人以上の為替ディーラーと一緒に働きましたが、正直儲け続ける人は1割程度です。そんな世界なんです。普通にやっていると大多数の人が短期間のうちに市場から追い出されてしまうでしょう。

いろいろ探しては自分たちの行きたい方向に持っていこうとする。市場とはそういうものです。メインシナリオとリスクシナリオを持つ

鴻池家家訓
【第一条】財産の八から九割を長男が相続し、残りを次男以下が分ける。これ本家の繁栄のためである。
【第二条】新儀停止や祖法遵守を決める。儲かると思っても新しい商売に手を出すな、従来の慣行を守れ、新規の大名貸しをやめよ。
【第三条】毎月に相談日を決めて万事を合議せよ。

相場が始まるとき、シナリオを作って、”売り”で入るか、”買い”で入るか決める。たとえば、売りで入っても、売っても売っても手ごたえがないことがある。その逆もある。要するに、そんなときは自分のシナリオが間違っていたと判断し、作戦を変える。”手ごたえ”といのは、射撃でもいいし、弓でもいいけど、遠くの的を撃ったとき、当たったときは離れていても感覚的に分かるようなのと似ている。当たったときは確かな手ごたえがあるけど、外れたときは全然手ごたえがない

「いつ来るか?それは神のみぞ知る話だが、必ず来る」(円売りの巨大バブルが膨らみ続けていた時期に、いつバブルが崩壊するかと問われ)

基本的には、最近のマーケットはスペキュレーション(投機)の要素が極めて大きい。それは、短期ばかりでなく、中期的にも相場は基礎的な需給とは違った方向に動き得るということになる。しかし、所詮、スペキュレーションの玉は苦しんだら吐き出さざるを得ない玉。したがって、長い相場を見るときには基礎的需給を何よりも重視する。

為替市場でのファンダメンタルズは唯一経常収支だけ。

レバレッジを大きく効かせない。あくまでも効率の良い投資を考えているのなら、投機的なマインドだけで取引をしては駄目。損切りをきっちりと行う習慣を付けなさい。これらを自己規律として守っていれば、利益機会が大きく増える。

公正さと理不尽さが混沌とした為替市場で自分が決めた判断で取引をするというのは、スリルが有ると思いませんか?スリルをエンジョイするだけでは駄目!利益を上げなくては。やはり、その為には自己規律を守って、損は小さく、利益は大きくするように努力致しましょう。

確信と自信は違う。確信は独りよがり自信は虚しいもの。

相場は、『動かない』を除けば、『上がる』か『下がる』かのどちらかしか無い。勝負は、引き分けを除けば、勝つか負けるかのどちらかしか無い。どっち付かずの動かないと、引き分けを除けば、相場は上がるか下がるかであり、勝負は勝つか負けるかのどっちかである。

FXとは誰かが儲かったら必ず誰かが損をするゼロサム・ゲームではないのである。もしかしたら、多くの人が利益を上げるか、反対に多くの人が損をするかも知れない。皆で頑張って、そして皆で利益を上げるように致しましょう。

為替は『ゼロサム・ゲームではない』。自分が勝ったら、誰かが負けているのではないか?などの詮索はそれこそ僭越である。自分はただ勝ち続ける努力だけしていれば宜しい。利益を上げて、立派な生計を立て、そしてちゃんと税金を払っていれば誰にも文句を言われる筋合いは無い。

市場で『オプションの防戦売り・防戦買い』が話題になったら、そのストライク・プライスと思しき相場の前後では相当抵抗して、すんなり切れないことがある。ところが、一旦切れるとオプションを売っている連中のヘッジと、キャッシュで防戦を行った連中の怒涛の投げが始まるので、相場の動きが増幅される可能性があることを覚えておいて頂きたい。

上がると思ってあるレベルで買って、そこが大底でそのままズンズン相場が上がって行くことは先ず無い。下ると思ってあるレベルで売って、そこが大天井でそのままズンズン相場が下って行くことも先ず無い。多かれ少なかれ、いや少なかれ多かれ、大きな確立で相場は逆に動く。

『ポジション無し・寂しい病』に掛かってはいけません。もっと易しく利益を上げるチャンスは幾らでも有りますって!

レバレッジを高くすればするほど、相場が逆に動いた時(はっきり言えば、円高になった時)の対処が苦しい。普段は低いレバレッジでこつこつとスワップ・ポイントを稼ぎ、ここぞと言う時は高いレバレッジを掛けて、がつんとやってやって下さいな。

相場が逆に行った時にも耐えられるポジションに留めておかなければならない。それは、普段は決して高いレバレッジを掛けて取り引きをしてはいけないことを意味する。

常に保有しているポジションの、損益・シミュレーションを行うことは、為替ディーラーにとっては、常識ですよ

『タラ・レバ』(『何々をしておいタラ』=(結局は、何々をしなかった。『何々をしていレバ』=(同じく、何々をしなかった。)で悩むくらいだったら、何かおやりなさい。特に今まで円安になるであろうなあ?と思っていた方々は。新たなポジションを取れ、と言っているんではないんですよ!レバレッジを高くした(リスクの高い)投機のポジションを減らしましょうと言っているだけです。

地道に行きましょう。余っている資金(余資)の効率的な運用に終始しましょう。そうしている内に、意外に大きな利益チャンスが生まれるかも知れません。

一旦、利喰いにしろ、損切りにしろ、ポジションをスクェアー(売り買いポジションともに0の状態)にしたら、様子を見なさい。でなければ、中途半端なところで利喰うな。或いは損切りをしたのなら、暫く頭を冷やせ。直ぐに、ポジションを再構築してはいけない。

レバレッジを大きくするということは、借金をして預金をするようなもの。お止めなさい。スワップ・ポイント狙いの取り引きは、余りレバレッジを高くしてはいけない。

ある相場で売買が成立するということは、同じ相場を見て『あ、ここは売りだ』と思う人と『あ、ここは買いだ』と思う人がいることを意味する。そして、その売買の判断をするに当たって、自分の考え、情報、チャートなどを参考にする。『誰が売って、誰が買っている』なんて、情報でも何でもありませんからね。他人のやっていることなど、お節介を焼く必要無し!

他人がやっている介入なんか当てにせず、自分の才覚で利益を上げたらどうなんだ

米商いは踏み出し(仕掛けるタイミング)大切なり。踏み出し悪しき時は決して手違いになるなり。又商い進み急ぐべからず、急ぐ時は踏み出し悪しきと同じ。売買共、今日より外、商い場なしと進み立ち候時、三日待つべし。是伝なり。

急に下げ、急に上がる相場は天井底の日限定まらず、見計らいを取りて仕舞うべし。

相場保ち合いの時うっかり慰みに商い仕掛くることあり、はなはだ宜しからず、慎むべきなり。この商い強いて初念の思い入れを離れ難きものなり。よほど玄 人ならで、見切りできざるものなり。例えば百両売り付け候て、少々上がる時、最初踏み出しの百両分に念を残して買うことを忘れ、又々売り重ねる心になるな り。
段々上がる時はここにて売りならしすべしと売り込む故、自然金高成嵩み、後々は売り返しも買い返しも自由にならず、大事に及ぶなり。付き出し商いを慰みのようにうっかり仕掛ける商いより発するなり。例えば百両分仕掛けるとも容易に心得ざるものなり。とくと米の通い運びを見定め、作割金割等を考え、売買とも付き出し申すべきことなり。

年中の内、両三度より外、商い致すところこれ無きものなり。この米、二三ヶ月も上がる下がる、とくと見きわめ、買い気ならば買い気立て抜くように、その 間の高下に迷わず、立羽を定め申すべきことなり。それとも少しにても心もとなきことあらば、幾月も見合わせ、図に当たる頃仕掛くべし。時々、気を転じ候て は利を得ることならざるなり。

唯々、平日此の米上がるか下がるかを考え、仕掛け申すべきこと肝要なり。

前年、売り方にて利運得たる人はとにかく売り気離れ難く、売り方に向くものなり、以ってのほか、宜しからず。新米出初め候ては、前年の心さっぱりと離 れ、その年の作の様子、物の多少、人気の次第を考うること第一なり。まず、秋米は買い方を第一にすべし。それとも算用にも釣り合いにも合わざる値段なると きは、それより了見を致すべきことなり。前年、買い方にて利運致す人も右同断なり。

商い進み急ぐべからず。売り買いともに思い入れ進み候時は、今日よりほか、商い場なき様に思うものなれども、是は功者なき故なり。幾月も見合わせ、通いを考え、たしかなる処にて仕掛くべきなり。無理に天井値段、底値段の考えなく仕掛くる故、手違いになるなり。是、急ぐ故なり。

腹立ち売り、腹立ち買い、決してすべからず、大いに慎むべし。

人の商いうらやましく思うべからず。但し、うらやましく思う時は、その時の相場の位を弁えず、唯うらやましく思う心計りにてする故、手違いになるなり。

足らぬものは余る、余るものは足らぬと申すことあり。但し、多きものは諸人沢山と心得、油断して覚悟せず、それゆえ極意不足するなり。不足なる物は人々、油断無く、覚悟してととのへ置く故、極意は余るなり。

此の米是非、是非上がるべし、今日中に買うべしと進みたち候節、二日待つべし。是非、是非下ぐべしと売り気進む時は、是又、二日待つべし。是極意の秘伝なり。すべて、天井値段の時に成っては、見計らい第一なり。天井値段出る時は、売るべしの心専一なり。底値段の節は買うべしの心専一なり。この心掛け忘るべからず。

相場、二三ヶ月も高下なく、又通いにておる時は、十人が十人退屈し、強気の人も弱気に赴き、売り方の人は図に当たると心得え、なおなお売り込み、その後 決して上がるものなり。その節さてこそと弱気強気とも一つに成り、一度に騒ぎ立て買い返す故、俵飛ばし急上げになるなり。十人が十人片寄る時は決してその 裏来るものなり。考えの通りに来るものなれば心易きものなれども、右様には来たらず、考えに及ばざるなり。陰陽自然の道理なり。

商い利運仕当たる時、先ず大概に致し、留むるものなり。その節一両日休むべし。この休むことを忘るる時は、何程利運に向きても、商い仕舞いの節は決して損出べし。勝ちに誇り、百両の利は二百両取る気になり、千両二千両の気移り、欲に迷うて見切りかね、損出るなり。これ欲より出で迷うなり。不利運の時はなおもっての事なり。その時の見切り大切のことなり。慎み心得べし。

何程利運を得てもこの休むことを忘るる時は商い仕舞いの時は極めて損出ると心得べし。
但し、商い仕舞い休むというは、何心なく休むにあらず、その気の強弱を離れ、日日通い高下を油断無く考うべきなり。又前年売り方にて利運する時は又々強気 に張り詰めるものなれども、これ又前年の気をサッパリ離れ、その時その年の作の様子、物の多少、人気の次第を考うること第一なり。

不利運の節、売り平均買い平均、決してせざるものなり。思い入れ違いの節は早速仕舞い、四から五十日休むべし。十分仕当たる商いにても、商い仕舞い候後は四から五十日休み、米の通いを考え、三位の伝に引き合わせ、図に当たる時を考え又仕掛くべし。

米買うべしと見込み候時、二俵方も引き上がる時は、買いおくれじと心得、かえって売り方になることあり。はなはだ誤りなり。買いおくるる時は唯買い場を待つべし。

米の高下は天性自然の理にて高下するものなれば、極めて上がる下がると定め難きものなり。この道不案内の人は迂闊にこの商いすべからず。

米段々下げ、上方相場替わること無く、諸国並びに最上払い物沢山の風聞、人気も揃い弱く、何程下がるも知れ難く、我が考えも弱かるべしと思う節、 心を転じ買いに入るべきなり、この思い切り、海中へ飛び入る心持ち、はなはだ成りにくきものなれども、其の節疑いの気を生ぜず買うべし、極めて利運なり。 下げと見込む時、思い入れの通り下がるものなれば心易きものなれども、人気下がると片寄る時、かえって上げるもの故、考えに及ばざるなり。上げも同断、す なわち海中に飛び込む心待ち、極意なり。

米、段々上がるとき、諸国不時申し出し、大阪相場も加え、跡も引き上げ候沙汰、御蔵米など申し立て、なおなお上げ、人気も強く、我も買い気に付き候節、心を転じ売り方に付候事肝要なり。是すなわち、火中へ飛び込む思い切り、一統騒ぎ立つ節は、人々西に走らば、我は東に向かう時は極めて利運なり。

下がる米は月頭に強く、月末二十九日晦日迄下がるものなり。上げ相場の通いは月頭弱く、月末強く急上げの方なり。

米の通いを考え、天井底の位を考え売買すべし。是三位の伝なり。天井値段底値段出ざる内は幾月も見合わせ、図にあたる時を考え、売買すべし。商い急ぐべからずとは天井値段値段を見ることなり。天井底を知る時、利運にして損なきの理なり。利運の米は強欲思わず。

剣を取っての栄達は難しいから俺はソロバンをもって立つ。

相場は騎虎の勢い。

明日の朝には、私の首がその辺に転がっているかも知れない。弱い立場の個人投資家を団結させ、大手証券に負けない力を持ちたい。

(扶養家族)9人を抱えていた私は、これではいつまでたっても貧乏から抜けられない、貧乏を征服するには、まず貧乏をこちらから進んでやっつけなければならぬと考えた。貧乏に強いられてやむを得ず生活を詰めるのではなく、自発的に積極的に勤倹貯蓄を努めて、逆に貧乏を圧倒するのでなければならぬと考えた

貯蓄生活を続けて行く上に、一番の障りになるものは虚栄心である。いたずらに家柄を誇ったり、いままでのしきたりや習慣にとらわれることなく、一切の見栄さえなくせば(収入の25%を強制的に貯金する)四分の一天引き生活くらいは誰でもできるものだ。

人間の一生を見るに、誰でも早いか遅いか、一度は必ず貧乏を体験すべきものである。子供の時、若いころに贅沢に育った人は必ず貧乏する。その反対に早く貧乏を体験した人は必ずあとがよくなる。どうせ一度は通る貧乏ならできるだけ早くこれを通り越すようにしたい。ハシカと同じようなものだ。

投資戦に必ず勝利をおさめようと思う人は、いつも静かに景気の循環を洞察して好景気には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を、時期を逸せず巧みに繰り返すよう私はお勧めする。

一度でも大勢を誤っていたら、私は消えていたはずだ。

相場は天井において最も強く見え、底において最も弱く見えるもの。

株式投資ならば相手は不特定多数だし、一人で勝負ができる。思惑が成功しても失敗しても自分の責任の範囲だ。それにいくら儲けようと誰にも恨まれることはない。

人が気付かぬところにいかに目を配り、人が気付く前にどれだけ早く行動しているか。買って、売って、休む。これが商売で成功する三筋道なのだ。これはまさに株で相場を張ると同じ呼吸なのである。腹八分目に医者要らず。勝つことのみを知りて負けることを知れざれば、害その身に至る。

分からんことがあったらお父さんに聞きなさい、あとは自分でやりなさい。若い者に政治をやらせなければ先は開けない。

経済には永遠の繁栄もなければ、永遠の衰退もない、これこそ資本主義の本質なのだ。大暴落の翌日は買って買って買いまくる。人生、のるかそるかの勝負の時があったら僕はやります。しかし、外れるような危なっかしいことはやりません。安心しとってください。

1980年代の株価暴落の原因は、機関投資家と称され、余剰資金を持つ生命保険会社や信託銀行などの、大口の投資家がその有り余るカネで株を買 い、相場をつり上げ操作していた結果。苦労して稼いだ自分のカネなら大事に使うのだろうが、他人のカネということでその扱い方がズサンなのだ。自分の実力 以上の思惑に走ってしまうのである。

日本の税制は株で儲けても巨万の富が築けるような仕組みにはなっていない。

これまで証券界百年を越える歴史の中で大相場師、大勝負師と言われる人はたくさん出てきた。ところが一人の例外もなく、せいぜい続いて4 年か5年、株の世界をパッと賑わしただけで消え去ってしまっている。これが株式投資の世界における勝負師といわれる人間の運命なのである。

株を利用し利益を得る。たしかにまじめに取り扱い着実な方法で勉強し、利殖の材料にできるかもしれない。しかし、株にはまり巨万の富を得、大金持ちになりたいとの目的では失敗する。

私にとって経済の研究は、最高の芸術なんや。芸術というものは、作者の純粋な気持ちを注ぎ込んで、情熱を持って作りあげられた作品が芸術として認められるわけですね。だから、例えば画家が全身全霊を打ち込み、一心不乱になってキャンパスに向かっているときの心境と、私が株式投資をやってるときの心境とは相通ずるものがあるのや。

たとえ失敗しても、誰にも非難されないような正々堂々たる失敗をしたいと思っている。これは株式投資だけではない。いかなる場合であろうとも、天下の正道を歩む。それを貫く信念のもとに生き抜くべきであろう。人間は金の奴隷ではないのだから・・・。

相手が破産寸前だからと、十億も二十億円もの価値のあるものを買い叩こうなど、そんな残酷なことはおやめなさい。これから大事業をやろうとしている時に、そんな精神では成功しませんぞ。相手が弱っておれば、それだけ高い値段で買ってあげなさい。私はつねづね、人の不幸に乗じてカネを儲けたくない、そう思ってきた。それが私の人生観であり、モットーである。

私は1日1日、それこそ真剣勝負をやっておるんです。失敗しても誰も助けてはくれんし、自分の努力で運命を開拓していく以外、生き残る道はない。だから私は1秒、1分間に全力を傾けて真剣勝負を続けました。だからどんな状況の時でも正確な判断が要求され、それを下してきた。

株投機は世界で最も魅力的なゲームだ。しかし怠惰な人、感情をコントロールできない人、それに手っ取り早く儲けようなどと思っている人は、絶対に利益を上げることはできない。市場は変わらない。変わるのはその顔ぶれが変わるのだ。

すべきではないことを学ぶには、持てるもの一切合切を失うというのが一番だ。金を失わないためには何をすべきでないかが分かった時、相場で勝つのに何をすべきかということが、ようやくわかり始めるのだ。

トレーダーの相場に挑む態度はプロのビリヤードプレーヤーと同じで、目先の1ショットではなく、はるか全体を見渡してプレーするのだ。どのポジションをとるかを考えながらプレーするのはプロにとって習性だ。

損が明らかな時には損切り、利益が見込める時には利喰わないのが鉄則だ。誤った時にすべきことはただ1つ、改めることだ。

良いアイディアが相場で大きな利益を上げる秘訣ではない。頼りになるのは株価であって、思惑ではない。最も重要なのは、絶好の時が来るまで静かに座っていることだ。私が常に手痛い目にあうのは、自分の判断が正しいと自信を持ってゲームに臨める時にしか相場に入らないという方針を守ることができない時だった。

株というものは、買い始めるのに高すぎるということはないし、売り始めるのに安すぎるということはない。
しかし、最初の建玉で利益があがらないかぎりは、続けての建玉は手控えるべきだ。 よく状況を見極めて待つことだ。

自分の失敗すべてから教訓を学ぶには長い時間がかかる。物事には二面性があるとよくいうが、相場ではたた1つのことがあるだけだ。強気か弱気かでもはない。正しいか否かということなのだ。明白なのは強気相場では強気筋、弱気相場では弱気筋になれということだ。

情報はすべて危険である。情報はあらゆる形態を装い、採用をもちかける。自分の知る世界に専念せよ。投機家の最大の敵は自分の中にいる。人間の本性として、人は希望と恐れとは無縁ではいられない。相場に勝つ必要はない、勝つべき相手は自分自身である。

相場全体の流れが自分の目にいやな形として映る場合、自分の認識以上に不利な状況と見る必要がある。適切な流れをつかみ、その枠組みの中で取引を展開すること、強風に逆らって船をだすような無謀はさけるべきだ。相場の動きを漫然と「期待して待つ」のは博打であり、忍耐強く待ち、シグナルを見いだした瞬間「反応する」のが投資・投機である。

賢明な相場師は、忍耐の意味を知り、つねに予備の現金を用意している

市場で自らを鍛え、何かを学び取りたいと念じるなら、身銭を投じて、自らの手口を注視し、失敗から教訓をえることだ。相場には、絶対確実などということはまずないと思うべし。いつ地雷を踏むかわからんのだから。

相場師が成功を収めるための闘いは、心理的戦いであって知力の戦いではない。人間らしい気持ち、感情の自由な働きを自らに許すのは、取引を清算した後、すなわち株や商品に投入された資金がすべて現金化された後である。金が証券の形を取っている限り、生身の感情を”殺し”続けなければならない。

ウォール街に、あるいは株式投資・投機に新しいものは何もない。ここで過去に起こったことは、これからもいく度となく繰り返されるだろう。この繰り返しも、人間の本性が変わらないからだ。人間の知性の邪魔をするのはつねに、人間の情報であり情動である。私は以上のことを確信する。

一つは、勝つまでやること。耐えて、耐えて、耐え抜く。忍耐だけが相場だ。そして、勝ったらやめること。
【覚書き|松井氏は売りの房吉と称されたほどの相場師だったが、第一次大戦後の株式大暴落で財を成した後は、相場から身を引いてローリスクローリターンの投資にシフトした。】

郵便貯金にお金を入れておくのはね、安全じゃないとは言わないけれど、国のためにならないと思うんです。日本は、資産が700兆円で、負債が 1,500兆円。1年間の収入は40兆円、歳出は80兆円あるんですね。で、郵便局に貯金するとか国債を買うってことは、そこにお金を貸すということです よね。700万円の資産を持っていて、1,500万円の借金があって、月収40万円しかないのに毎月80万円使っちゃってる人にお金貸しますか? 貸さな いですよね。ましてやその人が、自分の親だとか、自分にとって大切な人だったら、貸したくなるけど貸しちゃいけないんですよ。そうじゃなくて、それじゃお かしいから治しましょうと、ね。ちゃんと病気を治して、生活も正しましょう。それでちゃんと一緒にやって行きましょうとするのが本来の姿なんですね。

秘策ですか? 何もしないのが作戦でした(笑)

私は、売りによる勝利は、買いによる勝利より価値があると思っている。売りにより利益が出た場合デフレがおきており、買いによって利益が出た場合インフレが起きている。同じ金額の儲けでも売りのほうが、現金の価値があり使いでがある。

財産無くして 相場を悟る。
天井三日、底三年。
大回り三年、小回り三ヶ月。
採算は実。人気は花。
採算を買い、人気を売る。
奇跡に賭けるな。
休むも相場。

株は高く買って安く売れ。

人材を養い、有為の人物(有能な人物)を蓄え、適材を適所に配するは、資本力以上に大いなる財産である。常に一歩前進することを心がけよ。停止は退歩を意味する。

凡庸な教師はただしゃべる。よい教師は説明する。優れた教師は自らやってみせる。そして、偉大な教師は心に火をつける。学ぶために働く。

まずは、小さな間違いを繰り返すこと。その都度立ち止まって、一所懸命考えて、次の行動へと踏み出してゆく。そうした経験から多くの事を学んでゆくのではないでしょうか。私だって、未だに失敗していますよ。投資に限らず、生涯勉強すること。早くお金持になることではなく、経験を積むために、学び、実践することが重要だ。

お金持ちになる方法は2つ。お金を稼ぐ事と、お金を守る事だ。一生懸命働いて金持ちになろうや仕事を見つけて金持ちになろうではなく、頭を使って金持ちになろう。未来は、明日ではなく今日やっていることで作られる。

嘘をついたり、他人を責めたり、自分を正当化したり、投げ出したり、否定したりしていては、何も学ぶことは出来ない。敗者はチャンスよりも保障を望む。成功しない人は、何もしないで人生を送り、不運を避けるが、幸運も避ける。

私にとって、お金は決して大きな動機ではなかった。スコアを付ける方法としてを除けば。真に刺激的なのは、そのゲームに参加することだ。我々は『大きなことを考えない理由』をあらゆる方法で考えなければならない 。

僕はマーケットは常に正しいという考え方を支持します。ファンダメンタルズ分析とマーケットを比較して、両者のズレを考えるのが僕のファンダメンタルズ分析です。

僕は会社から定められたポジションの制限をたった一度だけ逸脱してしまったことがあります。会社からの大きな期待とロイヤリティーで、絶対に負 けてはいけないというプレッシャーの中でトレードしており、本来ならば冷静にカットしなくてはならない状況でポジションを積み上げてしまったのです。この失敗で学んだのは、自分の限界を知るということです。自分で対処できないリスクは絶対に取ってはいけないと肝に銘じました。僕のトレーダー人生の中で最大の勉強となっています。

トレードは確率の勝負です。ぼくの場合は70から75%の確率で勝てると判断したときにポジションを取るようにしていますが、それは自分の中の分析 であって、何か数値を使って75%の確率だからやりましょうというものではありません。自分の中には経験に裏打ちされた勝ちパターンのイメージができてい て、この確率ならば勝てるという意識があります。

(トレードの手法について聞かれて)ぼくはなんでもやります。限られたトレード資金の中で、どれだけ効率よくパフォーマンスを上げるかが重要だからです。つまり、 マーケットに合わせて今はスペキュレーションをする時なのか、それともポジショントレードなのかアービトラージなのかをアレンジします。

株価指数先物などの売買回数が多いため目立っているようだが、あくまでリスクを限定した取引が中心で、相場を一方向に動かすような極端な売買はしていない。参加者の多い先物などの市場では無理だ。とれるリスクや損失など、自分で一定のルールを持って投資するほうがいい。他人のせいにしていては市場では一生勝てない。

日本では、ネット投資家などを見ると投資より投機の比重が高く、賭博のイメージが強い。もっと企業業績や景気動向を踏まえて投資する人が増えてもいい。投機自体は市場の流動性を高めるので悪くない。ただ、ネットの掲示板などを見ると、思わぬ損失を被った時に他人や市場のせいにするなど投機のリスクに無自覚な個人投資家もいる。リスクを踏まえて参加すべきだ。

すでにあるものを回すことには、それほど高い価値はない。今までにないものを作り上げていかなければいけない。

私は常に、投資家はマーケットの上げ下げは無視すべきだと信じてきた。クラッシュ(暴落)という事態に直面しても、幸運にもマジェラン・ファンド の株主のうち、3%未満の株主しかその週(1987年のNY株の大暴落時)にファンドを解約しなかった。絶望のどん底で売ると、いつだって安値で売っ てしまう。三割の利食いが六回続けば元本は四倍に増えている。

ほとんどの人は、株式投資よりも電子レンジを買うことのほうに、より多くの時間をかけるのである。もし、株価が下がったらぜひ保有したいという銘柄をリストしてあるなら、年末は待ちに待った買いの絶好の時期だろう。

【売ってしまった銘柄が後悔するほど値上がりしたのを見て言った言葉】偉大な銘柄を捨てたことは「花を引き抜き、雑草に水をやる」をまさに地でいくようなものであった。

【借金・負債の利子が株式投資の一般的なリターンよりも高いのはなぜかと問われ】彼ら(クレジットカード会社・銀行)にとって、あなたは株よりもよい投資対象ということになるのでしょう。

生涯、投資についてはなんら経験もなく、あるとき、突然のように退職金を受け取って、それを株式市場の注ぎ込むのです。配当と弁当の区別も付かないのに。
【覚書き|ベビーブーマーが退職金を勉強せずに株式市場につぎ込む危険性を忠告した言葉】

もし、あなたが『株価が25%下がったら押し目買いする』という決心ができずに、『25%押したら売ってしまおう』という致命的に誤った考えを捨てることができないようなら、あなたは株式市場で正当な利益を得ることなど、決してないだろう。よい株であるのに株価が下がっているものを、その価格で、ナンピン買いせずに、逆に売ってしまうのでは、ただの悲劇にしか過ぎない。

十分な銘柄調査の結果できあがったポートフォリオは、債権やその他の金融商品のポートフォリオよりも長期的には利回りはよい。会社というものはキャッシュを生む工場。長期であっても選別が不十分であれば、ベッドの下に現金を置いておくほうがましである。

優良企業に投資しているのなら、時間はあなたの味方になる。我慢できるからである。たとえ最初の5年間のウォルマートに投資できなくとも、次の5年間所有していれば満足のいく結果が得られた。オプションを保有していると、時間は敵になる。

誰もが株式市場を理解する知力を持っている。小学校5年生までの算数をやり遂げていれば、あなたにも絶対できる。自分の知っているものに投資することだ。個人投資家はもっと株式から、ファンドマネージャーよりもお金を儲けることができる。

買った株が上がったということだけであなたが正しいということにはならない。買った株が下がったということだけで、あなたが間違っていたということにもならない。ストーリー(勝因と敗因)をチェックするのをやめ、自己満足するような勝者にはならないでもらいたい。

(日本では)現金が潤沢な企業、複合企業、成熟産業で安定的な収益を上げている大企業に注目している。日本市場での調査対象は4000社だ。経営者には時間を与え必要なら協力する。責任はとってもらうが、実績を上げれば見返りを与える

日本の事前警告型の買収防衛策は世界の中で最悪。他の国なら違法行為にあたる。私は芸能人ではなく投資家だ。私の写真がメディアに出たら、プライバシーが保障されない。私はプライバシーを大事にするが、もう少し日本を啓蒙したいと思って公の場に出てきた。

【株式投資20の黄金律-その1】投資家としての強みはウォール街のプロから得るものではなく、すでにあなたが持っているもののなかにある。土地勘のある企業に投資することによって、あなたの強みが生かされ、プロをも勝つことが可能になる。

【株式投資20の黄金律-その2】過去30年の間、株式市場は一握りの機関投資家によって占められるようになってしまった。皮肉にも、このおかげで一般投資家がよい成績を上げることがやさしくなっている。専門家集団を無視することで市場を打ち負かすことができる。

【株式投資20の黄金律-その3】数ヶ月間、または数年間の株価の動きと企業業績の動きには相関関係が見られないことがよくある。しかし、長期にわたっては、企業の成功と株価の上昇には密接な関係がある。両者の不均衡に着目することが、株で利益を上げる秘訣である。成功している企業を辛抱強く持ち続けることが、必ずよい結果に結びつく。

【株式投資20の黄金律-その4】何をどんな理由で保有しているのか知る必要がある。「大丈夫、この株は上がる」という根拠のないアプローチは当てにならない。

【株式投資20の黄金律-その5】大穴は常に外れるもの。

【株式投資20の黄金律-その6】株を買うということは子供を養うのと同じで、世話を見ることができなくなるほど持ってはいけない。職業としない限りは、8~12社以上を十分に調査していくことは難しい。ポートフォリオには5銘柄を超えて保有してはいけない。

【株式投資20の黄金律-その7】投資したいという株が見つからない時は、見つかるまで資金は銀行に預けておくのがよい。

【株式投資20の黄金律-その8】企業の財務状態を十分理解しないうちに投資してはならない。財務体質の悪い企業への投資は大きな損失につながる。

【株式投資20の黄金律-その9】人気業界の人気企業は避けた方がよい。冷え切った成長性の乏しい業界でうまくやっている企業への投資は、往々にしてよい投資結果に結びつく。

【株式投資20の黄金律-その10】小型企業への投資は、その企業が利益を出しはじめるまで控えた方がよい。

【株式投資20の黄金律-その11】1,000ドル投資すれば失う金額は最高で1,000ドルである。もし辛抱強く持てるなら10,000ドルあるいは50,000ドルにまで増やすことは可能である。投資を実りあるものにするためにも、よい企業を数社見つけることが重要である。

【株式投資20の黄金律-その12】どの業界でもどの地域でも、観察力が鋭ければアマチュアであってもプロが見つける以前に高成長企業を見出すことは可能である。

【株式投資20の黄金律-その13】株価の下落は、1月のコロラドに吹雪が吹き荒れるのと同じくらい頻繁に起こることである。株価の下落は慌てふためいて逃げ出した投資家が残して言った割安株を拾う絶好の機会である。

【株式投資20の黄金律-その14】株式投資で利益を上げるのに必要な知能程度は誰もが持合わせている。ただ誰もが肝が据わっているわけではない。慌てふためいて何もかも売却してしまうような性格であるなら、株や株式投資信託はやめた方がよい。

【株式投資20の黄金律-その15】心配の種はどこにでもある。週末の後ろ向きの考えや、ニュースキャスターの恐ろしい予言には耳を貸してはいけない。企業のファンダメンタルズが悪化しているのなら株を売ってもよいが、この世の終わりが来るという予言は株を売る理由にはならない。

【株式投資20の黄金律-その16】正確に金利、経済、株式市場を予測できる者はいない。そのような予測は忘れ去って、投資した企業に何が起こっているかに注意を払うべきである。

【株式投資20の黄金律-その17】10社の調査を行えば見通しが明るくなっている企業は1社はあるものである。50社を調査すれば5社はそのような企業であろう。株式市場にはいつでもウォール街が見過ごしている企業群がある。

【株式投資20の黄金律-その18】調査なしで投資することは、手札を見ないでポーカーをするのと同じである。

【株式投資20の黄金律-その19】優良企業に投資しているのなら、時間はあなたの味方になる。我慢できるからである。たとえ最初の5年間のウォルマートに投資できなくとも、次の5年間所有していれば満足のいく結果が得られた。

【株式投資20の黄金律-その20】十分な銘柄調査の結果出来上がったポートフォリオは、債権やその他の金融商品のポートフォリオよりも長期的には利回りは良い。長期であっても選別が不十分であれば、ベッドの下に現金を置いておくほうがましである。

オーナーになることとマネジャーになることは別。経営陣はオーナーから経営を委譲されて経営にあたる。われわれは経営陣に委譲して、成果があがったときは彼らに報いる

我々は(株を取得する企業との)関係を重視する行動的な投資家だ。短期的利益のために(取得した株式を)売り切ると言われるのはうわさだけで、実態は違う。今までもこれからも長期的な投資家として株式保有する

株式を売買する意思決定に際しては、いくら買ったかではなく、これから先どうなるかだけを考えて決めること。

初めの頃の損から多くを学んだ。

バブルはいつも同じサイクルをたどる。相場が安い時は、割安をねらって一部の人が買いにくる。相場が上がり始めると、ファンダメンタル的に良いとかチャート的に良いとかいってさらに多くの人が買いにくる。次の段階になると、上がるから買うということになる。そして最後に魔法の段階に到達する。人々はヒステリーのように買いたがる。相場は永遠に上がり続けると思うからだ。

政治家が余計なことをしなければ日本経済は自然に回復します。年寄りの政治家たちがいずれ死んで世界をよく知っている若い人たちが出てきます。そうすれば日本はよくなります。

相場のポイントは、変化が起きていること、そして、それが一般に認識されていないこと。安く買って高く売れる物を見つけ出すということは、まだ誰も気がついていないコンセプトやまだ発見されていない変化を先取りするということだ。

かつて、子どもが欲しいと思ったことはなかったし、子どもがいるということは哀れなことだと常々思っていた。しかし、完全に間違っていたと思い知 らされた。父親であることがどれほど楽しいか、とても語り尽くせないほどだ。おかげで毎日が楽しいし、私の両親や親御さんたち皆のこと、また世界がずっと よくわかるし、自分のこともまえよりもっとよく分かるようになった。まだ子どものいない人は、ぜひさっさと家に帰って、しかるべく励まれよ。

上海はオズの国のように現れた。この街は私たちが生きている間に、21世紀資本主義のエメラルドシテイになるかもしれない。革命前の中国にはアジア最大の株式市場があった。私の考えが正しければ、いずれまたそうなる。

私は人生を楽しむ自由を手に入れたかった。人生は短い。遠くまで行け。そして深く考えよ。まず最も大事なことは、殺されないようにすること、二番目が人生を楽しむこと、三番目は世界を知ること。それがわたしのプライオリティです。

中国人は朝から晩までよく働く、そればかりか収入の30%以上を貯蓄や投資に回す。それに引きかえ私たちアメリカ人はたったの1%だ。中国経済の成長が米国経済よりも速いのは、彼らがよく働き、よく貯蓄するからなのだ。

自分で調べた会社の株を買いなさい。さもなければ、家で映画を見ているほうがいい。幸運は、常に努力を怠らない人のもとへ訪れる。

街のあちこちで通りが血に染まっているときこそ、買いの絶好のチャンスだ。

不安定になるような損が出た場合、フロアを離れ、家に帰って昼寝をするなり何なりして、次のトレードの決断を下すまでに少し時間をあける。

トレードをした後、1、2週間たっても損が出ている場合、明らかに間違っている。相当な時間が経過しているにも関わらず、損益分岐点の辺りにいる場合も多分間違っているだろう。その時は取引を縮小する。もし本当にダメだったら、あきらめて手じまう。(リチャード・デニス、米国の株式投資家、トレーダー、400ドルの元手をトレーディングで数十億ドルへと増やした)

トレードのルールを新聞に公表したとしても、誰もその通りにやらないだろう。どんな悪い状況でも自信を持ってトレード・ルールに従ってやることだ。トレードについて最も考えたくない時、つまり損をしている時こそ、最もトレードに注意を集中しなければならない時だ。自分の資金の日々の増減に振り回されてはいけない。(リチャード・デニス、米国の株式投資家、トレーダー、400ドルの元手をトレーディングで数十億ドルへと増やした)

トレードで運がどれくらいの割合を占めているのか、長い目で見ればゼロだ。一回一回のトレードの結果がもつランダムな性格ではなく、自分が正しいことをやっているかどうかに焦点を当てなさい。(リチャード・デニス、米国の株式投資家、トレーダー、400ドルの元手をトレーディングで数十億ドルへと増やした)

始めたばかりの頃はこれ以上はひどくならないという程ヘタクソなトレーダーの方がいい。実績が出る前に大きな賭けをしたら、それはうまくいかない。小さくトレードしなさい。なぜなら、はじめのうちはそれ以上悪くなり得ないほど出来が悪いからだ。自分のミスから勉強しなさい。(リチャード・デニス、米国の株式投資家、トレーダー、400ドルの元手をトレーディングで数十億ドルへと増やした)

大量の書物を読まずして、広い分野にまたがる、真に優れた投資家にはなれないでしょうね。どんな本であろうと、たったひとつだけ読んだだけで優れた投資家になれるはずはないのですから。

われわれは、フェルマーやパスカルが現代金融理論をきいたことがないかのように考えようと努めている。

バッファロー・イブニング・ニューズ社の将来に何が起きようとも、われわれの経済状態は、同社を購入しなかった場合よりもマイナスになろうことを、ほぼ100%確信しております。

金貨を与える喜びが10だとしましょう。しかし貰う側は10倍、つまり100喜んでくれるんです。すると90喜びが増したことになります。その90は巡りめぐって、自分のところに帰ってくるんです! 帰ってこないことがないんです!

私はずっと何十年も会社の経営を見てきましたが、つぶれる会社もごまかす会社もみんな借金の多い会社です。逆に財務が健全でつぶれたところは見たことがありません。PBR(株価純資産倍率)は会社の活力を示す。

情報源は会社四季報だけなんです。四季報が間違えたら、僕も間違えると。そういう覚悟さえ持っていればいいんですよ。

数年前のことです。ある会社の株を400円台で取得したのですが、これが半年ほどしたら1600円にまで高騰しました。普通はここで売りに出すん でしょうね。なにしろ売却益が10億円近くまで跳ね上がったのですから。それでも私は手放さない。なぜなら、旦那でありたいからです。頑張っている企業を 応援したいからです。

たとえ千株しか買わないにしても、株主になるというのは会社の小口の旦那になるということです。番頭である経営者がきちんと仕事をしているかどう かが、配当金の継続に現れます。その上で配当利回りが高いことが、投資対象にするには重要ですね。借金があまり多くないこと、純資産倍率が低いこと、そし て過去の安値圏水準に近いことも重視しています。

投資家は決して10%や20%の小さな利益にではなく、何年間もかけて10倍近くになるような株価の成長にこそ興味をもつべきだ。企業経営者は長期に渡って立派な会社を作り上げることを最優先課題とすべきである。大きく儲ける秘訣は、並外れて優秀な企業を選んで株を買い、 その企業が成長し内容が充実していく間は何年間でもずっと持ち続けられることだ 。

あらゆる矛盾は一度極限まで行く。

私の実践的投資スキルを要約せよ、と求められたなら、ただひとこと「サバイバル」と答えるだろう。まず生き残れ。儲けるのはそれからだ。社会現象の研究は、むしろ「錬金術」と称する方が適切かもしれない。

私が確かに人より優れている点は、私が間違いを認められるところです。それが私の成功の秘密なのです

「市場は常に間違っている」というのは私の強い信念である。関係者は、世界の金融市場が消えてなくなることは有り得ないかの如く話をする。しかしそれは間違いである。市場参加者の価値判断は常に偏っており、支配的なバイアスは価格に影響を与える

人間はな、三十すぎたらなんでもええ後に残ることせなあかんで。而立(じりつ)というのはそういうこっちゃ。理知に動かず、意気を貴び、小さな利害を目的とせず、いさぎよく戦う。【覚書き|而立(じりつ)。論語内の言葉。而は30歳、立は自立するの意味。子曰く、吾十有五にして学を志し、三十にして立つ。】

相場だけは明日はわからんのやで。相場は全て結果論なのや。君の助言で、今までの売り玉をやな、損見切りしてドテン買いに 回った時、それを天井にして相場が下がったらどないする?相場の道は孤独なものや。一人で仕掛けて、一人で耐えて、最後の勝負を収めればそれでよいのや。 助言はいらん。

よい銘柄について1回1回いいタイミングを計りつつも、いちどきに買ってしまうのではなくて、時間を分散しながら徐々に買い増していくべき。あくまでも企業の状態を分析して、『買ってよい株価水準』として判断されれば、どんなに景気後退期でも買うべきだ。

やる気も能力もある”傑出した企業”が、トラブルに見舞われたり、経営が悪化したところが買い場である。『何があっても売らずに、持ち続けよう』と思えるくらい価値ある株を、初めから探して投資していくべきだ。十年も上がり続け、何十倍、何百倍になる”究極の成長株”を探し、保有し続けることが株式投資の王道だ。

あらゆる事業で売り上げを上げることは基本でそれがなければ生き残ることは不可能。

株を売る3つのタイミング。

  1. 最初の株式購入時の判断が誤っていた場合
  2. 環境・企業の変化により買うべき企業の条件を満たさなくなった場合
  3. もっと有望な企業を発見しそちらに乗り換える場合。

行き過ぎた分散投資はしてはいけない。厳しく選び抜かれた少数の最優良株に投資し、最小のリスクで資産を最大化しなさい。その企業が並み外れた成功を収めるための条件を満たしている間は、その株は決して売ってはならないこと。

株を買う3つのタイミング。

  1. 新製品の工場を立ち上げて経費がかさみ利益が減少し株価が下落した時。
  2. 新製品販売の特別な経費をかけたため利益が減少し株価が下落した時
  3. 優良企業に一時的なトラブルが生じた時(労使関係の悪化など)

ジェイコム株の初値予想は100万円くらいでした。だいたいIPO(新規上場株)は初日にチェックしてるんですけど、100万以下なら買いかなと 思ってたんです。なので、67万2000円の初値がついた時点で大量に買おうと思ったら、いきなり57万2000円のストップ安でしょ。これは買いだと思 いましてね。まあ、100万くらいまでは上がるだろうと思って。

今はとくに欲しいものはないんです。というか、金の使い方がよく分からないんですよ。ある意味、ゲーム感覚で儲けたようなもんですからね。

(自分の投資手法を)言葉で説明するのは難しい。株取引を始めた5年前の下げ相場と2005年のような上げ相場では扱っている銘柄も数もやり方も違うし、市場に参加して独自で学んでいったので、お手本というのもないです。

自分では分からない。時代が良かっただけ。ネットトレーディングが始まったばかりで、始めた時期が良かったんだと思います。

株式投資をやめようと思ったことは何度もあります。資産が80億円になった今でさえ、「朝のたった10分間で1億円を損するかもしれない」リスク とプレッシャーで押しつぶされそうになる。正直、精神的にきついです。やめればいいんですが、そうすると儲けるチャンスを自ら放棄して1億円損をした気分になるので、それもきつい。どっちもきついなら、株をやり続けるしかないなぁって感じです。

儲かっても、損しても精神的にかなりきつい。やっててつらいんです。1回この世界に入ったら、何をしていても株で頭がいっぱいになる。やめたいのに、やめられない。家族からも「やめたら」と言われる。でも、いつでも値動きがある。もうけのチャンスがそこにあるのに、失うこともつらい。出来たはずのことをしなかったことで仕事放棄のような気がしてしまうんです。

人のお金はもっと辛いですよ。仕事するにしても株関係は絶対やりたくない。本とかも絶対書きたくないし。 頭の中『株、株、株』でとにかく株から離れたいので経済番組も絶対観ません。大体、株で何十億円も動かすので他のことが小さなことに思えてピンとこない。 最初から株を知らない方が良かったかもしれない。

株投資で特別なことは何もしていません。日経新聞はパラパラと目を通す程度で、とらなくてもいいと思っているほどだし、投資関係の雑誌もまったく読みません。会社四季報の情報やニュースをインターネットで見るくらいですね。

朝は8時15分に起きて、先物相場の動向や、米国株の状況を確認したりします。もちろん、マーケットスピードで、扱っている銘柄の株価情報も見ます。新聞やテレビは見ませんね。あとは、9時になったら、注目している銘柄の売り時や買い時を見つけて、取引するだけです。午前の取引が終了する11時過ぎに遅い朝食をとって、午後も同じように取引をします。15時を過ぎたら、その日のニュースをネットで確認。1時間ほどその日の反省をしますが、16時以降は株のことは考えないようにしています。テレビゲームもやりませんし、近所に散歩に行くくらいですね。

まったく見ないです。長期保有だったら意味があるかも知れないが、短期の売買では下がるときは下がるし、上がるときは上がる。業績のいい企業 の株でも下がったら負け。気にしてもしょうがない。株価に織り込まれている。
【覚書き|インタビュアーに株価収益率PER、株価純資産倍率PBRをどう利用しているかの問いに対しての発言】

今回の儲けはそれほどでもないですよ。単一銘柄での儲けとしては確かに大きいですが、20億なんて、今年1年の利益からすれば3分の1とかそんな程度ですよ。だって60億くらい儲かってましたから。ジェイコム株は安かったから買っただけです。これまでにも1日で2億5千万円もうけたこともあったし、逆に1億6千万円損した日もあった。

2001年の初めに、元手を300万円に増やしました。で、その年末には6000万円くらいになったかな。それから半年後には瞬間的に億までいき ましたが、その後すぐに損をして、02年の年末にようやく1億円を超えました。で、03年半ばから相場も上げ調子になってきたので、それに乗って年末には 3億ぐらい。さらに04年に10億までいきましたよ。今年は9月に上げ相場になったんで、そこそこですかね。実は、ジェイコム株以外でも、東証一部の大型株に乗って結構儲けたんです。銘柄ですか?まあ、銀行株とかですね。

株の勉強を特別にしたわけじゃありません。株の売買はどうやったらいいかが分かる程度の本を1冊読んだだけです。ちょうどネット証券が始 まったばかりだったので、あんまり本とか読んでも意味がなかったんですよ。自分で運用しているうちに、自然と身についた感じですね。いや、別に数学とか得 意だったわけでもないですよ。

順波には乗り、逆波は逃げよ。成功は機を見るに敏なるにある。【覚書き|株式投資によって財をなした桃介氏はすぐに株式投資家から実業に転進する。その後株式市場は徐々に下がり続ける。氏はベストのタイミングで富を引き上げることとなった】

アメリカは、黄金の毒素によって、今にローマのように衰亡する道を歩いている。そのアメリカから、金の毒を、わずかながら取り出してやろうとする私は、実は貴国から感謝されていいはずです。【覚書き|上記の言葉は融資を引き出すために渡米した際、タフト元大統領とアメリカ政財界の面々の前で語った言葉】

資産とは、あなたのポケットにお金を入れてくれるもののこと。
負債とは、あなたのポケットからお金を奪っていくもののこと。

銀行はいまや一種の情報産業です。お金だけではない。いい情報を選別し取引先にふさわしい情報を早く提供する。一昔前とは変ってきました。

人間は信頼関係で成り立っています。商売も同じ。誠実さがないといけません。

寝ているものが転んだためしはない。社内に閉じこもり、上の方ばかり向いていたのでは転びもしないし怪我もしないだろう。しかし、会社には全くプラスにはならない。

100万ドルで愛が買えるなら安いものだ。しかし、現実には誰かに愛されたいと思ったら、あなた自身が愛される人物になるしかない。見返りを求めてしまうのは人間の性だが、あなたが何かを与えなければおそらく、あなたには何も与えられないだろう。私の知り合いの中で望みの愛を手に入れた人は、誰もが自分を成功者だと思っている。誰にも愛されずに満足感を得られる成功者など、私は想像することができない。

分散とは無知に対するリスク回避だ。だから勝手知ったる者にとって分散手法はほとんど意味を成さない。広範囲な分散投資が必要となるのは、投資家が投資にうとい場合のみだ。50から75の銘柄管理は私の手に余る。ノアの箱舟の投資をすれば、結局は動物園みたいなありさまになるだけだ。私は数銘柄を大量に持つのが好きだ

ある分野の第一人者、たとえば優秀なスポーツ選手や有名な芸能人が畑違いの事柄にまで首を突っ込んで、一般大衆に身の施し方をあれこれ指南しようとする風潮に、私は強い違和感を覚える。我々が投資で大きな利益を上げられるからといって、世の中のあらゆる事柄に関して良い助言ができるだろうか?こんな考え方は常軌を逸している

我々はけして後ろを振り向かない。我々の頭に浮かぶのは多くのものが待ち受けている未来だけだ。ああしておけばよかったとくよくよ考えても、過去を変えられるわけではない。あなたは前を向いて生きるしかないのだ

経営成績がよくなるか悪くなるかはどれだけ効率的に舟を漕げるかという点よりも、どのビジネス船に乗り込むかという点が大きく影響する。乗り込んだ船が慢性的に浸水していると気づいたとき、より前向きな対処法は浸水部をふさいでまわることより、船を乗り換えることだ。

アメリカの大金持ちは50社のポートフォリオ投資で財をなしたわけではない。彼らの莫大な個人資産は一つの優良ビジネスを突き詰めることによって築かれてきた

工員服に油がしみ込んでいるような工場主、いかにも質素な商店主、こういう人たちを金融機関が大切にしないと日本は滅びます。本当ですよ。

人使いのコツ? 愛情じゃないでしょうか。叱る場合でも育ててやろうと思ってしかると必ず付いてきてくれます。一にも二にも愛情です。

実力会長がいる会社にはロクな会社はない。まして、代表取締役相談役や名誉会長なんて言う屋上屋を重ねた体制は問題外。

ビジネスは本来、道なきところに道を開く作業であり、その意味でゼロからの出発の繰り返しである。

世界には素晴らしい製品がいくらでもある。だが、素晴らしいビジネスオーナーは不足している。パートタイムでビジネスを始める最大の理由は、素晴らしい製品を作ることではない。あなたを素晴らしいビジネスオーナーにするためだ。素晴らしいビジネスオーナーは希であり、彼らは金持ちだ。

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