塚本喜左衛門の名言|どんどん変わる現実の中で、経験値を結晶化させ、原理原則として後世につないでいく

近江商人が大事にする理念としてよく知られているのが「三方よし」です。売り手よし、買い手よし、世間よし。商売でまず大切なのは「売り手」の採算。借金せずに自分の力で立つ。でも、「買い手」のお役に立って、いつまでも、お客様に喜んでもらわないと、それは商売じゃない。そして、商いを通じて「世間」のお役に立つ。つまりは社会貢献できることが近江商人の目標であり、本願なんです。そんなことを小きい頃から何遍も繰り返し、聞かされて育つ。「創業したおじいさんは、どうした」「あの頃はどうだった」「この時はこうした」。失敗の経験や危機から学んだことなんかも交えて、伝えていく。どんどん変わる現実の中で、経験値を結晶化させ、原理原則として後世につないでいく。私も3人の息子にそうやって伝えています。

6代目・塚本喜左衛門 の経歴

6代目・塚本喜左衛門、つかもと・きざえもん。日本の経営者。「ツカキグループ」社長。滋賀県出身。大阪市立大学経済学部卒業後、ニチイを経て家業の塚喜商事に入社。6代目・塚本喜左衛門を襲名。ツカキグループの経営を行った。また、近江商人の哲学について啓蒙活動を行った。

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もちろん利益をまったく考えていないとは言いません。でも誰かがやるべきことを、他に誰もやる人間がいなかった。だからやることにした。というのが一番正しいですね。
【覚書き|ベネトンが多数の社会貢献活動を行っていることについての発言】

当社の本社玄関ホールには「願望を常につよく抱き続ける人こそが目的を達成する」という書を掲げている。開発者は日々、この気持を持つことが大切。

売上高が伸びない中で、利益率を高めるためには、収益性の高い事業を成長させて、固定費を削減しなければなりません。

景気が厳しくなると売れるものを売っていくので、売り場が減る。飲料でいえば、炭酸、お茶、水などのカテゴリーがありますが、各カテゴリーのナンバー1かナンバー2でないと、お店に置いてもらえなくなるわけです。

実力も何もわからない上場したての会社なんて簡単に買うべきではありません。我々は上場して5年ぐらいは、経営者や会社が何をするか観察しています。六本木ヒルズに本社を置いただけで浮かれているような企業は駄目でしょう(笑)。企業の力量を見るには、5から10年は必要です。

天職だと思えば天職で、そうではないと思ってしまえばそうではない。

長い人類の歴史の中で過去と未来のつなぎ目に自分が生きているという認識を持つことがまず大切だ。そのために、歴史を学び、それが自分を知り人間を知ることになる。

多くの人はリアリティ感覚にとらわれることで、誤った判断をしてしまう。被害者は、相手のトークにリアリティを感じて騙されてしまう。だから騙す側は、いかにリアリティを演出できるかという点に腐心します。

重要なのは、相手の気持ちを「想像」するだけで済ませないこと。可能な限り相手と同じ場所で、同じものを見て、同じものに触れる。そこまでしないと相手の気持ちは分からないと考えておきましょう。

節目節目を思い返しますと、いつも思うんです。結局、私を支えてくれたのは人との出会いなんだな、と。

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