押井守の名言・格言|失敗と成功の分かれ目は能力ではなく世間の都合

失敗するかどうかの分かれ目は、極論すればその人の能力の問題ではない。その大方が、世間の都合によるものだと思う。映画監督という仕事をしていると、それがよくわかる。どんなに優れた作品を世に問うても、タイミングが悪ければ大失敗作になることはある。

押井守 の経歴

押井守、おしい・まもる。日本の映画監督、脚本家。東京芸大教育学部美術教育学科卒。アニメーションに実写映画の手法を大胆に取り入れた監督として知られ、多くのファンを持つ映画監督。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』でジャパニメーションの代表的な監督として海外で知られるようになる。同映画はマトリックスのウォシャウスキー兄弟に大きな影響を与えた。主な監督作品に『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『劇場版機動警察パトレイバー』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『スカイ・クロラ』『アヴァロン』。東京経済大学コミュニケーション学部客員教授なども務めている

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大人の社会では、「仕事で謝ることは負けだ」と思う節があるように思います。トップが潔くミスを認め、謝る姿勢は、必ず組織風土にプラスの影響を与えます。風通しがよくなり、ミスを隠したりせず認め合い、許し、リカバリーする健全な自己治癒的な組織力が備わっていきます。

知らないことは何でも人に聞けばいいのかといえば、それは違います。やはりベースとなるものがまったくないとなかなか理解できませんし、正確な判断も下せません。聞く前に、自分である程度勉強して全体像をつかんでおくことは必須です。あらかじめ知りたい分野の本を何冊か読んでおくのがいいでしょう。

注意したり要望を伝えるときには、自分が怒っていることではなく、「がっかりした」「不安になった」といった、自分が最初に感じた気持ち、第一感情を伝えましょう。第一感情である自分の本当の気持ちを伝えたうえで、希望や要望を言うと、相手も素直に耳を傾ける姿勢になりやすいと思います。

土日を休むことにこだわるあまり、睡眠時間を削ってまでウィークデーに頑張るより、万一の時には土日を仕事に充てるといったフレキシブルな感覚を持っていた方が、精神的に楽なんです。

失敗の経験が、大切な学びと成長、そして人との出会いにつながることを何度も経験してきました。

従来の日本企業では、職務分掌が曖昧であった分、職場にいる個人の業務に重なりが多いのが特徴でした。ですから、仕事がわからない場合でも、近くの人に尋ねれば解決できましたし、また他の人のフォローもできたのです。しかしいまは、成果主義の浸透により、「仕事は自分一人でやりきるものだ」といった考えが広まりました。それが逆に個人を追い込んでいるように思います。

主役の資産に何か大きな異変があった時に、つまり嵐の晩に、金は逆に輝く。逆に言うと、持っている金が役に立たないのが一番いいんですよ。金はそういう発想で持つべきものです。

警察の役人はまず目の前にある現実に対応しなくてはいけない。現実に対応するのは、実務教育だけでは無理です。逮捕状の取り方などテクニックを叩き込むだけでは優秀な警察官にはなりません。それよりも、全人教育というか、仕事以外のコミュニケーションや社会勉強を通して人格を練磨することが必要です。

やはり林業者さんにとっては、品質のいい製材(A材)を売りたいと思います。ですが、林業全体のパイが縮まっていく中で、今まで捨てていた木材を(バイオマス発電所用の)チップに加工することで、彼らの副収入につながるわけですね。そうすると、お互いを支え合う構造になりますから、非常に意義のあることだと思います。

人生の試練や予期せぬ事態、非難や中傷、誤解に出合っても、かき乱されることのない穏やかさは、強い精神から生まれます。それは、人生を深く理解した、正しい知識と聡明さの表れなのです。

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