手嶋龍一の名言|勝負所で安易に妥協するなら仕事をする意味がない

常に筋を通せとは言いません。でもプロフェッショナルとして、勝負所で安易に妥協するなら仕事をする意味がない。どんなに怖い上司でも懸命に説得すべき。

手嶋龍一 の経歴

手嶋龍一、てしま・りゅういち。日本の外交ジャーナリスト、作家。北海道出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHKに入局。記者、ボン支局長、ワシントン支局長などを経て独立。また、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授などを務めた。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

気に入ったらみんなとシェア

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんな名言はいかがですか? 新着 名言

2000年代の前半に、あまりにも技術志向に走りすぎた時期がありました。たとえば2003年に「R2」、2005年に「R1」という軽自動車を売り出していますが、これがほとんど売れなかった。スバルらしい個性的で面白いクルマではあったのですが、「自分たちがつくりたいクルマをつくる」ことにあまりにも偏りすぎて、お客様のニーズをほとんど考慮していないクルマでした。その当時、軽自動車に乗るお客様はコスト志向、スペース志向であることがマーケティングデータにはっきりと表われていました。つまり「安くて広いクルマ」が求められていたのです。しかし「R2」「R1」は正反対のクルマでした。データとは異なる志向をもっているお客様もいるはずだという「仮説」に基づいてつくられたクルマでした。この失敗から、こんなことをやっていては会社が潰れるぞという危機感が生まれたのです。

自分たちは世界のモノづくり企業のどこに位置するのか、そこで本当に持続的に通用する自分たちの強み、すなわち「稼ぐ力」の源泉は何なのか、全力を尽くして情報を集め、徹底的に突き詰めることからスタートする必要がある。

厳しく注意をしても部下の態度が改まらないということは、部下の心に言葉が響いていないということです。だから、上司が何を言っても、真剣に耳を傾けようとしない。これは、上司と部下のあいだに信頼関係が成立していないということです。

2社とも非常に良い技術、製品やサービスを持っていますが、非常に成功したが故に社内が硬直的な体制になってしまった。品質問題、そこからくる事件が起きて、その対応に失敗して、消費者の反感を買うような対応でしたね。危機管理に失敗したのではないかという気がします。しっかりとしたガバナンスを構築して、スピーディーに経営を改革することで成長の余地は十分にあると見ています。
【覚え書き|マクドナルドとタカタについて】

若い時にしっかりと自分と向き合い、長い人生のキャリアプランを立てるべし。「満足できる人生とはどんな人生なのか」を明確に描き、それを実現させるための計画をきちんと立てる。そして、自分で選んだ道には責任を持ってほしい。

小さな挫折はたくさんあると思いますが、結果として、それらの挫折は絶対自分にプラスになる。

日本には伝統的な人間関係の中で、年上や目上の人に敬意を払う文化があり、それは重要なことであるが、目上であるがゆえに、人格者であり、有能でなくてはならないとリーダーに対して過剰に期待感を抱いていることが多く、そのことがプロジェクトの進行を妨げるケースとなる。ゆえにリーダーにある「べき」姿を要請するのではなく、ありのままのリーダーを受け入れることが、実はお互いの信頼関係強化につながる。

単に作業として取り組んでいるのと、仕事の背後に意義や使命を見出して従事しているのとでは、まるでモチベーションに違いがある。

手間暇かけた地道な人間関係がなければ、スクープは取れない。

ビジネスはギャンブルではない。状況が自分の手に負えなくなった時点で、上司の判断を仰ぐのが鉄則。

私は日本企業のリスクとして最近気になっていることがあります。それは経営トップの在任期間が短すぎることです。創業家が経営を支配している場合は逆に長すぎるリスクもありますが、サラリーマン経営者の場合は4年程度でどんどん変わってしまいます。長期的な視点に立って経営するのが難しくなっている印象が拭えません。

企業が求めているのは、机上のアドバイスや批評や昔話ではなく、実際に手足を動かすこと。

東日本大震災が起きた日の午前中に、僕は、千葉県内で乗っていたタクシーが追突され、意識不明で病院に運ばれたんです。診断結果は、首の第二頸椎骨折。瀕死の重傷で、意識が回復した後も身体が動かず、約3カ月間の療養を余儀なくされました。大変な事故ではありましたが、この経験から、僕は、「人はいつ不慮の事故に遭うかわからない。そのまま死んでしまうこともあり得る」ということを改めて痛感し、1日のありがたみをより一層感じるようになりました。すると、パワーがさらに加速してきて、モチベーションが抑えきれなくなってきました。1日24時間じゃとても足りませんから、くよくよ悩んでいる暇はないのです。

ページの先頭へ