岡野雅行の名言・格言|商売のポイントは他人を儲けさせること

適正な値段で仕事をすれば儲かるよ。だけど、自分だけ儲けようなんて狭い了見じゃいけない。仕事を持ち込んでくれた人、仕事がまとまるまでに尽力してくれた人、あらゆる関係者にしっかり利益を還元しなきゃ駄目だよ。商売の一番のポイントは、他人を儲けさせることだって俺は思う。お裁きは「三方一両損」の大岡越前流がいいのかもしれねえけど、商売に限っては「三方一両得」が極意なんだよ。俺のところも儲かる。間に入った人も儲かる。仕事を出した方も儲かる。そんな三方一両得をいつも考えなきゃ。

岡野雅行(岡野工業) の経歴

岡野雅行、おかの・まさゆき。日本の技術者、経営者。世界最先端技術を生み出す町工場として有名な岡野工業代表。東京出身。向島更正国民学校卒、旧制西部高等学校中退。その後、家業の文具・玩具部品用の金型製作を手伝いながら独学でプレス加工技術を習得。世界一細い「痛くない注射針」や、携帯電話の小型化に貢献したリチウムイオン電池ケースなどを開発。高い技術力を買われ、国内一流企業のみならず、NASAや米国国防省からも仕事が持ち込まれた。

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アイデアの尖った部分を削るような会議は最悪。アイデアを出した人は周囲の意見は聞かなくていい。特徴がなくなって、本来の目的とは違うものになってしまうから。

新しいことはトップが直接やらないと。企業文化が変わらないんですよ。社長の僕がいままでの広告事業を見ていたら、そっちの考え方が正しいということになります。僕がメディア事業に集中すれば、それが正しいということになる。

私は常日頃、部下に対して「数表の中の数値を見るな。尻を見ろ」と言い、数表には必ず合計欄(尻)を設けさせています。製品別や地域別の数字よりも、全体の合計値にこそ、重要な意味が潜んでいることが多いからです。

なぜ他社に先駆けて土地の手当てができるかというと、即断即決だからです。朝、土地を見に行って、その日のうちに事業プランをつくらせる。これはいけるとなったら、夕方には土地所有者に会い、キャッシュで購入します。これがアパの強みです。これを繰り返していると土地情報が最初に当社に入ってくるようになる。入ってくるから買う。この好循環ができています。

結果よりもプロセスの方に注目すると、結果が失敗に終わったときも、「決断の仕方のここが間違っていた」「決断までのプロセスは正しかった。今回は不運だった」などと冷静に考えられるようになり、めげなくなります。当然、決断をする回数も増えるので、その精度がどんどん上がっていきます。そういう意味で、「決断の結果ではなくプロセスに注目する」というのも、意思決定の質とスピードを高める重要なポイントといえるでしょう。

上司が自分をどう見るかは上司の課題であって、自分ではどうすることもできません。

会議では、終わったあとに何が決定されていなければいけないかを明確に設定して臨む必要があります。それを受けて、会議の出席者が自分の専門性に照らし合わせ、発言内容を事前に準備しておくことが、会議の意思決定を速める秘訣です。説明だけに終わる会議ではなく、1時間の会議なら、45分で議論して10分で決定事項を詰める。そうやって会議時間を短くしていくことが、意思決定のスピードアップにつながります。

毎月1回、主要事業の部門長と酒席で懇談会を開いています。裃(かみしも)を外した打ち解けた雰囲気の中で、部門間の垣根を取り払った情報共有が出来、相乗効果を生むような新しい力学が働いています。やがて部門横断的な新しい事業も生まれてくることでしょう。

むしろ多少ぎこちないくらいのほうが話をよく聞いてもらえます。私などは緊張することを前提として、「よし、今日もいつもと同じように緊張しているな」くらいに鷹揚に構えます。

とかくタブー視されがちな「死」ですが、この世に生を受けた人間にとって、避けることができない人生一度きりの場であるということに変わりはありません。特に若い世代に「死」と正面から向き合ってほしいと考えています。

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