榊原英資の名言|どうやって自分を鍛えていくかということを考えていくべき

どうやって自分を鍛えていくかということを考えていくべき。「いま何をやるべきか」をよく考えて鍛錬していけば、将来的に、必ずどこかで生きてきますから。

榊原英資 の経歴

榊原英資 さかきばら・えいすけ。日本の官僚。東京大学経済学部を卒業し、大蔵省に入省。その後ミシガン大学で経済博士号取得。財務長官などを経て、慶應義塾大学グローバル・セキュリティー・センター所長

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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こんな名言はいかがですか? 新着 名言

他人の力をあまり借りずに、自力で仕事をしがちな人は、自分が「組織の中」で働いていることをいま一度、思い返してください。そもそも会社というのは、「大きな仕事」をするために存在しています。個人でできる仕事だったら、個人レベルの規模にしかなりません。「1人では絶対に成し遂げられないこと」をするために、会社組織があるわけです。だから、周囲の協力を得るのは当たり前。自分の力を過信していたり、プライドが高かったりして、周囲に協力を仰がない人は、組織で働いている意味がありません。「自分の仕事」という狭い視点で見ずに、「会社の仕事、部署の仕事」という視点で仕事をしましょう。

仕事を進めていくうえで、事業の優先順位をどう決めていくかは非常に重要だ。

朝方3時まで働いたことを自慢する時代は、もう終わりです。早く帰り、結果を残す人が評価される時代になるでしょう。成果主義という言葉はあまり好きではありませんが、「結果責任」がこれまで以上に重視され、評価に結びつく時代になっていくと思います。ですから、働き方改革は決して甘いものではありません。「17時半」で勝負がついて、延長戦はない。「真に厳しい競争社会」になっていきますから、力をつけていない人はつらいでしょう。

脱皮しないヘビは破滅する。

インターネットが普及する前、今から20年程前は、お客様がモノの比較をするのにお金と時間がかかりました。だから、一番でなくても、営業力が強かったり、マーケティング力が強く、ブランドイメージが何となく良いなぁと思ったところにお客様は流れていきました。つまり、一番かどうか、調べようがなかったので、二番でも三番でも生き残れたわけです。けれども、今の時代は、一番か二番かが明確に、ほぼコストゼロ、時間ゼロでわかってしまうので、二番のサービスには価値がなくなってしまうのです。

もう君たちへの借金は棒引きにする。借金ほど怖いものはない。そのために人情まで歪められる。
【覚書き|父が早く亡くなったため15歳で家業の生糸商を相続したとき、番頭たちが店に寄り付かなくなった。理由を調べてみると、父から借金をしていたため、新しい家長がいい機会だからとそれを取り立てるのではと危ぶんだためだった。諸井氏はみなを集め証文を破きながら上記の発言をした】

私の場合、考えたアイデアをノートに必ず書き留めます。かなり細密に書き込むので1から2カ月で大学ノート1冊分ぐらいのペースで埋まっていきます。アイデアノートに「考え貯め」をしておくと、いざ課題が持ち上がったときに思考の出発点がまったく違ってきます。人材育成が課題になれば、ノートをひっくり返し、前から考えていたアイデアをベースに、より良い案を練り上げます。いまニコンの業績をけん引しているデジタルカメラとステッパー(半導体製造用露光装置)も、このアイデアノートが意外な役割を果たしました。

旅行を勧めるのは、非日常性を体験できるからだ。普段の生活空間とは異なる場所へ移動し、ひとときを過ごす。すると内面に刺激を受け、発送が広がってくるのだ。僕の考えでは、クリエイティビティ(創造性)の本質とは「アナロジー(類推)」と「順列組合せの変更」にある。類推を呼び起こすには、同質を離れて、異質なものに触れなければならない。だから非日常性を体験できる旅行が重要なのだ。

知性とはいわば「その動物の生き方に合った形で情報を処理する力」のこと。たとえば大雪の後、道の状態が気になれば、人は外から帰ってきた人に尋ねて靴を選ぶでしょう。犬なら自分で歩いて道の状態を確かめるでしょう。では烏は? たぶん何もしません。空を飛ぶ烏にとってはどうでもいいことだからです。でも烏に知性がないわけではない。つまり、その生き物が生きるために必要な情報をどれだけ上手に取り込めるか。それが知性が優れているということなんです。

バンダイとナムコの経営統合のときに中村(雅哉)さんには、持ち株会社で代表権を持つのは1人だけにすべきだと提案しました。ツートップでは社員はまとまりません。中村さんは当初はノーコメントでしたが、最終的には私をトップにしてくれました。その決断には、本当に感謝しています。

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