竹田陽一の名言・格言|経営者は一位を目指す分野と、手を出さない分野をはっきりさせろ

強い商品や強い有料サービスをつくるには、自分の会社の経営規模と競争相手との力関係を考えたうえで、将来どの商品や有料サービスで一位を目指すか、中心となる重点商品をはっきり決める必要があります。商品の範囲もはっきり決めておかなければなりません。調子に乗って一見儲かりそうなものに手を出す癖のある人は、これとこれには絶対に手を出さないとはっきり決めておけば安心です。

竹田陽一 の経歴

竹田陽一、たけだ・よういち。日本の経営コンサルタント。統計データとランチェスター経営を軸に行う、従業員数100人以下の中小企業向け経営コンサルティングに定評がある。福岡大学経済学部卒業後、建材メーカーで経理とルート営業を6年経験後、東京商工リサーチに移り、中小企業の倒産リサーチを16年担当。その後、経営コンサルタントとして独立

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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下から上にどれだけ自由にものが言えるか。それが自由闊達の尺度だと思う。上から下にモノを言うのは当たり前で、それは命令しているだけですから。実際、僕は若いころから部長会の席で、次長の立場でいろいろと意見を言うなど、ずいぶん積極的に発言してきました。でも、それに対し「お前、立場をわきまえずに何を言っているんだ」などと上司に自分の発言を抑えられた経験はありません。

逆風の中をなんとか耐え忍ぶと、結果的に競合企業がなくなっていくんです。3から4社くらい似たような会社があったのに、その会社だけが残ったという感じで。ここへ来てそういう会社がチャンスを得ているのを見ると、賢く立ち回るのも一つだし、泥臭くやるのも一つなんだなって勉強になりますね。

生産過程では採算性を高めるために1円、2円という厳しいコストダウンが強いられている。ところが、ブランド力の差によって失われる収益は、桁違いなものだった。このブランド力の差は、経営面でも大きく深刻なものだった。ブランド力を高めることがとにかく大事だ。一流ブランドといわれるものの値段が、どうして高いのか考えてほしい。

安易な間違いはしないよう厳しく伝えてはいますが、必死に考えてもどうしようもない間違いはある。だから、思い切ってやってほしい。お客様に迷惑をかけなければ、会社に多少の損害があっても、それは将来のための投資だと思っています。

組織はダイナミック(動的)でなければならない。たとえばルールを作っても、はじめたときは新鮮味があるが、ちょっとたつとマンネリになってしまう。今日決めたことでも翌日になると必ずいくらかのマンネリが生じているんだと私は言っている。企業は絶えずダイナミックでなければならない。清水でも動かなければ腐ると言われる。組織体には絶えず揺さぶりをかけておく必要がある。

社外の専門家の意見も十分に聞く。一つの意見に飛びつき足る事は絶対にしない。そして熟慮してひとたび決断すればいかなる決断も逡巡も許さず断行する。こうした覚悟で下した決断はまず十中八九成功する。トップの決断とその成功の積み重ねが社員との間の信頼関係を生むことになる

ブローカー商売はもう御免だ。自分は汗を流さないでおいて、口先だけで中間利潤をむさぼる商売は、いわば詐欺と同類である。

生え抜き組織だけで仕事をしていても飛躍した発想は浮かばない。社外でいろんな経験を積んだ人間をスカウトすれば、知恵と活力が吹き込まれる。

だめだと思ってあきらめてはいけない。人件費が高いというのなら、工程を短くするとか、生産技術を進化させて、人件費がかからないようにすればいい。たとえば十工程を五工程にすれば人件費は半分になる。そうした努力の余地はまだまだある。

事業のヒントは周りを見回せば、どこにでも転がっている。事業化できないアイデアは単なる思いつきにすぎない。本当のアイデアとは実用化されて、成功を保証するものである。どんなに優れた思いつきでも、時代が求めていなければ人の役に立つことはできない。

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