三品和広の名言|経営者の資質がその企業の変革力に直結する

実際に変革を起こすのはマネジメントだ。つまり経営者の資質がその企業の変革力に直結する。

三品和広 の経歴

三品和広、みしな・かずひろ。日本の経営学者(経営戦略・経営者論)。一橋大学商学部卒業、一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、ハーバード大学文理大学院博士課程修了。ハーバード大学ビジネススクール助教授、北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術調査センター助教授、同大学院知識科学研究科助教授、神戸大学大学院経営学研究科助教授・教授などを歴任。

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コンサルティングの世界では、「論理的理解と心理的理解」という考え方があります。「論理的には正しいが共感できない」と相手に思われたら、そのプレゼンは失敗。逆に、共感をもってもらえても論理が破綻していては話になりません。いずれも、一方的な発信によって起こりがちな現象です。納得を得るには、両面を満たすことが必要です。それには、相手の話を聞いてニーズを読むプロセスが欠かせません。まず、事前に相手の状況を研究し、自分に求められているのは何かを見極めること。綿密にヒアリングを行ない、情報を引き出すことも必要です。

欧米人の発想は、いわゆる「チャンピオンデータ」といって、ある測定装置が記録した最も正確な値を、その装置の「実力」であると主張します。しかし、オリンピック選手が自己ベストの記録を毎試合出せるわけではないのと同じように、測定装置が出す値も、正確度に多少のばらつきが生じるものです。ですから当社では、「100%保証できる正確度」をその装置の「実力」としてカタログに掲載してきました。そのため、チャンピオンデータを掲載している他の海外メーカーよりも、カタログ上の性能は低くなることがあり、当初は不利な戦いを強いられました。当社のこの方針が海外市場で理解され、定着するまでに5年から10年くらいかかりました。実際に使っていただくと、当社の測定装置は常に安定してカタログ以上の正確なデータを収集できるわけですから、海外市場でも徐々に真の実力が認められるようになりました。

多くの人がやりがちなミスは、励まそうとして「頑張れ」と言ってしまうこと。目標まであと一歩という場合には効果があるが、落ち込んでいる相手に対しては逆効果。好意のつもりが、さらに傷つけてしまう結果になる。「頑張れ」が時に相手を傷つけると知っていても、つい使ってしまう人が多い。

自分でいろいろ考えてみて、人にも聞き自分も考えてみて、そして自ら悟るものを持たないといけません。経営というようなものは教えられないものです。

ビジネス文書には明確な目的があります。その目的を達するために何を伝えるのか、書きはじめる前にポイントを整理しておくことが大切です。ときどき主語と述語が一貫しない文章を見かけることがありますが、書きたい要素を整理せず、考えのおもむくまま、いきなり書きはじめることが原因だと思います。

経営は一つの経営指標で判断できるほど単純ではありません。それだけに、新しい経営指標を取り入れて多角的に分析できるようにしなくてはなりません。しかし、忘れてはならないのは、基礎データが正確でなければ、間違った結論が導き出されるということです。

ルーティンワーク化するということは、無意識化するということ。無意識の記憶を司る線条体が関与していると考えられます。繰り返すことで体が覚える。無意識だから苦にならない。そういう状態を一般的には「集中している」と呼んでいるのです。集中しているときは時間を忘れて没頭しているでしょう?こういうときの脳は、動物的なシンプルな使い方をしていて、大脳皮質に前頭葉が麻痺している状態だと考えられます。時間感覚だけでなく、おそらく、喜怒哀楽や損得勘定も消えているのではないでしょうか。

上手く出世していこうと思ったら、結果は出すんだけど、上司を脅かしてはいけない。俺が俺がと1人の成果としてあげていけば、上司からへし折られることもよくある。上手いことやっている人は、上司にお土産を渡しています。自分の成果を出すんだけど、それが上司のおかげでもあるというようなやり方をする。そして上司がその上の上司に評価されるように持っていくわけです。

ブラジルでの成功は、販売代理店との信頼関係が醸成されていたからこそ成し遂げられたものです。海外の販売代理店との信頼関係を作り上げるには長い時間が必要です。時にはトラブルもありますが、ブラザーが世界の競合と海外市場で伍していくためには、現地の代理店が応援して売ってくれる強い絆が必要になります。

将軍は決して「まさか」と言ってはならない。
【覚書き|上に立つ者はすべてのことを想定し、最悪のケースすらも事前に対処法を検討しておけという意味の発言。また、まさかのケースが発生しても、部下の士気を下げないために悪態をつかず、冷静に対処せよという発言】

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