安田隆夫の名言|周囲が気づいていない誇りを見つけ褒める

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どんな人でも、周囲が気づいていない誇りを持っている。日頃から相手を気にかけてそれを見つけ出し、「おまえ、スゴイな、大したもんだな」と伝える。誇りの大小に関係なく、「よくぞ気づいてくれた!」と相手はすごく喜びますよ。見え透いたお世辞では、こうはいきません。


安田隆夫 の経歴

安田隆夫、やすだ・たかお。日本の経営者。ドン・キホーテ創業者。岐阜出身。慶應義塾大学法学部卒業後、不動産会社勤務などを経て日用雑貨のディスカウントショップ「泥棒市場」を開業。その後、「ドン・キホーテ」を開業し、同社を大きく成長させた。著書に『流通革命への破天荒な挑戦! ビジネスの原点は「常識」を疑うことだ』『ドン・キホーテの「4次元」ビジネス 新業態創造への闘い』『土壇場の逆転力』『ドン・キホーテ闘魂経営 ゼロから始める成功の極意』ほか。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉


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いま、東北大学の川島隆太先生と一緒に、学習療法が認知症にどう効果があるかを研究しています。患者さんたちにやっていただくのは、簡単な計算と音読です。周囲は見守りつつ、認めて、褒める。すると患者さんに変化が表れるのです。近くで患者さんをご覧になっているスタッフの方も、目を見張るようなケースが多いんです。こうした結果を受けて、導入を検討する施設も増えてきました。

初対面の相手と打ち解けるのが得意な選手に共通するのは、人を褒めるのがうまいこと。そんな彼らを見て、私も褒め上手を目指すようになりました。

仕事に完璧を期すためには、モチベーションを上げる必要があります。部下が伸びたなと思ったら、迷わずその部分を指摘して上手に褒めるべきです。そうすることによって部下は自分の成長を確認し、自信を持ちます。普段は厳しい鬼軍曹に褒められたら、より一層、自分の進歩を実感できます。

部下に対してジェラシーみたいなものは、持ったらいかんと思います。たとえば優秀な部下と一緒にテレビ局に挨拶などに行って、相手があんまり部下のことばっかり褒めると、「社長の俺はどうなん?」とチラッと思うじゃないですか。でもそんなとき、「本当に立派な部下が育ってくれて嬉しい」と素直に思えなかったら、下の人間の足を引っ張るような上司になってしまう。これは、個人としても組織としても不幸なことだと思います。

「人間はそもそも人のことを褒められない」ことを自覚することが大事です。私たちは本能で、自分の周りの人の欠点やできないところを探してしまう。自分の周りの上司や同僚、部下の悪いところ、ダメな所が見えてしまうのは、本能で染みこんでいるものだから仕方がない。だからこそ、本能よりちょっとだけ自分の理性を生かして、周囲の人のいいところを探そう、あるいはそういう修行だと考えゲーム感覚でスタートすることも大事です。意思を持って、覚悟を決めて、褒めていこうということです。

あまり露骨にベタベタ褒めるのはよくありませんが、日本人特有のちょっとドライな人間関係の距離感よりも、少しだけ踏み込んで心情に訴えかける感じが、部下のモチベーションをより上げるのだと思います。

トップが社員をメールで褒めるなんて大したことじゃないと思われるかもしれませんが、トップがきちんと見てくれていると思えば、社員の士気は必ず上がります。

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