北城恪太郎の名言|現場の正確な情報が欲しかったら怒ってはいけない

英語で「ドント・シュート・ザ・メッセンジャー(情報をもたらす人間を撃つな)」というんですが、現場の正確な情報が欲しかったら怒ってはいけない。怒られると分かっていたら社員は悪い話を上げません。

北城恪太郎 の経歴

北城恪太郎、きたしろ・かくたろう。日本の経営者。日本IBM社長・会長。茨城県出身。慶應義塾大学工学部管理工学科卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社。システムエンジニアとして働き、カリフォルニア大学バークレー校に留学。同大学大学院修士課程修了。米国IBM Corporation会長補佐、日本アイ・ビー・エム取締役、常務、専務、副社長などを務めたのち社長に就任。そのほか、IBMアジア・パシフィック代表、経済同友会代表幹事、国際基督教大学理事なども務めた経営者。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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新人を叱るときは、「なぜ叱られたのか」を明確にすべきです。「ここを直せば自分は伸びる」とわかれば、人は報酬を求めるので、そういった方向に行動します。ただし、なかには対人関係に慣れていない人もいるので、ストレス耐性を見極めつつ、頭ごなしに叱ることは避けた方がいいでしょう。

ここに5個だけつくる製品サンプルの設計図があるとします。そこにちょっとしたミスでもあれば、私はそのミスを指摘して技術の担当者を徹底的に叱りつけます。こんなとき、たいてい本人は不満そうな顔をします。それでも、私はこんなことが2度とないようにしつこく厳重に注意を与えます。これで会社が損をしたとしても、たかが5万円程度のものでしょう。だからこそ、私はこれ以上がないほど叱るのです。

私が生徒を叱るのは「怠けたとき」「人の心と体を傷つけたとき」「嘘をついたとき」だけです。

叱るのは、社員の成長が目的なのですから、より効果的な方法を選ばなくてはなりません。

部下を叱るとき感情そのものを消し去ることは非常に難しく、薬でも使わない限り、そんなことは不可能です。ではどうすればよいかというと、感情の背景にある自己の思考をコントロールするしかありません。相手が置かれている状況を冷静に情報収集しながらロジカル(論理的)に考えられれば、感情の暴走は最小限にとどめられます。また、感情が暴走しそうなときは、まず一呼吸置くことです。

「怒る」のではなく「叱る」ことが大切。具体的にできていないことを指摘するのが「叱る」です。それができず、ただ感情的に怒っている上司が世の中には多い。

叱ると怒るは違います。感情的になって怒鳴れば、部下は悲観的や反抗的になってしまいます。

私は、選手一人ひとりの人生をあずかっているという気持ちで指導してきました。上司の方あるいは経営者であっても、目の前の部下や社員の人生をあずかっているという気持ちで向き合ってみてはいかがでしょうか。そうすれば、人間と人間の付き合いができます。部下を叱る時でも、その人を少しでもよくしたい、成長させたいという愛情を含んだ叱り方になると思います。

叱るより褒める方が教育上はるかに効果的だというのは、部下の育成全般についていえることです。

叱るときこそ未来志向が不可欠。「なぜこんなことになったんだ」と詰問するのは叱りの定番ですが、過去のことをあれこれ言っても仕方ありません。「改善のために今後何をしたらいい?」と問いかけていくことが大切。

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