藤田晋の名言|ビジネスでは、人と違うものを内側から生み出さないと競争力にはならない

ビジネスでは、人と違うものを内側から生み出さないと競争力にはならない。

藤田晋 の経歴

藤田晋、ふじた・すすむ。日本の経営者。サイバーエージェントの創業者。福井県出身。青山学院大学経営学部卒業後、人材紹介・派遣事業の株式会社インテリジェンスに入社。その後、インテリジェンスの出資を受けサイバーエージェントを設立。同社を東証マザーズに上場させた。主な著書に『渋谷ではたらく社長の告白』『ジャパニーズ・ドリーム』『藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー』『藤田晋の成長論』『渋谷ではたらく社長の成功ノート』『起業ってこうなんだ(共著)』など。

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家具は衰退産業になったと言われて久しいです。構造不況業種とも言われますが、私からすれば失礼なことをおっしゃると思います。変化対応力さえ身につけられれば、何とかなります。みんなで知恵を出し合い、良い商品を作る努力をすれば、製品の付加価値は高まり、地方にいても豊かな暮らしが実現できます。

サシで会うときに資料を繰っているようじゃもう負けているんですよ。交渉は真剣勝負ですから。
【覚書き|移動中にいつも真剣に資料を読み込んでいる理由について聞かれたときの発言】

P&GやIDEOといった外資系企業でも、意見を出しやすくするためのルールがあります。それほど意見の出やすい雰囲気を整えるのは難しいということでしょう。

最新理論も大切。でもまずは、経営学の歴史に残る理論を学んだ方がいい。主な概念を知ると、仕事における経験を整理することができる。

学者や博士と呼ばれるような人たちは多くの場合、同じテーマに何十年も取り組みますよね。求道者のように研究や実験を続ける。でも、その結果はなかなか出ず、評価されることも滅多にない。不遇の時間がとても長いわけです。それでも学者のほとんどは「もう、打つ手がない」とはいいません。良くも悪くも出た結果をふまえて、次の手を打ち続ける。学者たちはいちいち頭を切り換えるというわけではなく、常に同じテーマに向かって、当たり前のようにトライ・アンド・チェックを繰り返します。ところが、これが営業や販売の仕事になると「打つ手がない」「もうダメだ」と愚痴る人が続出する。だって、学者とサラリーマンは違うでしょ? いえいえ、違いません。まったく同じです。次に何をどう試せばいいのか。追求して、やり続けることで求める結果に近づいていく点においては、博士も営業マンも経営者もみんな同じです。

ブラックな環境では得てして、間違いやおかしいことを「周りのみんながあたり前に思っているから」と多数者効果が生じています。つまり、妄信者ばかりになって、異常さに気づけなくなっている。そうなると、冷静な誰か一人が一言指摘するだけでは効果は薄い。異常を指摘する「仲間」が当人の周りにたくさんいてはじめて、考え方は変わるのです。

業界の発展のためにも、人材教育の重要性を痛感しています。それによって店の存在意義も問われてきます。

欧米ではオンとオフのはっきりしたメリハリを感じます。日本で24時間必死に働いているときに、欧米では2週間、3週間と夏休みをとっている。では、会社はその間、業務にならないかといえばそんなことはなく、支障がないように代替要員が働いています。実際、取引先の担当者が1か月バカンスでいなくなっても、こちらはそれまでと同じように代わりの担当者と問題なく仕事を進めることができました。

効率よく、すぐに役立つエッセンスだけを学ぶのがいいと考える人もいるかもしれませんが、そうした勉強を私はあまりお勧めしません。なぜなら、最短距離で結果を出そうとする勉強は、その分野の氷山の一角をとらえているにすぎないからです。水面下に隠れた大きな部分が氷山の本体であるように、すぐには役立たない部分にこそ、その勉強の本質が隠されています。表面だけを真似る勉強では、瞬間的には浮かび上がっても、支えがないためにすぐに沈んでしまいます。その結果回り道をすることになるわけで、実はこれほど効率の悪い勉強はありません。

自分たちがどう生きたいか、何を求めているかがはっきりしていれば、政治家に振り回されることはない。それは「ノーと言える日本」などといった消極的なノーではなく、自分たちの生き方をめぐる、もっと「積極的なノー」なんです。自分たちの運命を自分たちで決める。

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