テリー伊藤の名言|叱るのが苦手という人は、叱る前に相手の良さを引きだそう

叱るのが苦手という人は、叱る前に相手の良さを引きだそう。

テリー伊藤 の経歴

テリー伊藤、てりー・いとう。日本の演出家、テレビプロデューサー、タレント、評論家。東京都築地出身。日本大学経済学部卒業後、寿司屋やアパレルメーカのアルバイトを経て、IVSテレビ制作に入社しテレビ番組制作に携わる。奇抜な企画を手掛け、徐々に頭角を現し、数多くのヒットバラエティ番組を生んだ。主なテレビ番組に『天才・たけしの元気が出るテレビ』『ねるとん紅鯨団』『浅草橋ヤング洋品店』『出動!ミニスカポリス』『まっ昼ま王』『純愛果実』『給与明細』など。そのほか、作家、テレビのコメンテーターとしても活躍した。

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本来仕事とは、定めた目標に近づくための行動の積み重ねです。その際に褒めるというのは、目標達成のため望むべき行動を増やすための行為で、反対に叱るとは、目標達成のためにすべきではない行動を減らす行為を指します。

年上だからといって、部下におもねる必要はありません。部下が裏付けのない中途半端な報告をしてきたとき、私は烈火のごとく怒ったことがあります。そのときついたあだ名が「ターミネーター」です。まあ、そんなあだ名で呼ばれていることを私が知っているくらいですから、職場の雰囲気は明るくなった。そうポジティブに考えています(笑)。

社員はみんな、僕に本気で叱られているのに喜ぶんですよ。育ってほしいという気持ちが伝わるのでしょうね。

部員が製品に何か品質問題を起こしたときも「何だッ、これは!」と怒鳴りつけることはできず、「一緒に考え、一緒に直そう」という姿勢を取ってきました。もちろん、上司と部下の関係なので形の上では叱ることになりますが、その中に「俺も若いときは同じような失敗をしたものだ」などという言葉を必ず加えたものです。

叱るのは、決まった期限を守らないとか、遅刻してきたとか、基本的なことができていない場合だけです。叱るときにもう一つ意識しているのは、どれだけ叱っても、その場限りにすることです。

叱る際は傾聴を心がけて、背広を脱ぐなど無用な威圧感を与えない工夫もしたい。叱るタイミングにも注意が必要である。午前中に怒り心頭の部下の失敗も、午後には許せてしまうことがある。

世の中にはミスをした部下に「反省しろ!」と怒鳴る上司がいたりしますが、あれはダメですね。「人の失敗を叱れるほど、おまえは偉いんか」と言いたい。部下がミスをしたら、「そうか、ミスしたか。次からどうする?」でいい。叱る行為そのものが、エネルギーと時間のムダです。

部下を叱るというコミュニケーションの場で起こりがちな問題は、そこに上司の感情が入りすぎてしまうことです。基本的に人は感情をぶつけられると苦しく感じるものです。ただし、受け取る側が理解し、コントロールできる範囲の感情であれば心地よく感じることもあります。体育会系で先輩に殴られても感謝しているような人はその極端な例でしょう。

人を育てるという点で大事なのは叱ることです。失敗させて、厳しくしかって、また使う。

叱ると一時的には効果がある。しかし、本質的な解決にはならない。むしろ相手は活力を奪われ、ますます言うことを聞かなくなるだろう。

叱ることのできる上司が減っているのは煎じ詰めれば、心の弱さです。また、いまどきの上司たちが受けてきた学校教育の在り方も問題です。先生の言うことを真に受ければ、叱ってはいけないことになります。家庭教育でも、子供を叱るときに殴ってはいけないことになっています。殴られず、叱られず。そうやって育ってきた人が叱る側に回っても、叱れるわけはないですよ。

英語で「ドント・シュート・ザ・メッセンジャー(情報をもたらす人間を撃つな)」というんですが、現場の正確な情報が欲しかったら怒ってはいけない。怒られると分かっていたら社員は悪い話を上げません。

褒めるだけでは、どんな小さな組織でも運営できません。注意すること、ときには叱ることも、リーダーには必要です。最近は叱ることができないリーダーが増えているようです。スタッフに嫌われたり、辞めてしまったりするのが怖いからでしょう。しかし、スタッフに嫌われてしまうのは、叱り方に問題があるからだと私は思います。

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