松井忠三の名言|褒めるときは本人がいないところで間接的に

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直接褒めると、相手は何か裏があるのではないかと思って、素直に受け止めてもらえないことがある。それよりも本人がいないところで褒め、間接的にそれが伝わったときのほうが効果は大きい。


松井忠三 の経歴

松井忠三、まつい・ただみつ。日本の経営者。ファッション・生活雑貨の無印良品を展開する良品計画社長。東京教育大学(のちの筑波大学)体育学部卒業後、西友ストアー(のちの西友)に入社。同社のプライベートブランドだった無印良品が独立したのち良品計画に出向し、そのまま入社する。良品計画取締役、常務、専務、アール・ケイ・トラック社長、ムジ・ネット社長などを経て良品計画社長に就任。「残業禁止」や社内総ぐるみの「作業の標準化」などを進め、同社の業績を大きく伸ばした経営者。

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部下を褒める一方で、できなかったことはきちんとダメ出しをしないと、本人も成長しないし、自信を失うことになります。「若い人を怒るとすぐ辞めてしまう」と、何もいわない上司が増えているようですが、それは本人のモチベーションにとって逆効果。「成長したい」という意欲はどんな人にも必ずあるので、その人が仕事でスキルアップできるようにダメ出しをすることは、むしろやる気につながります。

まず相手を褒めておくのは、歯科医がまず局部麻酔をするのによく似ている。もちろん、あとでガリガリやられるが、麻酔はその痛みを消してくれる。

女性に対する営業ではマニュアルどおりの話し方もNGです。女性は「オンリーユー」という特別扱いを好みます。誰に対しても同じような受け答えでは、「自分に関心がないのか」としらけてしまうのです。自分の意見をつけ加えてみたり、「○○さん」と相手を名前で呼んだりすると親近感が増します。さらに、「そのスカーフ、とてもお似合いですよ」といった感じで、具体的に相手を褒めると、ポイントがアップします。

働く側は、自分たちが一生懸命やっていることをやっぱり認めてもらいたい気持ちが強いのです。そこで「褒める」仕組みをつくっています。

プレゼンの反省をする人は多い一方、うまくいったところを見つけて自分をほめる人は少ないようです。反省も大切ですが、反省ばかりでは自己嫌悪に陥ってしまい、プレゼンに対する苦手意識だけが残ってしまうことになりかねません。

「人間はそもそも人のことを褒められない」ことを自覚することが大事です。私たちは本能で、自分の周りの人の欠点やできないところを探してしまう。自分の周りの上司や同僚、部下の悪いところ、ダメな所が見えてしまうのは、本能で染みこんでいるものだから仕方がない。だからこそ、本能よりちょっとだけ自分の理性を生かして、周囲の人のいいところを探そう、あるいはそういう修行だと考えゲーム感覚でスタートすることも大事です。意思を持って、覚悟を決めて、褒めていこうということです。

褒めるうえで回数も大切です。「おしゃれですね」と一度言ったきりで済ませるのではなく、次に会ったときも、その次に会ったときも繰り返しましょう。最初は「お世辞かしら?」と思っていた相手も、7回目にはもう疑いません。なぜかますますおしゃれになるという現象も起こります。褒め言葉を聞いて嬉しく思い、ますます褒めてもらおうと思うからです。

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