水越豊の名言|定量化してから議論する

とくに企業組織の場合、担当者の立場によって課題が異なることがあります。品質担当者が「品質低下は絶対に認められない」と言い、営業担当者が「そんな商品は売れない」と言い合っていたら議論になりません。そこで定量化するのです。たとえば製造方法を変えるといくらコストが下がり、販売予測はどのように変化するのか。数値に置き換えて説明する。そこではじめて、同じ土俵に上がって議論ができるようになるのです。

水越豊 の経歴

水越豊、みずこし・ゆたか。日本のコンサルタント。「ボストン・コンサルティング・グループ」日本代表。東京大学経済学部卒業後、新日本製鐵(のちの新日鐵住金)に入社。スタンフォード大学でMBAを取得。ボストン・コンサルティング・グループに入社。著書に『BCGの戦略コンセプト 競争優位の原則』。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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従来の延長線上ではない時代がくる。いままでと同じことをやっていたのでは対抗できない。

仮に上手くいかなくても失敗や挫折とは感じません。いまの結果を素直に受け入れ、そこからスタートすればいいのです。自社スタジオ建設など大きな投資は、最悪のケースを織り込んで決断します。投資が半分しか回収できなかったとしても、最善を尽くした結果であり、社員のモチベーション向上や、会社の存在感アップになるのなら、投資価値はあったと考えます。

人と会っていても、「すぐにお金、仕事に結び付けよう」と打算的になる人とは、誰も一緒に仕事をしたくないですよね。そういう人にかぎって、異業種交流会とかにマメに顔を出していたりするんだけど、名刺の数が増えるだけで、意味ある人脈は広がっていかないはずです。

(一切投機をしない理由は)世人より投機者流と見られ、世間の信用を失うようにならぬとも限らぬ。すなわち一時は利益を得ても、永い年月の中には、大いに損をすることになるべし。

実際の商品をつくっているのは我々。外の専業メーカーから見れば、ブリヂストンの内部はブラックボックスだから推測で原材料を開発するしかない。一方、我々グループ全体はブラックボックスの中だからすべてが見える。真の垂直統合の強みはそこにあるんです。
【覚書き|原材料から完成品までを自社で賄う仕組みについて語った言葉】

私にとって書くことは自分自身と対話することであり、今やノートは自分と切り離せない、分身のような存在です。読み返せば、その時に自分が何に関心があり、どんな問題意識を持っていたかが全部分かる。ノートに遺伝子を残してきたようなものです。

会社とは業態を転換していくものです。グーグルは検索の会社ですが、今や世界最大のOSメーカー。アップルはPCメーカーから携帯メーカーになりました。昔はソニーというラジオの会社がやがてゲームや映画を手がけるとは誰も思わなかったでしょう。

メールのポイントは「謙虚」「丁寧」「配慮」の3つ。メール文章にはあいさつはいらない、表現もドライでいい、と考える人がいますが、これは間違いです。たとえば「お忙しいところ恐縮ですが」「恐れ入りますが」といった謙虚さを表わすクッション言葉は必須ですし、「ください」ではなく「していただけますでしょうか?」と丁寧な言葉づかいも大事です。また、「配慮」という意味では、忙しい相手にいきなり長文を送りつけることは、迷惑以外の何物でもありません。初対面でのメールは長くても400字程度です。

我々の店がある東京・原宿にユニクロが出店してから、少したった頃のこと。当社が5千円で売っていたカットソーと似た商品が、ユニクロでは千円程度の売価でした。もちろん素材などは違うのですが、見た目が似ているから、5倍の値段では売れないと判断して、売り場から撤去したのです。それで結局、品ぞろえのバランスを崩してしまいました。思い直して商品を戻すと、我々の店舗ブランドに忠誠心がある顧客は、物が違うのだと、納得してくれました。競合を過剰に意識するのではなく、顧客ニーズを見極める大切さを学び、業績もV字回復しました。

エーザイはまず患者満足を増大するための企業だ。しかし、結果として得る利益も大事に思っている。

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