佐治信忠の名言・格言|GDPよりGNEを求める社会

これからの社会では、経済学者のガルブレイス氏が提案される「GNE」(グロス・ナショナル・エンジョイメント=国内幸福度)のように、GNP(GDP)だけでは測れない価値を新しく創造していくことが大切だ。日本の生活文化・ライフスタイルの魅力をアジアひいては世界に向けて、自信を持って発信・紹介していくことだ。【覚書き|ガルブレイス=ジョン・ケネス・ガルブレイス。経済学の巨人と称されるハーバード大学経済学教授】

佐治信忠 の経歴

佐治信忠、さじ・のぶただ。日本の経営者。「サントリー」4代目社長。慶應義塾大学経済学部卒業、カリフォルニア大学ロサンゼルス校経営大学院修了。ソニー商事を経てサントリーに入社。副社長などを経て社長に就任。そのほか、日本洋酒酒造組合理事長、日本ワイナリー協会会長、総合デザイナー協会理事長、ビール酒造組合会長代表理事などを務めた。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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こんな名言はいかがですか? 新着 名言

幕府という牙城が崩壊したからこそ、近代国家・日本が誕生した。ところが、いまは旧来型の官僚組織を残したまま新しい時代に突入しようとしている。これが今の時代の最大の不幸だと思っています。日本全体に「時代の大きな変化の中にいる」という意識が希薄で、構造改革の重要性がいまひとつ理解されていない。ですから行政は構造改革はするが自分の既得権は守るといった中途半端な政策しか打ち出せないわけです。

人生の行路は様々で、時に善人が悪人に負けたごとく見えることもあるが、長い間の善悪の差別は確然とつくものである。

中途半端は駄目です。やるなら徹底的にやらせてください。ブラウン管よ、さようならです。
【覚書き:社長就任後間もないころの重役会議での発言。ブラウン管を全廃し、当時まだ普及していなかった液晶テレビに全資源を投入すると宣言した時の言葉。】

継続取引型の業種では社長が売りを抜きにして得意先を定期的にまわると、お客自身の情報と競争相手の情報の二つが同時に入ってくるのです。それには何度も通う必要があるとは思います。かつてレーニンは「自ら足を使わないで情報を集めようとする者を官僚と呼ぶ」と言いました。あなたは決して役人にならないように。

金というものは一見無駄と思えるところにかけると、まわりまわって大きな果実になって戻ってくるものなんですよ。 【覚書き|当時米国経済誌フォーチュンにも紹介された資産家だった古川氏が名古屋市に一千万円寄付した時の言葉(1984年)。この5年後に同名古屋市に3億円の寄付を行っている】

事業計画などは単なる紙切れにすぎない。いかに見事な事業計画でも、社員がそれを受け入れてくれなければ何の価値もないのだ。社員が経営者と同じ気持ちになり、心底やり遂げようと決意しなければ、事業を継続することはおろか、軌道に乗せることすらおぼつかない。そして社員は、経営者の判断が信頼でき、なおかつ自分たちの努力が認められ、正当に評価されるのだと実感した時、はじめて計画を受け入れる。

我々日本人が華僑と呼んでビジネス社会で一目置いている中国人も、歴史から見ればわずか三千年。ユダヤ人とは二千年もの開きがあるのだから、ユダヤ人がいかに凄腕であるかお分かりになるだろう。私はそのユダヤ人からビジネスのイロハを学び、商人としてのスタートを切った。ユダヤの最強の商法にひかれ、自分から飛び込んでいったのだ。やがて、私自身、銀座のユダヤ人と呼ばれ、ビジネス社会で彼らと肩を並べられるようになった。ユダヤの商法に徹したおかげである。

私の仕事は、顧客の売上げを伸ばすことで、顧客の利益を奪うことではない。

人間はヤル気さえ起きれば、いまの何倍もの力を発揮する可能性を持っている。役員や社員のやる気をいかに引き出すかがトップの腕の見せ所。

国際会計基準やグローバル・スタンダードの導入は国際競争を勝ち抜くための「必要条件」ではあっても、「十分条件」ではない。必要条件だけを懸命に実行して満足しているようでは、横並びの域を出ないと思います。必要条件は当たり前のこととして迅速に取り入れたうえで、もっと上の本来の目的を追求しなければ次の時代を勝ち抜くことはできません。

各社ごとにビジネスモデルはさまざまであり、日本の企業のすべてが垂直統合を採用しているわけではない。例えば、先日、中国のサプライヤーパートナーのところを訪問したが、そこでも日本のメーカー向けの製品が作られている。むしろ、依然として、競合他社の方が我々のやり方を追いかけているのではないだろうか。当社のモデルが成功しているということは、日本市場での実績を見ても明らかだ。日本では、昨年の段階で第 3位のシェアとなり、前年比25%という業界平均を大きく上回る成長を遂げている。これは上位4社のなかでは最も高い成長率となっている。

一人だけオフィスに取り残された時、これからは俺が一国一城の主なんだ。世界を相手に暴れまわってやるぞと心の中で叫んだものだ。【覚書き|高畑氏の仕事熱心は有名で、朝から晩までオフィスに明かりがつき、24時間営業のような状況で世界中に取引の電話をしていた】

社長業は全力投球すれば体力、気力から6年くらいがちょうど良いところではなかろうか。自分の方針を社内に徹底して実現することも、6年あれば十分であろう。

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