柵山正樹の名言|粘り強く考えを伝えることが大切

私が受配電システム事業所長だった頃の話です。当時の工場は、リードタイムが長く、仕掛かり在庫も多かった。運営効率を高めるため、私はほぼ毎日工場に入り、現場の班長に「力イゼン」の重要性を説いて回りました。現場の班長の中には、最初は反発するような態度の人がいたのは事実です。それでも私は何度もしつこく話をし、こちらの考えを伝え、相手にも考えてもらえるように努めました。最終的には現場で自らが考え、行動してくれるようになり、工場のリードタイムと仕掛かり在庫は半分になりました。

柵山正樹 の経歴

柵山正樹、さくやま・まさき。日本の経営者。「三菱電機」社長。兵庫県出身。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、三菱電機に入社。電力・産業システム事業本部副事業本部長、電力システム製作所長、常務執行役、取締役専務執行役、執行役副社長などを経て社長に就任。

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精神上のあらゆる不幸に対して、また初期の病気に対しても、柔軟運動と体操とが必要である。そして、たいていはこの療法だけで間に合うと思う。だが世間の人はこのことを少しも考えない。

部下に仕事を頼む際は、対面の手間を惜しんではいけません。部下の表情や仕草を見ながら話をすることで、部下の状況がよくわかり、「疲れていそうだからこまめにフォローしたほうがよさそうだな」「仕事の目的をまだ理解していないみたいだから、この部分をもう一度、強調して説明しておいたほうがよい」といった判断ができるからです。

顧客に直接関わらない仕事でも、たとえば総務なら社員を支えています。「上司が喜ぶ」「先輩のサポートになる」でも意義のある仕事です。大上段に難しく考える必要はありません。小さな仕事でも誰かの役に立っている。そこに意義を見出してください。

スケジュール通り予定をこなしていくうえで、健康管理は欠かせません。特に社長になってからは気を遣うようになりました。おかげで、この6年弱の間、病欠はゼロです。

デジタルツール活用は慣れるまで少し時間がかかるため、紙のほうが簡単だという声をしばしば聞きます。これは、新しい手法を取り入れるときに必ず伴う「副作用」のようなもの。これを克服するには慣れるまで一時的に遅くなることを知ったうえで取り組むこと。すると、いざ壁に突き当たっても「しばらくの我慢だ」と思えます。その時期を過ぎれば確実に、飛躍的なスピード向上と利便性を手にすることができるでしょう。クラウド時代、デジタルツールを駆使した整理術はお勧めです。

新規事業を手掛けている立場としては、ユーザーもそうですが、同業他社がざわつく場合は成功する確率が高いのかなと思っています。良いことばかりではなく、否定的なことを言われることもありますが、それだけ周囲が気になる事業は結果、成功しています。無視されるのが一番きついですね(笑)。

高価なシステムを導入すれば経費は上がってしまう。開発会社であればシステムそのものを売り込まなければならない。しかし当社の場合、ASPを無料で提供したとしても、物流で利益を上げる事ができる。

組織にはいろいろな能力を持った人が集まっています。そうした人を生かさなければならない。その意味でも、意思決定を求められる時には、有能で、かつ懸案について実情を最もよく知っている人の意見を聞く。その姿勢を社長になってからも続けようと改めて胸に刻み、実行してきました。

20代に必死に働いてこなかったという方は、30代が勝負でしょう。40代になったら体力的にもきつい。それまで必死に働いて、40代は気楽に、というのが理想だと思います。

さらに発展するためには、変えるべきことと、変えてはいけないことをはっきりさせ政策に落とし込む必要がある。そして社員一人一人が自分の仕事として理解することが重要。

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