柵山正樹の名言|粘り強く考えを伝えることが大切

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私が受配電システム事業所長だった頃の話です。当時の工場は、リードタイムが長く、仕掛かり在庫も多かった。運営効率を高めるため、私はほぼ毎日工場に入り、現場の班長に「力イゼン」の重要性を説いて回りました。現場の班長の中には、最初は反発するような態度の人がいたのは事実です。それでも私は何度もしつこく話をし、こちらの考えを伝え、相手にも考えてもらえるように努めました。最終的には現場で自らが考え、行動してくれるようになり、工場のリードタイムと仕掛かり在庫は半分になりました。


柵山正樹 の経歴

柵山正樹、さくやま・まさき。日本の経営者。「三菱電機」社長。兵庫県出身。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、三菱電機に入社。電力・産業システム事業本部副事業本部長、電力システム製作所長、常務執行役、取締役専務執行役、執行役副社長などを経て社長に就任。

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管理職になるということが、誰にとってもベストな選択とは限りません。もし私が営業職であれば、管理職にはならず、現場の営業として働き続ける代わりに、報酬は現状を維持して、数字が上がったらその分を上乗せしてもらうよう会社と交渉します。そうすれば、会社はやる気のある若手を抜擢できますし、私自身はマネジメントから解放され、頑張り次第では大きな報酬も期待できます。アメリカでは当たり前ですが、日本でもこれからは、積極的に会社に条件交渉を持ちかけていくべきだと思います。

コーポレートガバナンス(企業統治)について、残念ながら、形式だけ満たして魂が入っていない会社があります。指名委員会を作っていても、社長の決めた案に委員がスタンプを押すだけになっている会社も多いです。形式を整えるだけでなく、実質的にどう機能させるかを考えなければいけません。

もし、いくら時間がかかってもよいというのであれば、たとえばトヨタ自動車株のようないわゆる優良株を購入して長期保有することで、孫の代には20倍にできるかもしれない。しかし、500万円を5年で1億円にするには、もっと大きなリスクを取る必要がある。

小林製薬では、買収する際にあるルールがあります。それは、買うと決める前から、誰をトップとして送り込むのかを決めるということ。買ってから決めるのではダメ。買収した会社にそのまま任せるのもダメです。

最新情報は現場にあります。管理職としてどんなに忙しくても、ここぞというときは現場に行きます。

中途採用する際、特に前職の職種などは限定していません。一番重視するのは人間性で、次が健康であること。能力は3番目、最後です。能力なんて、それぞれ違ったものがあって、元気があって努力すれば何かしら会社に貢献してくれると考えているからです。

経営は「これで大丈夫だ」なんて思えるときは一瞬もない。

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