内藤誼人の名言|褒めるときも叱るときも2人だけで行う

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褒めるのも叱るのも対象の部下と二人だけのときにすべきです。みんなの前で褒めると、ほかの人は嫉妬や恨みを持つ。これを心理学用語で「暗黙の罰」といいますが、一人を褒めることは、暗にほかはダメと叱責しているのと同じですから。


内藤誼人 の経歴

内藤誼人、ないとう・よしひと。心理学者、コンサルタント、ビジネスコーチ、作家。慶應義塾大学社会学研究科博士課程を修了後、有限会社アンギルドを創業。ヒューマンリレーションズ関連の書籍を執筆しながら、人材育成、販売促進などのテーマで企業訓練を行っている。おもな著書に『人は暗示で9割動く』『人たらしのブラック心理術』『交渉力養成ドリル』『人間関係を温かくする上手なウソの作法』など

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結局のところ、その相手がいい仕事をしてくれるようになればいいわけで、叱るか叱らないかの問題ではない。

部下を叱るときの基本は、何を理由に叱られているのかをきちんと相手に納得させることです。どこが間違っていたのかを理解させて初めて、叱ることが意味を持つのです。そうすれば同じ轍を踏むことはありません。

世の中にはミスをした部下に「反省しろ!」と怒鳴る上司がいたりしますが、あれはダメですね。「人の失敗を叱れるほど、おまえは偉いんか」と言いたい。部下がミスをしたら、「そうか、ミスしたか。次からどうする?」でいい。叱る行為そのものが、エネルギーと時間のムダです。

腰の重い社員もいますから、納期の中間地点に達しても、ほとんどできていないということもままあります。そのときには、叱るのではなくできない理由を解きほぐして、ゴールまで伴走するように心がけます。できない理由は技量不足のこともあれば、優先順位のつけ方に問題があることもあります。

信頼関係ができていない段階でいきなり叱っても、真意は伝わらず、それこそ、こんな会社辞めたいと思うだけなんじゃないでしょうか。

後輩や部下にハッキリ言えずに悩んでいる人は、叱る前に問題点について客観的な事実をメモしておき、事実を指摘しましょう。

大事なのは、部下の「人格」と「行動」をきちんと切り分けること。もっと積極的になってほしい部下がいても、「そんなに大人しいとリーダーは務まらないぞ」と人格を叱るのはNG。「君にこのプロジェクトを引っ張っていってほしいんだ」というように、あくまで「どのように行動してほしいのか」に置き換えて話すようにしてください。

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